ポケモン対戦ログ(2010.6.20/6.21) その3


かごめ者「…」
はな者「…」
かごめ者「…………なあ、はな者」
はな者「何か用かな」
かごめ者「前回のログ書いてから一体どれだけ放置されてたんだろうな
はな者「正直考えたくもないわ。
   書かない気だったとかほざきながら世界樹のプレイログ書きやがってたとか、挙句第二版出るまで手を出さないとかぬかしてたポケモン白進めやがっていたりとか…何考えてんのかしらあの崖下狐」
かごめ者「せめてもの救いは後者のプレイログを一切書かなかったことだろうな。
    主人公が主人公だけにもっと濃くいくかと思いきや、クリア時間も40時間切るというここ最近のRPGとしては早い方だったし」
はな者「あれ?世界樹ってそんなに時間かかったっけ?」
かごめ者「プレイ時間が明示されてなかったから解んないけど、一カ月くらいかかったから50時間は軽く突破してる気がするが。
    ポケモン白は一週間かかってないし
はな者「( ̄□ ̄;)マジで早いなオイ!!
   …まぁでも、その分ログが放置状態だったことは確かだけど」
かごめ者「それどころかブログそのものも放置気味だったけどな^^^^^
はな者「………笑い事じゃないでしょうに」

かごめ者「とりあえずこっちで先にまとめなきゃならないログは今回のと次回だな。
    その次の奴はどこぞの人形使いの中の人の尻を蹴飛ばす必要があるそうだからいいとしても
はな者「そう言えば前回までポエットとあたしで進めてたのに、あんたナチュラルに混ざってるのね」
かごめ者「夏も残暑も終わってますので^^
    あとポエットは世界樹の四週目に放りこみましたので」
はな者「酷いなオイ^^;」


かごめ者「というわけで二日目は遊牧民だけなんだが、ラウンド数やたら多いんだよな。
    対戦数増やし過ぎるとログまとめ億劫になるからやめろというのにまったく…」
はな者「もうこんな誰得SSなんかにしなきゃいいのにねえ」
かごめ者「流石にランダムマッチまではそこまでやらんだろうけどなぁ。
    最も身内対戦となると主人公がさな坊だからこれまで以上に濃くなるだろうが」
はな者「こういう形式の時も二柱に乗っ取られたりするのかしら」
かごめ者「いやあいつらはさな坊絡むと暴走するから基本的にはメインパーソナリティーあたし達で
はな者「ですよねー。
   となると、今回と次回のログ以降で早苗ちゃんがポケモンとして登場するのも最後になるってことなのかしら」
かごめ者「メタ的な話するとそうなるな。
    因みにこの辺りの話題は予め工業製品で言えば限度品ということでみとりを言いくるめてあるから問題ない」
はな者「NG臭しかしないんですがどう考えても…」



ラウンド3(6.21)
自分(リリカ)
リグル(モルフォン@拘りスカーフ)、リューサン(プテラ@王者の印)、ウェルダン(バクーダ@先制のツメ)、しずは(リーフィア@カムラの実)、レティ(マンムー@気合のタスキ)、G.そら(ラムの実)
相手(ユルール)
ナティウス(オオスバメ)、ルルー(チャーレム@拘りスカーフ)、おくう(ドンカラス)、ローズマリー(ミミロップ@命の珠)、シャルロット(ムウマージ@ラムの実)、マタン(何時ものサーナイト)

はな者「フルバトルって大体何か起こるから1ページ割くかと思いましたが」
かごめ者「いやーあのスイーツ(笑)絡んでるならむしろこの扱いくらいでいいと思うんですわ?お?」
はな者「ひっど^^
   実は並べてみるとレティさん潰されると決め手がなくなるわねこれ」
かごめ者「実際にあの黒幕はウサギモンクに瞬殺されて役割持てるどころじゃなくてだな
はな者「おいィ…」
かごめ者「これまでそれなりに見せ場があった拘りりぐるんの眠り粉が外れたのが痛かったよな。
    つーかあの兎詐欺だよ兎詐欺。
    実質あいつに全員持ってかれたようなもんで、こっちも変態鴉が頑張ってたようだが…」
はな者「攻撃技が捨て身一本しかない欠点がシャルロットと鉢合わせして見事に露呈されたと」
かごめ者「詰みという奴ですな。
    これまで全くいいところのなかったバカがひとりはしゃいでた気もするが放置でいいだろ。あいつ実質何もしてねえし
はな者「でっすよねー^^^^」

スイーツ(笑)「んだとこらあ!!お前らこのボクの初☆勝☆利を一蹴して済ますとか絶対忍者だろ汚いなさすg」
遊牧民「はいはい迷惑かけてないでさっさと白亜の森に戻りましょうねー?」

かごめ者「…何か見えたかな?」
はな者「ん〜ん?なんも見てないし聞こえな〜い♪
かごめ者「じゃあ次に行きましょうか」


ラウンド4(6.21)
自分(カゴメ)
ノクス(マニューラ@気合のタスキ)、ルーミア(ゲンガー@広角レンズ)、ロキ(バンギラス@フォーカスレンズ)、キスメ(ダグトリオ@のん気のお香)、パチェ(ハピナス@食べ残し)、アンナ(エンペルト@ヨプの実)
相手(ユルール)
ミノ(ケンタロス)、ルシエド(アブソル@気合のタスキ)、シデン(エアームド) あと知らん(←

はな者「あーかごめ者、これは一体…」
かごめ者「全滅させられたと思ったか?回線落ちだよ!!!
はな者「( ̄□ ̄;)おいィ!!
   えー随分前にも確かこんなことありましたよね!?」
かごめ者「これまで対戦さえ始まってしまえばそのまま最後まで行ったんだがなあ…まぁ対戦としても特に何かあったわけでもなし割愛しても良いが…この時ノクスとアンナ者、そしてマタンの馬鹿が一堂に会してたってことがポイントだったんだろうなぁ」
はな者「なんつー爆弾面子…絵的にアリスさんと幽香さんみたいなパターンにはまかり間違ってもならない組み合わせよね」
かごめ者「ましてHばっかりだから別の意味で収拾付かなかったという。
    これはおまけでちょっと触れようか、世界樹ネタにも絡むんで」
はな者「あのノクス君も性根を叩き直す機会は必要なんじゃないかしら」
かごめ者「…一考の余地はあるかもなぁ」


ラウンド5(6.21)
自分(カゴメ)
パチェ(ハピナス@食べ残し)、フラン(クロバット@のん気のお香)、ルーミア(ゲンガー@広角レンズ)
相手(ユルール)
レモン(ポリゴンZ@達人の帯)、ロコ(ジバコイル)、ラゴラ(ミロカロス)

かごめ者「これは状況を見てもらおうか。マタンが出てた時より余程面白いんで
はな者「本ッ当に酷いわね。
   否定できないけど」


♪BGM 「戦乱 討ち果て倒れる者」/古代祐三(世界樹の迷宮3 星海の来訪者)♪

レモン「ふふ…七曜の魔女だか知らないけど…この星魔力(エーテル)の力を極めた一級星詠み(ゾディアック)である私の力には遠く及ばないということ…証明してあげるわ…
パチェ「…随分頭のイタそうなのが出て来たわね…あの腐れリア充百合人形使いとどっちがイタいかしら(呆れ)」
かごめ「そうはおっしゃるがな紫もやし
   アレ前回何やったか知らんお前でもないだろう」
パチェ「もやしを甘く見たら死ぬわよ(キリッ
   …まあ見てらっしゃい、あんな厨二病者と年季が違うということ…あなたにもとくと思い知らせて上げるわ」


パチェ「…来なさい小悪魔、何時ものように時間を稼いで頂戴」
小悪魔「なーんかこのところそればっかりですねー^^;
   まぁ役目とあれば従う他ないんですけどねぇ」

パチュリーは小悪魔(身代わり)を召喚した!

ローズマリー「おいおい…あのひょろそうなの戦えるのかい?
      いくらレモンが星術が使えない相手と鉢合わせると加速度的に影が薄くなったり、それどころか弱点がつけない相手と解ると超速攻で逃げを打つヘタレだからって」
ヘルメス「お前大概だなそれ…まぁ否定はせんが」
ラ・ターシュ「あんた達さらりと酷いね^^;
      で、その辺どうなんだい?あたしら何だかんだでまだあんた達のところの住人のことは良く知らんのだが」
お燐「確かにあの図書館魔女、重度の喘息持ちで体力妖精以下だって聞くけどねぇ」
ヤマメ「こと魔法の打ち合いというならアレに勝てる奴、幻想郷にはいないと思うよ。
   その上図太さも天下一品だし、懐に飛び込んでインファイトにでも持ちこまない限り瞬殺は無理だと思った方がいいね。
   少しでも持ちこたえられると、魔力をブーストしまくって一瞬でこっちを消し炭にしてくるから短期決戦が望ましいんだけど…」

レモン「何を馬鹿な。
   普通の魔法の一撃で倒せないというなら、限界まで星魔力(エーテル)を上げて倒せばいいだけのこと!

レモンはエーテル圧縮(悪巧み)の構え!
レモンの特攻がすごくアッポした!

パチェ「…!…これは」

バーミセリ「なあ、レモンってああいうキャラだったっけか?
     お前らが言った通り何時ものパターンだと、一寸でも不利要素見つかると、速攻で逃げかますだろ」
ヘルメス「そりゃあおっさん、今のアンタが一番よく解ってるんじゃねえの?
    …アンタ目の前のアレ見て、1mmも負けるとは思ってねえだろ。
    例えるなら第三階層まで突破してからナルメルに挑む感覚に似てね?
バーミセリ「……成程、言い得て妙だ」

パチェ「(むっ)…舐められたものね…!
   これを受けてもまだ、そんな態度が取れるか見せてもらおうかしら…!」

パチュリーはチャージビームの構え!
放たれた魔力の残滓を吸収してパチュリーの特攻がアッポした!

レモン「…焼け石に水(にやにや)」
パチェ「ちっ…!」

かごめ「……いかんなあいつ、完璧に冷静さ失ってやがる」
レミリア「珍しいわね…魔力圧縮なんて子供の遊び(キリッ)みたいなことを何時も言ってたのに」
かごめ「往々にしてああいうやつこそ、ヘンにプライドが高かったりするんだよ。
   魔力圧縮も使い様…挙句あの中二病、相性もあったろうがカナさんを何もさせずに潰してるんだぜ…?
   …こりゃあ駄目かも知れんな」

パチュリーはチャージビームの構え!
しかしチャージビームは外れた!

レモンの反撃の氷の星術で小悪魔は倒れた…。

小悪魔「はうう…ごめんなさい〜><」
パチェ「(しまった…!
    命中精度に難があることは解っていたけど…!)」

レモン「これで止めよ…限界まで星魔力を蓄えた私の右手が唸る!お前を倒せと轟き叫ぶ!!
   超必殺、エターナルフォースデスライトニング!!

レモンは10万ボルトの構え!
パチュリーをズタズタにした!

パチェ「(…くっ…相手を小娘と侮り過ぎた…私もまだまだだわ…)」
レモン「あーっはっは!何百年生きていようがこれが才能の差よ!
   アーモロードの平和を救った運命の申し子(スーパーヒロイン)であるこの私に挑むには一万光年早かったわね!!

バーミセリ「…なあヘルメス、「光年」って確か距離の単位だよな?」
ヘルメス「おっさんの頭でもそう思ったってことは俺の思い違いでもねえな」
ユルール「いやちょっと…皆さん寛ぎ過ぎにも程がありますよ…^^;」


レモン「さあ、次にこのスーパーヒロインである私に挑む哀れな悪役は誰かしら!?」

パチェ「ごめんなさい…少し、甘く見過ぎていたわ」
かごめ「…まー仕方あるまい、そりゃああたしとて一緒だ。
   ならば…」
ルーミア「(にこっ)」

パチュリーと入れ替わりにニコニコ笑顔のルーミアが姿を現した途端…レモンの(多少脳のネジがぶっ飛んだような)哄笑がピタリと止まる…

バーミセリ「な…なあヘルメス」
ヘルメス「…な、何か用かなリーダー?」
バーミセリ「なんかこう…あの娘っこ、ふいんき(ry変わった気がしねえ?
     前なんかちょっとさ、そうだな、もうちょっとなんつーか」
ヘルメス「ま…まーあんたがそう思ったら…そうなんじゃねえの…?」
ローズマリー「なんだよ…体の震えが止まらねえ…っ!
      さっきのとは段違いのとんでもねえバケモノに見える…あたいの錯覚じゃねえのかよ…!

レモン「あ…あわわ…!」
ルーミア「お姉さん強いね!
    強い人が出てきたら遠慮なく力を発揮して良いぞってかごめが言ってたから…全力で行くよ!

ルーミアが気を込めると凄まじい勢いの妖気が放出される!
レモンは無言で全力逃亡…しようとしてその気につまづいてコケた!

レモン「わぷっ!><」
ルーミア「知らなかったのか…大魔王(そーなのかー)からは逃げられない(キリッ
    それじゃあ行くよー!
    SNFの伝道者衣玖さん直伝サタデーナイトフィーバー!!><ノシ」
ユルール&レモン「( ̄□ ̄;)ひゃああああああああああああ!!?

ルーミアは10万ボルトの構え!
レモンは昏倒した!

レモン「きゅ〜…><」(←気絶している
ラ・ターシュ「(…直撃したわけじゃない…魔力そのものの強さは変わらない筈なのに、直撃させずその余波だけで気絶させるなんて…。
       レモンの雷星術も、かつて戦った深王のそれと同等以上の破壊力があったと思うが…いったいどんなことをすれば、こんな数日でこれほどの力を)」
お燐「…あいつ、今まで眠らせてた自分の本来の力を解き放てたんだって、さとり様…あたいのご主人様が言ってたよ。
  今のアイツに勝つのはきっと容易なことじゃない」
ラ・ターシュ「成程ねえ…面白くなってきたじゃないか」
ユルール「ちち、ちっとも面白くないですよー!!どうするんですかあんなのー!!><」


かごめ者「まぁ特防Vでも決定力も体力もないあの紫もやしにどうにかできる相手じゃねえとは思ってたけど」
はな者「ポリ乙素早さも地味にあるからねえ…。
   そんなところまで本家世界樹のゾディアックを再現しなくてもいいと思うんですが」
かごめ者「ポリ乙炎技覚えないけど、遊牧民の中の人のプレイログを見る限りこいつ炎の星術最後まで持ってなかったみたいだなー」
はな者「ちょ…それ大丈夫なの?」
かごめ者「炎枠が業火だけだと地味に辛いからアンナ者は速攻で三色全部取ったらしいが。
    いくら殴りモンクの壊炎拳でカバーできるからって言っても…相変わらず無茶するよなあの遊牧民」

かごめ者「このラウンドはあと完全にそーなのかーのターンで終始した気がするな。
    結局ルーミアはロコを気合玉で滅殺して、妹様がほぼ何も出来ず終わった後もラゴラ様のハイポンを華麗に回避してそのままサタデーナートフィーバーを決めて安定した強さを見せてくれたと」
はな者「しかし最近よくハイポン回避するわよね。こっちのも当たった試しないけど」
かごめ者「良く当たる印象のある大文字と命中が5しかないことを疑いたくなるよな、本当に」
はな者「あとフランちゃんのかりちゅまぶりも最近本当に酷いわね」
かごめ者「まー…その辺はいいんじゃないか?
    レミリアと違ってあいつはそれほど気にしてねえみたいだし」


ラウンド6(6.21)
自分(カゴメ)
さなえ(ピクシー@命の珠)、にとり(シャワーズ@食べ残し)、まこぴー(キュウコン@気合のタスキ)
相手(ユルール)
Sモグー(サンドパン@パワフルハーブ)、ウオヲ(ギャラドス)、フィリ(トゲキッス)

かごめ者「随分間が空いたせいか、この頃までにとりがシャワーズのままだったのか少し記憶があいまいだったんだが
はな者「メモに「とける」って書いてあったからシャワーズのままよね、多分」

かごめ者「この時酷かったのはあのモグーだよモグー。
    こっちの指示が悪かったと言われればそれまでだけど、まさか立て続けに2りやられるとは思ってもなかった」
はな者「…もあるんでしょうけど、サンドパンは第一世代最強最速クラスの地面ポケモンだし、決して甘く見れるポケモンじゃないと思うんだけどねぇ…」
かごめ者「全くだ。こっちの先手鈍足ばっかりだったからかき回されるだけかき回されて」
はな者「けどそこまでだわね。
   あとは足の速いまこぴーで今度は逆にかき回してやったと」
かごめ者「最速じゃないから95族最速に越されちまうのが難点なんだけどな…
はな者「マジですか^^;」
かごめ者「マジです^^;
    っても残りは鈍足だし、催眠術入って悪巧みを積むとその時点で止まらなくなる白面の者完成、っと」
はな者「速いというのは正義を地で行ってるわよね」


最終戦(6.21)
自分(カゴメ)
みすちー(チルタリス@広角レンズ)、ナズーリン(ライチュウ@シュカの実)、さなねえ(フローゼル@王者の印)
相手(ユルール)
ヤマメ(テッカニン@パワフルハーブ)、イプシロン(カブトプス@命の珠)、あ…じゃなくてDマグス(ストライク)

かごめ者「これはまぁ…鉄火ゲームですよね^^;」
はな者「( ̄□ ̄;)その一言で一蹴すんのかよ!?」
かごめ者「まぁその目論見は黒い霧でご破算にしてやったんだけど、逆を言うとそのくらいしかいいところなかったんだよね。
    さな姉死に出しだったらまだどうにかなったかもわからんけど」
はな者「(メモを見る)…思いっきり死に出しじゃない…岩なだれでお亡くなりになってるわよ、夜雀」
かごめ者「…そうだっけ?
    どっちにしろろくに勝負にもならないでなし崩し的に終わったからどうでもよくなってるなこの辺り…」
はな者「最悪ねその性根」


かごめ者「とまぁ駆け足で一気に振り返ってみたが…この後何話すにしても、ネタがないんだよね」
はな者「仕方ないわ。
   どんだけ経過したログなのよ、これ」
かごめ者「その話はよそうや…嫌になってくるし。
    今回はここでお開きにしておいて、その都度の改良点は次のログに回そう。
    実は今回のログよりも次回のログ、遊牧民側の強い希望があってかなり真面目に書かなければならないらしいので
はな者「珍しいわね、これまでお笑い部門担当だった遊牧民側にどんな心境の変化があったのかしら」
かごめ者「いやユルールが場違い(キリッとかいうのは狐の決めつけなわけだし。
    兎も角、今回はアレだな…ネタはあるので小話を挟んで終わりだな。
    これから収録される世界樹の話にもちょっと関係のある話を」
はな者「あー、あれか」

かごめ者「というわけで今回は」
はな者「これにて^^」



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♪BGM 「夜が降りてくる」/あきやまうに♪


ノクス「…ふん、そこでふんぞり返っているだけとは良い身分だな?
   所詮まぐれの上に他者のおこぼれをかっさらって手柄にするくらいしかできないお前には、控え常駐(ベンチウォーマー)がお似合いだな!

ノクスは(目の前のエアームドではなくむしろマタンに)挑発の構え!

マタン「(ぶちん!)んだとゴルァ!!もっぺんいってみろ愚弟!!」
ノクス「寝ぼけたことを…貴様のようなふざけた奴を姉だなどと思った事は一度もない!
   貴様の馬鹿さ加減に振り回されるアギオナや臣民の為、此処で僕が貴様に天誅を下してくれる!!
マタン「テメェ…ぶち殺してやるッ!!ヽ(#°Д °)ノ

ユルール「( ̄□ ̄;)ちょ!何やってんですかあんた達ー!!」
かごめ「やっべ、予想はついてたけどなんでその斜め上行くかなこいつら…って」
アンナ「…来たれ氷精、夜の精。酷寒の北風に極光を纏い、吹雪け厳冬の氷嵐
   死に晒せ腐れ女王ッ、極光の吹雪!!
かごめ「( ̄□ ̄;)ぎゃああああああああこいつの存在も忘れてたー!!!
   ルーミア、チルノ、ポエット!その馬鹿を殴り殺してでもとめろおおおおおおおおお!!!」


〜少女戦闘中〜


ノクス&マタン&アンナ「(返事がない…ただのしかばねのようだ)」

かごめ「…いや正直すまなんだ…まさか三つ編み馬鹿まで暴走するとは予想してなくて」
ユルール「流石の私でもこれは酷いと思いましたよ…('A`)」

ロコ「…シカシ何故、アンナサンハココマデマタンサンヲ恨ンデイルノデショウ?
  確カニ、ハイ・ラガードニオケルマタンサンノ振ル舞イハ決シテ褒メラレタモノデハアリマセンデシタガ」
かごめ「半分はあたしの責任なんだよな…。
   こいつ、ポッパーズロンゲに常駐してた頃、マタンの野郎にパーティの出番を奪われたことを酷く逆恨みしててな。
   …それを言ったらノクスもそうなんだろうけど」
ポエット「先日伺った話を考えると、ノクスさんの境遇も酷いものだったみたいですしね…。
    アンナさんのことですし、きっとマタンさんを始末するための手駒として都合がいいとか考えていたのでは^^;」
かごめ「お前さらりととんでもねえ事言うな^^;
   まぁでも、概ねその通りかもしれんな」
ユルール「そんな他人事みたいに…。
    でも、これ以上かき回されたら試合になりませんよ、どうするんです?」
かごめ「……仕方あるまい、今後しばらくこの連中は絡まさんことにする。
   どうせマタンの馬鹿はどう言いくるめても出しゃばって来るだろうし、神様(MZD)も何企んでるのかこの件には触れようともしやがらん。
   ってえことは、またあたしにだけ骨を折れということらしい

かごめは屍状態のうち2りをスキマに放りこんだ…

かごめ「さて…どうしてくれたもんかねえ」



終了後


ローズマリー「おい聞いたかい?
      今回は向こうの連中が一席ぶってくれるってさ!」
ヘルメス「お、マジか?
    何時もはあのスイーツ(笑)がなんだかんだ言ってくるのに付き合わされて、今日もそうとばかり」
ローズマリー「あー、アレは宣言する前に向こうさんの強そうな連中に一撃でノされてたから^^
      不思議なことに、あたいらでやろうとすると何故か直前でその気が失せちゃうからねぇ。
      あいつが意識してるのかどうか知らないけど、なんか不思議な力でも持ってやがるのかねー」
ヘルメス「うっわー何時かやられるとは思ってたけど…。
    あの妖怪?とか言う連中の話だと相当美味いもん食わしてくれるって話だしな!こいつはうかうかしてられねえぜ!!」
レモン「おいしそうなお料理…じゅるり(^p^)

バーミセリ「ったく現金な奴らだぜ…まぁ、俺様もたまには一杯やりたい気分だがな」
かごめ「ちょいとそこの海賊のおっちゃん、少しいいかい?
   安心しな、今日はどこぞの亡霊のような食欲魔獣はいねえから食うもんは最後まで残るだろうし
バーミセリ「あんたは…まあいいぜ、何か用かい?」
かごめ「…なに、あんたらが行った世界…アーモロードのことについて、少し教えて欲しい。
   其処で何があり、何が起ころうとしているのかも」
バーミセリ「……!
     あの世界ではまだ何かがあると…あんたには解るのかい。
     だが、それを知って」


かごめ「…あの馬鹿双子は知らんが、アンナは少なくとも元々はあんな奴じゃなかったんだよ。
   あいつがああまでねじ曲がった理由の一つが世界樹の探索にあるというなら、それを矯正できるのも世界樹しかない…そう思ってな」


バーミセリ「成程な…あんたと一緒にいる連中がヤケに強い理由、少し解った気がするぜ。
     …確かに、アーモロードにはまだ裏がいくつかあると、俺は思っている。
     俺達は色々あって海都についたが…俺は納得行ったわけじゃねえ。
     深王を倒したことが本当に正しかったのか…俺達はひょっとして、もっと大切なモノを見落としていたのかもしれねえ
かごめ「物事の真実には色々な側面がある。
   一時の感情に突き動かされては見えてこないものも当然…

かごめが手をかざすと空間は裂け、そこから覗かれる景色は…バーミセリにも見覚えのある垂水の樹海の景色

バーミセリ「それはッ…!」
かごめ「…直接あんたらの誰かの頭の中を無断で覗いても良かったんだがな…あんたの口からじかに話を聞いた方が確かにイメージはしやすかった。
   他の連中より話もしやすかったしな。
   あんたはこのまま、何食わぬ顔で連中に混ざって楽しんで頂戴…あたしはちょっくら、この世界の色々な元凶を見てくることにするよ」

それだけ言い残すと、呆然と見守るバーミセリを余所に、かごめはそのスキマの景色の先へ飛び込んでいく…



「…何てお嬢だ。
話には聞いてたが、幻想郷という場所にはこんな連中がごろごろしてるのかい」

「いいえ、彼女は特別なのですよ。
それに…元々彼女は幻想郷の住人ではありません」

新たな気配を感じ、立ち去ろうとしたバーミセリは背後を振り向く。
そこには何時の間に姿を現したのか…妖艶な笑みを浮かべる、陰陽の印をあしらったローブを身にまとう金髪の女性、八雲紫。

「…見たことのある顔だ。
あんたも、今みたいな力が使えるのかい?」
「勿論、むしろ本家本元である私なら、今この場に居合わせた全員を一瞬にしてかの世界へ送りこむことも出来ますわ。
もっとも」

からかうように笑う紫は、視線を逸らしてかごめの消えたその空間を見やる。

「彼女はある程度時間にまで干渉しているようです。
流石の私でも、そこまではできない…恐らくは、彼女が移し取れた別の者の能力と、私から写し取った境界操作能力を組み合わせているのでしょう」
「…へっ、聞けば聞くほど俺達には手も足も出ない領域の話になって来てやがるな。
あのお嬢は、いったい何を仕出かそうって言うんだろうな」


「彼女が建前を述べて適当に決めたことでも、その裏には必ず、彼女しか知りえない確かな目的がある。
私が作り、今私達が住まう幻想郷も、これまで多くの崩壊の危機を乗り越えて新たな段階を踏もうとしている。
…彼女が彼女の目的を達することは、善くも悪しくもその確かな糧になるのです」



そう言いながら、歩き去ろうとする紫の姿も空間へ段々溶けてゆく…。

「…あんたは宴会に参加しないのかい?」
「ふふ…私は招かれざる客。
貴方も此処で私を見たことはお忘れになった方が良いと思いますわ。
…それでは、御機嫌よう」

その姿が完全に空間に溶けるのを見送ると、そのかつてのアルマムーンの勇将もふっと溜息を吐き、宴の喧噪の元へと歩きだしていた。