翠玉的珍道中記 第十四話
あらすじ
トウカシティジムにて、ジムリーダーでもある父・センリとのバトルに勝利したサユリ
ミツルの父親から“なみのり”の秘伝マシンをもらい、次のジムがあるヒワマキタウンへ向かう前に
これまで侵入不可能だった水道の探索に出かけることに
104番道路
サユリ「あ、そうだ忘れてた」(ポケナビをかける)
サユリ「…あ、もしもしお父さん?
ひとつ聞きたいことがあるんだけど」
センリ「どうした一体?」
サユリ「私がジムに来る前に、ユウキ君が訪ねてこなかった?」
センリ「ユウキ…オダマキの息子か…?
…あーそういえばお前が来る少し前、“一撃の部屋”のヤルキモノにナマスにされてた挑戦者がいたという話を聞いたが…もしかしたらそれかなぁ。
それがどうかしたのか?」
サユリ「うん…フエンで会った時、お父さんに挑戦するとか吐かしていたからどうなったかな、と思って^^^^」
ジュプトル「…どうやら返り討ちにあうどころではなかったみたいですね…」
サーナイト「…ジムリーダーにすら会えてないとは…最早なんといったらいいのか」
(※因みにこのネタはフィクションです。
ネタバレになりますが結局ユウキがトウカジムに挑んだかどうかは最後まで明らかになりませんでした;w)
さて波乗りも手に入ったことなので、早速ドククラゲに習得させます。
サユリ「それじゃあひとつ頼むわね。先ずはムロタウンまで」
ドククラゲ「ヒッヒッ…俺の背中には旧スクを着た素朴な美少女しか法律で乗っちゃいけないことになっているんだよねぇ…だから先ず着替えt」
サユリ「( #^ω^)(ロープのようなものをピシャン!と音を立てて張る)
この炭素繊維を編みこんだロープを手綱代わりにされたくなければおとなしくいうこと聞きなさい?
解ってるわよね?カーボンってすっごく電気をよく通すんだから…」
ドククラゲ「どうぞ背中へお嬢様わたくしのことはボートとお呼び下さい( ;;;^ω^)」
てなわけで道中のトレーナーたちを蹴散らしつつムロタウンへ
ジュプトル「…というか今更ムロに来てどうするんですかご主人?」
サユリ「よくよく考えてみればさー、前来た時正直ジムと洞窟とポケモンセンターにしか行った記憶ないじゃん」
ジュプトル「………そうでしたっけ? 公民館でヘンな流行語を聞いた記憶があるんですが…」
というわけで一軒一軒街の中を探索。
公民館で技マシン36、ジム隣の民家ではノーマル技の威力を上げる“シルクのスカーフ”が入手できます。
実は後者、ムロに最初に来た時でも貰えます。
サユリ「…ヘドロ爆弾よねこの技マシン」
ジュプトル「そうですねー毒属性の最強技ですねー。毒針よりは毒化確率低いですが、それでも3発に1発は一服盛れますね」
サユリ「覚えられそうなのは…」
キノガッサ(じーっ)
クロバット(じーっ)
ドククラゲ「…ヒッヒッ…」
サユリ(素早く懐からトンカチを取り出してドククラゲに一撃)
ドククラゲ「…(ばったり)」
サユリ「…まー忘れさせるとしたら毒針だろう常識的に考えて…」
ジュプトル(問答無用か…恐ろしい人だ…)
そのあと捨てられ船に侵入し、倉庫で技マシン14(冷凍ビーム)も入手。
これもドククラゲに使用し、この時点でドククラゲの所持技は波乗り−冷凍ビーム−超音波−ヘドロ爆弾という凄まじいラインナップに…。
ジュプトル「なんか急に凄まじく極悪化したなあのエロ触手生物…」
サーナイト「…というか君が不遇すぎるんだジュプトル…マトモな攻撃技、リーフブレードしかないしな」
ジュプトル「…( ´・ω・`)ショボーン」
で、一通りこの近辺を巡り、キンセツシティの120番水道を越えるべくキンセツシティへやってくると…。
テッセン「よおサユリちゃん。元気そうじゃのう」
サユリ「あらテッセンさん…ジムはどうされたんですか?」
テッセン「いやのう…実はちょっと問題が生じてのう」
テッセンの話によれば、110番道路の水上に入り口がある地下都市“ニューキンセツ”にある街の無人発電機が暴走気味で、それを止めてきて欲しいとのこと。
テッセン「中に大したアイテムもないが…まぁそこに落ちているものも好きに使ってくれていいし、もし止めてくれたらちゃんと別に礼もするが」
サユリ「解りました。ちょっくら逝って来ますね」
というわけでニューキンセツへ。
4回目のカラクリ屋敷のような、スイッチを押すごとに開いたり閉じたりるするハッチを開閉させつつ奥を目指します。
サユリ「アレが発電装置? なんか普通ねー。
ポケスペだといきなり襲い掛かってきたけど…まさかこれも」
ジュプトル「んなわきゃないでしょうが。
ですがモーターが異常な感じですな。非常停止用のボタンは…と」
サユリ「うーんポケスペだと本体のどこかn」
ジュプトル「おお床のこんなトコに赤ボタンが。ポチっとな」
どうやら発電機は停止したようだ
ジュプトル「…おおまさか本当にこr」
サユリ「てめぇ一発で止めてるんじゃNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!」
ジュプトル「( ̄□ ̄;)えええええええええええ!?」
というわけで特にアクアやマグマの皆さんが何かやらかしていたとかそんなこともなく、発電機を止めてしまえばここはそれで終わり。
テッセン「おお、まさかこんなあっさり止めてくるとは流石じゃのう!
いや実はあそこはわりと危険なポケモンの巣窟になっておったのでなー。
あそこで発電機の影響でビリリダマどもに爆発でもされたら一大事じゃったわ」
サユリ「なんでそんな肝心なことを終わってから言うんですか!><
もっともあそこの連中、大体レベル26以下だったから自爆は覚えてないと思いますけど」
テッセン「まぁなんにせよ、君の度胸と実力を買ってのことじゃ。試すような真似をして悪かったの。
お詫びといってはなんじゃが、こいつを受け取ってくれ…ヒワマキジムは飛行メインじゃから、きっと役に立つじゃろ」
ここで、テッセンじいさんから技マシン24が貰えます。
既にかなり序盤でLGから転送してラルトス(サーナイト)に使ったアレですが…何気にゲームコーナーでコイン換金という手段を使えばひとつ8万円相当の高額品。そもそも10万ボルト自体かなり強力な技なので使い道には困りませんが。
このイベントも込みで言えば、テッセンじいさんからは電撃波と10万ボルトのふたつの技マシンがもらえるということになりますね。
なんというか、かなり太っ腹な人です。
テッセン(じゃが…現在のあの子のメンバーとその実力を見る限り、恐らくナギでは相手にならんかも知れんのう。
あのサーナイトはもとより、恐らくドククラゲあたりにも相当何か仕込んでいそうじゃわい…。
まこと、末恐ろしい娘じゃて)
で、5つ目のバッジを手に入れたことで新たな仕掛けになったカラクリ屋敷にも立ち寄ったのですが…。
カラクリ大王「ぎゃああぞな!なんか今回やたらに早いぞな!」
サユリ「…つーか今回のは岩の配置が単純すぎ!
どう考えても前のフスマだらけの仕掛けのほうが面白かったわよっ!」
超速攻でしたw
岩の動かし方に気をつければ、さして道に迷う要素も皆無で迷い込んだトレーナーもサーナイトとクロバットを先頭に立たせてれば秒で終わるような格闘ポケモン使いばかりという…。
ただし仕掛けがしょぼければ貰えるアイテムも使い捨てで確実に逃げられる「けむりだま」と非常にしょぼいです。
そして海を渡り120番道路へ上陸。
この草むらには先に出会ったテッセンじいさんの切り札・ライボルトも野生で生息しているのでとりあえず捕獲。
マリ「というかサユリちゃん、ラクライを育てたほうがお徳じゃないの?
お節介かも知れないけど、あなたがこれから行くヒワマキのジムに挑むなら飛行対策はしてし過ぎということもないわ」
サユリ「うーん…でも、今から新しいメンバーを育てる余力も正直ないんですよねー。
元々狐が電気系も水系の次に嫌いらしいんで」
ダイ「…そ、それは君の主義と関係あるの…?^^;
というか、君の手持ちっていつも5匹だから、あと1匹は育てる余地あるんじゃ」
サユリ「まぁ…それについてはノーコメントということで」
120番道路の上陸地点のすぐ側にはまたしてもこのふたりが待ち構えています。
ダイのコイルがレアコイルに進化しているため結構強敵です。まぁ、キノガッサで十分蹴散らしていける程度ですが。
因みに中の人は電気系もあまり好きじゃないです。
ただ水系とは理由が違って、単に好みのデザインのポケモンがいないから、なんですけどね。
ピカチュウなんかは実はかなり嫌いで、性能そのものは強いんで捨て周回とかでは使いますが…。
ダイゴ(ふむ…あの子、石の洞窟で会った時に比べるとさらに腕を磨いたようだな…。
「士、別れて三日、剋目して相対すべし」とは魯粛の言葉だったと思うが)
なお上陸してすぐにダイゴが登場しますが、特に何かあるわけではなく、向こうが一方的に喋っていなくなるだけです。
凄腕トレーナである彼も、主人公に一目置いているらしいことがこのときの会話で解ります。
123番道路は段差のせいで先に進めない(送り火山方面からの一方通行)ので、119番道路へ。
この道路は相当に長く、中間地点からヒワマキの近くにまで大きな川が横たわっている地形ですが…この川にはわずか6ヶ所のヒンバスポイントがあることでも有名。
そこに到るまでは、野生ポケモンも出現する丈の長い草もあって…ここではダッシュも出来ず自転車での侵入も出ません。
また…
昆虫マニア「我々は“ものまね団”!君の行動を真似してやるぞ!」
サユリ「うわあびっくりした!つかいい大人が短パンなんかはくなー!><」
昆虫マニア「やかましい!短パンのポケモン力はァァァァ世界いt」
丈の長い草の中にも虫取り少年、昆虫マニアからなる“ものまね団”を名乗るトレーナー達が徘徊してます。
ただし丈が長い草の中は視界が利かないらしく、目の前に近づかないと反応されないので結構簡単に全員回避しながら先に進むことも可能です。
基本が虫ポケモン使いばかりなので炎系が有効と思いきや…。
サユリ「…てかなんでこの道路雨降ってんの?」
ジュプトル「どうやらこのあたりは、時間帯によって雨が降っているようですな。
現在は雨の時間帯なので、バトルフィールドの天候は雨ですから炎技は効果が半減しますよ」
サユリ「やっかいねぇ…まぁまだ炎ポケモンは連れてないからいいけどさ」
大体午後は雨降りで、午前は晴れている傾向にある模様。
この道路に炎メインで突入する場合は午後を避けたほうがいいかも。
長い長い道も終盤に差し掛かり、あと橋を越えればヒワマキタウンは目前…なのですが。
アクア団員A「あー見張りってのもヒマだよなぁ」
アクア団員B「まったくだぜ。しかも雨降ってるんだから寒いし…交代制にして欲しいんだけどな」
サユリ「…まーたあの連中か…」
ジュプトル「仕方がありませんな。とりあえずあそこに見える施設で雨宿りさせてもらって、あの連中が消えるまで様子を見ましょう」
サユリ「そうね。この建物はえーと…“天気研究所”か」
というわけで橋の手前にある天気研究所へ。
しかし…