ポケモン対戦ログ(2010.1.30) その3


かごめ「やっとこれで最後になるか。
   でもあとりりぽの2ラウンドだけなのに…」
文「けどそこまで詰めてたらgdgdになるかも知れませんし。
 まぁそう言う事もあって、レミリアさんの話を最後に挟んだわけですが」
かごめ「あれこそ本当に誰得話なんだよなー。
   そりゃあ、私としてもあいつをあのままにしておくのは嫌だったし…」
文「おやおや、フランさんといい、まるで妹か娘を見ておられるかのようですなぁ」
かごめ「のちの話のネタバレになるが、うちのヴィジュアル親父(注:かごめの父親はユーリ、狐設定より)もかりちゅまとカリスマをうまく使いこなして存在感をアッピルしてるしなぁ。
   吸血鬼のプライド的にもこのままでは済ませられまい」
文「…しかしその話も一部のファンとか色々敵に回しそうでありますなぁ…」
かごめ「気にすんなよ。そもそもかごぽえもマリアリもみとりの存在もみんな二次設定だし」
文「∑( ̄□ ̄;)うわあ言うに事欠いてなんて事ぶっちゃけやがる!!」



インターバル中…


スキマが開いた!

♪BGM 「夜が降りてくる ~ Evening Star」(「東方萃夢想」)♪

紫「御機嫌ようかごめさん^^」

かごめ「なんだ急にしゃしゃり出て来た>>スキマ
   こんな時間にのこのこ出てきやがるとは、随分いい御身分だな。
   っていうか、あんたは今アリスの面倒をみる方で忙しいんじゃないのかい?」
紫「いえいえ、中の連中のリアルな事情的な意味でお開きの時間が迫っているのでお知らせしておこうかと」

みとり「メタ話は禁止だt」
リリカ「あーはいはいいいから戻ってねーみとりさーん(#^ω^)」

かごめ「お、そうか時間か。
   まぁあたしは十分暴れさせてもらったし、あとはリリカの戦いぶりを見て引き上げようかと思ってたしな」


紫「皆、良い表情をしていますね。
 約一名二名、相変わらず私を胡散臭そうに見ている者もいるようですが…^^;」
かごめ「それは仕方あるまい、あんた自身がそう振る舞っているんだ。
   もっとも、あんたが考えている事、実行していることの意義をストレートに説明したら、はいそうですかとすんなり受け入れるような連中でもなさそうだが
紫「全くです、苦労が絶えません^^;」


紫「これからの幻想郷にはもう、これまでのような『逃避のための遊戯』は不要。
 しかし、それを受け入れさせるためには、余りにも私達は長い時間をその遊戯の世界で過ごしてしまった」

紫「改革には反発は付き物とはいえ、それによって幻想郷が生まれ変わることなく消えてしまうかも知れないのは耐え難き事。
 最初からそうであったかのように彼らの認識を弄くることは可能ですが、それでは意味がない。
 かつてあなたが退けた『虚無の永遠』と何ら変わりはない…」


かごめ「そんな回りくどい事をさせるためにわざわざあたしをこの件に引きずり込んだとしたら、あんたも相当の女狐だな」
紫「うふふ、伊達に九尾の狐を式として従えていませんわ。
 それに…それほど、難しい事を要求しているワケではない。
 かごめさん、これからもチルノやルーミア、アリスにリリカ達…いえ、私達の良き盟友でいてくださいね」
かごめ「…ああ」



3on3 5回目
自分(リリカ)
Sにゃん(エーフィー@王者の印)、ミニッツ(マリルリ@フィラの実)、ヘドウィグ(ヨルノズク@光の粘土)
相手(アリス)
しゃんはい(スターミー)、ようむ(ハッサム)、バズズ(ゴウカザル@気合いのタスキ)


リリカ「どういう事…?
   相手に私を名指しで、しかも幻想郷出身以外メンバーのパーティを指定してくるだなんて」
アリス「それを説明する理由はないわ。
   無駄話は終わり、始めさせてもらう…!」

妖夢「(アリスさん…やはり、あなたはリリカを試そうと…)」


こいし「ちぇー、あの人形使いとちょっと戦ってみたかったんだけどなー。
   あの魔理沙が気になる女性というのに【興味があります】
さとり「良い条件だと思ったんだけどね…見境ないしあなた」
こいし「ちょ、失礼な!私だってリリカと一緒に旅してから色々と解った事もあるんだもん!><
   そりゃあお燐に頼んで始末してもらったこれまでのコレクションみたいなことはしないけど、それでもちょっと可愛い顔してるしウブそうに見えて色々アレそうだから地霊殿にお持ち帰りしてあんなことやこんなこt」
さとり「余計始末が悪いわこの愚妹!!
   はぁ…心を開いても開かなくても手のかかる子だわ本当に…><」
静葉「(でもこと魔理沙の事に関しては、あのアリスもそこのこいしと同レベルの存在だと思うんだけどねぇ)」



相手の先手はシャンハーイ、こちらは「ニャメンナヨウ!」で(一部で)御馴染のスターにゃん。
スタヒEXが天空民クラスなら誰でもフルコン95k叩きだせるような譜面だとかそう言うことは知らない…(何



リリカ「スターにゃん!あなたのヒーローとしての力の見せ所よ!」
スターにゃん「了解だぜマイステディ!オイラに任せろ!!」

アリス「上海、今だけ私に身を委ねなさい!」
上海「(コクリ)」

アリスの手から放たれた魔糸が上海人形の動きを支配するッ…!

リリカ「うっ…アレは!」
アリス「異世界のヒーローだかなんだか知らないけどっ…これに耐えられるかしら!?
   咒詛“魔彩光の上海人形”!!」
スターにゃん「ニャメンナヨゥ!
      尊敬するブラザー・ウェルダンから教わったオイラの新しい力を見せてやるぜ!
      ダークパワアアアアアアアアアアアアアア!!!

上海は波乗りの構え!
スターにゃんはシャドーボールの構え!

お互いの技が交錯する!!

アリス「…ッ!」

さとり「…まさか、全くの同速!?
   確かエーフィーの素早さ種族値は110、スターミーは115だから…!」
こいし「スピードのポテンシャルそのものはあの子のほうが人形より上ってことだね!
レティ「へえ…なかなかやるわね。
   アリス=マーガトロイドの戦闘用人形は下手をすれば私達でも手を焼くほどのレベルなのに」



最初のターンはスターにゃんの先制でした。
しかし、これで止めを刺しきれなかったのが響いて、次のターンシャンハーイの先手波乗りで惜しくもヒーロー撃沈。
最初先手取られたのに今度越されたのはなんでだぜ?とかふたりで首捻ってたのは内緒w

続けて出て来た白フクロウは10万ボルトを耐えきりエアスラッシュで上海を返り討ちに。
不一致弱点とはいえHPと特防極振りしたらHP3分の2くらい残して余裕で耐えました。ヨルノズク始まってるな。



アリス「…何て堅さなのよ…そのヨルノズク…!」
リリカ「ふふん、この子偉いでしょー^^
   …私がまたひとりぼっちになった時…一緒についてきてくれた子なんだ。
   だから…この子はきっと、こうして私を助けるために来てくれたんだって、信じてるんだ…!」
アリス「……いいわ……だったら、その強さを貫けるものなら貫いて見せなさい!
   妖夢、あの邪魔っけなフクロウをどかすのよ!」
妖夢「…承知。
  (アリスさん…心が乱れてる…?
   ううん、今は戦いの場。それを気にしている暇はない。
   私に与えられた使命を全うするのみ!)」

リリカ「(かごめさんが見せてくれたから解る…妖夢の物理攻撃力はアリスのパーティでもトップクラスの筈…だったら!)
   ヘドウィグ、リフレクターよ!」
アリス「(ちっ!)…交替させて来なかったか…!
   構わないわ、追い打ちよ妖夢!」
妖夢「…っ…!やはりこの技は扱いにくいか…!」



初手はリフレクターで物理攻撃の威力を殺す事に徹し、追い打ちのダメージを最小限にとどめます。
まぁ次ターンに交替したらまた追い打ちが飛んできて瀕死寸前まで追い込まれているのですが…早く羽休め覚えさせないと^^;(←



ミニッツ「さーって、さっきの失敗を取り戻しておかなきゃ…。
    あ、あなたがお相手の方ですね!宜しくお願いします!!><」
妖夢「へ!?あ、はいこちらこそお手柔らかに…」
アリス「そこのん気に挨拶してる場合かー!!><
   妖夢、先手必勝よ!バレットパンチ!」

妖夢「(…あれ…そう言えば水タイプって鋼タイプ技の相性どうだったっけ…?)
  まあいいか。行きます、桜花剣“閃々散華”ッ!」

妖夢はバレットパンチの構え!
しかしミニッツにはあもり効いていない…

ミニッツ「…あいたた…私の流水の動きも完璧じゃないなぁ;ノ_<
    よーし、今度はこっちの番ですよー!」
妖夢「うっ…!?」

ミニッツは一瞬の踏み込みで間合いを詰める!

ミニッツ「ワンタン老師…あなたから教わった奥義、使わせてもらいます!
    八極拳絶技・猛虎硬爬山ッ!!

ミニッツは滝登りの構え!
致命的な致命傷!

妖夢「はうっ!!
  こ、この技は…!」

幽々子「『神槍』李書文の必殺技ともいえる八極拳の大技…!
   動作から見るに長春八極拳・八大招式のものね。
   あの無駄のない動き…凄まじい功夫を積んでるのね、あの子」
美鈴「ど、どうしてそんなに詳しいんですかあなた…っていうかそれはむしろ私が説明するところでは^^;

妖夢「(…くっ…体が言う事を利かないッ…なんて威力ッ…!
   で、でも幽々子様が御覧になっている前で無様な姿を見せるわけに…ッ!?)」

ミニッツ「流石です…けれど、私にも引けない理由がありますから…!
    せいっ!!

ミニッツは裡門頂肘(アクアジェット)の構え!
妖夢は音もなくその場に崩れ落ちた…

妖夢「(そ…そんな…!
   ごめんなさい…アリスさん…幽々子様っ…)」
アリス「…妖夢!」


「クックックッ…冥界の剣士とやらの実力もこの程度のものか!だらしねえ!
姫君よ!ここはそんな未熟者じゃなくて俺様の出る幕じゃにいか!?」



幽々子「(無言で立ちあがる)」
かごめ「(その襟首を取って無理矢理座らせる)まー落ち着きなよ御姫様。
   あたしも魔界に行った事はあるが、まー何処行ってもあんな連中ばっかりだよ


アリス「…口を慎みなさい。
   この子はこの子なりに懸命に戦ったわ。
   それを貶すというなら私が容赦しないわよ…!
「ッ…す、すまねぇほんの茶目っ気のつもりだったんだぜ…!」
アリス「……まぁいいわ。残っているのはあなただけ。
   魔界の神に仕える者としての実力、存分に発揮して見せなさい!」
「ようやく封印が解けられたか!
任せておきな!魔界の大神官ハーゴン様の信頼厚きこのバズズ様が、あのような小娘に後れを取る道理はに…いいいい!?

ミニッツは素早い動きでバズズの懐へと飛び込む!

ミニッツ「相手を侮るは敗北の一歩…ワンタン老師の教えです!」
バズズ「こ、このガキ…!
   だが俺も接近戦は得意なんだぜ!くたばりな!」

バズズはインファイトの構え!
しかしリフレクターの効果でミニッツにはあもり効いていない!

ミニッツ「…終わりですか?」
バズズ「ゲエッ…そ、そんな馬鹿なッ!?」
アリス「…!
   まさか…まだリフレクターは解けていなかったの!?」
リリカ「これで5ターン目…でもヘドウィグには光の粘土を持たせてあったし、まだ暫く効果は続くんだよねー♪
   おまけにハピナスやカビゴン程じゃないけど、マリルリのHPの高さも水タイプ上位レベル…この程度はどうってことない!
   ミニッツ、反撃だよっ!」

ミニッツ「さっきの方は流石に武の道に入ったものとして、紙一重で一撃の昏倒を耐えましたが…あなたはどうですか!?
    八極拳絶技・猛虎硬爬山ッ!!」

ミニッツは滝登りの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!

しかし相手のバズズは気合のタスキで持ちこたえた!

バズズ「うぐぐ…な、なんて威力だッ…命の石(タスキ)がなければやられていたぜ…!
   しかし生き残ればなんとか…うおおおおっ!?」
ミニッツ「これで止めです!裡門頂肘ッ!!」

ミニッツはアクアジェットの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!
相手のゴウカザルをノックアウトした!

リリカ「やったあ!ミニッツ偉い!!><」
ミニッツ「あなたには功夫が…ってリリカさん折角決め台詞言おうとしたのにー!><


アリス「…戻りなさい、大神官の下っ端(笑)
バズズ「∑( ̄□ ̄;)テラヒドス
   お、俺様だって労いの言葉のひとつも欲しいのぜ…TT」
アリス「そう言う口調で泣きごとを言うのはどこぞの魔理沙で沢山…それに、労いの言葉が欲しいならその大口を治してからよ」
バズズ「……努力しますorz」


アリス「(…そう、そういうことなのね。
    どうせ後付けなんだろうけど…紫は、この世界に私達を放り込むことで、私達に何かを悟らせようとしている。
    今のリリカや…チルノ達の姿も、恐らくは)」


妖夢「う…んっ」
かごめ「お、気がついたみたいだね。
   やれやれ…戯れにアイツに八極拳習わせてたけど…あの馬鹿力にそんな凶器を持たせるとかやり過ぎたかなぁ^^;」
妖夢「(はっ)…し、しまった…対戦は」
幽々子「…残念だけどリリカ達の勝ちみたいだわ。
   あなたも頑張ったけど…今回は相手が悪かったわね」
妖夢「そうでしたか…私は…」
幽々子「勝敗は兵家の常、気にしないの。
   時間的に終幕の様だし、私達も白玉楼へ帰る支度をしましょう」



3on3 最終戦 自分は5戦目と同じ
相手(ユルール)
ふなを(ナマズン@リンドの実)、ウオヲ(ギャラドス@王者の印)、ドレムラス(ボスゴドラ@先制のツメ)


スターにゃん「お、なんかパーティ以来の顔触れだな!お前たちもこっちに居たのか!?」
ふなを「(ぎゅいいいいいいいいん!)オウ!?オメエは16回目のパーティの時に来ていたヒーローキャットだな!
   面白え!俺様の燃え上がるビジュアル魂とオメエのヒーロースピリッツ、どちらが上か勝負だぜエエエエエエエ!!」


リリカ「あれ?知り合いだったんだ」
ミニッツ「私達の世界の、お祭り好きな神様のパーティに参加していた人たちですから^^
    かごめさんにユルールさん、るりさん、ポエットもいるし…なんだかパーティの同窓会みたいなふいんき(ryですねー^^」
リリカ「それって確か、音楽のパーティだよね?
   いいなあ…楽しそう。
   何時か私やお姉ちゃん達も参加出来たらいいなー」

こいし「でも神主は大々的な商業展開とかやんわり禁止してるしそのあたりえげつないやりくちのコンマイとはどう考えても反りが」
みとり「その先はヤバいにも程があるから超禁止!><



先手はスターにゃん。
光の壁を張ったのち、龍舞を積んだ魚野郎よりもはるかに速い最速最強のサイキネ急所ヒットで魚野郎を退けます。
次鋒の、ふなをよりも攻撃力に優れるウオヲは破壊光線を耐えきり、そのまま滝登りから反動中の地震でスターにゃんを撃破。
素直にサイキネ2発撃てと?ごもっとも。

とはいえ特攻特化エーフィーの破壊光線の威力もすさまじく、瀕死寸前のウオヲに交替でボスゴドラ登場。



ユルール「大丈夫…ヨルノズクなら技も知ってるもん…!
    飛行タイプの技ならドレムラスに効果メチャクチャ薄いし、エスパー技でも鋼タイプなら耐えられる…あとは岩技が決まればなんとか…!」
リリカ「なるほどなるほどー、確かに正攻法じゃこの子の攻撃能力じゃ突破難しいかもねー。
   フランドール並みの火力があるならまだしも、ヘドウィグは防御特化だし…」
ユルール「へ…?だったら交換しないんですか?
    (良かった…もしかしたら残りの手持ちに決め手を持ったポケモンがいn)」

リリカ「(きゅぴーん!)ところがどっこい…!
   この子には秘密兵器があるんですっ…!
   現実です…これが現実っ…!
   ヘドウィグ、目覚めるパワー!!」
ユルール「はい!?」

ヘドウィグは目覚めるパワーの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!

ユルール「∑( ̄□ ̄;)えええええええええええええええええええええええ!?
    何それえええええええええええええええええええええええええええええ!!?」



アリス「めざパですって!?
   まさか…あんな技を持ちだしてくるなんて」
永琳「ふむ…岩・鋼タイプのボスゴドラの弱点を突くとすれば、格闘か地面か水タイプ…。
  偶然とはいえ、そのいずれかのタイプで高威力のめざパを持っていたとしか…


かごめ「あー、そう言えばあいつ、水タイプで威力70のめざパって役に立つのか聞いてきたな。
   ものによりけりとは言ったけど…成程、それが飛行タイプなら止められやすい岩対策に水70のめざパあっても面白いかもなぁ」
フラン「…どういうことなんですか?」
かごめ「目覚めるパワー…通称“めざパ”はかなり面倒くさい要素でな。
   そのポケモンの個体値の組み合わせに応じて、威力は特殊攻撃の30から70、タイプも変わるという技だな。
   ちなみにフラン、今のお前が仮にめざパを覚えるとタイプは飛行、威力は63だからエアスラッシュがあると無用の長物だ」
フラン「へーそうなんですかー。
   リリカさんのパーティで最高威力はあのフクロウだって解ったけど、私達のパーティで一番高い威力は誰のなんですか?」
かごめ「咲夜は威力69のめざパ持ってるから、それが最高威力だが…タイプが炎だからこれも無用の長物だなぁ。
   レミリアの氷やにとりの炎なんかは、タイプ的には悪い選択肢じゃねえがどっちも威力が50以下だからこれも使いモノにならん。
   ルーミアもタイプ、威力ともに微妙だし、小傘とチルノは威力が低過ぎて話にならん。
   その意味で言うとリリカの奴、かなり運がいいかもな。
   飛行タイプのヨルノズクに水の最高威力めざパはかなりのシナジーになる。
   もし咲夜のめざパのタイプが電気か草だったら十分選択肢になったんだろうけどなー」
ポエット「(あれ…そう言えば私、自分のめざパのタイプ知らないなぁ)」



余談ですがルーミアは虫タイプで58、ポエットは水で62とかなり高いです。
でもこれなら、殆ど威力に差がなくて追加効果のある水の波動を覚えろとかそんな気も。
ルーミアに至っては、悪対策というなら気合玉など代価品に事欠かないので覚えさせるだけ無駄ですし。

それはさておいて、秘密兵器水70めざパ2発で鉄壁のボスゴドラを撃沈。
種族値的に防御が紙のヨルノズクですが、この子は防御VでHPに極振りしてるので雷パンチ1発では落ちる気配もありません。
火山の小道コースで勝手についてきたホーホーでしたが、ここまで至れり尽くせり過ぎて罰が当たりそうなくらいいい子です^^;
まるでポケスペルビサファ編のMIMI(ミロカロス)みてーだ。



ミニッツ「さーて、これで止めですよー!!」

ユルール「ウオヲさん!もう何でもいいからとにかく何とかしてくださいよおおおおおおおお!!><
ウオヲ「∑( ̄□ ̄;)おおおおおおおおおおいィ!?解った解ったっつの!
   だから襟思いっきり引っ張るのは勘弁してくれ俺様の一張羅なんだあああああああ!!
   く、くそ俺様のパンク魂見せてやるぜ!オイイイイイイイイイイイイッ!!」


ウオヲは滝登りの構え!
ミニッツにはあもり効いていない…がミニッツは衝撃で足をもつれさせてしまった!


ミニッツ「しまっ…!」
ユルール「∑( ̄□ ̄;)来た!スタン来た!これで勝つる!!
    ウオヲさん!今がチャンスなんですー!!><」
ウオヲ「よっしゃーどんどん行くぜえええええええええ!!揺れちまいなアアアアアアアアアアアア!!」


ウオヲは地震の構え!
ミニッツはそのまま足を取られてしまった!


ミニッツ「きゃん!!><」
リリカ「ミニッツ!?
   そ、そんな!
   地震には特定技使用時に受けるとダメージが倍になる以外の効果なんて…あ!そのジャケットのブローチってもしかして!」
ウオヲ「フオオオオオッ!これは今日来るときに(リーダー)に貰った王者の印とか言う奴だぜエエエエエ!!」
ユルール「(よ…よかった念のために持たせてあった王者の印が役に立ったー!\(^0^)/
     なんかやたら打たれ強いのが気になるけどこのまま押しきれれb)」

ミニッツ「そう何度も何度もかかりませんよ!」

ウオヲは地震の構え!
ミニッツはその場に独特の構えでやり過ごしている!

妖夢「あれ…あの内股の構え…」
美鈴「三戦(サンチン)ですねー。
  アレやると荒波でぐらぐらしまくってる船の上でも重心ずれないから姿勢が安定するんですよー^^」
フラン「へーそーなのかー
ルーミア「∑( ̄□ ̄;)それ私のセリフだよー!?


ミニッツ「今度こそこれで終わりっ!
    泰山天狼拳奥義・天狼凍牙拳っ!!」

ミニッツは冷凍パンチの構え!
相手のウオヲを冷凍パックにした!!

ウオヲ「うう…俺様もこれで鯉こくか…(がくり)」

ユルール「(鬱モード)…もう喚き立てるのもめんどくさくなってきた…このままコレ段ボールに詰めて帰ろうかしら
テトラ「∑( ̄□ ̄;)ゆ、ユルールさん!?
   お気を確かにー!!」
ラゴラ「…流石のわらわもこの発言に背筋が寒くなってきたわ…これは下手に刺激せぬようにせねばの」



10%の確率がやけに低い事に定評がある王者の印発動で少し焦ったものの、流石に二度目はなかったのでそのまま魚野郎をぶちのめして終わり。
どうでもいい事ですが今思えばゆとりゲージでオイ0クリアしないでよかったと思ってます。まさかあの程度で43にランクアップするとはなぁ(←


これで三篇にわたるログは終了ですが、誰得話はもうちょっとだけ続くんじゃよ…。
なんか素直なおぜう様が許せない人は全力でブラウザバックして良いぞ(何


一行で言えば「おぜう様からクロスポイズン以外の技を全部忘れさせて、技マシンでとんぼ返り、挑発、まもるを覚えさせて変則的なかく乱型にした」というだけの事です。
今までは「初代ほどの反則的な性能を無くした影分身での回避を頼りに、ただひたすら技対応を多くして力押し」というスタイルでしたが、火力も瞬発力も足りないお嬢様にはこの戦法は絶対無理と判断し、挑発で相手を撹乱し、まもるで相手の出方を伺い、とんぼでタスキを潰しつつ適宜状況にあった味方に交替という立ち回りに活路を見出そうとしたわけです。

勿論同じ名前で、ブレバなり催眠術なりを遺伝させた意地っ張り最速ズバットを厳選すりゃいい気もするんですが…思い入れのある個体だったので愛着もあったわけですし、何とか活かしてやりたいという気持ちもありまして。
まぁでも個人的にクロバとゲンガー好きだし、このどっちかでもなければここまではやらないと(←





-それから数刻後 シンオウリゾートエリア藤野家別荘-


レミリア「それってどういう意味よ!
    この私が…私が低級妖怪ごときにも劣ると言いたいの!?」
フラン「お、お姉様落ち着いてください!
   かご…マスターはそういう意味で言ったんじゃ…!」
レミリア「フランは黙ってなさい!これは私の問題なのよ!
    冗談じゃないわ!
    そもそも夜の王たる私の実力をろくに引き出せもせず、支配者面をされるなんて我慢がならないわ!


かごめ「…だったら表へ出ろ、レミリア。
   今だけこの辺りの空間の境界を弄くって、本来の力とやらで本当の殺し合いが出来るようにしてやる…!


フラン「かごめさんッ!?」
ポエット「かごめさん、落ち着いてください!
    最初に話し合いで決着をつけるって言ったの、かごめさんでしょ!?」
かごめ「それは話を利く度量のある奴が相手だったらという前提だ。
   ルーミアやチルノすら、他人の言葉に耳を貸す能力があるというのに…この『お子様』にはそう言う能力が全くないらしい以上、残る方法は実力行使だと昔から相場が決まっているッ!」
レミリア「言ったわねッ…!
    言うに事欠いて…私をあんな連中以下だとッ!」


宵闇の空の下に、幼き夜の王が飛翔する…!


♪BGM 「亡き王女の為のセプテット」(東方紅魔郷)♪


レミリア「折しも今宵は満月…!
    この白い月…あんたの血で紅に染めてやるわ…!」
かごめ「…上等だ」


美鈴「さ、咲夜さん!止めなくていいんですか!?
  わわ、私の見立てだとどう考えてもお嬢…」
咲夜「その先は言うなッ!
美鈴「(ぞくっ!)…さ…さくや…さん…?」


咲夜「…そんなこと…私が知らないとでも思ったの…?
  解っていたのよ…そんなことは…!
  でも…信じるしかないのよ!
  今は、私にはそれを信じることしか…!」



ルーミア「空気が揺れてる…とっても、嫌な感じ…」

チルノ「どうしちゃったんだよ…かごめも…レミリアも…。
   どうして、どうしてあんなことになっちゃったんだよ…どうしてだよ勇儀…?」
勇儀「…そうだな…でも、主殿は言っていたよ。
  レミリアを見捨てたくないと。
  でも、それはきっとあいつのプライドを深く傷つける行為だって言う事も…だから、避けられない事だったのかも知れない」

勇儀「レミリアの能力は『運命を操る能力』。
  その強大さゆえに…レミリア当人の吸血鬼としての実力は、実は劣等と言わざるを得ない。
  直接的な破壊の力をもつ妹のフランドールよりもずっと…!」
チルノ「れっとう…?」
勇儀「…吸血鬼の中で、弱い。
  そういう意味だ。
  吸血鬼そのものが強いから、解りにくいかも知れないがな…」



レミリア「…はあ…はあ…!
    (つ…強い…!
     ここまで…ここまで絶対的な差があるなんて…ッ!)」


かごめ「どうした!その程度で終わりなのか、幼く紅い月!
   …あたしはまだ…剣を鞘から抜いてすらいないよ…!?
レミリア「…ッ!
    だったら、そのまま抜かせる暇なんて与えてやらない!
    死ねッ!神鎗“スピア・ザ・グングニ…」


“契約により我に従え、燃え盛る者、炎の覇王。
 来たれ、紅蓮の業火!煉獄の大剣!”



レミリア「…うっ!」


かごめの両手から吹き上がる炎がその頭上に紅蓮のアーチを形作る…!


“背徳の文明蔓延る堕落の都市を、死の灰燼に帰さしめよ!”


フラン「何…あのバカげた魔力…!?
   ポエット…あれは、あれはいったい…!?」
ポエット「そ、そんなっ…あれはかごめさんの契約した奥義魔法!
    やめて!もうやめて二人とも!これ以上はだめえええええええええええええッ!!


レミリア「こ…ここまで来て…ここまでやってっ!
    もう後になんて引けるわけないわよおおおおおおおおおおッ!


かごめ「紅蓮の滅閃ッ!」



勇儀「でも、きっと…レミリアにとって一番不幸なのは、そういう自分自身を誰よりも理解しているという事。
  あいつ自身が…他人の才能を見抜く確かな洞察力と、優れた判断力を持っているから」
チルノ「う…うー…難しいよ…」
ルーミア「他の人の良いところが解ったり、そのときどうすればいちばんいいかとかすぐに決められるって言うことだよね?
    …かごめ…ししょー言ってたよ。
    それは、みんなをまとめるリーダーとしての一番大切な能力なんだって」
チルノ「そうなの!?」
勇儀「ああ。
  どんなに戦いに強くても、戦いに強くなる修行をしても身につけられない…。
  レミリア自身が持って生まれた、あいつの誇るべき才能。
  “覇王の資質”というべきモノだ…!」


♪BGM 「空耳とハリネズミ」/パーキッツ♪


勇儀「レミリアは…元来、優しい娘なのだと咲夜が言っていた。
  あいつや紅美鈴、パチュリー=ノーレッジといった紅魔館の面々は…その破壊の力ゆえ、拠り所をすぐに失ってしまうフランの事を思って…あいつや自分と共に歩める者達として、レミリア自身が選んだのだと…!」

勇儀「しかし、紅霧異変の折、霧雨魔理沙とフランが出会ったことで、フランは少しずつ狂気から解放され始めた。
  レミリアはそれにより自分を五百年近く縛っていた枷から解放され…それとともに自分自身の在り方を見失ってしまった。
  でも…こうして集めた拠り所を失いたくないから…あいつは…虚勢を張ってでもあいつらの事を自分の手元から離すまいとして…!」



レミリア「…くっ…ちく、しょうっ…!」


フラン「…お姉様!」

美鈴「…まさか…外したの?」
咲夜「違うわ…」


かごめ「もう終わりだ、レミリア。
   これ以上は、本当の殺し合いになる」
レミリア「…わざと…わざと外したわね…!
    私のスペルだけを打ち消す絶妙な角度に調整して…!!
    どうして!何故なのよ!これ以上憐れみを受けるくらいならいっそ死んだ方が…」


ぱぁん!!と乾いた音が辺りに響く
それは…かごめがレミリアの頬を張った音…


レミリア「…痛っ…!」
かごめ「いい加減頭を冷やしなさいっ…!
   あんたが死んだら…残されたフランは…咲夜や美鈴…紅魔館に残ったパチュリーの気持ちはどうなる!
   あんたが拠り所に選んで…そして、あんたと共に生きることを選んだ連中の気持ちはどうなるんだよっ!

かごめはレミリアの襟首をつかんで引き寄せる…

かごめ「あんた…自分自身でもう気づいてるんだろう…!
   あいつらは、あんたがどんな姿になっても、決して見捨てないってこと…!
   あんたが本当は強かろうが弱かろうが関係ない…純粋にあんたと一緒に居たくて、一緒に居るんだってことを!
レミリア「…!…それ、は…!」
かごめ「言って見せろ…今、この場で…!
   お前があいつらの事をどう思っているのか…!
   そうすれば、お前はもう不要な虚勢を張って…自分自身を傷つけずに済む!
   フランがそうしたように、自分の気持ちを素直に吐き出せッ!」


レミリア「…いや…!
    そんなの…嫌…私、わたし…っ!」


レミリア「いやなの…!
    みんな…みんなきっと私のこと…嘲笑(わら)うからっ…!
    苦しんでいる妹一人助けられない駄目な姉だって…!
    誰かの助けがないと…何にも出来ないって!
    …一人では何もできないって…そんなの…いやあっ…!!」


咲夜「…だったら!
  もっと私を…私達のことを、頼りにしてくださってもいいじゃないですかッ!!


レミリア「さく…や…!」
咲夜「…もう…もういいじゃないですか…!
  あなたは…もっと自分の心に素直になったっていいんです…!
  私も、美鈴も…フラン様もいます…ううん、今は一緒に支え合えるみんなが、これだけいるじゃないですか…!」


勇儀「そういうこった。
  あたしも今まで、こういうモノにとんと縁を作らなかったが…今ではお前たちと共に居て良かったと思ってるさ。
  お前がそれでも『強さ』を望むなら…あたし達もあんたの『強さ』に見立ててくれればいい…!」
ルーミア「威張ってる吸血鬼なんて嫌いだけど、フランのお姉ちゃんなら私達の友達だもん!」
チルノ「この最強のあたいも力になるから、甲鉄艦に乗った気でいいと思うよ!!」
ポエット「∑( ̄□ ̄;)うわあチルノちゃんがマトモなモノを例えの引き合いに出したー!!

レミリア「…みんな…」

美鈴「…今この世界でなら、あなたに見出して頂いた武の総てをあなたのために使うこともできます。
  そうすれば、落第門番の私でも少しは、あなたのご恩に応えることだってできますから…!」
フラン「だから…もう強がらなくていいんです、お姉様…。
   私だって…変わったわけじゃない。
   ほんの少し素直になれば…そうすれば、見える世界が違うって…それだけのことなんだから…!」

レミリア「…美鈴…フラン…!」

フランはレミリアの体を抱きしめる…

フラン「誰も…誰もお姉様を馬鹿になんてしません…!
   だって…お姉様は…ずっと、ずっと…私のこと、護ってくれたじゃないですか…!
   私が自分を壊してしまわないように…!
   …私のチカラでも壊すことのできない、大切なモノを…いっぱい…いっぱいくれたじゃないですかっ…!!

フラン「だから…今度は私がお姉様の力になりたいの…!」
レミリア「フラン…!」


かごめ「今一度聞く…どうする、レミリア?
   お前は自分の心諸共、こいつらの気持ちを踏みにじってこれからもひとりで虚勢を張り続けるか?
   それとも…こいつらの“強さ”すべてを自分の“強さ”として…高みを目指してみるか?」
レミリア「…私…みんなの心に応えられるようになりたい…!
    だから…わがまま言ってごめんなさい、かごめ…あなたの言う新しいチカラを…私に教えて…!
かごめ「…解った」

かごめはレミリアに技マシンを3つ手渡した

レミリア「これは…?」
かごめ「…あんたらしさを失わせずに、あんたの力を最大限引き出せる組み合わせを考えて導き出した一つの推論。
   あたしにも正直、これが最良の選択だったのかまだ分からない。
   でも…あんたの心があれば…きっとあんたはずっと強くなれるとあたしは信じるよ…!
レミリア「…わたしの…こころ…」
かごめ「これからは…このみっつの技と、あんたが最も信頼できる自身の技で、あんたが試合を組み立てるんだ。
   あたしが監督をすることことには変わらない…だが、指令塔はあんたがなるんだ、レミリア。
   …これは…あたしがあんたにしかない強さと見込んでのことなんだからな…!」
レミリア「…うん!」



文「(あのレミリアが…ようやく彼女に心を開いた、か)」

紫「ふふっ…どうやら、巧くいったようですね」
文「おっと…!
 いきなり変なところ(文の寄りかかっていた木の裏)から顔を出さないでください…というか立ち聞きとはあまり感心しませんが?」
紫「私も少し、心配になっていましてね。
 あの姉妹は、幼くして成長が止まってしまった吸血鬼。
 妹は兎も角、姉の方は相当の意地っ張り。
 私の計画の上で、あの性格は途轍もない障害のひとつだった」
文「計画…ですか」

紫「心を開き、己の弱さを認めて受け入れたレミリアは、必ず今までになかったような強さを見せる筈。
 初めは嘲笑をもって迎えられるかもしれない…しかし、気づけばその表情を凍らされるような…相手にそんな悪夢を見せるくらいに」

紫「あの真祖…藤野かごめと私達の邂逅もまた、レミリアが引き寄せた運命だとすれば…運命の巡り合わせというのも実に面白いものです」

紫「さて、用も済んだことだし邪魔者の私も帰りましょうか。
 今後、私もあなた方と一戦交える形になるやもしれませんが…その際は加減は不要、そうかごめさんにお伝えくださいな」
文「あやややや…これはまた厄介な事を…ま、承っておきましょう」
紫「それでは…御機嫌よう」


紫の姿はそのまま空間に溶け込むように消える…
文の目の前には、月明かりに照らされたかごめ達の姿


…一人の少女が生まれ変わったその夜は、静かに更けゆく…