♪BGM 「妖怪寺へようこそ」(東方神霊廟)♪


オランピア「というわけでこれでようやくラストですな」
諏訪子「ですな。
   なんか結局私がシメるんだったら、最初からずっと混ざってりゃ平和だったのかも知れんね今更だけど」
オランピア「それを言ってはミもフタもありませんが。
     それに、ラスト2日分と言いましても」
諏訪子「対戦自体がまともに最後まで行ったのが1ラウンドずつしかなかったという酷いオチがあってだな
オランピア「時期的には夏休み入ってますし仕方ないんじゃないですかね」
諏訪子「社会人と妖怪にンなもんはねえ(キリッ」



7.21のラウンド
自サイド
ゆま(パチリス@レッドカード)、しずは(リーフィア@拘りスカーフ)、こぁ(サザンドラ@達人の帯)
他見せ合い…ナズーリン(ライチュウ@風船)、こがさ(フワライド@飛行のジュエル)、まどか(ムシャーナ@メンタルハーブ)
相手(テトラ)
ナティウス(オオスバメ@)、デス(グライオン@どくどく玉)、ガニュメデ(アバゴーラ@確かフォーカスレンズだと聞いた気がした)


諏訪子「ではまず21日から。
   相手さんには他にドレディアだのレントラーだのムウマージがいたりだのしたわけだが」
オランピア「実は過去のデータを頂いたんですが、あのサカナやろ…いえいえフカビトもd…いやいや
諏訪子「……お前のそのナチュラルに喧嘩売って歩く言動はどうにかならんのか。
   まあ確かにユルールメインの時代から振り返ってみると、あいつのところにゃムウマージが3種類くらいいるんだよな。
   ドリフ魔女、こばみ谷の魔王、あとDormirの人形か。後者ふたつが本気で面倒くさい
オランピア「そのドリフに暴走されたことだってあったじゃないですか。
     しかしまあ、こちらにサザンドラこぁがいる時点でムウマージ出すのは無謀のKWMだと思いますけど」
諏訪子「いやそのキワミ違うから^^;
   まあこっちとしても実際、組み合わせ的にはどいつ投入してもそれなりに有利ではあったわな。
   問題は頑丈カメに耐えられると静葉が確定で氷漬けにされるわけではあるが
オランピア「というか、これも半分はゆまさんの仕上がり見るのが主目的なんて事は
諏訪子「否定はしない(きっぱり
オランピア「しないんですか^^;」
諏訪子「相手が肝っ玉オオスバメなのは解ってたんで、まあ根性ブーストがまずない、恩返しで何も出なかったという事はタスキか飛行ジュエルあたりだったとは思うんだが…そのおかげなのかほぼぎりぎりで耐えて強制送還、そして甘えるでグライオンの攻撃力をがつっと下げてやったわけだが」
オランピア「コレ特性が怪力鋏だったら泣くしかないですよね^^;」
諏訪子「アタッカーだとないと言いきれないのがグライオンのおっそろしいところなんだよな^^;
   ただ、ポイヒグライオンつくるよ!!!みたいな話は前もって聞いてたし。
   あとは攻撃力の下がりまくった地震は静葉で受けて、死神が身代わり出して舞ってる間にリーフブレードを食わせて交代に追い込んで…ここから暴走開始って奴だ」





……


テトラ「え、えっとえっと…草ポケモンには飛行タイプ…。
   そしてリーフィアの素早さはサメハダーと同じ95族だからー…えーい、行けーナティウスー!!!><

マタン「定石だねー
ユルール「ええこれ以上ないってくらい定石ですねー
寿々「…そ、そんななんか含むような言い方をなさらなくとも。
  寿々もこの“ぽけもん”なる物について大分解って来ましたが…確かに我が方のあの鳥であれば、相手が如何な力をもっていても相克の相性であれば限度はあるのでは
ユルール「え?え?相克って…ナニ!?」
マタン「五行相克の相克の事よね、寿々の言ってんの。
   要は、飛行は草に対して一方的に有利な相性だってことを言ってるだけだよ」
ユルール「あ…そ、そういうこと…。
    うん、まあ確かにそれは寿々さんの言うとおり…なんですけど^^;」
寿々「何かあるのですか?」
マタン「寿々はかごめさんがどういうひとか、まだあまり理解してはないよね?
   一言で言えば……あのひとに既存のセオリー、要するに定石ってやつが全く通用しない
ユルール「というか、好んでその裏のさらにちょっと斜め上行きますよね
寿々「は、はぁ…でも、それと一体何の関係が」
マタン「あの早苗は最近、やること成す事がかごめさんっぽくなってきてるのよね
ユルール「ですね(きっぱり
    というか、静葉さん相手というのも…正直あまりいい予感しないです。
    …以前ユーリさんを、ダメージ受けてたとはいえ相性上半減の半減になる筈のリーフブレード一発で叩き切った事が、確か…」
寿々「……………え!?」


♪BGM 「Credens justitiam」 梶浦 由紀(マミさんのテーマ)♪


静葉「(あなたならばどうするかしら、ギルガメッシュ。
   私に与えられたチャンスはこの一刀のみ、私が退いて小悪魔…レイラに託すのが正しい選択に見える。
   でも…!)」

静葉はそのまま抜刀術の構えを取る…!
その強い視線を受けて早苗は頷く

早苗「(…解りました、静葉様。
   私はあなたの選択を信じる!)」

無言で振りあげられたその合図と共に、交代で割って入ったオオスバメの間合いに静葉は一足飛びで飛びこんでゆく!

静葉「私の秋霜が冴え、剋目して見るがいい!
  秋奥義“天剣三尺・無月散水”ッ!!

静葉はリーフブレードの構え!
致命的な致命傷!

テトラ「( ̄□ ̄;)え、ええっ!!?」
ユルール「ほら!ほら見たことか!!急所に入りやがったよちくしょおおおおおおおお!!!^^^^^^^^^^^^^^^^
寿々「( ̄□ ̄;)ゆ、ユルール殿お気を確かに!!
  それにまだ倒されたわけでは…っ!
  速さではこちらに分が」
マタン「…それ本気で言ってる、寿々?
   あの秋神様が髪の毛結わえてるの、ボクには「拘りスカーフ」にしか見えないんだけど
寿々「ふぇ!?
  ええ、えっと、こだわりすかーふ…それは、確か」

早苗「そうですね、現在の静葉様の素早さ実数値は、135の五割増し切り下げで202。
  いわゆる130族越しをさらに越す程度の調整、と言えばおわかりいただけるんじゃないかなー、と♪
静葉「そういうこと。
  さあ、これで止めよ!」

静葉はついげきのリーフブレードの構え!
相手の鳥をズタズタにした!!

テトラ「( ゚д゚ )彡」
マタン&ユルール「こっちみんな^^^^;;」
寿々「ぐむむ…一発の技と道具で相克の相性さえも覆す事がある…このようなことがあり得るのですね…!
  …まだまだ寿々には研鑽が足りぬようです…」







オランピア「やった側がいうのもなんですが、これも大概なレベルのクソゲーですよね^^;」
諏訪子「まーねー。
   ついでにいえば静葉のリーフブレード(意地っ張り攻撃V極振り)は相手オオスバメをH4振り防御無補正無振りと仮定した場合確定3、向こうは燕返しが確定2、もし持ってればブレバだと文句なしに確定一発。
   いくら交代から入ったからとはいえ急所に入らないと勝負にすらならないという」
オランピア「そうするとかなり不利な展開を強いられますね。
     ゆまさんじゃ受けきれないことは明白ですし、むしろ今向こうでネガってる誰かさんの視線があの時」

杏子「…最初に出会ったときはあたし達、殺し合う関係だったよなぁ…。
  でもよお…あたし達ってやっぱり似たもん同士なんだよなあ…だから、あたしが側にいてやるよぉ…ひとりぼっちは、寂しいもんなあ(完全に出来上がって目が据わっている
さやか「(御柱の下にいる)」

諏訪子「…もうそっとしといてやれよ^^;
   これで何気にガンだったオオスバメは潰せて、その低速っぷりで多くのランカーを地獄のズンドコに叩き落とした玄武様は頑丈でリーフブレードを耐えてフォーカス吹雪で反撃。
   まあ流石にこんなの耐えられない事は誰もが解ってるわけだが」
オランピア「アバゴーラというと頑丈で一発耐えて殻破って猛然と反撃してくるイメージあるんですけど」
諏訪子「殻を破るだと防御能力が著しく下がるから、鈍足を活かしてフォーカスからの吹雪・ハイポン・エッジなどの高威力技という型も存在する事は存在する。
   受け性能は悪くないから安定性はあるわな」
オランピア「確かにかなりバクチ度の高い技ですね、ちょっと考えれば解ることですけど」
諏訪子「そしてこれも解ってるだろうが、ゆまにマトモな攻撃技はない。
   とすると後は小悪魔次第ということになるわけだが…」







小悪魔「………ッ!!」

玄武のアクアジェットで小悪魔はチャージビームを失敗した…。


フラン「あー…」
美鈴「いけませんね、少し力み過ぎかもしれません。
  彼女の実力なら立ち合いに問題ないだろうし…やはり実戦慣れしてないのが大きいのでしょうか
パチェ「……見ていられないわ……やっぱりあの子にはまだ」

立ち上がろうとしたパチュリーをレミリアはそっと制する。
そしてそのまま大きく息を吸い込む…


レミリア「くぉらこの馬鹿こぁぁー!相手をちゃんと見て落ち着いて考えろってあれほど言ったじゃないかー!


小悪魔「(びくっ!!)…お…お嬢様…!?」


レミリア「失敗くらいいっくらやってもいいから、自分の培ってきたモノを信じろ!
    このまま何も出来ないで…何もしようとしないでノコノコ帰ってきたら、ただじゃおかないわよッ!!


小悪魔「………はい!」


♪BGM 「亡き王女のためのセプテット」(東方紅魔郷)♪


小悪魔「我が呼びかけに応え顕れよ、火司る瑪瑙(メノウ)、水司る玉髄、木司る翡翠、金司る虎目石、土司る琥珀。
   五色の力もて結界と成せ。
   大いなる先賢が御業もて、賢者の石を我が手の内へ!

魔力の解放と共に五色の宝石の柱が小悪魔を囲むように姿を現すッ…!
その光景に鷹揚に頷くレミリア。

かごめ「(…なかなか分かってるじゃねえかレミィの奴。
    あとは…任せても大丈夫そうだな)」


小悪魔「来たれ雷精、曇天走り夜陰を切り裂く一条の閃光、猛禽の嘴となり穿ち貫け…魔降雷ッ!」

小悪魔はチャージビームの構え!
相手のよく解らないカメのようなモノをズタズタにした!

小悪魔の周囲に屹立する宝玉の柱が妖しく光り、放たれた魔力の残滓が吸収されてゆくッ…!
チャージビームの効果により小悪魔の特攻がアッポした!!


テトラ「( ̄□ ̄;)えちょ」

ユルール「え…えっと、これって」
マタン「おいィ…サザンドラってまともな積み技ないはずだろうjk…こんな方法使うか普通
ユーリ「(…成程、この方法なら攻撃範囲を広げつつ攻撃力の底上げも狙える。
    サザンドラ級の耐久能力があれば、そのチャンスは多かろう。
    かごめの入れ知恵か…いや)」


小悪魔「これで終いです…!
   月の清けき輝きよ、穢れしもの悉く薙ぎ払え…月符“サイレントセレナ”!!

小悪魔はスペルカードを発動!
特攻がアッポして威力がkskした龍の波動で相手のグライオンをズタズタにした!


フラン「やったあ!!」
美鈴「ええ…見事に決まりましたよ、パチュリー様!」

茫然とその光景を見守っていたパチュリーの肩をレミリアが叩く…。

レミリア「ったく、あんたがあの子の頑張りを認めてやらないでどうすんのよ。
    あの子は少しでもあんたの役に立ちたいのよ。
    …見様見真似とはいえ、あんたの魔法の使い方から自分の戦い方を見出せるように努力して…もうあの子は、レイラはあんたの存在に甘えてるだけの弱い子じゃない。
    私達の誇る、大切な家族の一員なんだからね
パチェ「…………ええ」


……





オランピア「特攻一段階上がった状態で龍の波動とか…普通にデメリットのない流星群を乱打してるようなもんじゃないスか^^;
     よくもまあこんな方法思いつきますね、いつぞやの幻月さんのニトロチャージじゃないけど
諏訪子「狙いは一緒なんだよ。
   どうせ小悪魔は特殊型、奮い立てるよりかは攻撃と積みを同時に行える可能性があるチャージビームを持たせた方がメリットは大きい。
   交代を誘発できれば交代先のタスキや頑丈を潰しつつ暴走の下地が作れる、一石二鳥じゃないか」
オランピア「でもグライオンのいる状況でよく打ちますよねー。
     外した瞬間に持ってるのバレてるわけだし、交代されたら目も当てられないでしょうに」
諏訪子「ゲーチスのサザンドラを知ってるだろ?
   アレは波乗り持ってるから、それを知ってると交代読み波乗りでかっ飛ばされることを懸念して繰り出しにくいんじゃねえかな。
   …まあ貯水ヌオーだの呼び水ぽわーお(トリトドン)だのがいようものならそんなん撃つ余地がないが」


諏訪子「で、実はもう一戦ぶんメモが残ってるんだが、これはまあ回線落ちだからよかろ。
   アリスんところのイギーに静葉がリーフブレード叩っ込んで脱出ボタンで押し返して、鈍臭いのが出てきたところで回線ダウンと」
オランピア「耐久特化のカバの体力を七割位持ってきましたよね
諏訪子「相性自体はかなりいいからな。
   相手の決め手は不一致の三色牙しかなく、あまり気にされた事はないがリーフィアの物理防御はブイズの中で実は一番高い。
   防御特化だったら攻撃に振られてる事はまずないから砂ダメ込みでも落ちることはまずないだろう」




7.22のラウンド
自サイド
つぐみ(サンダース@電気のジュエル)、マミ(デンリュウ@達人の帯)、ミント(ランターン@食べ残し)
他見せ合い…ナズーリン(ライチュウ@風船)、すわこ(マッギョ@オボンの実)、いく(シビルドン@先制の爪)
相手(テトラ)
アガタ(テッカニン@気合のタスキ)、Dマグス(ストライク@進化の輝石)、アテナ(ハッサム@多分飛行のジュエル)


諏訪子「正真正銘、マトモに成立したのはこれが最後だな。
   向こうの赤いのは別件で聞いたのが元だからこの時も持ってたかどうかは解らん。
   緑の方も実は類推なんだが」
オランピア「あーそう言えば洩矢様、向こうのバリスタ姐さんから「なるべくアテナの件に関しては灸をすえる意味で詳しくやってくれ」って依頼が来てまして
諏訪子「…………それも酷い話だな^^;」

諏訪子「他の手持ちはシュバルゴ、ウルガモス、ビークイン。
   説明するまでもなくタイプ統一戦、虫と電気だから相性的にニュートラルのはずなんだが」
オランピア「こっちが電気タイプで揃ってるのに、相手さん飛行タイプもわりといますよね。
     無謀というかなんというか」
諏訪子「確かに…私なら電気物理は警戒せずシュバルゴとウルガモス出すけどなあ。
   ガモスはミントがいたから出しにくいかも知れんが」
オランピア「言っちゃ悪いけどそれでも負けましたよね^^^^^^^^^^^^^
諏訪子「じゃっかあしいわ。
   まあ鉄火に関しては、大体十全に動かせないよう早々にタスキを使いきらせて、素早さ一段階だけ積んだ状態のハッサムがバトンで出て来たわけだが」


……





♪BGM 「Credens justitiam」 梶浦 由紀♪


マミ「あらあら、これはまた強そうな人が出てきちゃったみたいね。
  何処までやれるか解らないけど、ちょっとくらい格好いいところも見せておかないとね!

マミは充電の構え!
特防がアッポするとともに次に放たれる雷属性技の威力が2倍になるんですわ?お?

ラ・ターシュ「…なんて魔力だい。
      初めて見たときからあの子、仲間の子達とはいっこ抜けたような力を感じてたけど」
レモン「ええ…それに、なんだか彼女は他人には思えない。
   私と同じ匂いの魂を
バーミセリ「あーはいはいそれはいいっつの。
     どう見る、姉御?」
ラ・ターシュ「正直に言っていいかい?
      …断言していいね、素の状態でアテナにどうにかできる相手じゃない
バーミセリ「激しく同感だ(にっ」

アテナ「(ぴくっ)…敵にならともかく味方にまで甘く見られてるとは心外だわね…!
   だったら見てなさいよ姉御におっさん、伊達にヴィーナス先輩に嫌味小言喰らってないこと証明してあげるわよ!!とりゃああああああああああああああああ!!!

アテナは半ばやけくそ気味にシザークロスの構え!
致命的な致命傷!!

早苗「マミさん!?」
マミ「…くっ…大丈夫よ、早苗さん。
  一発くらい、お返し出来るわ!」

引き抜かれたリボンがアテナの眼前で瞬時に巨大なマスケット銃に変化する!

アテナ「( ̄□ ̄;)うえっ!!?」
マミ「これで終わりよ、格好いいお姉さま。
  ティロ・フルミナーレ・マクスィマーレッ!!


マミは10万ボルトの構え!
充電でkskした致命的にも程がある一撃でアテナは星になった…


アテナ「( ̄□ ̄;)うっそだああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!???」


レモン「ほら見たことか(にやにや」
ラ・ターシュ「あーったく…こりゃあヴィーナスさん知ったらカンカンだろうねえ。
      また鍛え直しかね、御愁傷様」
バーミセリ「(姉御も姉御で実は結構いい性格してやがるな…こんなんばっかりかうちの身内は)」

テトラ「うっわあ…ごめんなさい正直期待してなかったですけど^^;」
Dマグス「ったく、やっぱアテナは所詮アテナだわ。
    ここはちょっくら、私が片づけてくるとしますかね!
テトラ「えっ」

Dマグスはテトラの返事も待たず、そのまま猛スピードで技を放った体制のままのマミの懐へ飛び込む…!

Dマグスは電光石火の構え!
マミは裏世界でひっそり幕を閉じてしまった…

杏子「(速い…!)」
ほむら「(…ダメージがあったとはいえ、マミさんを一撃で沈めるなんて…)」

Dマグス「まずは一人っ…さあ!次はだれが来るんだい!?」

早苗「(つぐみちゃん…は駄目だわ、この子もダメージが大きい)
  ミントちゃん、なんとかなりそう?」
ミント「むー…何とも言えませんが、やるだけやってみます」


♪BGM 「広有射怪鳥事 〜 Till When?」(東方妖々夢)♪


Dマグス「(…私だって馬鹿じゃないわ。
     今の状態じゃ電撃は殆ど耐えられない、一撃食ったら基本的に終わり)
    こういうときは先手必勝よッ!!」

Dマグスは電光石火の構え!
ミントはよろめいてしまった!

ミントが同時に放った電撃がDマグスの足を捕える…。

Dマグス「…っ…まだまだっ!
    これでも喰らいなっ!!」

Dマグスはシザークロスの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!
相手のパラボララジオを吹っ飛ばした!!

ミント「( ̄□ ̄;)ひゃあああああああああ!!?」


Dマグス「どーだい、ざっとこんなもんよ!」

ラ・ターシュ「ほう…アマンディーヌの奴、随分腕上げたじゃないか。
      こっち来て十分な経験を積んでる証拠だね」
バーミセリ「(あー…そう言えばこいつ確かそんな名前だったっけなあ)」
レモン「(ちっ)…やるじゃないモブキャラの分際で…」
バーミセリ「(…もう何処からツッコめばいいんだこいつ…俺も言えた義理ないが)」

Dマグス「………はッッ私が名乗るより先に名前呼ばれてる!!??
    くく、空気読んでくださいよ姐さああああああああああああああああああん!!!><
テトラ「あー、いやそのそれはいいですからえ―と…あm…アママ…Dマグスさん
Dマグス「言いかけてわざわざ言い直すなああああああああああああああああああああああああああああ!!!!


……





諏訪子「ミントは麻痺狙いで放電の方をもたせてたんだが…一致とはいえ特攻無振りで威力的にも10万ほどの安定感はなかったから、仕方ないと言えば仕方ないんだが」
オランピア「輝石あると結構耐えるんですねー」
諏訪子「それもガンなんだろうな。
   実際はミントの前につぐみ出てたんだが、当然忍者小僧のシザーを一発貰ってるからこっちも石火で終了してる。
   ミントの放電で麻痺が入ってくれれば帰趨は変わったのかも知れんが」
オランピア「というかDマグスさんの本名がようやくここで登場しましたねー。
     当人は自分で名乗りたがってたみたいですが
諏訪子「いやそこまで含めてネタだから
オランピア「そこまでネタなんですか^^;
     当人は名乗れず人知れず呟かれてしまう…哀れな」
諏訪子「あとポイントというか、マミの奴が本当にギリでシザーを耐えたところも見せどころだったな。
   実はあのシザークロス、急所に入ってたんだよな
オランピア「えっそうなんですか」
諏訪子「攻撃補正V極振り一致シザーはHB両方VでB無補正無振りH極振りで中乱数2になる。
   マミのHPは本当ぎりぎりで残ってたってメモにあったから、恐らく急所だろう。
   対してマミ側の10万(控え目C29極振り)はH極振りのみまで確定2、こちらは充電で威力倍だから確実だ」
オランピア「でも裏を返すと、この急所で計算が狂ったとも
諏訪子「それはいえるだろうな。
   当然ハッサムを耐えればストライクのシザーも2発確実に耐える。
   対してこっちからは10万が輝石あっても中乱数1発で、マミは達人帯あるから確定。
   そう考えると、あいつのデビュー戦同様無双モードになれたと思うと残念ではある」
オランピア「最後の忍者もミントさんがいましたしねー。
     その意味ではあの赤いアテ…アテなんとかさんはこっそり殊勲賞だったのでは
諏訪子「…それも大概だなあ。
   見方によっちゃそう言えなくもないところがなんともね」


諏訪子「さて随分長々と引っ張っちまいましたが」
オランピア「全くですね。
     本来は一か月以内には全部語りつくす予定だったのに…季節的にはもう台風も逝っちまいましたがな(編注:このログを書いている時点で10月)
諏訪子「まあ…実はまだ、去年の対戦でログ化されていないラウンドがあってだな…」
オランピア「…えーっと…^^;
     一応アレってあたしとリリカさんと出会った後の話…になるんですよね?」
諏訪子「そうなるな。
   正確に言えば、ログ保管庫に存在する「ダブルファンタジア・ミラーズリポート」の直後だ。
   アレは本家本元がひとつ追加されるごとにこちら解釈で話を進めていっているわけなんだが…」
オランピア「………完結するんですかね?」
諏訪子「四方や狐がそういう馬鹿をやってる事で露骨にプレッシャーかけまくってるのが原因だったらと思うとなあ…。
   だがラストは本家と違い、人間の里の話となる。
   実は向こうのプロットから外されたらしくて、その意味ではこちらで人間の里メインというのが非常に都合のいい話になるのだが」
オランピア「それ、こっちも完結できるんでしょうか?」
諏訪子「なんとも…お前の話やかごめの話、あと杏子達の話だってそれとはなしにログ化していかなきゃならんだろうが…。
   そもそもこの時点で未完結の話には幻想詩譜もあるわけだし
オランピア「山積し過ぎにも程があるじゃないですか…こんな体たらくで本当に大丈夫なんですか?
諏訪子「それは神のみぞ知る。もっとも私らは知らんが
オランピア「おっとと^^;」
諏訪子「恐らくはこの後10月ログが入って、そのあとその放置ログを簡単に説明した後、かごめの話辺りから入るんじゃねえのかな。
   その話にしても、お前の話にしてもミラーズリポートが済んだ後の話だから先に処理するもまずい気がしなくもないんだがなあ」

諏訪子「まあそんなこんなで問題は山済みなわけだが…今回はここまで!」
オランピア「おつかれさまでしたー^^」


……





♪BGM 「地霊達の帰宅」(東方地霊殿)♪


杏子「(酔い潰れている)」
さやか「(御柱の下にいる)」



まどか「……どういうことなの……わけがわからないよ……こんなの絶対おかしいよ(ぼーぜん


静葉「…正直なにがどうしたらこうなるのか説明が欲しいところだわ」
かごめ「まったくだ。
   ただ単に不慣れの上に突然のハプニングに見舞われたってこうはならんだろ。
   理解もできないことにはどうしてみようもないぞこれ」
諏訪子「いやその…なんつーかちょっと名状し難い出来事が色々と起きましてですねー…

オランピア「まー世の中って不思議で一杯なんですよー。
     注意一秒怪我一生、樹海での思い上がりはhageへの最短ルートという事で何処おかしくはないのです!!(ぐっ

リリカ「…十中八九、こいつの仕業よねこの場合」
こいし「流石の私でもここまではやりませんよリリカさん…。
   ちょっとあの辺りすっごく厄いからあんまり第三の目使いたくないんだけどー^^;」
リリカ「同感だわ。
   ってか御柱に潰されてるってことはさやかまた魔女化してんのかー…最近頻度多くない?」
こいし「なんつーかこうやって周期的に躁鬱が切り替わるって…「じゃりン子チエ」のアントニオジュニアじゃあるまいし^^;」
リリカ「んな例え誰が知ってんのよ。
   あーあ、こりゃまた暫くお姉ちゃん達の音で一から治療し直しかしら。
   あんまりやり過ぎると頭がおかしくなって冗談抜きで死ぬって言ってたけどねぇ



(おわる)