ワカバタウン 主人公の家


るり者「…それでは今回はえーっと…意外にもメインメンバーでは勇儀さんね」
さゆ者「元々はあのうー☆だっけ。
   厨ポケと名高いガブリアスの長所が果たしてどこまで潰れてるか見物ね」
衣玖「あ、やはり小傘さんは後回しですか^^;」
るり者「一応努力値稼ぎ切ったから個体値出せはするけどねー。
   まぁ、主力優先で


ゆうぎ ガブリアス♀
腕白な性格、個性は「逃げ足が速い」

個体値
HP:14 攻撃:1 防御:8 特攻:14 特防:5 敏捷:24

習得技(そのにじゅういち終了時点)
噛み砕く ドラゴンクロー 地震 砂嵐(テンガン山攻略中はロッククライム)


さゆ者「こ  れ  は  ひ  ど  い

るり者「いやー本当に最悪クラスの逆補正きましたねー^^;
   攻撃130の種族値があってもこの攻撃個体値では…」
衣玖「というか、それ以外でも飛びぬけて優れた点がないとは…まさに育て損の典型みたいな個体値ですね…」
さゆ者「実はもっとひどいのがまだいるんですがね。
   それから比べれば、素早さがまだ伸びやすく、それでも種族値130の攻撃力とこの性格・個性だけでも何とかなる程度で済んでるわけで」
るり者「い…以下っているの、これで…?
さゆ者「Wi-Fi通信対戦環境では、とてもじゃないけど運用しようとすら思わないのがね。
   妹様も酷かったけど、そもそもあのおぜう様の名前を冠して加入した時点でロクな予感はしてなかったわ。
   …まさかポケモンにも逆補正があったなんて
衣玖「現状ではこのスペックを活かせるアイテムがあるとすれば、鋭いキバか王者の印によるスタン付与くらいでしょうか?」
さゆ者「まぁ、対戦に出すわけじゃねーし、努力値も攻撃・素早さに極振りしてるからゲームで使う分には十分過ぎたシロモノだけどね。
   そもそも、ガブリアスってだけでも相当な戦力になるわけですし」
るり者「あとはシロナ様とのミラーマッチ次第ね」
さゆ者「…様とかつけんなよ…だから百合担当扱いにされるんだよあんた…」



-かごめ者が暇潰しにシンオウ地方で暴れて来るようです- そのにじゅうよん



槍の頂


フラン「かごめさん!」
永琳「…気がついたようね。
  流石に真祖、傷さえきちんと処置すれば回復が早いわ」

かごめ「…フランか…。
   あたしは…助かったのか…?
   …それに、あんた…顔は知ってる…そうか、だったら…」
永琳「まだ動いては駄目よ。
  貴女は確かに、強大な魔力を持っているけど…その肉体そのものは人間とさほど変わらない。
  本来なら死んでいてもおかしくなかったわ。
  その背の傷よりも…むしろ、最初に頭を打ったのが致命的だった」
かごめ「…ああ…。
   参ったな…咄嗟だったし受け身考えてなかったよ…あはは…」
紫「笑い事じゃありませんわよ…。
 …事態が最悪の方向へ向いていたというのに…」

フラン「…頭…?
   どういうことなんですか…?」
永琳「そう…貴女は自分でも自分の体のことを、良く知らないのね。
  …吸血鬼の数少ない弱点…それは、日光を浴びることもそうだけど…真に致命なのは、脳を損傷すること。
  日光を浴びて灰になっても、吸血鬼の格が高ければ、夜の帳が降りる頃には再生することもできる」
紫「…けれど、その際は必ず頭から…最も無防備な状態から再生する。
 肉体そのものがいくら強靭でも、如何に高い魔力を持とうと…頭を潰されてしまえば吸血鬼も死んでしまうの」
かごめ「…吸血鬼の中には元々、人間だった奴もいる…あたしの祖母の様にな。
   人間が吸血鬼になる際、最初に変化し、そして最後まで…人間だった頃の脆さを残している場所…それが、頭だ」

かごめ「…助けてもらってついでに何だが…何か食えそうなものはあるかい…?
   …腹にモノがたまれば、少しは動けそうだ。
   あいつらは…アカギを追って行ったんだろう…?」
紫「…無茶よ…貴女ほんの数刻前まで、生死の境をさまよっていたのよ!?
 それですぐに戦いの場に戻ろうだなんて…!」
永琳「その回復力を見ても、一週間の安静は必要だわ。
  今の状態でもう一度、頭部に強い衝撃を伝えるほどのダメージを受けたら、命の保証は…!」
かごめ「…だったら、見て解らんかったわけでもないだろう…!
   勇儀姐さんの怪我、アレまだ本調子じゃねえ筈だ。
   姐さんが万全なら多分何とかなるだろうが…!」
フラン「そんな…!
   あの子達の力で、治ったんじゃなかったんですか…!?」
かごめ「エムリット達も、解放された時点ではほとんど限界だったんだ…。
   …多分…姐さんの傷口を一時的にでもふさぐので手一杯だったはず。
   ここへ辿り着くまでの激戦で…もう限界のはずだ…!」


かごめ「どのみち…誰かが何とかしなければ、この世界もあたし達も終わりだ。
   …だったら…あたしが限界までやる他あるまい…!」



破れた世界


ギンガ団首領のアカギが勝負を仕掛けてきた!


アカギ「行くぞ!
   ヘルガー、火炎放射!!」

文「(…いきなり不利な相性だわ…)
 にとり、チルノと代わって!」
にとり「うへっ、相性有利でもこのタイミングはキッツいなぁ^^;」

アカギ「…定石だな。
   だが、その程度で対応できたと思ってもらっても困る。
   かみなりのキバだ!」

破壊力ばつ牛ンの一撃!
にとりは体が痺れて技が出にくくなった!

にとり「ひゅい!?><
   しし、しびれる〜…」
文「そんなの根性で跳ね返しなさい!波乗りよ!」
にとり「…うう〜…こんなところまでかごめの真似しなくても〜…^^;
   けど、文句も言ってられないよね!」

相手のヘルガーをズタズタにした!

アカギ「…ほう、やるな。
   だが、安心するのはまだ早いぞ!
   ギャラドス、地震!!」
文「それはこっちのセリフよっ!
 ルーミア、行きなさい!あなたなら地震をかわせるはずよ!!」
ルーミア「わかったのかー!」


実際のことを言うとここからギャラドス、ドンカラスは総てルーミアで対処。
マニューラもヘルガーで焼きますが交代時に切り裂くで大ダメージをもらってしまいます。

こっちの平均レベルはそれでも5前後高い筈なんですが、交代で出た瞬間に破壊力の高い技が飛んできたりするので冷や汗ものです。
まともに食らうと満タンから一気に赤点滅までいってしまいます。
多分同レベルだったら死んでますね、一撃で。

ちなみにアカギの手持ちはヘルガー(45)、クロバット(46)、ギャラドス(46)、マニューラ(47)、ドンカラス(48)です。


アカギ「…まさか…ここまで追い詰められてしまうとはな…!
   その力だけは認めてやろう。
   だが…所詮は付け焼刃の相手の詰将棋か」

勇儀「…ちく…しょう…!」
文「(あのとき、あの三体の力も限界だった…だから勇儀さんの怪我も完治しきってなかったのね…!
  これでは、もう…)」

アカギ「安心しろ…止めまではささん。
   …その必要もないのだ。
   今の私なら…こいつだけであの影のポケモンを打ち倒す事も出来るだろう…!」


勇儀「(…文…あたしの声が聞こえるか?)」
文「(…!
  勇儀さん…ひょっとして…!)」
勇儀「(あんたが風を操る能力を持つことは知っている。
   一か八か、吐息に言葉を乗せることであたしの意思をあんただけに伝えることは可能だったようだな)」

勇儀「(文、あたしを捨て石に使え。
   あのクロバットも…あたし達の攻撃総てを受けきってもう限界のはず。
   あたしも、多分あいつのエアスラッシュをもう一発受けたら…終わりだろう。
   …だが、お前がその隙に…あいつの素早さをギリギリ越せる可能性があるルーミアを復活させられれば…!)」
文「(…ッ!…そんな、私に貴女を見殺しにしろというのですか!?
  い、嫌です!そんな、私は…!)」
勇儀「(…気にすることはないよ。
   あたし達は、山もその立場も捨てて地底に逃げたが…その情義まで捨てたわけじゃない。
   …あたしの命一つで幻想郷を…あんた達を救えるなら本望だ)」

文「(そんな…そんなことできるわけないよ…!
  折角…折角こうやってあなたと気持ちが通じ合ったのに…!
  …総て済ませてみんなで帰って…またお酒でも飲もうって言ったじゃない…そんなの勝手すぎるよ!!)」
勇儀「(…ふふ…嬉しいこと言ってくれるじゃないか…。
   だったら、尚更引き下がるわけにもいくまい!)」


勇儀「(礼を言うよ、文!
   短い間だったが、あんたとにとりと…主殿、かごめと一緒に飲んだ酒は、これまで飲んだ中でも一番美味い酒だった!!)」


勇儀「…あたしはまだ終わっちゃいないよ!
  あんたの命、道連れにしてやる!!」
アカギ「…悪あがきを…いいだろう。
   クロバット、エアスラッシュでそのガブリアスの息の根を止めろ!!」

にとり「…ゆう、ぎ…さん…なにを…?
   だめ…駄目だ…そんなこと…だめだよっ…!!」


文「だめえええええええええええええええええっ!!



「フラン、あのエアスラッシュめがけて全力でエアスラッシュを叩きこめえッ!!」
「…はい!
QED“495年の波紋”!いっけえええええええええ!!!


強烈なエアスラッシュ同志の衝突で相殺される!


アカギ「何ッ!?」
かごめ「…待たせたなみんな!
   あとはあたし達に任せな!!」


文「…かごめ…!」

勇儀「(……済んでのところで、あたしも命拾いしたね…。
   悪いけど…少し休ませてもらうか…。
   …はは…終わったら、文やにとりに…どやされそう、だ…な)」


アカギ「おのれ…貴様、バケモノか!!」
かごめ「しぶといのがあたしの持ち味でね!
   さあ、あいつらがここまで追いこんでくれたんだ…決めるよ、フラン!」
フラン「はい!!」

アカギ「うぐぐ…!
   クロバット、今一度エアスラッシュ!
   あの忌々しい小娘をもう一度彼岸へ送り返してやれ!!」


フラン「かご…いえ、マスター!
   このまま突っ込みますか!?」
かごめ「解ってるじゃないか!
   当然だ!このまま奴諸共吹っ飛ばしてやりな!」
フラン「了解ですっ!
   ええええええええええええええい!!


にとり「(…あれは…ご主人…?)」
咲夜「(フランお嬢様も…。
   良かった…助かったのね…)」

チルノ「(…だったら…あたい達もただ寝ているわけにはいかない…!
    少しでも…あたい達の力を…!)」
ルーミア「(かご…ううん、ししょーに私達の力を…!!)」

勇儀「(あとは、任せたよ…フラン、主殿!)」


仲間達の力がフランに集中する!


フラン「(これは…みんなの心を感じる…!)」


フラン「(負けない!
    この心にかけても、あたしがこの男の野望を必ず止めてみせる!!)」


フランの翼で打つ!
相手のクロバットは吹っ飛ばされた!


アカギ「ば…馬鹿なッ!?
   なんだ…あのクロバットと小娘から感じるこの力…!
   こ、この…この新たな世界の創造主である私が負けるかもだとッ!!?
かごめ「心を否定したあんたにこの力の源など理解できるか!
   この…みんなの心にかけて、絶対にこの世界は壊させない!」
アカギ「ざ、戯言をおおおおおおお!!
   この私が…お前らごとき小娘どもに負けるなどおおおおおおお!!


かごめ「三下が…舐めた口を…!」
フラン「…利いてるんじゃないわよッ!」


「あたし(私)を…!このあたし(私)達を…!」
一体誰だと思ってやがるー!!」




かごめ&フラン「“紅魔幻想”!!」



仲間達の想いを吸収したフランの思念の頭突き!
相手のクロバットとトレーナーをズタズタにした!!



アカギ「(…馬鹿な…!何だこの力は…!?
    何故、不完全で醜い感情が…心が、これほどまでの力を生み出す…!?
    何故…こんな不確かなモノの前に…私の…大望が…!」

アカギ「(こんな…私を認めなかった…私の作りだそうとしたものを認めなかった…この醜い人間の心が…!)」


かごめ「(…確かに、機械はウソを吐かない。
    そして、正確に近い答えを常にはじき出してくれる)」
アカギ「(…何だ…?
    私の心に…直接干渉しているというのか!?)」
かごめ「(でもな…そこには本当に、あんたが求めたような温もりはあったのかい?
    本当に、あんたの心は満たされてたかい?)」
アカギ「(やめろ…そんな言葉聞きたくもない!
    私は……そんなモノなど……!!)」


かごめ「(生きながら…人形にされかけていたあたしには解るんだ。
    そんなモノこそ、まやかしに過ぎないんだ。
    …感情は確かに不確かで不安定…でも…だからこそ他人と補い合って、満たされるものなんだよ…!)」



かごめ「ほいよ、元気のかけら。
   …このまま休ませてやりたいのも山々だけど…まだ一つ仕事が残ってる」

勇儀達は回復した!

文「…何故です…?
 もうあの男には戦う力も残っていません。
 それに、束縛を離れたディアルガ、パルキアの二柱はもうあの男の影響下にない筈」
かごめ「んや。
   この世界から抜け出すには…あのギラティナとかいう奴をどうにかせにゃならんらしい。
   捕獲するか、一時しのぎとしてでも退けるか…」
咲夜「…簡単におっしゃいますが…一体どうするというんです?
  失礼とは思いながら、道具も確認させていただきましたが…ボール関係は心許ない数です」
にとり「この…マスターボールって奴?
   確かにこいつくらいなんかすっごいパワーのあるボールなら、何の準備もなくあのすごいの、捕まえられそうだけど…」
かごめ「そこまできちんと把握してるあんたらの瀟洒っぷりにゃ頭が下がるね。
   まぁ、策はある。マスターはそうホイホイ投げるわけにいかんしな。
   しんどいところ申し訳ないが…あいつが降りてきたら10分、時間を稼いで欲しい」
にとり「…え…あのすごいの相手に、10分…?
勇儀「…捕獲する、ってことは、あいつを倒してはいけないってわけね。
  つまり10分間、奴の眼を引きつけつつ耐えれば…あたし達の勝ちか」
かごめ「そういうことだね。
   あたしの計算が確かなら、チルノの氷技をクリーンヒットさせればぎりぎり倒さず、動きを限界まで鈍らせられるはず。
   あとはルーミアの催眠術で動きを封じ、姐さんとメイド長…出来ればフランとにとりも壁になって、奴を逃がさないようにしてほしい」

文「かごめ殿!」
かごめ「…来るぞ…。
   いいか、10分だ。
   10分で必ず、ケリを付ける!」


アカギを制すると、彼は負け惜しみのセリフを吐いてその場を立ち去ります。
破れた世界が元の世界と表裏一体の世界であり、この世界が壊れてしまうと元の世界も壊れてしまう、とは、この時アカギが指摘していたことですが、シロナさんが否定しなかったあたりそれが現実の様です。

アカギ戦で思わぬ大ダメージを受けましたが、最後のクロバットはきちんと妹様の思念の頭突きで撃墜して終了。
実は構成的に、アカギのポケモンは総て岩タイプを弱点としており、ラムパルドの様に攻撃力と素早さの高い岩ポケモンを用意して岩石封じや岩なだれといった技で攻めると比較的楽です(問題は地震もアクアテールもあるギャラドスの反撃および先制攻撃ですが…^^;)


それはさておき、手持ちを回復させてやったらいよいよギラティナ捕獲です。
倒してもイベントは終わるし、尚且つ殿堂入り後も捕獲のチャンスはありますが、ここでの捕獲にかけます…が、何をトチ狂ったかこの時の手持ちのボールで頼りになりそうだったのは、

ハイパーボール×6
クイックボール×10
タイマーボール×1
マスターボール×1

という無謀っぷりww
ボールのストックを考えず槍の柱へのりこめー^^した結果がこれだよ!!!(←

まぁ運も絡むので最悪リセットも辞さない構えで。


チルノ「いっくぞー!
   凍符“アイシクルフォール”!!」
にとり「うわあこの馬鹿!!( ̄□ ̄;)
   いきなりフルパワーでそんなモノ撃ったらー!!」


チルノの吹雪!
破壊力ばつ牛ンの一撃!

ギラティナはぎりぎりのところでこらえ切った…


チルノ「どーだ!あたいの絶妙な手加減ッぷりは!

咲夜「えーっと…吹雪が効いたってことはもしかしなくても」
勇儀「あの姿だからなぁ。
  恐らくは今のあたしと同じ、ドラゴンタイプだと思うんだが」
フラン「…紫さんが言ってました。
   あのギラティナっていうポケモン、ドラゴンとゴーストのタイプを持ってるそうです…!」
勇儀「…ってことは、単純に止め刺しきれなかったってことじゃないか^^;」


ギラティナが咆哮し影に飛び込んだ!


咲夜「消えた!?」
ルーミア「…来るッ!?」


ギラティナが影から咲夜に襲いかかる!
効果はいまひとつのようだ


フラン「咲夜っ!」

咲夜「…つつ…大丈夫です…!
  でも、今の技…あまり…」
にとり「影から飛び出してきたんだ…。
   多分…あれはゴーストタイプの技。
   咲夜は耐性あるからいいけど、あんなのまともに受けたら…!」
勇儀「主殿に策があっても、ポケモンは眠らせていた方が捕まえやすくはなるんだろ?
  だったら、アレをルーミアにぶつけるのは拙いぞ…!」


文「…かごめ殿…」
かごめ「……悪いな、心配をかけて。
   あんたがいて本当に良かったよ。感謝してる」
文「私は…別に。
 …それよりも、あの怪我では命を取り留めても暫くまともに動くこともできないはず」
かごめ「なーに、あの月の頭脳から“国士無双の薬”を一本恵んでもらったのさ。
   けど、あたしは元々薬を受け付けにくい体質でな。
   30分は身体強化に効果がある薬が、15分しか効果ないらしい。
   …もうじき、効果が切れて動けなくなるかも知れん」
文「そんな…!」

かごめ「そこで、頼みがある。
   このボールなんだがな」

かごめは文に紅く光を放つハイパーボールを手渡した

文「…これは…?
 先ほどアカギが持っていた鎖と、同種の力を感じる…?」
かごめ「その鎖の破片を、ボールに同化させてるんだ。
   時と空間を縛った鎖なら、影も恐らくは縛れるはず。
   あたしの見立てでは完全に融和するまで残り5分程度、かな…」

かごめは力なくその場に崩れ落ちる…

文「…かごめ殿…!」
かごめ「…ちぇっ…もう、限界かぁ…。
   文、このボールが完全に融和したら…そいつでギラティナを捕まえて。
   …勇儀姐さんが指揮を取ってるようだし、そうすればいい感じのところで…あいつを眠らせてくれると思う。
   チャンスは一回…あんたに、頼む」
文「そ…そんな大役を、私に託していいのですか…?」
かごめ「…いい加減…付き合い長いだろ…。
   信じてあげるさ…頼りにしてる、から…


文「…勝手な、コト…。
 でも…私もまだ、あなたと一緒に旅をしてみたい。
 …柄じゃないかも知れないけど…ちょっとは、頑張って見るよ」



勇儀「…そろそろ10分…!
  ルーミア、頼んだぞ!」
ルーミア「解ったのかー!
    …眠れ、荒ぶる龍神よ…眠りの霧!」
にとり「( ̄□ ̄;)ええそれって某魔法先生の魔法じゃねーかよ!!


ルーミアの催眠術!
ギラティナは眠ってしまった…


勇儀「今だ、主ど…!?」
文「勇儀さん、かごめ殿をお願い!
 いっけええええええええええええええええええ!!


文は特製のハイパーボールを投げつけた!


文「(お願い…!)」


「…人ならざるモノの娘よ…。
汝は、我を捕えて如何にするという…?」


文「…?
 まさか…ギラティナの声…?」


「我は、現世を追われ…この世界より現世を見守る者。
その摂理を乱さんとしたものが居たが故、その思い上がりに鉄槌を下すべく現れたに過ぎぬ。
…役割を終えた以上、汝らもこの世界に用はなかろう。
我の如き過ぎた力を、濫りに現世へ持ち込むは害毒にしかならぬ…!」


文「…私は…そうは思わない。
 あなたはこの世界に生きている…だったら、遠慮せずに外に出てくればいい…!
 あなたも…あなた自身の力を知り、御する術を持っているではないですか。
 私達がこの世界にいる間だけでも…私達と一緒に来ればいい!」


「…面白い事を言う。
汝は、この世界とはまた別の世界の者か。
…成程、お前や、そこで倒れている娘のような面白き者が居るのであれば…少しくらいは道中を共にしてやるも一興か…!」



ギラティナ捕獲完了です。実は4回ほどコンテニューしてます^^;
成功したときは以下の手順です。

チルノ立たせて戦闘開始→クイックボール、捕獲失敗しシャドーダイブ準備→シャドーダイブで出現と同時に吹雪で瀕死に→いぬさくやでシャドー2発受ける→ルーミアに交替、妖しい風受けるもHP半分残る、次ターン催眠術成功するが翌ターン起きる(ゴージャスボール×1消費)、妖しい風受けにとりに交替→にとりにアクアリング使わせでシャドー×2と妖しい風受けてる間にルーミアを回復→にとり回復したターンにもう一発妖しい風→ルーミアに交替、妖しい風耐え翌ターンに催眠術成功→4ターン寝たまま、ハイパーボール4個目で捕獲成功

以上。
妖しい風もシャドーダイブもPP5なので、最悪でも後者を使いきらせてしまえばルーミアの即死が防げるのでゆっくり料理、というわけです(耐久的に一致ドラゴンクロー急所に入れば危ないんだけど…^^;)。
というかレベル低いとはいえ一致吹雪で1確じゃねえとか最早過ぎるH…いや、この場合は捕獲という空気を読んだチルノ補正だったんだろうか…ww


これでギンガ団がらみのイベントはほぼ終了です。
次はそのエピローグ的話で終わりなのでもう少しお付き合いください^^;



-経過-

チルノ(グレイシア♀) Lv45→Lv46 E:おまもりこばん
いぬさくや(ヘルガー♀) Lv50 E:おうじゃのしるし
フラン(クロバット♀) Lv51 E:かいがらのすず
ルーミア(ゲンガー♀) Lv52→Lv53 E:こうかくレンズ
にとり(シャワーズ♀) Lv50→Lv51 E:しんぴのしずく
ゆうぎ(ガブリアス♀) Lv51 E:りゅうのキバ



(続く)