ワカバタウン・主人公の家
さゆ者「…」
るり者「…」
さゆ者「…うえええっ!?( ̄□ ̄;)
なんで私達が急に!?」
るり者「(テーブルの上の台本を読む)
どうやらこれから本編はシリアスモードに突入せざるを得ないから、ここの場つなぎは私達でやれってことらしいわね…。
しかし私達直接物語に関わってないのに一体どうしろと」
さゆ者「…嘘吐けお前…前半事あるごとに百合ネタで話に絡んでたくせに…(性的な意味で)」
るり者「(性的な意味で)とかつけるなー!!ヽ(#>皿<)ノ
アンナちゃんもアンナちゃんでスイーツ(笑)化したどっかの女王(笑)に連れてかれたし…一体どうなってるのかしら本当に(溜息)」
衣玖「あのー、ごめんください」
さゆ者「あら…あなたは確か」
るり者「そういえば総領娘様とか言う人はスキマ妖怪に連れてかれたって聞いたけど…」
衣玖「ええまぁ…私だけ帰ったところで仕方ないだろうとここへ来るように言われまして…。
…正直言うとあの馬鹿娘のお守りが私の役目じゃないんですけどねー」
さゆ者「…その言い方も大概だわね。
けど…私達が三人寄り集まったところで何をしろというのかしら」
るり者「そうねー…まさかこのメンツで暇潰しにスペカルールで決闘しろとか言う馬鹿な話ないわよね」
衣玖「いやそれはないでしょう常識的に(ry
確か狐設定では御二方ともに幻想郷では最強種とされる妖怪だったと思いましたが」
さゆ者「…私、鬼だっけそういえば」
るり者「けど私は蛟(みずち)でしかも水妖精(ニンフ)とのハーフでしょ?
クオーターハーフとはいえ吸血鬼のかごめ者と先祖返りのさゆ者とはどうしてもレベル差あると思うけどー?」
衣玖「…私らにしてみれば龍の眷属(蛟=雨龍)の血を引いてるってだけでもおっかない話ですけどね十二分に…」
さゆ者「……で、こんな感じで潰してけばいいのかね?」
衣玖「だと思いますよ。
どうせギンガ団のイベントが一通り済めばお役御免でしょうし、ここさえやり過ごせばあとはのんびりと」
るり者「…プラチナ経験者から言わせてもらっていいかしら?
多分、ポケモンリーグ中でも自分たちでネタやる気0だと思うわ、かごめ者の性格的に」
さゆ者&衣玖「ですよねー('A`)」
-かごめ者が暇潰しにシンオウ地方で暴れて来るようです- そのにじゅういち
さて、いよいよストーリーも大詰め。トバリギンガビルから怒涛の勢いでのギンガ団最終決戦イベントです。
最終的には槍の柱からスキマ破れた世界へ飛ぶのですが、ロッククライムで行ける頂上までのルートはまだ石板でふさがれており、先に行くことはできなくなっています。
しかしこの階層には初出のドータクンをはじめ、ゴルバットやゴローン、ゴーリキーなど強力なポケモンたちが生息しており、いずれもレベル38〜40と強敵ぞろいなので、来るべき決戦に備えてここで手持ちのレベルを上げとくと良いでしょう。
ギンガ団の下っ端の駆るポケモンたちもレベルが高くなってきますので、特に何らかの目的(低レベルクリアなど、レベル上限を設けている場合)がない限りは、トバリギンガビルにのりこめー^^する前にここで手持ちのレベルを50〜55くらいまで上げておくと良いと思われます。
多分それでも相性次第(タイプ統一パーティとかやってる場合)では足りない可能性もありますが…。
トバリシティ ギンガトバリビル前
かごめ「さて…とりあえずどうしたもんかね。
あたしとしてはこのまま正面突破でもいいんだが」
文「いや流石にそれはないでしょう…。
ここはほら、丁度いい具合にギンガ団の制服が歩いてますのでそれをとっ捕まえて…」
にとり「…あんたも悪い意味でだんだん御主人の思考に染まってきたね文…」
通りすがりの下っ端「うげええ!!お前はあの時のー!!!」
かごめ「何だ三下。
悪いけどあんたごときの顔とかいちいち覚えてられないんだこの野郎。
いいからとっととその制服だけ置いてあたしの目の前から消えな」
文&にとり「( ̄□ ̄;)ええええええええええええ審議する前に実行に移してるー!!?」
下っ端「ち、ちくしょう!
お前なんかに出会ったしまったせいで、俺も兄弟もポケモンを全部取られちまった…!
兄弟なんかギンガ団にいたくないって言って田舎へ帰っちまったし…!」
かごめ「何他人の所為にしてるわけ?
お前らゆとりは何時もそうだ…自分の都合が悪くなると、自分の責任をすぐそうやって棚に上げる!
あたしはこれでギンガ団が大嫌いになったなこの怒りはお前らを全て叩きのめさなければ収まることを知らない!!」
下っ端「うるせー!!
俺にも最後の意地がある、誰がてめーのためになるようなことをしてやるもんか!!
この倉庫のカードキーは214番道路のサイホーンにでも粉々にしてもらうことにするぜ!!」
かごめ「…この幻想郷最速の天狗と張り合ったあたしの脚から逃げられるとでm」
「グレッグル、燕返し!!」
下っ端「ほげえ!!?」
グレッグルの毒属性の左で下っ端は気を失った!
ハンサム「…これが倉庫の鍵か。
そこらの団員から“穏便な”手段で譲ってもらおうと思っていたが、こうもあっさり手に入るとはな」
かごめ「あんた…ポケモン持ってたのか」
ハンサム「…専門ではないが、潜入捜査員として必要なスキルだからな。
君の活躍は知っている。
最初から只者ではないと思っていたが…大した女性だな、君は」
かごめ「……一応外見年齢十五歳で通してるからそれはないんじゃないですかね?(#^ω^)」
文「(あ、一応そのあたり気にするんだ)」
ハンサム「今回の奴らの作戦はあまりにも迅速だった。
流石に幹部連中も、君の存在を危険視し、今まで下っ端構成員の好きにやらせていたのを方針転換したのかも知れん」
文「まぁ…ギンガ団と見るなり、襟首捕まえて思いっきり喧嘩売って歩いてましたしね…。
ですが、リッシ湖での件からかごめ殿が連中のブラックリストに載っていることは確か。
何故今まで、能動的に刺客が送られてこなかったのか気になりますが…」
ハンサム「乗ってるどころの騒ぎじゃない。
文君…だったかな?
君もかごめ君同様に、奴らのブラックリストの筆頭だ。
本来なら何時消されててもおかしくないはずだよ」
文「あやややや…聞きたくなかったけどやっぱりそうなんですか…^^;
うう…私はただ巻き込まれただけなのに…」
にとり「あきらめなよいい加減…」
かごめ「…ってことは…それにも関わらずあたしらは舐められてるってことかい?」
ハンサム「いや…けど、もしかしたら個人的な思惑が関わっている可能性もある。
君は既に、総ての幹部の顔を知っているのだろう?
幹部の中には、君を直接始末したいと考えている者がいて…下っ端連中はその幹部を恐れて手出ししかねている可能性もあるな」
かごめ「なんだい、ゆとりの挙句チキンの集団かあいつらは」
ハンサム「…それだけ、幹部の権力と実力が絶大なんだろうさ。
その分、一旦中に潜入する手段さえ得てしまったら恐ろしく脆い。
いまさら覚悟を問うつもりもないが…」
かごめ「決まってるだろう。
それに…エイチ湖ではこの世界の親友が大恥をかかされた。
その落とし前もつけさせてやらねえとな」
ハンサム「よし、ならば行こう」
ビルのところへ行くと下っ端が一方的に恨み事を言っていなくなりますが、入れ違いに大分久しぶりにハンサムさんが登場し、カードキーを手に入れたと言ってきます。
準備を整え、倉庫へ行くと倉庫の鍵を開けてくれるので、そのまま潜入し、ハンサムさんとは別行動になります。
鍵が必要な扉もいくつかありますが、ハンサムさんは鍵をくれないので落ちている鍵を探すことになります。
また、倉庫やそこから繋がっているビル内のギンガ団員でも、バトルを仕掛けてくる者とそうでない者がいます。
暢気なんだか、それとも任務失敗でポケモンを取り上げられたのか…。
ちなみにビル内はワープパネルによる移動が可能で、それによって倉庫地下一階の小部屋に行くことが出来ます。
ギンガ団の鍵は其処に落ちているので、回収してから今度は正面玄関から堂々と乗り込みます。
かごめ「しかし…顔が割れているなら入り口で止めろって気もするが」
勇儀「ふむ…罠なのか、それとも…」
文「いや、恐らく入り口付近にいる者は、ポケモンを持たされてすらいない可能性もあります。
ギンガ団ではそういう規則もありますし、悪事を働くくせにこちらがポケモンを持っていると律儀にバトルに持ち込んで来る。
…恐らくは、この世界のルールにだけは忠実なんでしょうけど」
フラン「なんだか…そんなところは幻想郷に似てるかも知れませんね、この世界は」
文「ふむ、そうかも知れません」
フラン「(何故…私がここへ送られて来たのか…。
私と同族の血を引くかごめさんと出会ったのか…今なら少しわかりそうな気がします)」
フラン「(それがいかに忌まわしいものでも…持ちえた力は必ずそこに意味と付き合い方があるということ。
そして…館の外にある世界は、私が今まで考えてたよりもずっと…優しい世界だったってこと。
かごめさんは…そのことを私に身をもって教えてくれた)」
フラン「(…それを、このギンガ団という人たちが壊そうとしているのなら)」
フラン「(…私が…その野望を必ず“壊す”。
この優しい世界を…壊して欲しくないから)」
ギンガ団アジト 講堂
ハンサム「…やあ。どうやら君も辿り着いたようだね」
かごめ「何だいこれ…何が一体始まると…」
文「…!…誰か来る…あれは…!」
壇上にアカギが現れる…
「ギンガ団の諸君!
改めて名乗ろう…私がアカギである!」
「さて…我々はこの世界で苦しみながら生きてきた。
この世界に生きる人もポケモンも、不完全であるが為に醜く争い、傷つけあう」
「私は、それを憎む。
不完全であることを…全力で憎む。
世界は完全であるべきだ!世界は変わらなければならない!!」
ざわ…ざわ…
かごめ「完全な…世界だって…!?」
「…では、変えるのは誰か!?
それは私、アカギであり…君達ギンガ団である!!」
勇儀「なんだいそりゃあ…!
自分たちが、この世界の神にでもなったつもりかい…!」
ルーミア「見事な情報操作(プロパガンダ)演説と関心するが何処も(ry」
小傘「(あ、珍しくEXになった^^;)」
「我がギンガ団は神話を調べ、伝説のポケモンを捕えた!
そして、我がギンガ団は世界を変えるエネルギーを!
夢の力を手に入れたのだ!!」
にとり「…夢の力…だって!?
まさか…ポケモンの生体エネルギーを…」
チルノ「…ッ!!」
「そうとも諸君!!
私が夢に描いてきた世界が、現実のものとなる!!」
「テンガン山へ赴く者…ここ、我等がアジトに残る者。
その為すべきことは違えど、その心はひとつである!!
我がギンガ団に栄光あれ!!!」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
下っ端A「うおおおおおおおおおー!!アカギ様ああああああああああ!!」
下っ端B「我がギンガ団に栄光あれー!!」
下っ端C「私達の力で、新たな世界の創造をー!!」
ハンサム「…何というカリスマ…アレで二十七歳というんだから驚く他ないな」
かごめ「別に不思議な話でもあるまい。
江東の小覇王孫策が江東・江南六郡を平定し呉の地に覇を唱えたのが二十六の時だ。
…まぁ、確かにこれほどの求心力を持つ人間がトップなら、マーズやサターンみてえな人間が忠誠を誓うのも解らんでもないな」
ハンサム「…気の所為ならいいが…君も一歩道を外れれば同じように私には思えるね」
かごめ「そいつは褒め言葉として受け取っておきましょうかね。
…で、どうすんの?
あたしは、その伝説のポケモンって連中を、助けにいくつもりだが」
ハンサム「それは私の任務ではないな。
ならば…また別行動となるか。
…かごめ君…君たちも武運を祈る…!」
演説が終わると、ギンガ団も皆いなくなり、ハンサムとも別れます。
部屋のもう一方の出口から先を急ぎましょう。
抜けてすぐ場所のところに仮眠室があるので、そこで回復することも可能です。
かごめ「…それはいいんだが…何でこのビル内の案内板、いちいち偉そうなのかね?
ここだってほら…」
ギンガ団仮眠室!誰もいないか確かめてから、ぐっすり眠るがいい!
かごめ「…だとさ」
文「うーむ…さりげなく気づかいをするように教唆しつつ、このモノ言いですからなぁ^^;」
にとり「これ書いた人もマメなんだかどうなのか^^;」
フラン「うーん…紅魔館(うち)の案内板もこういう風に変えたら、お姉様のカリスマも少しは戻るかなぁ…?」
かごめ&文&にとり「んなこたぁーない」
フラン「( ̄□ ̄;)ええッ全否定!?」
他にもビデオルームとかありますがいちいち偉そうです^^;
というかこれ本当に誰の仕業なんだろう…演説の口調と照らし合わせるとアカギ様直々って気もしなくもない…。
ギンガ団ビル最上階
かごめ「…結局…こんなところまで来てしまったかね」
にとり「うーん…道中に研究室とかそれらしきところはなかったけど」
「その通りだ。
研究室は、私の部屋から直通になっているのだからな…!」
かごめ「…あんた…何時の間に!」
アカギ「君たちが侵入してきたことは知っていた。
聞いていただろう…私の演説を?」
文「それで…何だというんです?
自分の言ってることが正しければ、盾突くのを止めて従えとでも…」
アカギ「…ククク…あれは、総て嘘だ」
かごめ「…嘘…だとッ!?」
文「どういうこと…?
あんたたちは、ユクシー、アグノム、エムリットの三柱のポケモンを捕まえたはず!!」
アカギ「勿論…私は新しい世界は生み出すさ…その三体を利用してな。
だが、それはギンガ団のためなどではないっ…!」
アカギ「私は私のためだけに…新しい世界を望むのだ。
そうでなければ完全な世界などありえぬ!」
勇儀「なん…だと…!
じゃあ、最初からギンガ団の人間を捨て石にするつもりだったってのかい!?」
かごめ「成程な…あんな役立たずどもをどうして引き連れていたかは気になっていたがな」
アカギ「ふん…あの連中は揃いも揃って役立たずばかりだ。
しかし、それゆえに私の真の目的を悟られずに済んだということか…」
アカギ「お前がここに来た理由は、あの三体のポケモンなのだろう?
…もう目的は済んだ…君が引き取ってくれるなら処分の手間も省けよう」
チルノ「…処分…処分ってなんなのさ!?」
アカギ「……ほう、ポケモンが口を利くのか…だが、そんなことはどうでもよいか。
不要になったら捨てる、それだけのことだろう」
チルノ「あんた…あんたそんなこと…どうして!!」
アカギ「どうして…だと?
クククク…解らん、解らんなぁ…そんなつまらぬことを今更問うとは呆れる他ないっ…!
そもそも、あの三体のポケモンと君たちに何の関係がある?
憐れみか?それとも義憤か?
そのような感情任せの行動を取るとは愚かという他はないッ!
ポケモンがトレーナーに似ると言うなら…このグレイシアを見ればわかるなあ!
かごめ、お前も相当な愚か者だよ!!」
チルノ「…ッ!…あたいを…かごめやみんなのことをバカにするなぁッ!!」
かごめ「やめろ!!」
チルノ「かごめ!どうし…ッ!!」
アカギ「…成程…君の愚かさ加減は死んでも治るとは思えんな…!
ならば…心という不完全なモノが感じる憐れみや優しさ…そんな曖昧なモノに…」
かごめ「御託並べてる暇があったらさっさとポケモンを出しな!!
でなければ、そんな下らねえ野望を実行に移す前に…こいつをけしかけて速攻で凍死させてやる!!」
アカギ「上等だ…後悔するな、小娘!!」
アカギ戦です。
ええまぁ…あまりに演説とか、会話イベントの内容が濃かったんでほぼそのまま引用してたら前置きっぽいところが随分長くなってしまいました^^;
手持ちはニューラ(44)、クロバット(44)、ドンカラス(46)と、キッサキジムのスズナよりもさらに一段上の実力です。
しかも悪タイプのため、主力がエスパーやゴーストだとかなりの苦戦を強いられます。
さらに全体的に攻撃力が高く、育てが甘いと秒殺される可能性も…。
かごめ「…クロバット…!?
まさか、それはあんたがカンナギで連れていたゴルバット…!?」
アカギ「その通りだ。
私とて何もしていなかったわけではない…新たな力を得るためには、己自身も鍛え上げねばならぬ!」
フラン「そんな…クロバットは…トレーナーとの信頼関係がないと進化できないポケモンだって…!」
かごめ「…感情を否定するような奴が連れてるポケモンじゃないね!
言ってることがどれだけ矛盾してるんだよあんたはッ!」
アカギ「違うな。
ポケモンに対する信頼など無い…私はポケモンを私自身の力として見ている!
私が私自身の力を信じた結果だ、おかしくはあるまい!!」
かごめ「…そういう考えかよッ…!
フラン、呆けてる場合か!
思念の頭突きで迎え撃つんだ!!」
アカギ「させるか!妖しい光だ!!」
フランは混乱した!
混乱して己を見失ったフランは壁に激突してしまった!
フラン「…くぅっ…」
かごめ「…ちっ…仕方ないね!
姐さん、頼む!ドラゴンクロー!」
勇儀「任せな!
行くよ、枷符”咎人の外さぬ枷”!!」
相手のクロバットをズタズタにした!!
勇儀「よし…あとは…」
アカギ「ドンカラス、ドリルくちばし!
そのクロバットから先に始末してしまえ!!」
かごめ「ッ!?」
フラン「う…うああああああああああああああああッ!?」
勇儀「危ないっ!!」
ドンカラスの鋭いくちばしが回転しながら勇儀の左肩を貫いた!
勇儀「−−−−−ッ!!」
かごめ「姐さん!?」
フラン「勇儀…さん…!
そん…な…いやああああああああああああああああああッ!!」
アカギ「フン…あのまま攻撃を仕掛けていれば良かったものを…。
やはり、馬鹿は伝染するのだな。
こんな甘い奴らに一時とはいえ、何か感じるものがあったと思ったが…気の所為だったか」
チルノ「…そんなことはないッ…!」
チルノの周囲に冷気が集まって行く!
アカギ「な…なんだ…この力は!?」
チルノ「あんたなんかに解ってたまるもんか…!
あたいは頭良くないけど…そんなあたいだって解る!
フランがあんたのクロバットに攻撃をためらったのも…!
勇儀が自分のことも省みずにフランをかばったのも!!」
アカギ「その心こそが愚かで不完全だというのだ!
解らんのか!その甘さゆえにあのガブリアスがどのような目にあったか!」
チルノ「解ってないのはあんたの方だッ!
…良く解った…あんたは…あんたはこの世界にいちゃいけない人間だ!
ここからいなくなれーッ!!」
チルノの吹雪!
破壊力ばつ牛ンの一撃!
相手のドンカラスのHPは氷の中でひっそりと終わりを告げた…。
アカギ「おおっ…馬鹿な…またしても!
この…このような醜くむき出した感情が…これほどの力を出すとでも言うのかッ!?」
そこで空気を読まずに裏話。
実は、この時ドリルくちばしで本当にガブリアスが骨にされてます^^;
HPと防御に努力値振ってなかったとはいえ、まさかクリティカル抜きでHPを160以上一気に削られるとか一体何が起きたのか…。
というかレベル4差で敏捷150くらいあったガブリアスの先手取るとかどんだけ速いんだこのカラス。
ついでに言うとこの時このオバケカラスを討ち取ったのはルーミアの10万ボルトでした^^;
アカギ「…成程…その力は認めてやる…。
だが、そんな優しさなどまやかし…見えないモノは揺らぎ…やがて消えてしまうものだ。
死んでしまえばなくなるモノ」
アカギ「だから…私は感情を殺した…!」
アカギはボールのようなものをかごめに投げた
かごめ「…!」
アカギ「…君たちの健闘をたたえ…それをくれてやる…!
私はポケモンを道具とも…パートナーとも思わない…!
ポケモンの力を己自身の力とする私に、そのようなモノは必要ないっ…!」
アカギ「私は…この計画の最後のひと押しをするため…テンガン山の頂…槍の柱へ向かう…!
追ってくるがいい…!
お前が見てきたこの世界の総てを…私が否定するところを見せてやろう…!!」
かごめ「くっ…!」
勇儀「…主…殿っ…!
あたしの…ことはいい…だから、あいつを…!!」
にとり「勇儀さん!喋っちゃ駄目だ!!
いくら鬼のあんたでも、そんな怪我をしてるのに放っておけないよ!
御主人だって…かごめだってきっとそうするはずだ!!」
かごめ「…ああ…だが、その前にあいつらも助けてやらにゃならん…!
にとり、文、ルーミア…済まない、少しの間姐さんを頼む…!」
-経過-
チルノ(グレイシア♀) Lv38→Lv43 E:おまもりこばん
いぬさくや(ヘルガー♀) Lv49 E:こわもてプレート
フラン(クロバット♀) Lv50 E:かいがらのすず
ルーミア(ゲンガー♀) Lv51→Lv52 E:こうかくレンズ
にとり(シャワーズ♀) Lv50 E:しんぴのしずく
ゆうぎ(ガブリアス♀) Lv50 E:りゅうのキバ
(続く)