現時点より少し前 鋼鉄島作業員棟
かごめ「(少し出来上がっている)そういえばさー、ひとつ思ったんだが」
文「(同上)お〜?なんですかね〜?」
かごめ「結局のところ、幻想郷で一番のカリスマって誰だと思う?」
文「…む〜」
勇儀「(素面とほぼ変わらない)考えてみたこともなかったねぇ。
そもそも、威厳とかそういうものとは無縁の連中も多いし」
にとり「(既に完全に出来てる)え〜?鬼が一番でいいじゃんそんなの〜?
青巫女にべったりの神様(笑)とかかりちゅまとか食いしん坊霊とかそんなのしかいないじゃんどーせー」
かごめ「っつーかお前出来あがってるだろ!何で鬼なんだ何で!!」
勇儀「…本当にそう思ってくれてるなら嬉しいことだけどねえ。
山にいた頃の鬼は、こいつらにも随分迷惑をかけたことも多かったしね」
文「うーん…私ら随分付き合いも長くなりましたし流石に慣れてきましたが…。
それでもまだなんか遠慮はありますよ正直言って」
かごめ「まるでドラえもん大長編におけるのび太とスネ夫とジャイアンの関係みてーだな。
力関係が河童<天狗<鬼というなら、さしずめ鬼がジャイアンで間違いないんだろうが」
文「…その例え割と洒落になりませんね…当人いる前でアレですが。
鬼は我々天狗の多くと違って、嘘は滅多に言わなきゃ情義に篤いところもありますし」
勇儀「地霊殿で外の伝承を見たことあるけど、天狗も山神の一種として人間を助けていたそうじゃないか。
何で幻想郷の天狗ってこんなんなのかと首をひねるところもあるが」
文「…あやっ…それを言われると耳が痛い^^;」
にとり「う〜…おさけ〜♪(勝手にスキマをあさっている)」
かごめ「…なんだかんだいってこん中で一番飲むのアイツだよな。
姐さん結構セーブしてるし」
勇儀「酒ってのは半燗くらいでやめとくのが一番楽しいからねぇ。
あそこまで酔っちまったら見苦しいことこの上ないよ」
文「…確かに…というかかごめ殿スキマ弄くってます?」
かごめ「そうしねえとあの河童にストック飲みつくされるわい。
まぁ、一応スキマに頼んで補充はしてもらってるんだけど…預金大丈夫かなー^^;」
文「だったら安酒にしとけばいいのに…。
大体今日出てるのだって雪中梅に〆張鶴に能鷹に真澄に…全部純米大吟醸じゃないですかしかも。
〆張なんて超貴重品の金ラベルだし…」
かごめ「いや折角なら美味いものを飲まなきゃ♪」
勇儀「流石主殿、良く解ってるねぇ^^」
※雪中梅(せっちゅうばい)、〆張鶴(しめはりづる)、能鷹(のうたか)、真澄(ますみ)
前三つは新潟県の、真澄は長野県諏訪市の地酒。どれも純米大吟醸なら720mlで3000円以上は余裕でする。
雪中梅と能鷹はこれ書いてる人間の生息地付近(前者は上越市三和区、後者は上越市名立区谷浜)に蔵元があったりする。
〆張鶴は新潟の北端に位置する村上市のお酒。純米の金ラベルおよび銀ラベルは高価なうえ希少品。
余談だが能鷹は「へんたい東方」の流れをくむ「東方社会人」で小町が言っていた銘柄でもある。
-かごめ者が暇潰しにシンオウ地方で暴れて来るようです- そのじゅうきゅう
リッシ湖
かごめ「…酷ぇな…辺りは水と泥だらけ…どんだけの威力だよあの爆弾…!」
文「本当にアレを奪って、にとりに分解させてしまえばよかったですね…」
かごめ「どの道そうしたところで、あの下っ端宇宙人がそれを報告するだろうから新しいのが用意されて、結局今回の件は免れまい。
手があったとすれば、その時点であいつらそのものを叩き潰しておくべきだったんだ…!」
リッシ湖の水は総て吹き飛ばされていた
かごめの足元で吹き飛ばされて来たコイキングが力なく跳ねている…
かごめ「…っ!」
チルノ「ね、ねえあなた!しっかりしてよ!」
コイキングの動きが悪くなっていく…
チルノ「かごめ!あんたはとれーなーなんだろ!?
この子を助けてあげられないの!?」
かごめ「…無茶を言うな…そいつは、もう…!」
チルノ「そんな…!
どうしてそんなこと…ああっ!」
コイキングは力尽きてしまった…
チルノ「う…うあ…そんな…そんなぁ…!」
文「…かごめ殿…このコイキングは」
かごめ「……そいつは、爆発の衝撃を至近距離でもろに食らってたんだ……。
今まで生きていたのが不思議なくらいだよ…。
あたしたちが来るのを予感して、自分の思いを託すためだけに気力で生き続けていたんだ…!」
ルーミア「…何て…言ってたのかー…?
ししょーは、波導とかいう力で解るはずなのー…?」
かごめ「…水場を無くした仲間たちと…連れ去られた湖の主を助けて欲しい…と。
約束するよ…必ず、その望みを果たしてやる…!」
かごめ「…チルノ、そいつを土の中でゆっくり眠らせてやれ。
失われた命はどうあがいても戻ってはこない…もう、離してやるんだ…!」
チルノ「…(こくん)」
ギンガ団下っ端A「貴様ら!そこで何をしている!」
ギンガ団下っ端B「あんた…その顔はブラックリストで見た顔だね!
丁度いい、ここであんたを倒せば出世も…!」
かごめ「失せろ…。
あたしは今、物凄く機嫌が悪いッ…!」
下っ端s「…!」
下っ端A「…だ、だが我々の邪魔をする貴様をこのまま野放しにしておくわけにはいかん!」
下っ端B「こ、ここであったが百年目!大人しくあたしに倒されなさい!」
チルノ「…ゆるせない…!
こいつら、絶対にあたいは許さないッ!」
勇儀「…待ちな!」
チルノ「勇儀!なにすんだよはなs…ッ!!」
チルノ「…勇儀…?…かごめ…?」
勇儀「…主殿…構わんな?」
かごめ「好きにしな姐さん…本来なら、あたし自身の手でこいつらを八つ裂きにしてやりたい気分なんだ…!!」
吹き飛ばされ、なおも爆弾のためにあちこちで残った火種がくすぶっているたリッシ湖のあちこちには、行き場を失ってしまったコイキング達が力なく跳ねているという凄惨な光景が広がっています。
個人的に先だってリメイクされた金銀における怒りの湖のギャラドス、シオンタウンのガラガラお母さんの話と並んで、ポケモンのイベントでも1、2を争うほど気分の悪いイベントかも知れません。
おれはこれでギンガ団が嫌いになったなあもりに悪辣過ぎるでしょう?
やつらの自重を知らないセリフに流石のおれも怒りが有頂天に達したこの怒りはしばらく(ry
チルノやかごめのセリフはおれのこの時の気分の代弁ということで何処もおかしくはない。
下っ端A「…う…ぐ…なんだ、この力は…」
下っ端C「お…お前!この俺達ギンガ団に逆らうということは、世界を…いや宇宙を敵に回すというこt」
かごめ「…煩いよ。
自然の摂理も宇宙の真理も関係ない…このあたしが許さないと言っている!!」
下っ端達は威圧された!
いぬさくや「…!(怯えてフランの陰に隠れる)」
フラン「…かごめさん…」
文「(…凄まじいまでの憎悪…ううん、純粋な憤怒の感情だわ。
私ですらこいつらのやっていることは許せない。
でも…彼女は何故、ここまで…!?)」
??「何をしている…何の騒ぎだ!」
下っ端D「うっ…サターン様!」
下っ端C「あ、あ、あいつです!
例の…これまでことあるごとに我々に盾突いてきた小娘です!」
サターン「…私が聞いているのはそういうことではない。
お前たちが…その小娘に対して何をしているのかと聞いている!(下っ端を思いっきりぶん殴る)」
下っ端C「ぐはあ!!」
にとり「えっ!?」
勇儀「…あいつ、自分の部下を!?」
サターン「邪魔者は即刻排除しろと言ったはずだ!
既にこの場での第一目的…アグノムの捕獲と搬送を達した以上、残る任務は我々であの小娘をこの場で始末することだろう!
このような小娘の威に気圧されるとは何事だ!!」
下っ端C「も…申し訳…ありません…!」
かごめ「…あんた…自分で何をしているのか、解ってやっているみたいだな…!」
サターン「その通りだ。
ボスが我々を導いてくれる理想郷…その実現を見るためにはいかなる労苦も、汚名を被ることも厭わない」
サターン「かごめとか言ったな。お前のことは知っているぞ。
何故我々の邪魔をするかなど、そんなことを最早問うつもりもない。
我が偉大なる首領、アカギ様の理想実現を邪魔する者には死あるのみ!!」
湖に出現した洞窟の中で、幹部の一人サターンが待ち構えています。
ポケスペでは引きこもりのネトゲーマーという感じでしたが、原作のサターンは主人公のデータを調べるなど頭脳派の面を見せるもののこうして作戦活動の陣頭指揮を取り、後のイベントからかなりアカギを信奉していることが伺え、一味違うようです。
手持ちはゴルバット(38)、ドーミラー(38)、ドクロッグ(40)の3体。
レベルこそトウガンの手持ちとそこまで変わりませんが、ドーミラーの特性が浮遊、ゴルバットももちろん地震が効かず素早さが高いのでトウガンよりも厄介かも知れません。
ドクロッグの毒突きの攻撃力もかなり高いので、こちらはさらに素早いポケモンで先手を取り一気に片づけたいところ。
ムクホークを育てているならゴルバットを力押し、ドーミラーをインファイトで、ドクロッグを飛行技で潰すのが手っ取り早いかも。
今回はドーミラーをヘルガーで焼いてドクロッグを思念の頭突きで一発KO取って終了。
サターン「…馬鹿な…この私が時間を稼ぐだけでも手一杯とは…!
貴様…それほどの力を何故こんな無駄なことに使うのだ!?」
かごめ「それは…たったひとつのシンプルな答えだ。
あたしはお前らが気に食わない。
だから、全力でお前らをぶっ潰す…!」
サターン「ふん…それで見せしめのつもりで私達を生かしておくつもりか…。
何時でも私たちなど潰せるとアピールするために…!
…後悔するなよ、小娘!」
かごめ「…文、シンジ湖へ行くよ。
嫌な予感がする」
文「そうですな。
ここの様に先手を取られているやも知れませんが」
かごめ「だったらなおのこと、じっちゃんやコウキを見捨てるわけにいかないだろう。
エイチ湖はまだ多分大丈夫だと思う。
テンガン山を超えるにはそれ相応の準備がいるはずだ」
シンジ湖
下っ端E「マーズ様!エムリット捕獲完了しました!」
マーズ「そう…やはり思ったとおりね。
強い感情をむき出しにすれば、それに呼応してエムリットは姿を現す。
念のため…あの小生意気な小娘の言動をこのレコーダーに残させておいて正解だったわ」
コウキ「…どういう…ことだ!」
マーズ「知りたい?
…あのかごめとか言う小娘、この湖でエムリットに出会ってたって話だったのよ。
あたしはあいつに受けた屈辱を忘れぬ意味で、発電所で出会ったあの小娘の言動をこのレコーダーに記録した…。
それがまさか、強い感情に引き寄せられるエムリットを誘き出す餌に使えるとは…ねぇ」
コウキ「…なんだって…!?」
ナナカマド「(…!…かごめは…エムリットを見ていたのか…!
誤算だった…ギンガ団との戦闘経験の豊富さを鑑みて彼女にリッシ湖を任せたことが…裏目に出たか…!)」
マーズ「あとは…邪魔なあんた達を始末して終わり。
既にアグノムは捕獲済み。リッシ湖に誰が向かったか知らないけど、無駄足だったわねー。
最もそいつもサターンが始末しているだろうけどねッ!!」
コウキ「…くっ!」
「フラン!全速急降下しながら思念の頭突き!!」
「はい!
紅符“不夜城レッド”!!」
「( ̄□ ̄;)ええそれあんたのスペルじゃねーじゃん!!」
マーズ「なっ!?」
破壊力ばつ牛ンの一撃!
相手のゴルバットをズタズタにした!
ナナカマド「かごめ!無事だったか!」
かごめ「…済まんじっちゃん!
リッシ湖は先を越されちまった!」
ナナカマド「そんなことは良い、お前が無事に戻っただけで何より…!
それよりも、コウキを!」
かごめ「了解!」
マーズ「あんたッ…一度ならぬ二度までも!」
かごめ「見覚えのある首だ!
丁度いい、ここで叩きのめしておいてやるよ!」
マーズ「…任務は成功させたとはいえ、あんたみたいな小娘に負けた屈辱…!
サターンが敗れてあんたが戻ってきたならむしろ好都合!
あの時の屈辱を晴らしてやる!!」
ここでも4人の下っ端(配置にはダブルバトルで一気に片付けることも可能)を蹴散らし、幹部であるマーズとの再戦です。
手持ちはドクロッグがブニャットに変わったくらいで、レベル的には大差ありませんが…相変わらずブニャットの素早さは侮れないものがあります。
マーズ「ブニャット!騙し討ちよ!!」
ブニャットは騙し討ちの構え!
しかしルーミアを倒すには力不足のようだ
マーズ「なっ…!」
ルーミア「…あなたにはわからないのかー…!?
こんなことに巻き込まれて、傷ついたポケモンたちの怒りと悲しみの声が!!」
マーズ「う…バカな…ポケモンの声が聞こえるなんて!
…ううん、誰が何を言おうが関係ない!
弱者は強者の糧になる程度の存在価値しかないの、偉大なるボスの野望の糧になるだけでもありがたくおも…」
ルーミア「…人間は変わらない…誠に度し難く、軽挙妄動であると!
私のこの手が真っ赤に燃える!お前を倒せと轟き叫ぶ!!
流派東方不敗最終奥義ッ!石!破!天驚けええええええええええん!!!」
ルーミアは気合玉の構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!
ブニャットは吹っ飛ばされた!!
マーズ「…そん…な…!
…ううん、私の第一の任務はあんた達をズタズタにすることではない…ッ!
エムリット捕獲および搬送の時間は稼いだ…私の任務はこれまでよ!!」
かごめ「…ちっ…意外と冷静だがあたしが黙って行かせるとでも…!」
ナナカマド「止さんかかごめ!もう良いのだ!!」
かごめ「…じっちゃん…どうして」
マーズ「…後悔するわよ…。
かごめ、あんただけは…あんただけは絶対に許さない。
必ず、あたし自身の手であんたをズタズタにしてやるッ…!!」
ギンガ団員たちはアワレにも逃げ出した!
ナナカマド「…かごめよ…許せとは言わん。
奴らが私と、その研究資料を狙っていたのはずっと前から解っていたことなのだ…。
お前たちの身を危険に晒さぬために黙っていたが…私のやること成す事はすべて裏目に出てしまったようだな」
かごめ「いいよ。そんなことまで予測できるなんてカミサマでもないと無理だ。
…その神様でさえ、あいつらの手の内にある」
ナナカマド「エイチ湖へ行くはテンガン山の地下階層…深い霧に閉ざされた危険な場所を通らねばならない。
それに、その先に行くには防寒具の用意もいるだろう。
ジュンのあの性格なら、無理と判断すれば帰って来てくれると思っていたが」
かごめ「…だったら、大外れだよ。
あいつは、思った以上に根性あるし、無理だからやめるって概念がそもそも備わってない…。
あたし、エイチ湖に行ってみる。
あの馬鹿を止めて引きずって帰ってこられる奴がいるとしたら、今のところあたしだけだ」
ナナカマド「済まぬ…だが、決して無茶をするんじゃないぞ…!」
カンナギ及びハクタイから入れる入り口から、テンガン山を超えていくことでリッシ湖のあるキッサキシティへ向かうことが出来ます。
ミオジムを攻略した時点では、地下へ続く階段の前にギンガ団員が陣取っていて進むことができませんが、ふたつの湖でサターン、マーズに勝利することで邪魔な宇宙人もどきがいなくなるので、その先へ進むことが出来るようになります。
その地下一階は深い霧が立ち込めていますが、別に霧払いを使わなくても通行する分には全く問題ありません。
その代わりこの先の槍の柱(テンガン山山頂)に行くためにも必要になるので、一時的にいぬさくやに怪力を、勇儀姐さんに岩砕きを習得させます。
この階層にある湖では、日替わりで変化する四マスでのみ、ヒンバスを釣ることが出来ます。
216番道路
かごめ「…トンネルを抜けたら…そこは雪国でした…ってか(ガクガクブルブル)」
文「あ、あの博士が…防寒具もってけと言っていたのは…こ、こういうことでしたか(ガクガクブルブル)」
スキマが開いた!
紫「あら、防寒具のご用命ですか?^^」
かごめ「…神出鬼没にもほどがあるだろう常識的に(ry
まぁそれはいい。困ってるのは確かなんでどうにかならんかね?」
紫「勿論、こんなこともあろうかと。
メンバー一式の分、あなたが用意させた〆張鶴金ラベルの一升瓶10本で手を打ちますが?」
かごめ「うぐ…だが、確かにコートとか一式で買うとそれでも7人分ならむしろ安いくらいかっ…!
しゃあない、持ってってくれ」
紫「まいどありー^^」
にとり「…あれ?人数合わなくない?
確か唐傘オバケも文のところに…」
かごめ「おまえなー…氷精に防寒具が要るのか常識的に考えて…」
チルノ「……」
にとり「あ、そうでしたそうでした^^;
…ってあの子、暗いね」
かごめ「…目の前で非業の死を遂げた生き物を看取ってしまったんだ。
妖精が自然の権化というなら、堪えるだろう」
にとり「ねえ御主人…人間って、どうしてこうなんだろうね…?
私が…人間を盟友だと思ってるのは…間違ってるのかなぁ…?」
かごめ「…確かに、人間の中にはああやって酷いことをする奴らだっているよ。
自分の理想に狂って、数を恃みに弱い者に暴力を振るったり、自分と違うものを仲間外れにしたり…」
かごめ「…でも、中にはそうじゃない人間だっているんだ。
例え臆病で何の特別な力がなくても、一生懸命頑張って正しいと思ったことをしようと努力している…。
人間を盟友と思うなら…友達が間違ったことをしていたら、全力で間違いを正してやればいいんだ。
…あたしを育ててくれた人は…その大切なことをあたしに教えてくれたよ」
にとり「…そっか…そうだよね」
217番道路
チルノ「(…感じる…何だろう、この感覚)」
かごめ「…おい、チルノ。あーんして」
チルノ「…?…(言われるままに口をあける)」
かごめ「♪ふっしぎなくすりのーまされてー、ってな」
チルノ「むぐ!?」
かごめはふしぎなアメを使った!
チルノのレベルが上がった!
おや…チルノのようすが…?
文「これは…!!」
勇儀「…馬鹿な…!
何故妖精のこの子からこんな凄まじい力を…!?」
フラン「…この吹雪を…吸収してる…!?」
おめでとう!
チルノは グレイシアに しんかした!
チルノ「…これが…あたいの新しい姿…!?」
かごめ「ああ。
あんたの本来持っていた冷気を操る力と、あんたが体験した悲しみと怒りに呼応して…シンオウの自然があんたに与えた新しい姿だ」
チルノ「…あたいは…戦ってもいいの…?
あの子の無念を晴らしてあげることが、出来るようになったの…?」
かごめ「勿論だ。
あんたのその想いは、必ず大きな力になる!
さあ…あの神気取りの馬鹿な宇宙人もどきどもを…ズタズタにしに行くよ!!」
一同「応ッ!!!」
216番道路、217番道路では常に吹雪いて視界が悪く、ここで戦闘すると必ず天候が「あられ」になるために氷タイプ以外ではターンの終了時に必ずダメージを受けてしまいます。
必ず吹雪が命中するようになるのですが、ユキカブリやニューラ、ウリムー、夜限定で出現するユキワラシなど氷タイプのポケモンも多く生息するのであまり意味がないような^^;
そして217番道路のキッサキ側付近には凍りついた岩があり、その力のためか217番道路でイーブイを進化させるとグレイシアという氷タイプ形態になります。
素早さに難があるものの、特攻の高さはエーフィと並んでブイズ最強の種族値を持つので、吹雪や冷凍ビームといった氷技、あるいはブイズ共通で習得できるシャドーボールの破壊力が頼りになります。
これに進化させたところで、特攻と素早さに努力値を無意味に極振り(どっちも255)してクロガネゲートで一気に35までレベルアップさせました。
ええまぁ、途中で努力値の計算ミスって調整が面倒くさくなったので^^;
これでやっとチルノ始まったな…(←
-経過-
チルノ(イーブイ♀→グレイシア♀) Lv1→Lv35 E:おまもりこばん
いぬさくや(ヘルガー♀) Lv46→Lv48 E:おまもりこばん→こわもてプレート
フラン(クロバット♀) Lv47→Lv50 E:かいがらのすず
ルーミア(ゲンガー♀) Lv50→Lv51 E:こうかくレンズ
にとり(シャワーズ♀) Lv48→Lv50 E:しんぴのしずく
ゆうぎ(ガブリアス♀) Lv49→Lv50 E:りゅうのキバ
(続く)