♪BGM 「Melody!」/藤宮ゆき(いえろー〜ぜぶら)♪
かごめ「待たせたな!!( ゚д゚ )彡
記念すべき環境最終戦解説だ集まれ野郎ども!!!」
紫「そう言って露骨に本来別陣営の私まで連れてくる…いやらしい」
諏訪子「あと此処に早苗が居ないのも謎過ぎるんだが」
かごめ「早苗には別任務を与えているからまあそういうことだと思って。
第一テメェヒマだろうがスキマ。夏眠の延長戦してるヒマがあったらたまには顔を出しやがれ」
紫「失敬な、今はプレ冬眠の時期ですわ(キリッ」
諏訪子「( ̄□ ̄;)威張るような事か!!
だがこの辺はもう完全にアリスおいてけぼり状態だな、あいつが対戦しに現れたのっていつが最後だったっけ」
かごめ「さあ…BW2に代わってから一回見た気はするんだが」
紫「その話メモ取ってないじゃないですか、はなから黒歴史にする気満々でしょうそれ」
かごめ「いや…単純にメモ取るの面倒だったし、新規育成もいなかったし…」
諏訪子「余計に悪いだろうがそれ」
かごめ「というわけで世代最終戦だな。
世代、と言っても基本的には第五世代が第5.5世代に代わる程度のものだと思うけど」
諏訪子「微ッ妙だな〜」
紫「前回ログのラストを見た限り、大きなところでは教え技の追加と、新規夢特性解禁、カムラ系の解禁、そんな辺りでしたっけ。
一見すると環境を激変させるかも、と思わせるレベルの変更点ばかりですが…」
かごめ「その為かかえって環境は混沌としてるみたいだな。
悪戯心レパルダス関連は使用自粛の動きでも出てるのか、鎮静化したようだし」
諏訪子「ある意味、トレイリアンブルー(MoMa)解禁直後のスタンダート環境みたいだな。
いっそレパルダスというか猫の手あたり禁止技にしちまえばいいだろうに」
紫「意外とゲーフリはその辺り、腰が重いみたいですね。
最近になってようやく、ダークホールが新規で禁止指定されたようですが」
諏訪子「フリーフォールはもう禁止解除しなくていいんじゃないか?
アレ、考察すれば考察するほど面倒だぞ」
かごめ「一応かみなりとかで抵抗はできるみたいだがな。
まあその話はどうでもいいだろ、今はマジで重要な話じゃない」
紫「そうでしょうかねえ…」
かごめ「最初にまあ新規作成辺りから触れたいんだけど…もう数が多過ぎて何が何だか」
諏訪子「ざっとでもいいから触れろよ…。
まずは過去からの採録というか、再起用のスターにゃん。こいつはレントラーに代わっているな」
紫「前はエーフィだった子ですね。根性型という事は今回は物理ですか」
諏訪子「これはもう最初からオスを粘ってたのか?」
かごめ「まあな。スターにゃんは復活させる機会狙ってたんだわ、今後はリリカとの関連が多くなるわけだし」
紫「そういえばヨルノズクってどうなったんですか?
初期の頃に偶然めざ水70が出たから使ってたじゃないですか」
かごめ「あー…えっと、なんか何時の間にか忘却の彼方だなそれ…。
その後も一度ヨルノズクは考察までしたんだけど、火力なさ過ぎて起用までに至らなかったんだよな。
扱いとしてはリリカがジョウトを離れる前にばいばいバタフリー状態になったと思ってくれれば」
諏訪子「まあそれはいいのにしよう。
そういえば、こっそり新環境用にリリカモスも再厳選かけたじゃないか、事もあろうに性格生意気だけど」
紫「また酷いものをこしらえましたね…」
かごめ「めざ氷で60いくつだったかな、Sはそれでも実数値110あるからHBベースに振って舞うだけ舞ってオボンという」
諏訪子「BW2でギガドレも実装されたからってんでさざめき切る予定でいると聞いたが」
かごめ「サザンにぶつけてもあまりいい事もないしな。
あとヤマメもペンドラーで厳選かけたんだっけ、バトンやらせようと思って」
紫「鉄火と違うのはメガホーンや地震という強力な打点を持っていることでしょうかね。
やはりツボつきドラピオンだと厳しいのでしょうか」
かごめ「ただ面白い事に、ドラピオンの時と個体値が全くと言っていいほど変わってねえのが。
因縁かねえこれ」
諏訪子「そういえばニトリトドンとかも地味に復活してたな。
今回はカウンター主体じゃなくてフォーカス持たせて濁流や吹雪を撃ちまくるという」
紫「文も何気にフェザーダンス搭載してますしね。
あと勇儀さん…おっと、この方はなかなか面白いことになってるのでここで触れるのは止めましょう」
かごめ「姐さんもだけど、文は本気で時間かかったな。
まずフェザーダンス持ちを粘るところから始めたという時点で」
諏訪子「何気に物理特化しなくてもA141から一致ブレバやインファイトはしょっぱいと思うんですわ(´・ω・`)」
かごめ「あと布都ちゃんもヤドキングになったな。
ヤドキングだって特化すれば物理そこそこ硬くなるし、悪巧みあるから無振りからでも火力は補える」
諏訪子「いっそトリル突っ込んでもいい気はするんだけどな。
なんとなく仙術っぽいし」
紫「崖下勢も地味に強化されてるようですが、まあ連中はどうでもいいですわね」
諏訪子「厳選と言えば…マトモな方法で厳選したのはそいつらくらいじゃないか?
後はとうとうやりやがっただろう、アレを」
紫「とうとう乱数調整という禁断の技に手ェつけやがりましたわね」
かごめ「すいません時間が惜しかったのでつい(´・ω・`)
いや、でも初期プリセットの割り出しに問題が多かったのか、実はそこまでうまく行かなくて」
紫「それでもざっと列挙するとダイケンキ、プテラ、ケンタロス、カバルドン、カイリュー、ギャラドス、バシャーモ、ブルンゲル、エンブオー、アーボック、ジュペッタ、キングドラ、サーナイト…13体もつくりやがってからに」
かごめ「最近アブソルとシビルドンもこさえまして」
諏訪子「やかましいわ。
お陰で不自然な5Vとか一気に大量生産されてるじゃねえか。キバガミなんて3V2Uとかかなり意味解らんことになってるぞ」
かごめ「アブソルが5V1Uだ、問題ない(キリッ」
紫「どう見たって改造にしか見えませんわよその個体値…まあ、それが乱数調整の効果なのですから仕方ないと言えば仕方ないんですが」
かごめ「今のところはBWと古いDSやDSLiteでしかできないようだがな。
DSLは幸いにも手持ちにあるし、ペラップもいるし。
だが完全理想個体と言えるのがケンタ、グドラ、カバ位かなあ、あとは面白がってVが並んでるからよしとか、ダイケンキみたいにメスが出ればとりあえずいい的な。サーもめざ炎で指定したのに生まれた個体がめざ水で」
紫「もうそこにグドラとカバって書いてある時点でロクな予感しませんわよ。
どうせカバも砂始動で背後にガブドリュとかそんなのが潜んで…あ、いや、実はこの子も勇儀さんと一緒に語るべきでしたねすいません^^;」
諏訪子「…橋姫かまさか」
かごめ「勇パルおいしいれす^p^」
諏訪子「いやなんかおかしくねえかそれは。
ユレイドルは結局どうなったんだよ」
かごめ「諦めた(きっぱり」
諏訪子「おいィ…」
かごめ「いやもう火力も速度もなさ過ぎてどうしろって言うのかという。
しっとの炎ならぬしっとの砂嵐でバカップルどもの視界を遮り最強最悪の地震で鉄槌を下すパルスィさんは輝いておられる」
パルスィ「あんた一体私を何だと思ってるの…(#^ω^)」
ラウンド1
自陣
★にゃん(レントラー@火炎玉)、さなえ(オムスター@リンドの実)、???(キノガッサ@どくどくだま)
他見せ合い…???(キレイハナ@緑のプレート)、???(ミカルゲ@食べ残し)、レミリア(クロバット@レッドカード)
相手
マナ(ジュゴン@恐らく火力上昇系の何か)、アイリーン(キングドラ)、???(ハハコモリ@気合のタスキ)
他見せ合い…ブーバーン、角鹿さん、いつものうにゅほ
かごめ「それでは解説に入って行きましょうか」
諏訪子「( ̄□ ̄;)おいこら!!なんだこの伏字率は!!!」
紫「いえそれ以前に…オムスターってなんですかオムスターって。
アレあなたのところの巫女でしょう? いくら私でも流石にどうかと思うのですが」
諏訪子「何を言う、立派なディープワンズの一員ではないかなにがおかしい(キリッ」
紫「…異論がなければ別にいいんですけどね。
しかし、トレーナー自ら出張ってくるとは珍しい」
かごめ「ああ、此処なんだがここはほぼ全部、あたしがトレーナーとして指揮とってると思ってくれ。
1、2回くらいリリカがやってる事にはしてるが」
諏訪子「そういうことで」
紫「はあ…それと、相手ももうテトラしかいないので名前は書いてないんですね」
かごめ「そこはまあその通りで」
…
マタン「…おいそこの熱帯魚、お前ら一体この半年間何をしてやがった」
ユルール「うわあ語尾が疑問形じゃない…べべ、別にいじゃないですかそんなことくr」
テトラ「なんでマタンさんじゃなくて私があんなところいかなきゃらななかったんですか教えてください(しろめ+口からエクトプラズム」
ユルール「( ̄□ ̄;)うわあこっちも一体何があったの!?」
マタン「…ごめんなんかボクが全体的に悪かった…なんとなくわかった。
ハイ・ラガードで花びらとアゲハの大群に追いかけ回されたあとのアンナとあゆむが確かそんな顔してたわ(遠い目」
ロコ「テトラサンハタルシストイウ場所ニ逝ッテイタヨウデス。
データニヨルト、「深霧ノ幽谷」トイウダンジョンニ「大イノシシ」「オオヤマネコ」「ビッグビル」「危険な花びら」「ブラックネイル」ナドノ生息ガ確認サレルソウデス★」
マタン「えっ…その幽谷って、何層なの…?」
ロコ「システムノ差異ニヨリ厳密ニハ異ナリマスガ、コレマデノシリーズデハ「第二階層」ニ相当シマス★」
マタン「( ̄□ ̄;)マジかよ!ボクらブラックネイルなんてハイラガの六層で遭遇したぞ!!
なんでそんなのが二層に居るんだよおかしいだろ!!
っていうかなんだよそのラインナップ!序盤殺しと終盤殺しのオンパレードじゃないのさ!!」
ユルール「聞いた話ですけどディノゲイターがカマキリや羊と一緒に大地を我が物顔で闊歩してるとかいいますしねえ(しろめ」
マタン「うわあなにそれこわい」
「…まあ私も行ってきましたけどとんでもない世界ですよねあそこ…。
寿々さんよく無事で生きて帰ってこれm」
寿々「六様が常に背後で殺気を放ってくださっていたのでいい修行になりました!(ドヤッ」
「( ̄□ ̄;)ちょおま」
お燐「あたいとしてはあんたがどうしてこんなところに居るのかも気になってるんだけどねえ。
そろそろ重要な選択肢を迫られる局面に来てるんだろ? こんなところでこうして居ていいのかい?」
「そうですねえ」
「でも、それもまた、私が成すべき事を見出すために必要なことだと思いましたから」
…
かごめ「というわけだ早苗。
新しい環境からは、あんたはポケモンの側として頑張ってもらうことにする。
…どうだい、自分の在り方、ちゃんと見えてきたかい?」
早苗「ええ、お陰でいい経験がたくさん積めましたし、色々な事を学べました。
だから、今度はこっちで頑張ってみようと思います」
かごめ「うむ。
今回はとりあえずあたしが指揮を執る。
久々な連中もいるし、本来なんでここに居るのか解らん連中もいるが…」
「オイオイ随分だな、一緒にタルシスまで出張った仲じゃねえか」
「私違うんですけどねー…というか霊夢さんもあなたもなんでまず私を捕獲しようとするんですか><」
「いいだろーどうせヒマなんだしー」
猫「お、オイラ久しぶりなんだけど大丈夫かな…」
牛「馬鹿野郎、もっと自分の力を信じやがれ!
お前の故郷では、お前は銀幕の中のヒーローよりもずっとヒーローなんだからよ!」
猫「ブラザー…!
わかったよ!オイラ頑張るよ!!」
…
諏訪子「先手はスターにゃん、相手が人魚だったな。
よしくんはもうひたすら高速階段をレベル38くらいで叩かせるのが仕事になったんかいな?」
紫「前作のしおん(SHION)にしろマナ(MANA)にしろ、曲名がそのままキャラ名になってるのもなんなんですかね」
かごめ「それはよしくんの頭の中をのぞいてみないと何とも。
聞いたところ物理ジュゴンだったらしいんだけど、普通に先手取って根性発動前でもワイルドボルトで一発だったなあ」
諏訪子「最初から飛ばして逝ったというか、相性いいからっていきなりワイルドボルトで突っ込む奴がいるかと。
根性だからHP減るってことはもっと考えようや、異常玉発動なしで仕掛けてどうするんだよマジで」
紫「根性空元気でグドラの体力を八割方持ってきましたしね、ボルト撃たなきゃもう少し生き延びたようn」
かごめ「寝言はガッサの胞子の後に使う以外ありえないwwwwwwwww
この猫は基本がヤントラーですぞwwwwwwwwwww」
諏訪子「うるせえよ!!><
何なんだよ最近事あるごとに論者口調になりやがって!大体論理wikiでも「単タイプだから威嚇撒きしかできないゴミwwww」って一蹴されてんだろうがこいつ!!」
紫「単タイプでも火力や種族値、特性が優れていれば十分ヤケモンとしても起用できますぞwwww
と言っても、耐久が並程度のレントラーではたかが知れてる気もしますが」
かごめ「根性ヤントラーは型案あった筈だが何時の間にか消されてたしな。
それでも一発は耐えるし、一致ボルトに氷・炎牙と噛み砕く、根性型のお約束空元気があるし、A120補正全振りで根性発動時の空元気って交代先への負担程度では済まされないレベルの大火力だと思うが」
紫「大多数の論者にしてみれば、扱いやすい一軍ヤケ以外は本来どうでもいいのでしょうね。
恐らく現環境だと、案外ヤロテスタントとヤトリックが激突したらヤトリックの方が勝率いいんじゃないでしょうか?」
かごめ「案外そうかも知れんねえ、論者であろうが無かろうが、環境でよく見るポケモンは大体対策されつくされてるだろ。
そもそもwikiの一軍に列挙されてるポケモン見てみろよ、ラティ兄にサザン、マンダ、ナット、サンダー、バンギ、洗濯機…環境上対策されない方がおかしいポケモンばっかじゃねえか」
諏訪子「火力特化のスカーフラティアスだの最速メガネサザンだの特殊ベース二刀のマンダだの実際普通に環境に溢れてるしな。
攻撃特化したサンダーや洗濯機だって勢力そのものがマイノリティ寄りでも、先入観を逆手に取る意味では全くいないわけじゃねえし」
紫「とは言っても、ボルトの分がなければグドラも持ってけたかも知れませんが…あとパイレーツ・オブ・サガミワンはシェフでしたっけ?」
かごめ「ウミベデュエットAC収録されねえかな(しろめ」
…
猫「うう…ここまでか…」
かごめ「いや、あんたはよく頑張ってくれたよ。
…準備はいいな」
「おう、何時でも行けるぜ!あとは任せな!!」
♪BGM 「嘲りの遊戯」(東方緋想天)♪
ユルール「( ̄□ ̄;)えちょ!なんで魔理沙さんがそこに!?」
魔理沙「いや、なんだって言われてもちょいと長い話になるので省略するんだぜ(キリッ
というわけでまずその脚から潰させてもらうぜ!」
アイリーン「上等じゃないか!
この水のフィールドで、海賊のアタシを止められるもんなら止めてみな!」
アイリーンは冷凍ビームの構え!
破壊力抜群の一撃!!
アイリーン「…ん?
なんだ口の割には呆気なく」
バーミセリ「…!?
いけねえ、上だ!」
そこには破けた袋が何かを撒き散らしながら落ちてくる…
その粉を浴びた瞬間アイリーンは身体が痺れて技が出しにくくなった!!
ユルール「( ̄□ ̄;)痺れ粉ああああああああああああああああ!!??」
テトラ「えーとえーと…えっ、ちょっと待ってキノガッサって確か防御回りとっても低かったような!!??」
魔理沙「…残念ながら今の私ぁHP特防振りなんでな、不一致冷凍なら一発ぐらい耐えられるぜ…!
当然、このチャンスを逃す気なんざねえんだよ!!」
どくどくだまが発動して瘴気が魔理沙の身体を包む…!
テトラ「( ̄□ ̄;)きゃああああああそれもしかして幽香さんの昔やってた!!!」
魔理沙「つーわけだ!
吹っ飛んじまいな、禁恋“零距離マスタースパーク”ッ!!」
魔理沙はからげんきの構え!
相手の女海賊をズタズタにした!!
アイリーン「…っ!!
ちっ…やるじゃねえか、此処は負けを認めてやるよ。
だけどな(ちらっ」
「そういうことです。
あなたもまた、ここまでですよ」
相手のハハコモリは燕返しの構え!
魔理沙は裏世界でひっそり幕を閉じた…。
魔理沙「…妖夢…!?
なんで、お前が」
かごめ「…お嬢、どういうことだい?」
幽々子「いえ…ごめん、私もちょっとよく解らない。
…どういうこと妖夢? 私にも説明できない事?」
「…私は最後の戦いへ赴くに際し、もう一度自分が何のために剣を振るうべきなのか、その答えを知りたくて戻ってきました。
本当に、剣を交えるべきかどうかわからない相手を前にして…私はどうしたらいいのか解らなくなってきて」
「紫様から、かごめさん達が帰ってきたという話をお聞きして…。
言葉じゃない、こうやって実際に剣を交えれば…あなた方がどんなものを見て来たか感じ取れると…そこに自分の進むべき道があるかも知れないと、居ても立ってもいられなくなった…それだけです」
かごめ「……相変わらず愚直なこった」
早苗「でしたら、此処は私に行かせてもらえますか?」
かごめ「お前が?」
「面白そうじゃん、お互いに弱点突けるでしょ?
アンフェアではないと思うんだけど」
かごめ「お前なあ…オムスターとハハコモリのS種族値どれだけあんのか言ってみろ」
「まだ雨は止んでないじゃない。
そのくらいの事は、あなただって解ってるくせに」
かごめ「…ちっ…そこまでは見てるのか、揺れない震源地の分際で」
天子「お陰さんでね。
短い間ではあったけど、あなたの視界から見るモノは十分に勉強になったわ」
妖夢「…紫様から聞いてはいましたが…まさか、雛さんも?」
雛「私は里で厄集めしてたらそこの白黒に拉致られてきたんですよおおおおおおお!!><」
妖夢「( ̄□ ̄;)えっ…あ、いやその…御愁傷様です」
早苗「不利は承知の上…ならば、先手の取れるうちに!
吹き荒れろ、諏訪の山風!湖面を割って走れ、神の渡りし路よ!秘儀「グレイシャルロード」ッ!!」
早苗は冷凍ビームの構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!
妖夢は食いしばりで踏みとどまった!!
妖夢「…つうっ…なんて重い一撃、ですが!」
かごめ「…やはりタスキか、持ってるとは思っていたが」
幽々子「早苗はリンドを持っているわね。
オムスターに草技は4倍の相性だけど、半減まで抑えれば防御は水タイプでも屈指の高さ。一撃で倒すには急所が必要になるわ。
…決めなければ後はないわよ、妖夢」
-何れは、刀を持ったお前の剣の腕を直に見てみたいものだ-
樹海に踏み込んで間もなくの頃、その剣士から告げられた言葉が妖夢の脳裏をよぎる。
何処か、今は亡き祖父と同じ雰囲気を持つこの青年剣士の言葉に、彼女はこれまで体験したあらゆる出来事を力に変え、ついにその場所へとたどり着くが…待ち受けていたモノは、その剣士と剣を交えねばならないという現実だった。
互いに譲れぬモノがある事は解っている。
妖夢は、彼は自分と同じなのだと思っていた。
だからこそ、彼女が幽々子の為に命を賭け、剣を振るうように…彼もまた仕えるべき者のために命をかけ、自分たちを斃す為にその剣を振るって来るだろう。
自分は彼と戦う事が出来るのだろうか。
その迷いを払拭したものがあるとすれば…迫る氷の柱から伝わってくる、早苗の想い。
彼女の心の傷を抉るような樹海での出来事も。
そして…。
-それだけじゃない…今はこの場にいない諏訪子様やキバガミさん達がいなければ、そもそもここまでたどり着けなかったんだと思います。
この旅に関わった誰ひとりが欠けても、今の私達はいなかったと思うんです-
その傷跡を、旅で紡いだ仲間達の絆で乗り越えていくその姿も。
(私は…私も、止まってなんかいたくない…!
私の事を信じてくれたアリスさんや文さん、みんなの為にこの剣を振るうと決めたんだ!!)
♪BGM 「剣・魂・一・擲」(SRW第二次α)♪
「私は負けるわけにはいかないんだッ!!」
踏みとどまり、楼観剣を抜き放つと大上段に構える妖夢。
次の瞬間、神速の踏み込みとともに一陣の風となった妖夢が早苗を間合いにとらえる!!
かごめ「おい、あの構えまさか」
幽々子「…いけるわね」
「吼えろ楼観剣、武神の如く!!
ちぇえええええええええええええええええすとおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
妖夢は最高最速のリーフブレードの構え!
破壊力ばつ牛ンの致命的な致命傷!!
早苗は裏世界でひっそりと幕を閉じた…。
諏訪子「( ̄□ ̄;)さなえええええええええええええええ!!!」
神奈子「馬鹿な!半減実貫通しただと!?そんな事あるのかい!?」
静葉「違うわ…確かに計算上、早苗の耐久でも半減実込みなら攻撃特化されてても確定2発、ダメージは最大93%程度の筈。
でも、リーフブレードは急所ランク補正つきの技。急所を引けば、半減実の効果は実質チャラになる」
神奈子「…そういえば、そうだったね。
まさか、この土壇場でそれを引き当ててくるたぁね」
静葉「どの道、このターンでそれを引けなければ、雨はあと1ターン残っている以上妖夢に後はなかった。
見事、あの子はそのチャンスをものにした…それだけの話」
…
…
かごめ「実際はねー、妖夢に食いしばられたターンで雨が上がったのよね確か」
紫「ああ、それであの祟神は死んだ魚の様な眼をして茫然としてやがるんですね」
諏訪子「( ゚д゚ )(←死んだ魚の様な眼」
かごめ「みょん作るよ!!って話は聞いちゃいたんだけど、勝手にストライク以外ありえないwwwwと思ったら普通にハハコモリでうぇ!?ってな感じだったわけですが」
紫「攻撃範囲と火力そのものはストライクの方が広いし、なおかつ弱点も少ない筈なんですけど」
かごめ「よくよく考えたらストライク系統のみょんは見慣れてるしな。
他にやれるのがいるとすれば、キリキザンの色違いか」
紫「もう色違いって時点で現実的じゃないではないですかwww」
かごめ「まあねwww
大きなミスはなかったとは思ったが、グドラを早苗で抑えに行けばまた状況は少し変わったかも知れんわな。
つまりスターにゃんを突っ張らせなければまた違って来た筈」
紫「結局初手のワイルドボルトが一番の悪手だったというオチじゃないんですかそれ?」
かごめ「それを言われるとアレだなあ」
かごめ「さてまあ、新入り紹介もあったし毎度の如く最初は一戦めだけでログが埋まりましたな。
…おいそこのカエル、何時まで呆けてるさっさと戻って来んか」
諏訪子「やかましいカエルっていうなそろそろ祟るぞ(キリッ
だが深き者どもの力が通用せぬとはぐぬぬ…」
紫「ひっぱりますわねえ…。
まあ、この解説も次から本番…ということでよろしいのですよね?」
かごめ「後半でいただきじゃ!!(キリッ」