ワカバタウン 主人公の家


るり者「…一応今回で一区切りつくみたいだし、とりあえずこれでピリオドかしらね」
さゆ者「しかし随分作った話好きよね。
   そのくせ、展開を完全オリジナルにしてしまうとすぐ停滞するという」
衣玖「ま、まぁその話はそのあたりで…^^;
  えーっと、一応その次に加入したのは…河童ですね」
さゆ者「…結論から言うと、実はこいつが一番ひどいのよね…」
衣玖「( ̄□ ̄;)えっ」


にとり シャワーズ♀
慎重な性格、個性は「打たれ強い」

個体値
HP:0 攻撃:9 防御:26 特攻:3 特防:2 敏捷:9

習得技(そのにじゅういち終了時点)
オーロラビーム 波乗り スピードスター アクアリング


るり者「こ、こ、これは…!(;;^ω^)」
衣玖「HPの高さがウリのシャワーズで…HP個体値0…だと…!?(((;;゚Д゚)))

さゆ者「…それどころじゃないわ。
   実はHPの努力値、測定してみたら0の基準すら満たしていないというおまけつきよ。
   知らない人が見れば、よくもまあこんなイーブイをシャワーズにしようと思い立ったのか解らないでしょうね…」
るり者「酷い…これはいくらなんでも酷過ぎる…」
衣玖「…強いて加点を挙げるなら、防御個体値が高いのと…計算してみたら目覚めるパワーの攻撃力がかなり高いですね。
  タイプは虫、威力63なのでスピードスターかオーロラビームの代わりに持たせても良かったのでは…」
さゆ者「あ、やっぱりそっち方面に言及を持ってくか^^;
   せめてフォローがあるとすれば、流石にゲーム進行中だと簡単に個体値を調べるのが難しいからね。
   今まで上がった子達全員に言えることだけど…」
るり者「それを言っちゃお終いだわ。
   確かに、本当に強いポケモンは遺伝で作り出すしかないとはいえ、ねぇ」

衣玖「あと、何気に性格もネタ的に何かおかしいですね。
  あの河童人間恐怖症のクセして、その割に好奇心旺盛ですよ。
  お世辞にも打たれ強いタイプではないような気もしますが…」
さゆ者「あー…そこも勘弁してもらった方がいいね。
   そもそも、イーブイのオスメス比率はオス7に対してメス1だし、メスに拘ると狙った性格を出すことすら困難なのよ。
   その意味で本当に神がかってるのは…チルノかしら」
るり者「アレは別の意味で補正入ってるわよね。
   でもまぁ、ガブリアスもだけど普通に攻略する分には壁として十分すぎる気もするけどねー」



-かごめ者が暇潰しにシンオウ地方で暴れて来るようです- そのにじゅうご



文「…ギラティナ…捕獲完了です…!」

ルーミア「これで…終わったのかー?」
にとり「…多分、ね。
   あとは、さっき吹っ飛ばされたあの迷惑なギンガのボスを回収して、この世界から抜け出すだけ…」

アカギ「…貴様ら…!」

チルノ「こいつ、まだやんのかー!」
勇儀「…いや、もうこいつに戦う力なんて残っていないはずだ。
  ……こいつがかつて言った言葉が、正しいのならな」
咲夜「ポケモンはパートナーに非ず、ポケモンの力を我が力とする…でしたっけ?
  確かに、彼の手持ちは総て戦える状態ではないはずなら」
にとり「でも、自分の非を認めて詫びに来たって顔じゃないね…!

アカギ「あのポケモンを…影のポケモンを捕まえただと!?
   …そうすることでこの裏の世界を残し、私が手の出せない場所にその影のポケモンを…と言う事は、今一度時空間の神どもを使い、新しい世界を生み出す事など出来ないと言うのか…!?」

勇儀「…今更確認しなければならぬことでもあるまい。
  どうする?
  このまま負け犬として元の世界に帰り、またあの連中と一緒になって、あたし達の命でも狙いにきてみるかい…?」

アカギ「…ッ…何故だ!
   この世界と関係のない貴様らが、この世界を守る理由はなんなのだ!?
   そんなに不完全で曖昧な「こころ」とやらが大事か!!?


「…でけえ声出すんじゃないよ、引きこもりの機械オタク。
それに、そんなのの答えは決まってる」


文「かごめ殿…!」


文に支えられてかごめはゆっくりと立ち上がる…


かごめ「あたしや文…フラン、ルーミア、にとり、チルノ、姐さん…。
   そして、咲夜や一時旅したレミリア…槍の柱で待つ紫に小傘も…。
   みんな生まれた場所、生まれてから過ごした時間、その矜持も思いもみんな違う…

かごめ「…あたしはかつて、気の遠くなるような時間…狂気と隣り合わせで生かされて来た。
   何故自分だけこんな目に遭わなきゃいけなかったのか。
   自分にこんな運命を課したヤツを…それを生み出しやがったこんな世界なんてぶっ壊してやりたいと思ったことだってあったさ

かごめ「…だけど、隣に居て支えてくれる存在(ひと)が居てくれたから…。
   そんな存在が居てくれたことが嬉しかったから…!
   …あたしはこうやって生きて、この旅でもこいつらのような新しい仲間もできた。
   だから…!」


アカギ「黙れッ!!」


アカギ「…もういいッ!たくさんだ!
   だから“こころ”が大事だと言いたいのか!
   そんな物、今まで幸せに生きてきたと思い込んでる人間の戯言だ!
   去はどうあれ、今そうやって幸せに生きている貴様の言葉とて同じ!!
かごめ「違うな…!
   戯言はあんたのほう、すぐそばにある温もりに目を向けることすらできない臆病者のな!
文「…かごめの言う通りよ…!
 私にもこの世界を彼女と共に旅して、ひとつだけ確信したことがある。
 この世界の人間の傍らには、人同士のつながりの他に…必ずポケモンが居た!
 あんただって本当は気づいているはずだろう!?
アカギ「黙れと言っている!!」
   …今私が感じている怒り、憎しみ、憤り…この醜い感情は不完全な“こころ”の所為だ!
   こんなもの、私は絶対に認めん!!」


アカギ「……まぁいい…貴様らには以前同じ事を言ったが…貴様らと私とでは考え方が違う!
   分かり合うことなど出来ないのだ!
   いいか?私はこの世界の謎を解き明かし、必ず完全な世界を作り出す!
   いつの日か気付けばお前達は!私が作り出した“こころ”の無い世界に生きることになるのだ!
   フハハハハハ!フハハハハハハハ!!!


哄笑しつつ破れた世界の奥へとアカギは去っていく…


勇儀「貴様…何処へ!」
かごめ「…放っておきなよ…。
   あいつは今まで、まともな意味で人間を相手したことがないんだろうよ。
   …可哀想だね…その“こころ”があるからこそ、受け入れることもできるのに…

かごめ「“怒り”があるから、“優しさ”が生まれ…。
   …“哀しみ”を知っているから、“喜び”を嬉しく思うことだってできる…その逆も然り。
   フラン、今のあんたになら解るだろう…?」
フラン「……はい」


かごめ「(そうだ、当人は認めないだろうが…あのアカギも、知らないうちに心の何処かで理解していたはずだ。
    “ポケモンを自身の力とする”と言ったのは、そのポケモンたちへの信頼があった確かな証。
    その心がゴルバットをクロバットに進化させ…マーズやサターンの様な連中を惹き付けるカリスマの源になった)」


かごめ「(…断言しておいてやるよ、アカギ。
    あんたは、“こころ”のない世界なんて作り出せるはずない。
    あたしのように…誰よりも強い感情を内に秘めて生きてきたあんたにはな…!)」


チルノ「…泣いてるの…かごめ?
   怪我したところ…まだ痛いの…?」
かごめ「……ん、ああ……安心したら、少しな。
   …帰ろう…元の世界へ」

勇儀「お、おい一寸待ってくれ。
  帰るのはいいが…出口はどこにあるんだい!?」
にとり「うっ!そ、そういえば…」
咲夜「…めちゃくちゃ異空間ですものねここ。
  その主でもないと正直、自由自在に行ったり来たりなんて…


かごめ「…手はあるさ」


かごめは青い鳥の羽根型の髪留めを外した…


かごめ「…陽炎の翼…夢現(ゆめうつつ)、幻(まほろば)総て切り裂いて翔べ…不知火夢鶫!!」


髪留めがひと振りの刀に変化した!


チルノ「(目を輝かせている)うおー!!なにそれかっこいー!!」
ルーミア「なんかすごいのかー!!」

勇儀「ったく…子供だなこいつらは…」
にとり「すけーどーなってんのそれー?めっちゃ分解してー!!
勇儀「お前もかこの河童!!^^;」

文「ちょ…なんですかその刀は!?」
かごめ「…まぁ某オサレ漫画の斬魄刀の親戚と思ってもらえればいいさ。
   こいつの特性は“ありとあらゆる概念を断ち切る”こと。
   この力を使って、空間に切れ目を入れれば表の世界へ繋がるでしょ」
文「…そんな物騒なモノを持ってたんですかあんた…」
かごめ「まぁこの形態を維持する魔力消費もハンパないし、滅多に使わねーけどな。
   てなわけで時間ねーからいきなり海の上とかかも知れんけどそんときは勘弁」
文「え?ちょっとまっ…」


かごめ「南無三ッ!」
一同「( ̄□ ̄;)ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!」


かごめは足元の空間を切り裂いた!



??(表の世界の某所)


文「つつ…ここは…」
かごめ「元の世界に戻ったのに違いないが…?」


シロナ「…!…あなたたち、無事だったのね!
   まさかと思ってこの場所を当たって見たんだけど…。
   …ちょっと、かごめちゃん怪我してるじゃないの!大丈夫なの!?」
かごめ「…おや神出鬼没なおねいさん。
   いったい…何がどうなって…」


-少女説明中-


かごめ「…そうか…小傘の奴が」
文「あの世界は今いる世界と時間の流れも違ってたようですね。
 よもや…かの世界に飛び込んでから一週間も経っていたとは。
 入り込んで半日も経ってないと思ってたのですが…」
シロナ「あのフワライドがナナカマド研究所に流されてきてなければ、解らなかったでしょうね。
   …私もその時、ナナカマド研究所に居合わせていて…。
   ギンガ団が最終ミッションをスタートさせたと聞いて、反撃の準備を整えていたのだけれど」

シロナ「ともかく、無事でよかったわ。
   あの男…アカギがなぜこのような凶行に走ったのかは解らない。
   でも、あなた達の話を聞く限りでは、もう二度とこんなことが出来ないと思っていいのかもね」

文「ところでシロナ殿。
 先ほど…まさかと思ってここへ来た、と仰いましたな。
 …差支えなくば、詳しくお話し願えませんか?」
シロナ「君達のフワライド…小傘ちゃんって名前だっけ?
   その子の持ってた書き手不明のメールにあった、ギラティナという言葉に心当たりがあってね。
   …カンナギの古い文献にのみ、僅かに記述がある語られざる神のポケモンの名なの」

かごめ「えっとー…あたくし…実は捕まえてきちまったんですが、そいつ^^;
シロナ「( ̄□ ̄;)何ですって!?
   ま…まさか…僅かな記述にみられるギラティナは、ディアルガやパルキアを凌ぐ力をもつ、まつろわぬ破壊神よ…。
   いくらポケモン相手とはいえ…捕獲してしまうなんて…!」
かごめ「破壊神なのかー…^^;」
文「ちょ…かごめ殿ルーミアさんが伝染ってますよ^^;」

シロナ「うーん…まぁいいか、真偽はまた後で確かめるとして話の続きね。
   そのギラティナが自ら身を隠したとよなれる裏側の世界…破れた世界と、この場所“送りの泉”は繋がってると言われているの。
   死者の魂が集い、冥界に繋がる場所ともいわれるけど…とにかく、別世界との境界がこの場所にはあると昔から言われて来た場所よ」

かごめ「…ふーん。
   適当に斬ったからまたとんでもねーところに繋がってるんじゃねーかなーとか思ったけど」
文「十分とんでもない場所だと思いますけどねー。
 ひょっとしたら、白玉楼にも繋がってたりして」

シロナ「…釈然としないところもあるけど…とりあえず、総ては終わったのね。
   それより、ナナカマド研究所へ戻りましょう。
   博士も、あなたのことをとても心配にしてたわ」
かごめ「そうだな。
   じっちゃん達にもこのことを早く教えてやらんと」


マサゴタウン ナナカマド研究所

ナナカマド「…かごめ!
     よく、よく生きて戻って来てくれた…!」
かごめ「…ああ…なんとか、ね」
ナナカマド「お前という奴は…こんなになるまで…!
     …本当に、良くやってくれた…!」

シロナ「博士…色々聞きたいこともあるでしょうが、その怪我は決して軽くないと思いますわ。
   この子の家、ワカバタウンだと言っていたでしょ?
   帰るついでに、私が連れていくわ」
ナナカマド「…む…そうか、そうだな…。
     …本当に済まなかった…私がお前に総てを背負わせる形になって…そんな怪我までさせてしまうとは」
かごめ「いいよ…総てあたしが選んで、やっちまったことの結果だから…。
   でも、満足のいく結果は得られたよ」

かごめはナナカマドへボールを手渡した

ナナカマド「これは…!?」
かごめ「…この世界の、裏側の世界の…主様だよ。
   今度、迎えに来るから…丁重に頼むよ…。
   …ああ…なんか、疲れちゃったな…」
文「…かごめ殿…!」
ナナカマド「解った、暫く預からせてもらおう。
     ワカバタウンに帰って…せめてゆっくり休むのだぞ…!」


文花帖(シンオウver)より抜粋

そのあと、何故か残っていた龍宮の使いを含めた家の者たちの出迎えを受けることには、彼女は深い眠りに落ちて目覚めることはありませんでした。
彼女は例の刀を使うため、大きなダメージを残した状態で膨大な魔力を消費したために、総ての力を使い果たしていたのです。

怪我に障らぬよう、慎重に服を脱がせて軽く体の汚れを取ってやり、ベッドへと移し…彼女はそのまま、一週間目を覚ます事はありませんでした。

彼女に懐いていたチルノやルーミア、フランドールといった面々はいうに及ばず…この中では比較的第三者的な立場のはずだった私も…気づけば彼女が目を覚ます事を信じて、ずっと祈るようにその目覚めを待ち続けていました…。



それから十日後
ワカバタウン 主人公の家


かごめ「よーっし…ルーミア、チルノ、小傘、あんた達ちょっとついといで。
   リハビリがてらでかけてくるよー」
チルノ「え?行く行く!」
ルーミア「わかったのかー」
小傘「…というか、もう出歩いても大丈夫なのですか?
  昨日永遠亭の医者が、まだ完全には塞がってないから無理をしないように、って言ってた気がするけど」
かごめ「これ以上じっとしてたら体が鈍っちゃうよ。
   大丈夫、無茶なことはしないさ」
小傘「はぁ…解りましたよ。
  それでは何処へ参りますか?」
かごめ「まずカンナギに寄ってくれ。
   そこで買い物を済ませたら、リッシ湖、エイチ湖…そして最後にすぐそばのシンジ湖の順で巡る」
小傘「えっ!?
  まさか、それって」

かごめ「ああ…とっ捕まえてやるんだよ、あの3体のポケモンを!



閑話休題…というか実際のイベントの流れです。

ギラティナを倒すもしくは捕獲すると、アカギが登場して会話イベントです。
文中のセリフはやや改変し、尚且つかごめさんが言っているセリフも実際はシロナさんが言っていたセリフの改変ですが…会話を終えるとアカギは破れた世界の奥へ引き返して行ってしまいます。

そして、シロナさんと共にギラティナの残した空間の裂け目に入ると、元の世界へと戻ってきます。
戻ってきた先が「送りの泉」であり、シロナさんから博士にもこの顛末を報告するよう勧められ、マサゴへ戻ってくると博士たちが出迎えてくれます。

これで、ギンガ団関連のイベントは無事終了。
あとは博士が言うように、停電が回復したナギサシティを目指して8つ目のバッジを手に入れ、ポケモンリーグを目指すのが目的になります。
ゲーム1周目も、いよいよ終わりを迎えます。

また、このイベントで解禁される送りの泉へは、214番道路から行くことが出来ます(新しくマップが出現します)。
周辺にはビーダル、ムクバード、ゴローン、サマヨール、(夜限定で)ゴルバットが出現し、どれもレベル40前後と高いので経験値稼ぎにはうってつけです。
ナギサジムで登場するポケモンも相当レベルが高いので、ここでレベルの底上げをするといいでしょう。

また、ナナカマド博士の言葉から、エムリット達が自分達の湖へ帰ったことが解るので、捕獲することも可能です。
なので、泉周辺でレベル55まで上げたルーミアと、帰還してからレベル上げを特にしていないチルノを連れて、奴らをとっ捕まえることに。

下準備として、カンナギの民家(売店)で、クイックボールとハイパーボールと幾つか、そしてターン経過数で捕獲係数がアップするタイマーボールを40個ほど購入しておきます。
余談ですが、タイマーボールの捕獲係数が最大になるのは30ターン目以降です。伝説系ポケモンとの戦闘は一部例外を除いて長期戦になりやすく、このボールはそうしたポケモンの捕獲に非常に役立ちます。


エイチ湖の洞窟

チルノ「かごめ…本当に捕まえちゃうの?」
かごめ「ああ。じっちゃんからの頼みを、まだ果たしたわけじゃないからな」
チルノ「でも…」
かごめ「…安心しな。
   あたしもじっちゃんも、あの宇宙人どもとは違う。
   酷いこともしないし、用が済めば自由にしてやるさ…!」

ユクシーはかごめ達をじっと見つめている…
ユクシーは戦う構えを取った!

かごめ「…成程…連れ出すんなら力を見せてみろってか!上等だ!」


湖中央の洞窟にいるユクシーに話しかけるとバトルです。
ユクシーのレベルは50、タイプはエスパーのみですが特性が浮遊なので地面技が効きません。ちなみに他の3体もまったく一緒のスペックですが、覚えている技がそれぞれ違います。
補助技を多く使う傾向にありますが、実際に攻撃を仕掛けてくると結構きついです。なるべく速攻で捕獲できる体制に持ち込みましょう。

チルノにシャドーボールを撃たせ、ロッククライム要員のゴーリキーの怪力でぎりぎりまで削り、そのあとは催眠術モードへ。
しかしすぐ起きたり外れたりで14回も催眠術をかけ直す羽目に。まぁこいつら、特性がプレッシャーじゃないだけましなのですが…。
タイマーボールも17個使っているので、40ターンくらいかかってるかも。


同じように、タイマーボールを補充してから今度はリッシ湖のアグノムを捕まえに行きます。
アグノムは火力が高く、悪巧みで特攻を上げてから未来予知などで攻撃を仕掛けてくるので注意しましょう。

まずはチルノに凍える風を撃たせ、HPを削ります。レベル46グレイシアの2発で大体丁度いいくらいにまで減らせました。
そしてルーミアに交替し、三度ほど外してから催眠術成功。20ターンほどかけてタイマーボール5個目で捕獲しました。


シンジ湖

かごめ「…残るはエムリットだけか…」
小傘「というか結構しんどいですー><(空を方々に飛ぶ的な意味で)」
かごめ「お前戦ってないけどな…」

エムリットはかごめ達をじっと見つめている…

かごめ「…あんた…一番最初にあたしが言った言葉、覚えてるかい?
   いよいよ、その言葉を実行に移す時が来た…さあ、大人しく捕まって…!?」

エムリットはその場から飛び去って行った!

かごめ「( ̄□ ̄;)なんですとー!?
   ちょ…逃げるとか聞いてねーぞ!待ちやがれー!!」


「ふふ…あの子はきっと、お前に遊んで欲しいのかも知れんぞ」


かごめ「じっちゃん…どうしてここへ?」
ナナカマド「私とてかつてはトレーナーの端くれ、波乗りを使える手持ちくらい持っているさ。
     …家を訪ねたら、お前の家族が出かけたと言っていたのでな。
     恐らく湖にでも出かけたのだろうと思っていたが…当たりだったようだな」

ナナカマド「…文、と言ったかな…お前と一緒にいた娘に聞いたよ。
     お前は身ひとつで、文字通り命をかけてこの世界を護ったのだな…。
     無茶をするのは、ジュンではなくお前の方だったかと思ったが…」

ナナカマド「…六十年生きていて、これほどまで心踊らされることも初めてだった…!
     本当にお前という奴は…大した娘だ!」

かごめ「…それほどでもないさ。
   あたしは、あたしが後悔しないようにだけやっただけだよ」
ナナカマド「ふ…だが、それを貫き通すことは並大抵のことではない…。
     私にはお前が何処にでもいる普通の少女のように見える…が、お前は天に愛されているのかも知れんな」


ナナカマド「…どれ…暫くごたごたしていたから確認するのを忘れていたが…。
     ほう、発見したポケモンが既に180種類を超えているのか(注:この時点で発見数183、捕獲は120くらい)。
     バッジも7つ持っているのか…流石だな。
     発見数はコウキ、バッジはジュンと同等か。だが、その両方を備えたのはお前だけの様だ」

ナナカマド「かごめ…お前はこれからどうする?
     さしあたっての目的が見つからないなら…最初にお前が言ったように、お前がポケモンとの出会いを通じて新しい世界を見てみたいと望むなら…手始めにバッジを8つ集め、ポケモンリーグを制覇してみるというのはどうだ?」
かごめ「リーグ制覇…トレーナーの頂点を目指してみろ、かい?」
ナナカマド「強制ではないさ。お前が望むようにすればいい。
     図鑑の件にしても、嫌なら無理に完成までこぎつけずともかまわん」
かごめ「…いや。
   一度手を付けたからには、満足いくまで徹底的に極めつくせって、そう言われて育ってきたんだ。
   あたしはまだ、色々と見てみたい。
   手始めにリーグでも制覇してきてやるさ…!
ナナカマド「…ふっ…ふはははは!相変わらずだなお前は…!
     お前を見ていると、私もなんだか若返った気分になる…存分にやって見せろ、かごめ!」


逃げたエムリットですが、ポケナビのツール「マーキングマップ」で現在位置を確認できます。
方々の道路・水道の草むらをプレイヤーを避けるように移動しており、空を飛ぶで近づこうとすると全く違うところに逃げてしまいます。
街と道路を出入りするたびに場所を移動するので、その切り替えが楽で草むらも近いズイタウンやソノオタウンなどで道路を出入りし、近づいて来るのを待つとよいでしょう。

ちなみに逃げ足が速いので、ゲンガーやクロバットに黒い眼差しを使わせて逃げを封じつつHPを少しずつ削っていくといいですが、面倒なので210番道路で遭遇した瞬間にマスターボール投げて一発捕獲しました^^;


というわけで、レベルを上げてからいよいよナギサシティを目指し、最後のバッジを取りに行きます。



-経過-

チルノ(グレイシア♀) Lv46→Lv50 E:おまもりこばん
いぬさくや(ヘルガー♀) Lv50→Lv51 E:おうじゃのしるし
フラン(クロバット♀) Lv51→Lv54 E:かいがらのすず
ルーミア(ゲンガー♀) Lv53→Lv55 E:こうかくレンズ
にとり(シャワーズ♀) Lv51→Lv53 E:しんぴのしずく
ゆうぎ(ガブリアス♀) Lv51→Lv54 E:りゅうのキバ



(続く)