♪BGM 「concon」/S-C-U♪


【親愛なる同志美樹ならびに同志佐倉へ
 今回のログ解説は総て諸君らに一任する
 スタジオの近辺には偉大なる洩矢元帥も控えておられるだろうから、行き詰るならば助言を賜ると良い
 健闘を祈る   かごめ者】


さやか「…ということらしいんだけど」
杏子「……いやごめんさっぱり話見えてこないんだけど。
  というか、この書き方をを見る限りその辺りにあのちっこい神様がいるって話だけど…つーかあたし達だけで本当に巧くいくと思ってんのかねえ。
  知ってる人は知ってると思うけど、あたしポケモンとかやるような環境にはいなかった筈なんだけど
さやか「(その割にはバシャーモ知ってたくせに何言ってんだ…)
   まーそんなことばっかり言っててもしょうがないか、やるんならさっさと始めちゃおうじゃない。
   いざとなったら諏訪子さん呼べばいーんだから」
杏子「お前って本ッ当に、無駄にポジティヴシンキングだな…まあいいけど」
さやか「というわけで毎度御馴染、見滝原の平和を護る愛と勇気の魔法少女さやかちゃんとっ
杏子「( ̄□ ̄;)オイなんだよそのフリは!?あたしにもまさかそれやれってか!?つーかもうあたしらそっちの住人じゃねえだろ!!?」
さやか「こまけえことはいいんだよ!!!(AAry
   あんたもなんか言っときなさいよそれっぽいの」
杏子「…ッ…あー…えーっと………うーん…………(真剣に考えてる)
さやか「……ごめん杏子、普通でいい、あたしが悪かった^^;
   というわけで今回はあたし達二人でばんばん解説してっちゃうからねー♪」
杏子「( ̄□ ̄;)え!?…あ、うん、よろしく…」

さやか「というわけでまずは前回からまた仲間が増えたみたいだから、その子達の紹介もしてあげなきゃみたいだね。
   でも今回は7月期対戦の総まとめみたいな感じだから、後回しにした方がいいのかしらこういうの」
杏子「数結構いるからなあ…それに、総集編と言っても期間は離れてるわけだし、最初の対戦の時からまた追加で増えたりしてるじゃねーか
さやか「そこよね。
   参考になるかと思って過去ログ読み返したけどこういうの前例がないみたいだからねー、諏訪子さんどーします―?」
諏訪子「やれやれ結局は私も混ざった方がいいんかい。
   まあ経験者が居ないとこの辺のアドリブは無理だろが…まあ、一気に紹介せずに日ごとの追加メンバーを紹介する形で行こうか。
   とりあえず最初は2日か…えーっと、この日に見せ合い含めて登場している新規組は美国緒莉子、呉キリカの二人
   あとはあの崖下鴉が新しいポケモンになってる
さやか「緒莉子とキリカ…ああ、あたしが魔法少女になってなかった時間軸で、放送室占拠してたっていう二人だね。
   あの子…ゆまちゃんだっけ、あの子のいた時間軸では、あのふたりが悪さしてたとかそういう感じなんだけど…」
杏子「そうなるな。
  あたしとしちゃ、なんでこいつらまで湧いて出たのかがすごく気になるところだが。
  どっちも危険な奴だった」
諏訪子「まあその辺はほら、此処はある程度何でもありの世界だからねえ。
   キリカって言う黒い子の方はエアームド、緒莉子っていう白い子の方はネイティオになってもらってる。
   実は後者がひっどいネタ構成でね」
さやか「……ネタ?」
諏訪子「はっきり言うが、スタンドアローンでの突破力はマジでないに等しい
   能力そのものは無駄に高いのに、技が全く活かせてねえときたもんだ。
   ただそれっぽい技を習得して、育ててみようかと思ったポケモンがネイティオしかいなかったというな」
杏子「こいつ確かほむらの野郎と互角以上にやりあってたじゃねえか」
諏訪子「メタな話になるけど、ほむらは愚かさやかに勝てるかどうかも怪しいね。タイマン張るようなタイプじゃないせいもあるが。
   ついでに言えば、本来は受け型に定評のあるエアームドを相手アタッカーにしてあるから、キリカも大分相手を選ぶ。
   原作そのままにこいつは恐らくマミには勝てんね。優秀な積み技を持たせたから、はまれば暴走しかねんのだが」

諏訪子「崖下鴉グレート・そらは、元々妨害特化のトゲキッスだったんだが、夢特性悪戯心を利用したいばみが型に変更だ」
さやか「いばみが?」
杏子「威張るで相手を混乱させて、万が一相手の攻撃が成功した時の保険として身代わりを張って相手の自滅を待つ戦法…だっけ?」
諏訪子「そそ。
   一応進化の輝石が持てるが、防御能力なんてたかが知れてる。
   だから一発めの威張るで下手をこけば死ぬことになる」
さやか「随分ギャンブル性高いんですねー」
諏訪子「その代わり、巧く回りだすと高まった攻撃を逆用するイカサマが映える。
   理想は交代読みで身代わりから、後続をかき乱す事なんだが…見られたらもう何をやるか大体ばれちまうのが難点だわな。
   因みに夢特性がドンカラスになると特性が自信過剰になる。地霊殿にいるあの馬鹿鴉の特性がそれだ」
さやか「お空かー…確かにあの子はそれしっくり来るー…^^;」
杏子「アレさとりでも実はあまり制御出来てないって言うんだろ?
  あの魚野郎よく手懐けてるよな」
諏訪子「いや、出来てるわけねーじゃん。
   そもそもさとりがアレの制動あきらめてるんだから
杏子「ちょ」


諏訪子「ちょっと脱線したが、2日はこんな感じの新メンバーを加えての対戦だ。」
さやか「でも…言いにくいんですがこの日全部負けラウンドでしたよね^^;
   というか…(じーっ」
杏子「( ̄□ ̄;)みっ、見るな!あたしを見るなあああああ!!!
諏訪子「ああ、確かにアレは酷かったな…丁度最初のラウンドだからじっくり語れそうであるな(にやり」
杏子「やーめーろー!!><」



2011.7.2 ラウンド1
自サイド
キリカ(エアームド@鋭いくちばし)、きょうこ(ギャロップ@火の玉プレート)、ほむら(チラチーノ@王者の印)
他見せ合い…おりこ(ネイティオ@のん気のお香)、リグル(モルフォン@ヨロギの実)、ゆうか(キノガッサ@どくどくだま)
相手(テトラ)
こじろう(ウォーグル)、マヤ(シャンデラ@白いハーブ)、チクタク(ギギギアル@命の珠)

さやか「これねー」
諏訪子「いろんな意味で酷い面子だよなこれ。
   相手側には他にハッサム、ユキメノコ、アバゴーラ。アバゴーラは厳しいがはっきり言って、杏子(おまえ)とほむらだけで十分に相手できる面子だったと思ったんだがなあ
杏子「………orz」
さやか「も、もうその辺にしてあげてよ諏訪子さん^^;」

諏訪子「相手はAC15に登場したあのカリメロだったんだが」
さやか「カリメロ?」
諏訪子「あー…お前さんたちにゃ解らんか。
   しかもカリメロは卵の殻を頭にかぶってたし」
杏子「どう考えても普通のオオワシにしか見えなかったんだけど」
諏訪子「つーか小次郎はWINアニメ見る限り白鳥のヒナだと思うんだがなあ。
   対面でキリカを突破する能力に欠けてる判断だったのか、交代したところでボディパージで加速をかけた。
   交代先がシャンデラだったわけだが」
さやか「なんかお姫様っぽい人ですよね…なんつーか、随分言動というか行動が^^;;」
諏訪子「デュープリズムの東天王国第二王女マヤだな。
   姉貴のミントがデュープリズムの女の子主人公なんだが、姉貴がまたかなりのコワれキャラなんだよな。
   食いしん坊で我がまま、猪突猛進で打算のために人助けを行う性格破綻者
杏子「なんだよそれ…」
諏訪子「もっとも妹も妹で猫かぶってるだけみたいな感じだがな。
   しかも戦闘は大分あの魔道書…遺産「ブックオブコスモス」に頼り切ってる風があるみたいでな。
   最初は見事キリカの爪を防いで見せた様だが、結局オーバーヒートを頑丈で耐えられて補正ありブレバでダブルノックアウト。
   …問題はまあここからなんだが」
杏子「だああああああいい加減うぜええええええええええええええええ!!!
  ああそうだよ安全策に走ったあたしが悪かったんだよこれでいいんだろうがあああああああああああああ!!!><」
さやか「どうどう落ちついて落ちついて」






……


チクタク「〜♪(楽しそうに歯車の手入れをしている)」


杏子「…なあ早苗、アレ本当にやっつけなきゃならねえの?
  流石のあたしでも大分罪悪感が^^;」
早苗「う…うーん…でも一応対戦ですし…。
  結界の効果がありますから、多少はやり過ぎても問題ないと思います…多分」
杏子「いやいやいやそーじゃねーってんだろ。
  つーかアレ歯車の方がポケモンだよな…まああのちっこいのに当てないように手っ取り早く勝負決めればいいか」


杏子「悪く思うなよッ!!」

杏子はけたぐりの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!!

歯車は鋭い蹴りに吹っ飛ばされて壊れてしまった!!

チクタク「( ̄□ ̄;)!!!!!!!!!!!!!

慌てて駆け寄るチクタクは恐る恐る歯車を確認する…
歯車は欠けてしまっている…

チクタク「……(´;ω;`)」

さやか「あー泣かしたー!
   いくらなんでもちょっとひど過ぎるわよ!!」
杏子「( ̄□ ̄;)えっ」
まどか「勝負なのは解るけど…こんなのってないと思うよ…」
マミ「あーあ可哀想に」
杏子「ちょちょ、ちょっと待ってくれよ!
  つーかこれあたしが悪いのか!?なんかそれちょっと違うだろ!?
テトラ「その子その時計の歯車とっても大事にしてたのにー!
   このいじめっ子ー!!><」
マタン「そーだぞーあやまれー早くあやまれー!!」
杏子「( ̄□ ̄;)うわあなんだよこれ!?
  ちくしょう解った解ったっての!!何なんだよ一体…」

かごめ「…!
   馬鹿野郎ッ!そいつらの云う事を真に受けてんじゃねえ!!」
杏子「えっ?」


杏子が振り向いたそのとき、物凄く怒っているチク・タクが何処からか召喚した巨大歯車に乗って物凄い勢いで突っ込んでくる…!!


杏子「( ̄□ ̄;)なんじゃありゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?


♪「夜が降りてくる(緋想天)」/あきやまうに♪


チク・タクの歯車はギアチェンジで攻撃力と素早さをkskさせて恩返しの構え!
杏子は一瞬でズタズタにされた…


早苗「( ̄□ ̄;)うわあ…」
かごめ「言わんこっちゃねえ…あの類は、確かに大人しいし怒らせさえしなければなんもしねえ。
   だからこそ中途半端に傷つけると厄介なんだよああいう妖精は…!」
早苗「妖精なんですかあの子!?」
かごめ「ああ、時計の妖精だ。
   古い時計を調律するのが何よりも大好きでな、さっき杏子が蹴り飛ばした歯車はあいつの愛用する道具のひとつだったんだ。
   魔法の道具だからそのうち再生はするが…恐らく、それを狙って壊しちまった事で杏子を「物を大切にしない悪い奴」と思い込んでキレやがったんだろう。
   一番いいのは問答無用で本体を黙らせるしかなかった…ギギギアルならフレアドライブで間違いなく一発だったのに…!
ほむら「…それが解っていれば問題ないわ…私が行く」


ほむらはかごめ達が気付くより前に時間停止で歯車の上のチク・タクに狙いを定める…!

ほむらはスイープビンタの構え!
時間停止解除と共にチク・タクは戸惑っている!


チクタク「( ̄□ ̄;)!!??」

まどか「ちょ!ほむらちゃん!?」
ほむら「黙って見てて!
   あの子…ただの妖精じゃない!

テトラ「今の酷いですよなんなんですかアレ!?
   絶対にそんなことが許され」
マタン「…やめときなよテトラ、多分あの子にそういうの通じないと思う」
テトラ「へっ!?」
マタン「しかも今一瞬何が起きたのか、ボクらにも解らなかった。
   いったいどんな能力(チカラ)を持ってる事やら…でも」


ほむらは再び時間停止からスイープビンタの…


ほむら「これで止め…っ!」
かごめ「いかん!それはマズ……」


構えに入ろうとしたところでチク・タクの歯車が途轍もない勢いで回転を始める!
ほむらは時間停止を解除されスイープビンタを失敗した!


ほむら「なっ…そんな!」


そのままチク・タクのギアソーサーがほむらに襲いかかる!
その高速回転する歯車的小宇宙に挟まれてほむらはひっそりと裏世界で(ry


テトラ「え…えと、いったい何が」
マタン「理解しきらんもんは語れませんわ!!(ドヤッ
テトラ「だったらエラソーな顔するなー!!!><
   たた、確かチク・タクちゃんの歯車が気付いたら回転してて…え?え?」
シグマ「全くあの馬鹿め…頭に血が上ると私達が言った事も忘れてしまうな。
   時を自在に操るあの歯車は使うなと言っておいたのに…
テトラ「時を操る!?」
シグマ「あの娘…ほむらといったか。
   アレも恐らくは時間を操る魔法を使うのだろう。
   時を操るのは本来、禁術に類するもの。そんなモノをぶつけあっても良い結果は生まぬ…!


……





さやか「…中途半端に傷つけて返り討ちにあうとか一番カッコ悪いパターンよね
杏子「お前だって散々あおりやがったじゃねーかよ!!ちくしょううぜえええええええええええ!!!><」
諏訪子「確かにギギギアルは一致技の範囲がそもそも微妙だし、サブウェポンも少ないからどうしてもマイナーなイメージは拭い切れんが…それ故に奇襲になるんだろうな。あんなのが珠持ってるとは思わんだろ。
   相手が防御補正でHP防御Vでも、HPに64以上振ってようやく乱数に入るからとっととフレアかましとけばよかったということさ
さやか「なんか可哀想な気もしますけど…うーん、流石にアレを見ちゃうとなー^^;」
諏訪子「ついでに言えばスイープビンタは命中が100じゃない。
   85と言うと有名どころでは大文字、これも滅多に外す技じゃないが」
さやか「確かにあいつムカつくけど、ああいう失敗はしない奴だと思ってましたけど」
諏訪子「だがどーだろーなー。
   原作で最終決戦の相手になったワルプルギスの夜は、下半身が巨大歯車の魔女だ。
   無意識的にトラウマでも持ってたんじゃねーのかね」



2011.7.2 ラウンド2
自サイド
さくや(ヘルガー@光の粉)、あや(ムクホーク@力の鉢巻)、さなねえ(フローゼル@オボンの実)
他見せ合い…おりこ(ネイティオ@のん気のお香)、リグル(モルフォン@ヨロギの実)、こがさ(フワライド@飛行のジュエル)
相手(テトラ)
アテナ(ハッサム@)、ガニメデ(アバゴーラ@フォーカスレンズ)、ツララ(何時ものアレ)(

諏訪子「相手の残りの手持ちはジバコイル、ゴローニャ、エーフィだが…ここはもうあれだろー、ただのハッサムゲーだから端折ってもいいだろ
?「んだとこらあ!!
 このあたしの華麗な活躍を隠ぺいしてなかったことにしようとっするその浅はかさはおr…ふぎゃっ!?( ̄□ ̄;)
ラ・ターシュ「何してるんだいあんたは…!( ^ω^)ノシ」
諏訪子「なんだい珍しい顔だね。
   今までもチョイ役でなんかしに来た事があったかも知らんが」
ラ・ターシュ「いや済まんね、あたしはこのバカ娘の目付をこの子の先輩から頼まれててね。
      確かにこの時は運にも恵まれたのか、普段以上の実力を出せてた気はするが…調子に乗らせるとこの通りでね。
      …ほら、帰るよアテナ。この件もヴィーナスさんにはしっかり報告しといてやるから
アテナ「( ̄□ ̄;)ぎゃあああああああああ姐さんそれだけは!!!
ラ・ターシュ「ってなわけで邪魔したね。
      それじゃ、またな」

ラ・ターシュはわめくアテナを意に介さず、その襟元を掴んで引きずっていった…

さやか「…いったいなんなの^^;」
諏訪子「まあ…どこの業界にもああいう奴はいるんだろうな。
   ああいうの見てるとまだチルノの方が大人しく見えてくるから不思議ですらある」


諏訪子「ここはまあ、さっきも言ったけど完全にさっきのアレが暴走して終わって、正直勝負にはならんかった気がするな。
   初手は咲夜で、素早さもこっちがある上に相性も最悪、尚且つBW環境の厳選だからハッサムにつきものとも言える馬鹿力もない以上不利と判断したのか素直に引いてきた。
   そこで相手側に登場したのが玄武なわけだが」
杏子「あー、そう言えばどっかで見たことあると思ったら…。
  玄武は譜面がトロいから穴でも意外にムービー見てる余裕があるんだよなー
諏訪子「んなランカークラスはあんたと早苗だけで十分だ!^^;
   こいつ、低命中技をフォーカスで補正して火力で押してくるタイプらしい。
   戦略としては一応全くないわけではないが…とりあえず削れてたんで文がインファイトで叩き潰してくれた」
さやか「(wikiを見てる)でも、防御かなり高いですよねこのカメ」
諏訪子「うーむ…HP防御どっちもVなら無振りでも確定二発なんだけど…受けて出て来たときどんだけHP持ってけたんだろ。
   しかしここで向こうに交代読み剣舞を許したのと、ビルドを使っちまった事で相手に攻撃のチャンスを許した事が仇になっちまった。
   もっともここで攻撃に行っても恐らく咲夜が焼き殺して、何時ものユキメノコが後始末して終わるという展開に代わりはなかったんだろうが



2011.7.2 ラウンド3
自サイド
G.そら(ヤミカラス@進化の輝石)、ゆめみ(マタドガス@黒いヘドロ)、こがさ(フワライド@飛行のジュエル)
他見せ合い…タイマー(ミミロップ@力の鉢巻)、リグル(モルフォン@ヨロギの実)、みのりこ(ジュカイン@白いハーブ)
相手(テトラ)
ヘルメス(ゴローニャ@)、ローズマリー(ミミロップ@命の珠)、ロコ(ジバコイル@)

諏訪子「今回のラストだな。
   相手の他の手持ちは厨二星詠み、ドレディア、そしてここに名前が出るたびに影が薄くなりつつあるエーフィ
さやか「ちょ^^;」
杏子「しっかしまあ、見せ合いの時点でメロメロボディのミミロップがお互いの場にいるって時点でネタにしか見えねえよなこれ」
諏訪子「まあ厨ポケが並んでない事は確かだろうが。
   何気にあのカラスの初戦だったわけだが、運もあったろうが予想以上にめんどくさい動きを見せてくれたなあいつは」


……





♪BGM 「てんとう虫 〜bug」/折戸伸治(AIR)♪


そら「やあやあ皆の衆、まずはおいらの話を聞いてくれ。
  …そこの兄ちゃん、なんかアレだねえ。
  少年漫画でトランプとか武器にして戦いそうな顔してるよな(笑)
ヘルメス「(ビキッ)んだと…!?」

そらは威張るの構え!

テトラ「へ?へ?」
ローズマリー「あー…」
レモン「…言い得て妙だわ…(ぼそっ」

そら「ヘイ兄ちゃんその剣は飾りかい?
  そいつで華麗な殺人マジックをおいらに見せとくれよ〜?^^^^^」
ヘルメス「…てンめぇ〜…ベラベラわけ解んねえ事を…!
    しかも言うに事欠いてまさかのトランプだと!?
    トランプを武器にする奴なんて現実にいるわけねーだろ!
    俺が二次元と三次元の区別もつかねえ馬鹿だっていいてえのかああああああああああああああ!!!

ヘルメスの攻撃がばつ牛ンンにアッポして混乱した!!

ラ・ターシュ「お、おいヘルメス!!」
バーミセリ(…俺も正直あのカラスの云ってた事前々から思ってたが…黙っといてよかったぜ

ヘルメスは剣を振り回してそらを攻撃しようとするが、足元をちょこまか動いて狙いを定められず転んでしまった!!

そら「そらあんよはじょーずヒャッハー!!!」
ヘルメス「うぐぐ…この鴉野郎…ぜってーぶっ殺す!!!m9( ゚д゚ )
    喰らいやがれ、ブレイドレイヴ!!」

ヘルメスはロックブラストの構え!

そら「(チッ…かわしきれそうにねえな。
   仕方ねえ、さとりんの恐怖催眠術で「思い出せた」俺のトラウマも使うしかねえ…!)」

そらは翼で器用に印を組む…!
一体の人形が現れて身代わりにズタズタになった…が残り一発が破壊力ばつ牛ンの一撃!!

ヘルメス「何!!?」

早苗「そらさん!」
そら「ちっ一発貰っちまった…大丈夫だ早苗、俺はまだやれる!
  こいつは俺より速くねえ、だったら!」
ヘルメス「上等だこの鳥公!!」


ローズマリー「マズいねあいつ、完璧に頭に血が上ってやがる。
      あたいが行く!あんたはアレをひっこめさせろ!!」
テトラ「は、はい!」

テトラはモンスターボールをヘルメスにかざした!
ヘルメスはそこへ吸い込まれてゆく…

ヘルメス「んなっ!?テメエこらなにしやが…」
テトラ「これ以上は駄目です!一旦引いてください!
   (思った以上に厄介だわあの子…!)」


そら「だがそっちのねーちゃんも血の気多そうだよな!
  だったらそのまま食らえ!崖下スペル・境符“現実と空想の境界 -Dark-”!!!」

そらはイカサマの構え!
ローズマリーを吹き飛ばした!

ローズマリー「うぐっ!?
      てめえこの野郎っ…!!」
そら「ヘーイリトルプアガール!!そんな言葉づかいじゃ男は逃げるぜー!!
  腕力でいい男捕まえるのなんて迷信ですからー!!残念ッ!!!
( ?? ?)
ローズマリー「(ぶちーん!!!)んだとこのカラス!!!いっぺん地獄を見てくるかこるあああああああああああああああ!!!!


テトラ「あ…あわわ…(;´Д`)」
ヘルメス「(覚めた)…おーいオメーまで相手の手に乗ってどうすんだよー^^;」
ラ・ターシュ「思った以上に厄介だねあのカラス…アレなんとかできないと正直拙いよ…!」


……





諏訪子「正直ここまで図に当たるとは思ってなかったなあ。
   しかも防御・特防Vで128ずつ振った上に輝石があるから、多分一致ロックブラストも3発までなら耐えられる感じだったな」
杏子「輝石も最近流行ってるからなー。
  有名なのはポリ2、サマヨール、ラッキーなんだろうが」
さやか「…あんた本当はめちゃくちゃ詳しいでしょ…
諏訪子「この後ウサギモンクは混乱に混乱が重なって自滅、例のロボットに対しても優位に立ちまわったが運悪くチャージビームを喰らってアウト、教授の大文字で焼き払った後、鬼火でゴローニャの戦闘力を殺ぎに行ったわけだが…」
さやか「流石に相性悪かったから、仕方なかった気がしますね」
諏訪子「確かにな。
   でも小傘は小傘で結構頑張ってくれたと思うよ。
   流石に不意打ちを避けるために無効タイプに対して電磁波を空撃ちするなんて、ちょっと出来る芸当じゃないたぁ思うし


諏訪子「最後まで簡単に済ませちまったが、この日の分はこれで以上。
   次回からは数も一気に増えたり増えなかったりだし、まあゆるりと解説していこうかねえ」
さやか「いやー早々に呼んだのはあたしだけど、なんかすっかり諏訪子さん解説の中心ですねー^^;
   すいません、あたしそっちの赤いのと違ってポケモンそんな詳しくなくて
杏子「( ̄□ ̄;)いやいやいやお前あたしのこと少し話してやったろが!
  そんな余力とか全然なくてだな」
さやか「やったこととのない人間がなんで「いばみが」って言われただけで戦法説明できるのよ…。
   つか、あたし知ってんだよ?あんた結構いろんなゲームやりこんでるよね?
   どっこにそんなお金があったのか知りたいくらいだわ(じろっ
杏子「( ̄□ ̄;)えうっ!?
  ええ、えーっとそれは…うぐぐ」
諏訪子「あーそこ痴話喧嘩はそこまでで。
   今回はここまで、次回もこのメンバーに色々加えたり加えなかったりして進めていきますのでー」
さやか「ちょ!痴話喧嘩違う!!」
諏訪子「あ、最後にちょっとだけおまけ話挟みますねー^^」
さやか「人の話を聞けー!!!><」




♪BGM 「Battle#4」/伊藤賢治(サガフロンティア)♪


ヘルメスはロックブラストの構え!
しかし小傘は華麗なバックステッポで回避!

ヘルメス「(ちっ…腕が巧く動かねえ…!)」
小傘「私は最後まであきらめませんよおおお!!><」

小傘はアクロバットの構え!
飛行のジュエルでkskした破壊力ばつ牛ンの一撃!


ラ・ターシュ「押されてるねえ、あいつ」
レモン「相性は悪くないのに押されている…油断だわ(キリッ
バーミセリ「テメェが言えた義理か。
     …今のあいつは完璧に気迫負けしてるな」
ラ・ターシュ「……いや、どうやらそうでもなさそうだよ」



(こんな戦いが何になるのか解んねえ…だが)


ヘルメスは二の腕に残る火傷の鈍痛を堪え、再び多段切りを繰り出す。


「小傘ちゃん!!」
「…大丈夫、此処からが私の本領発揮ですから!たあああああああっ!!><

何時の間にか彼女の両手には、普段はいている筈の下駄が収まっている…。
軽く可愛らしい声で、気合と言うには余りの拍子抜けするような一声と共に彼女は下駄の歯で剣を受け止めている。

「ぐっ…!!?」
「見たかー!真剣白刃どりー!!><
あなたの技は見切ったー!……なんちてなんちてー♪

白刃取り、と言うにはいささか間抜けな格好にも見えたが、それでもこの少女は、若いながらも歴戦の戦士であるヘルメスの剣を完全に受け止めていることは事実だった。

確かに、先に受けた魔法の火傷により剣先が鈍っていた事は確かだろう。
しかし…


(解ってる…こんなのは多分こいつだけの力じゃねえ…!
 だが、だがそんなことはこいつだって百も承知のはずだ!
 だったら俺に足りないモノは……!!!)



「これで止めだー!!
届け私のオーバーザレインボー!!!><


距離を取ったその少女が、ぱたぱたぱたぱたと勢いを付け、先に見せた空中技の起点となる跳躍へ移ろうとしているのが見える。


「…悪く思うなよ…!
こいつが俺の切り札ッ……」


ヘルメスの足元に、淡く光るオーラが集束し、次の瞬間その姿が掻き消える。
そして、小傘が跳躍しようとしたまさにその瞬間に。


「( ̄□ ̄;)ひゃあああああああ!!?」
「喰らいな、ライトニングクイック!!」


懐深くに飛び込んだ横薙ぎの剣が、カウンター気味にその体を捕えてかちあげる。

クイックオーダーからのブレイクスラッシュという、彼がこの戦いで編み出した奥の手ともいえる必殺剣。
ポケモンの技で言えば不意打ちに相当する技である。

「…むきゅ〜><」

刃を立ててはおらず、掬いあげた衝撃だけで気絶させただけではあったが、勝負ありの一撃であった。



「危なかったじゃないか」

戻ったところでラ・ターシュにそう声をかけられ、ヘルメスは息を吐く。

「…俺は今まで…あいつらのことを何処かで馬鹿にしてたのかもしれねえ。
んまー確かにさっきのクソカラスはただひたすらにムカついたが…でもな」

青年は振り向きもせず奥へと進んでゆく。


「…おっさんや姐さんが、あいつらとやりあった時に…どっかで何かやりきったような、そんな表情(かお)で戻ってくる理由が、俺にも少しだけ解った気がするよ」


そのまま踵を返すことなく去っていく戦友の姿に、見送る女傑の表情にも微笑みが浮かんでいた。