ヨスガシティ ポケモンセンター


文「あ…あの〜、かごめ殿…少しよろしいでしょうか…?」
かごめ「…何だい、捨てゲー発狂厨と恥知らずな狩り師同時に引き当てた時の狐みたいな顔しやがって」
文「…まぁ何も言わずこれを…」
かごめ「手紙?
   紫からか…どれどれ」


親愛なる藤野かごめ様へ

はぁ〜いお元気ぃ?^^ノ
突然でなんだけど、そっちにいるうー☆をきょうきょ別のところへ送り込む系の用事が出来てしまったので、誠に勝手だけど連れださせてもらいました^^;

その代わり、別の方をそちらに送ったので宜しくですわ。
性格的にも貴方と気が合うんじゃないかしらね。
あ、折角育て上げた努力値やレベル、その個体値なんかは、私の境界操作でその方にそっくり移し替えておいたのでご安心くださいな^^

永遠の17歳ゆかりんより>▽<v



かごめ「…これは酷いな…いろんな意味で。
   一体誰が来たのかよりも、むしろこんなのが結界管理してて幻想郷は大丈夫なのかそっちが気になるわ。
   しかもあたしフルネームは名乗った覚えないけどな…

にとり「…ひゅいいい…勘弁してくださいよぉぉ〜…><」
??「なんだいなんだいだらしがないねえ!
  あたしが山にいた頃は、天狗も河童ももっとノリのいい奴らばっかりだったよ!?
  …お?もしやあんたがトレーナーって奴かい?これからひとつよろしく頼むよ!」
かごめ「ほう、地底の鬼のねーさんじゃねーか。
   こりゃあうー☆よりもずっと頼りになりそうなひとが来たじゃねーか」
文「…ああっと!私まだキッサキ周辺でリサーチしきれてない系の仕事を思い出しましたのでしばらくちょっと」
にとり「( ̄□ ̄;)ああっズルい!!」


文は逃げ出そうとした!!


かごめ「(きらーん)と   め   る!!!」


かごめのSGGKが発動!
射命丸は逃げられない!!


文「HA☆NA☆SE!!!><
 どう考えても私とにとりはこの先の旅で寿命がストレスでマッハになる!!!」
かごめ「ああ?聞こえんな〜?
   …ってことでひとつよろしく頼むわ〜(言いながらスキマから一升瓶を取りだして手渡す)」
勇儀(ガバイト)「お?話が解るねえ^^
        あんた達となら楽しい旅になりそうだ。こちらこそよろしく頼むよ」

文&にとり「(……ここからが本当の地獄だ……onz)」


というわけで、某林檎の人の展開に合わせて登場人物を変更。
スキマの暗躍を描きたい的な理由によるもので先方の迷惑を毎度のごとく考えない狐らしいやり方と言えば言え(何

ゲーム的にはガバイトのニックネームを変えただけなんですけどね。
でも、ガバイト(ガブリアス)ならイメージ的に勇儀ねーさんっぽいのでこの改変は何処もおかしくはないな(←



-かごめ者が暇潰しにシンオウ地方で暴れて来るようです- そのじゅうろく



210番道路 カフェやまごや付近

かごめ「やーやっとここまで戻ってきましたな」
勇儀「なんだい?随分道中はしょったねえ(かごめから渡された一升瓶をまだ煽ってる)
  結局、カチヌキ邸に入ってどうとかって話はどうなったんだい?」
かごめ「…にとりの野郎、メイド勝ち抜き戦で6ターンのところ21ターンもかけやがってなぁ…。
   あまりにも情けなかったんであたしゃ語るに語れなかったんだよー」
にとり「いやいやいや!あのピッピとかマジねーから!!><
   火力の低くて防波堤役水装備の私じゃアレ一撃でふっ飛ばすとか正直無理!!!
   何でそういうときにルーミアとかフランとか火力の高い奴出さないんだよー!!!」
かごめ「…いやまあそうなんだけどな^^;
   流石にあたしもまだまだ読みが浅かったな」


212番道路のポケモン屋敷左手奥にはメイドさんが一人立っていて、話しかけると一日一回限定でメイドさん5人との勝ち抜き連続バトルが行えます。
単純に貰える賞金額も多いのでお得なのですが、この時最初に提示された合計ターン数で5人抜きすると、そのあとにランダムで屋敷のお坊っちゃまもしくはお嬢様とバトルできます。
一見何の特典もないようですが、お坊っちゃま(お嬢様)のポケモンは必ず希少な「ふしぎなアメ」を持っているので、泥棒や欲しがるなどの技で強奪が可能です。ただし長引くとアメを「なげつけ」てくるので気をつけましょう。

メイド達はそれぞれピッピ1体しか持っていませんが、レベルは最初25から2刻みで強くなっていき、しかも元々HPが結構高いうえに飛び跳ねるなどの技でターン数を浪費しようとしてきますのでかなり厄介です。
また、無駄に多い合計ターン数を要求されることもあるので、補助技と火力の高いポケモンで一気に片付けないと厄介です。


屋敷中央を直進すると行ける自慢の裏庭では、シリーズではおなじみのピカチュウなどが出現します。
進化前形態のピチューも出現しますが、ここでピチューを捕まえるくらいならピカチュウを捕獲し、タマゴから育てたほうが多少時間はかかるものの強く育ちます(ここに出現するピチューはレベル22前後なので、懐き進化とピチューがレベル15以上で自力習得技がない的な意味でもここで捕獲したピチューを育てる意味は皆無に等しいです)。


かごめ「でも、あたしもあの妖怪黄ばみネズミ大っ嫌いなのよね。
   あんなの育てるくらいなら、タイプ不一致でも特攻の高いポケモンに10万ボルトとか覚えさせるわ」
文「あ、だからルーミアさんにかみなり持たせたんですね。納得です」
かごめ「…昔ぁゲンガーも冷凍ビーム覚えられたんだけどねー…」


かごめ「ま、状況整理が終わったところで先を急ごうか。
   さて…とりあえず手前の奴になら飲ませられるかなっと…」


かごめはコダックに秘伝の薬を飲ませた
コダックたちの頭痛は治まったようだ!

コダックたちはそれぞれ思い思いに散らばって行った…


ルーミア「みんないなくなったのかー」
文「あややっ、本当に一匹に飲ませるだけで十分なんですねー
かごめ「まったくもって変な生き物だなこいつらは。
   さて、カンナギを目指しますかね…ってなんじゃいなこの鳴子」

「はいアウトー!!!」

忍者ごっこの少年たちが茂みから飛びかかってきた!!

かごめ「…忍者だよ(苦笑)
   こうやって人が先を急いでくるのにヒキョウにも草むらから奇襲とか汚いなさすが忍者きたない
   あたしはこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?
   忍は露骨に行く手を阻んでまで出番を確保したいらしいがトレーナーに相手されてない事くらいいい加減気づけよ
   この謙虚な少女詩人であるあたしは忍者よりも高みにいるからお前らのイタズラにも笑顔だったがいい加減にしろよ」
少年A「( ̄□ ̄;)ええなんかボロクソに言われてるー!?
少年B「俺たちは遠くカントーにいるニンジャマスターにあこがれて修行している清く正しい忍者なんだぜー!?」
少年C「忍者メタルだってレベル41の見事な壁としてプレイヤーの前に立ちはだかったんだぞー!
   すごいんだぞーかっこいいんだぞー!!」
かごめ「お前頭悪ぃな忍者メタルとか言ってる時点で相手にならないことは証明されたなさっさと大人しく立ち去るべき
   むしろお前らのような貧弱一般忍者ごっこが唯一ぬにの高貴なニンジャマスターの名を語るその浅はかさは愚かしい」

文「…あれ?確か狐もどこぞの黄金の鉄の塊と一緒でヒキョウでアワレな忍者は嫌いとか言ってませんでしたっけ?」
かごめ「マジモンのひきょうでアワレな忍者ならな。
   例えば忍者でいる意味まるでなしのガチ発狂固定、しかも都合の悪い時にはあっさり捨てるとかそんなのは汚い忍者にも劣るカスだ。
   ただし、中には工夫を凝らし、知力の限りを尽くして挑んでくる素晴らしい忍者も当然いる。
   そんな恥ずべきところのない忍者はむしろ尊敬してしかるべき
勇儀「あたし自身は性に合わんが、そういうギリギリの駆け引きを好む者もいるからねぇ。
  それもひとつの真剣勝負という意味で好感は持てると関心はするが何処もおかしくはないね」
文「そんなもんですかねー」


この道路にはいたるところに忍者ごっこが隠れていて地味にウザいです^^;
バトルを避けたい時は、草むらの盛り上がってるところ、道路が不自然に盛り上がっている場所は避けると無難です。

中にはいきなりドガースを自爆させて来たり、テッカニンでやたら影分身を積んできたりとイラっと来る行為を平気でやってくるので、忍者ごっこの相手はなるべく精神的に余裕のある時にしましょう(←


先に進み、渓谷部に入ると深い霧が立ち込めています。
説明はしていませんでしたが、霧がかかっていると視界が悪いばかりでなく、バトル中も霧が深いと命中率がダウンしますので地味にきついです。
なるべくなら霧払いを使って先に進みましょう。

212番道路同様、細い橋も多いですが切り立った崖の上に位置しているので想像するとおっかないですが…ゲーム中では落ちることは絶対ないのでご安心を^^;
また、技マシン30(シャドーボール)といった貴重な技マシンが落ちていたりするので忘れずに回収しましょう。

秘伝のロッククライムを覚えてから行ける山の一軒家では、ドラゴン系の良くなついたポケモンを連れていくと、ドラゴンタイプの強力な特殊技である「流星群」を教えてくれるタツばあさんが住んでいます。
チルタリスやキングドラの切り札として持たせると良いかも知れません。


カンナギタウン

かごめ「ここがカンナギタウンだな」
にとり「なんだか人間の里みたいな所だねー。
   この世界にもこんな場所があったんだね」
文「この街は、小さいながらもシンオウの歴史を今に伝える重要な遺跡のある場所。
 永い間、書籍ではなく口伝で語り継がれ来た神話も多く残っていると伝えられています」
勇儀「ふぅん、歴史の街か。
  そういえばあたしゃこの世界についてあまり詳しくないんだよねぇ」
かごめ「…ぶっちゃけて言うと、力は弱くとも知恵と心でポケモンと心を通わせる人間と、人よりもずっと多彩な力を持つポケモンが共存する世界…って言ったところだな。
   ある意味では人間と妖怪の境界線がきっちり引かれている幻想郷とは、似て非なる世界さ
勇儀「共存、ねぇ。
  この力ゆえに地上を去らなくてはならなかったあたしら鬼にしてみれば、あまり縁のない言葉だね」
かごめ「…気分を害したようだったら謝るよ。
   でも、力が強いポケモンだって、自ら立ち去らない限りは受け入れられる世界だよ…基本的にはね」

にとり「…自ら去らない限り、受け入れられる世界…かぁ」
勇儀「……萃香も言っていたな。
  幻想郷もまた、残酷なまでにあるがままを受け入れる世界だと。
  要はあたしたちの気の持ちよう、なんかもしれんね」
にとり「勇儀さん…」

かごめ「ま、そんな話はとりあえずおいとこうかね。
   とりあえず、このお守りを渡してしまわんとな…えーと、エラそーなオーラのばあちゃんは、っと」
文「そんなもん見て解るもんですか?」
かごめ「けど言うからにはそういう雰囲気のばっちゃんなんだろ?
   あるいは、この街の顔役とか最長老とかそんな感じかも」
フラン「うーん…例えば、絶頂期のお姉様みたいなおばあさんを探せばいいってことでしょうか?」
かごめ「…あんたも大分肩の力が抜けて来たと見えて随分いい口のきき方をするようになったな…^^;
   まぁ、でもそういうのを探せば…」


「ええい、くやしいのう…!
わしがもう少し若くてポケモンさえ持っておれば、あのような連中など…!」


かごめ「…アレなんかどうかな?」
ルーミア「なんかエラそうなのかー?^^;」
文「…確かに、何処となくかの人の面影がありますな。
 当たりかも知れませんぞ」


かごめ「やあ御老、一体どうしましたね?」
おばあさん「おや、旅の人かい?
     若い娘が連れだって、歴史研究という風にも見えぬが…」
文「実は、シロナという方からこの街にいる祖母に届け物をしてほしいと頼まれまして。
 かの方よりえr…じゃなくて威厳に満ちた老母がそうだと言われたものですから…」
シロナの祖母「おお、お前さんたちはあの子を知っておるんじゃな。
      如何にも、わしがあの子の祖母で、このカンナギの長老を務めておる。
      ゆっくり、話を聞きたいところじゃが一つ問題があってのう…」
かごめ「…あー、なんか言わんでも解りました。
   あのイカれた格好をしてる連中の仲間が、こないだこともあろうに勝手な理由でノモセ大湿原をふっ飛ばしやがったんです。
   どうせなんか悪さしようとしてるみたいだし、ちょっと行ってとっちめてきますよ」
シロナの祖母「ほう、お前さんトレーナー…しかも図鑑を持っておるのかえ。
      孫のシロナもかつては図鑑所有者としてトレーナーの腕を鍛えた自慢の孫じゃ。
      ならばお前さんの手前、見せてもらおうかの」


ギンガ団下っ端「あー何にもねーしつまんねーなこの街。
       つーかあの方も先に行って準備しろっても、何したらいいのか良くわかんねーな。
       とりあえずムカつくしこの洞穴でもぶっ壊しておくか?」
かごめ「はーいそこまででーす♪(下っ端の背中を思いっきり蹴たぐる)」
下っ端「( ̄□ ̄;)ぐはあ!!
   このガキぁ一体何しやがる!!!」
かごめ「つーかさー、ジュンだったら“まただよ(笑)”の一言で済ませられるけど…お前ら本ッ当に心の底からウザいからさっさと集団自決しなさいよー」
下っ端「何だよそのうさみちゃん口調!
   しかも何気に言ってることが空恐ろしいんスけどー!?」

勇儀「…おい天狗…もとい文。
  あの主殿は何時もあんな調子なのかい?」
文「まぁ…概ねあんな感じですな。
 そもそもあのギンガ団という連中、このシンオウでも裏で幅を利かせている巨大機関だというのに…それを知ってから尚更嬉々として喧嘩売って歩いてる風でもありますねぇ。
 最も、私もあの連中気に食わないことこの上ないですが
勇儀「へえ…ますます気にいったよ。
  おい主殿、バトルとやらをするならここはあたしに任せちゃくれんかね?
  近づきにもらった酒の分、きっちり働かせてもらうよ!」
かごめ「ああいいよ。
   でも、ポケモンはズタズタにしても勢い余って殺しちゃ駄目だからね。
   こいつらは、他人から奪ったポケモンをこき使ってるだけ…ポケモンには罪はない
勇儀「そうかい、なら基本的にスペルカードルールと一緒の感覚でよさそうだね!」
下っ端「うわあああ何かオラオラ決定というかガバイト相手とかどう考えても無理ゲーうわやめくぁwせdf」


遺跡に陣取っている下っ端は「オレを止めてみるか?止められると思うならかかって来い!」とかみょんに強さをアッピルしてきますがレベル的には湿原爆破犯とそれほど大した差はないです。
むしろズバットとかおいしくいただけます。
特に苦戦する要素もないのでさっさと片付けておしまい。


下っ端「おお、覚えてろー!!」

勇儀「なんだい、張り合いがないねえ。
  これじゃ結局あたしの全力を出すことなく終わりそうな気がするねぇ」
かごめ「なに、アレは所詮ポケモンとトレーナーの心が通っていない最たる例さ。
   トレーナーとポケモンの間で心が通い合ったトレーナーは、この先五万といるからね…!」
勇儀「へぇ、そりゃあ楽しみだ。期待して待つとしようかね!」

シロナの祖母「うむ!見事に育て上げられたガバイトじゃのう!
      孫もテンガン山で育てたフカマルと旅をしておったが、まるで孫が若返ったかと思ったぞ!」
かごめ「ほう御老は良く解っているな
   この攻撃と敏捷に努力値を極振りしたガバイトの強さが解る奴は基本的に長寿タイプ」

文「(…さらに中身は泣く子も黙る、妖怪の山の四天王が一角・力の星熊勇儀だしねぇ…)」
にとり「(流石にこういうときの鬼は本ッ当に頼りになるわ。
    どっかのかりちゅま(笑)とはえらい違いだねぇ)」
フラン「(あれ…なんだかまたお姉様の悪口を言われてるような気が)」

シロナの祖母「お前さんたち、名前は?」
かごめ「あたしはワカバタウンから来たかごめという者だが謙虚なのでカタカナで表記しない限りは呼び捨てでよい
文「そのかごめ殿に密着取材中の清く正しい新聞記者で射命丸文と申します」
シロナの祖母「ワカバじゃと!?
      ならば人に心を与えし三柱の神が一角・エムリットが住むと言われるシンジ湖を知っておるな?」
かごめ「エムリット?なんだいそれ?」
シロナの祖母「…なんじゃ、そんなことも知らんかったのかえ。
      ならば、こちらへ来なさい。それを見ながらのほうが説明し易かろう」


カンナギ遺跡内

文「…これは…ポケモンの壁画ですな…!」
シロナの祖母「左様。
      それぞれリッシ湖に住まう意思の神アグノム、エイチ湖に住まう知識の神ユクシー。
      そして…感情の神エムリット」
かごめ「こいつがエムリットだって…!?
   あたし、旅立つ前にシンジ湖でこいつと逢ったよ!」
文「なんですと!?」
シロナの祖母「そうか…今では少なくなったが、まだ見た者がいるとは思わなんだな。
      エムリットは感情の神。強い感情を持つ者の前に姿を現すという。
      かごめといったか…お前さんは、人一倍強い感情、言ってしまえばその姿に似合わぬかなりの激情家のように見えるの」
かごめ「メタな話すると狐設定では少女詩人の皮を被った蒼天曹操らしいので」
文「そういう話はここでは…って何ですかそのヤバいシロモノは!?( ̄□ ̄;)」
フラン「というか、あの八雲紫と対等にやりあってましたし…^^;」
ルーミア「まぁ乱世の奸雄くらいでないと、あのスキマとは互角にやりあえんだろうが」
文「(あ、久々にEXになった)」


シロナの祖母「この世界はポケモンによって作られたという。
      地方によってその主役は異なるが…シンオウを形作ったのはアルセウスという一柱の神ポケモン。
      それが時空間を司るディアルガ・パルキアの二柱の神を生み出してシンオウの大地を作り、そこに住まう者たちを作った。
      そして…さらに三柱の神が生まれ、シンオウに住まう人間達に英知・意思・感情を与えたと言われる。
      その三柱の神こそがアグノム、ユクシー、エムリットというわけじゃ」

シロナの祖母「この三柱のポケモンがそれぞれにバランスを取り合い、調和することでシンオウの地は守られて来た。
      もしそのバランスが崩されれば、どんな恐ろしいことが起こるか見当もつかぬ…」


その話…もう少し詳しく聞かせてもらおうか


シロナの祖母「何者じゃ!」
アカギ「私の名はアカギ…理想の世界を作る力を求めている者だ」

文「アレは…まさか!」
かごめ「知っているのか月光…いや同志射命丸!」
文「あれは…そう、新聞社のスナップで見せてもらったことがある。
 表向きは宇宙開発公団の代表を務め、裏ではシンオウを牛耳るギンガ団の首領…アカギ!」
かごめ「…というかあたしもシンジ湖やテンガン山で見た面だな…。
   まさか、こいつがあのムカつく腐れ宇宙人どもの親玉だったとはね!」

アカギ「ほう…そういえば見たことのある顔だ。
   部下から報告は受けている。
   発電所やハクタイでの作戦を妨害した小娘がいると聞いたが…君か。
   そんなことよりも…この三体の調和によって保たれているなら、それを崩せばどうなる?」
シロナの祖母「…それを確かめた愚か者はおらぬ…!
      何を考えているかは知りたくもないが、すぐに馬鹿なことはやめることじゃな」
アカギ「…ふん…まあいい。
   ならば手始めに、あの役立たずな部下がやり損ねた仕事を私自ら実行していくとしよう。
   …娘よ、私の野郎としていることが誤っているというなら…君が止めてみるか?」

勇儀「…なんだい…この威圧感…!
  さっきのひょろいのとはまるで違う圧を感じるよ…!」
フラン「なんだか…息苦しい…!
   こんな感覚は初めて…!」
にとり「御主人、こいつなんかヤバいよ!
   ここは大人しく引き下がるべきじゃ…」
かごめ「馬鹿ぬかしやがれこの河童!
   こういう超絶馬鹿は、ここできっちり息の根止めておいたほうがいいに決まってるだろうが!!」
勇儀「…やっぱり気が合うねあんたとは!
  あたしのカンも、こいつだけはここで始末しておかねばならないと言っている!」
にとり「( ̄□ ̄;)えええええやっぱりいいいいいいいいいいいいい!?

アカギ「…よかろう…ならば、手加減はせんぞ!!」


アカギ戦です。
アカギの手持ちはレベル34のニューラ、同じくゴルバット、そしてレベル36のヤミカラスです。
こちらは故あって連れていたレベル31ムクバードと、最早オブジェと化しているチルノ以外レベルが44〜46なので、それぞれ力押しで押し切ります。

多分レベル通りでやったらニューラの冷凍パンチで速攻骨にされてたかも知れませんが…^^;


ルーミア「フィーバー!!><」


ルーミアはかみなりの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!

相手のヤミカラスは骨になった…


アカギ「…!…馬鹿な…このアカギともあろうものが油断したか…!
   いいだろう、ここは大人しく引き下がろう。
   …娘よ、名は何と言う?」
文「(かごめ殿!名乗っちゃ駄目です!確実に高確率で刺客が来て私達の寿命がマッハn)」

かごめ「あたしはワカバタウンから来たかごめという者だが謙虚なのでカタカナで表記しない限りは呼び捨てでよい」
文「名乗るなあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!><

アカギ「…覚えておこう。
   だがかごめよ、お前も覚えておくがいい。
   いずれ…私がいずれ必ずこの下らぬ世界を作り変えるということを…!」


シロナの祖母「…馬鹿馬鹿しい。
      世の中には変わらぬ方が良いモノだってある
かごめ「ああ。
   どんなにつまらなく見える世界にだって、ふと目をやった時のその良さが解ることだってあるんだ。
   …あたしは、そう信じる」

フラン「マスター…」
勇儀「…どうやら主殿は、あたしたちの想像もつかない世界を見てきたんだろうね。
  しかし、敵となる者に堂々と名乗るその度胸、益々気にいったよ!
文「も、もう勘弁してください〜!寿命がいくつあっても足りませんよ〜!!><」


シロナの祖母「かごめよ、どうやら色々お前さんには助けられてしまったようじゃな。
      このお守りを届けた件もあるし、それには釣りあわぬかもしれんが…受け取っておくれ。
      孫が昔使っておったものじゃが、もう多分使わぬから良いじゃろう。
      きっとこの先役に立つはずじゃ」

かごめは秘伝マシン03を手に入れた!

かごめ「ヒャハアアアアアアアアア!!波乗りだあああああああああ!!\(^0^)/

にとり「…それって確か私とかでもかなりの火力出せる技だっけ…?
   でも何か素直に喜べねーんスけど…」
文「諦めよう…もう諦めようにとり。
 このひとも結局なんか鬼と根っこの部分一緒の気がしてきたよ…」


毎度おなじみ水上移動技というか、極悪兵器として知られる波乗りでありますな。
威力や命中などの性能は全く変化がありませんが、今回はダブルバトルだと味方も巻き込んでしまうようになって微妙に弱体化してます。
まぁそれでも十分すぎるほどの性能なんですけどね^^;

ちなみにこの後遺跡から出るとまたしてもシロナさんが登場して、何か一方的に喋っていなくなってしまいます。
っていうかそんな暇ならむしろ自分でお守りを届けろt(ry(←



-経過-
めーりん(ギャラドス♀) Lv42 E:こわもてプレート →キッス(ムクバード♀) Lv31
フラン(クロバット♀) Lv45→Lv46 E:かいがらのすず
ルーミア(ゲンガー♀) Lv46→Lv48 E:こうかくレンズ
にとり(シャワーズ♀) Lv43→Lv44 E:つららのプレート
ゆうぎ(ガバイト♀、ニックネームを「レミリア」から変更) Lv43→Lv45 E:おまもりこばん
チルノ(イーブイ♀) Lv1(210番道路では霧払い要員のフワライドに変更)



(続く)