「成程のう…ここが幻想郷か。
何十年振りかの外の世界じゃな。存分に暴れさせてもらおうじゃないか…のう、烈」
「ばーちゃん嬉しそうだな。
俺は…初めて来たときはそうは思えなかった…力の強い魔性なんて、みんな、俺達の手で倒さなきゃならない絶対の悪だって。
この世界に住んでる奴らは、みんなそうなんだって

「……お前は、かご姉と殴り合いをした後も……そう思うか?

烈は黙って頭を振る。

「巧く言えねえけど…あの拳から伝わってくる想いは、悲しそうで、でもとっても嬉しそうだった。
俺は…あのひとを倒したいとは思わねえ。
でも、あのひとはいつか必ず、俺自身の力で勝ちたい!


何処までも済んだ紅玉の様な瞳から放たれる少年の覇気に、茜は目を細める。

「あの怪物と拳を交えながら、のう。
血は争えぬ、か。わしもまだまだ引退などとは言っておられぬのう!」

里の茶屋の一角に、少年と少女がその空を見上げている。
その少女の、覇気に満ちたその横顔は、あの日見た黒髪の真祖とまったく同じ顔をして。

「行くか、烈!
この世界にふんぞり返る真祖と貴種どもの、鼻っ柱を叩き折りにな!!
「おう!!」

ある戦いの日の、その直前の昼下がり。
また一人、生きた伝説がこの戦いの場へ通り立つ…。








♪BGM 「Break up!」/宮崎 歩(デジモンアドベンチャーズ・アーマー進化挿入歌)♪


かごめ(?)「どうもいつものかごめさんですっ
かごめ(多分本物)「おいこら我が娘よ、なに母のネタを強奪してるんじゃい。
         つかご丁寧に黒髪のウイッグまで用意しおってからに」
つぐみ「えーいいじゃないたまには。
   それに、おかーさんこれやってるとすっごくおさけ消費するからいい加減体に良くないよー?」
かごめ「べっつにこれやってようがいまいが何処かしらで酒は消費されてくんだ(キリッ」
つぐみ「開き直らないでっての!!><」
早苗「紫さんからの提案なんですよ。
  幕間で私達というか、茜さんを交えた話をやってるじゃないですか。その関連もあるし、たまには私達だけでこれをやってみるのも一興なんじゃないかっていう」
かごめ「ふーん。
   つったって事情通は要るんじゃねえのかこの場合(チラッチラッ」
早苗「要するにヒマなんですね^^;」
かごめ「わちきはヒマにになり過ぎると死んでしまうんじゃあああああ(´Д`)
つぐみ「うー仕方ないなあ…けど、あまり必要以上にしゃべっちゃダメなんだからね?
   あと今日はおさけ禁止!!><」
かごめ「( ̄□ ̄;)
   …ぐぬぬ…お茶淹れてくる…」



つぐみ「というわけで今回は色々ネタ満載説のある?7月の総まとめ編となっておりますっ」
かごめ「っていうか、実は対戦そのもんはそんな本数やってねえからまとめざるを得なかったというな。
   頭数だけは微妙に増えたり増えなかったりだが」
つぐみ「そもそも今回、お母さんが絡んでるのって精々ヤマメさんくらいじゃない。
   他は結構みんな、自分で持ち寄ってるからねえ」
早苗「キバガミさんはー…えっと、アレは諏訪子様案だったかなあ。
  ゴルダックだけ正体不明なんだけど」
かごめ「あれなー。
   突発的に水浸しシンクロノイズゴルダックとかいうのをこさえたくなったんだけど、予想以上に火力がなくて結局お蔵入りしかかってんだよな。今回は全く出番がねえが、布都んからギャラドスナイトを強奪しやがった橋姫が速攻で匙を投げよった」
早苗「えっ、そんな経緯があったんですか?
  最近私オムスターがメインだったから別にいいかと思ってイーブイ渡したんですけど」
かごめ「いずれ触れるかも知れんが、布都んにしてはマトモというか…アレ多分屠自古さん考えたんだろな。
   めざ炎でねえからめざ飛で妥協したとか何とか言ってた気がするが。その厳選副産物も針坊持ってったしな、あたしももうブースター使わんし」
早苗「めざ炎もですけど、確かめざ飛っていうのも相当出すの面倒くさかったような気がしますが…」
かごめ「基本はHABが奇数、CDSを偶数って並びを粘る形になるな。全部VかUと仮定すればVVVUUUという並びになる。あたしも忘れちまったが、確かもう一つあるパターンでも最速にはできねえんだよな、素早さの偶数は必須事項の筈だし。
   Nゾロアーク連れてきてたから、あとはそれをメルーフィと悪魔合成することでめざ炎を狙ったらしいんだが…だからってそれでめざ飛を普通出すか、というな。
   一応ルンパとかニョロボンとかに刺さらんこともないし、特攻特化すればあのダサカブトムシも一撃で持ってけるからいいんじゃねえのかね(射命丸メモ:実は確定二発、珠から乱数に入るそうです。まあドロポン高乱2なので有効なサブと言えば言えなくもないですが…因みにクソキノコなら持ち物なし冷凍でも余裕の確1なのでオーバーキルですね)」
早苗「あと聞いておきたいのは…まあ、ヤマメさんですよね。
  あのひともやっとこ本来のあるべきポケモンになったというか」
かごめ「なんじゃいなそれ終わったら用済みみたいな。
   まあいいや。ヤマメは解りやすいな、タスキ持ってネット撒いたら複眼かみなりを狂ったように乱打する。以上だ。
   あいつの性格上陽気がベストだがデンチュラの種族値とは噛み合わんし、かと言って憶病ってキャラでもねえし仕事終えたら早急に落ちれるように性格無邪気にしてある。そんぐらいだな。無邪気CSぶっぱだ」
つぐみ「一応めざ氷持ってるって聞いたけど、その辺りどうなの?」
かごめ「メガネでも持つなら要らんかと思ったけど、交代でグライオンや竜飛組とか出て来られると面倒くさいし、最後にマルスケムーミンのマルスケはぎ取る役割を持たせるならそれでもいいんじゃねえかって気もし始めてる。
   ただ現状の技構成はまあ、あとでばらすが意外とらしい技は揃ったと思うよ」
つぐみ「じゃあそれ以外の解説をしていかないとね。
   先ずは初日登場組だと、大牙先輩とキバガミさん、あとほむらだね」
かごめ「そういえばほむらの野郎、なんか自分で作って来てたな。
   随分勿体ぶってなかなか口を割りやがらねえんだが…アレどういう調整なんだ? あのオチを見る限りサンパワーでかなり補ってることは間違いなさそうだったが…」
つぐみ「実は私達も詳しくは知らないんだ。
   でも、メガシンカすれば耐久性能も実は結構補強されるから、補正なし持ち物なしC152の一致なみのりくらいは耐えるらしいよ、HP的に」
かごめ「スターミーとかは珠がメジャーだと思うんだけどなあ。
   まあ、計算上サンパワーの反動ダメージが最小値になるみたいだし、その辺りの兼ね合いか。アレだったら、もうサンパワー考慮しないで悪巧み積んだ方が早そうな気がしなくもねえな…えっと、大牙とかは」
早苗「大牙さんは…アレは誰が考えたんだっけ?」
つぐみ「んーと…確かとーこ先輩が育成論拾って来て、気に入ったタイプを本人に選んでもらったんじゃないかな。
   自信過剰竜舞型、らしいんだけど」
かごめ「んあ?
   第五世代ズキンの最メジャー型じゃねえかそれ。ASかHSに振って竜舞一回で112族まで抜くって奴だ。
   フェアリーと糞(ファッキン)焼き鳥の氾濫してるこの環境ではほぼ死滅したアーキタイプだぞ」
早苗「でも諏訪子様は、周りでカバーしてやれば十分いけるんじゃないかって…アロー対策の岩タイプも環境に出てきてるし、鋼に対して悪当倍は十分強化ポイントだからって
かごめ「お前自身はどう思うよ?」
早苗「耐久力の高い毒・霊・エスパータイプあたりを起点にすれば私も悪くないと思うんです。
  挑発があるから異常撒きに対しても役割持てると思いますし、聖なる剣は怖いけどギルガルドに対してかなり上から圧力かけていけるから十分活躍の場あると思います。私個人では、アリじゃないかと」
かごめ「…一周回って積みアタッカーでも活躍できると踏んでの事か。それならそれでもいいんだろうな、なんだかんだでブシンだって見るしな。
   あとキバガミはこいつ」
早苗「単純な珠アタッカーですね。
  正直、ケンタロスとどっちがより総合的には上かと言われるとちょっと…
かごめ「まあ…エレキブルの「ブル」は雄牛の意味だろうからまるっきり間違っちゃあいないんだが…これ電気エンジントレースされたら終わるんじゃねえのかな」
早苗「威嚇もまあどっこいどっこいな気がしますが…役割対象の範囲が狭まってる気はします^^;」
かごめ「なんか不安しかねえなあ…そういえば穣子の奴もなんか自分で新しいポケモンを用意したらしいとか聞くんだが…前回もいたらしいけど、妖夢オンザステージで完全ノータッチだったから何とも言えねえところだな」
つぐみ「もう妖夢さんの事は許してあげてよ(しろめ
   リッキィはよくいるフルアタブロスター、ミスティアさんは穣子さんのサポートもできる根性オオスバメだったっけ。
   あの対戦を見る限りではあまりうまく機能してなかったみたいだけど…」
早苗「攻撃技はブレバしか持ってないらしいんですよね、あのみすちー
かごめ「まるでわけがわからんな。
   メブキジカってことは葉緑素か草食のどっちかで、みすちーがサポートもするってことはまさかとは思うがあいつに日本晴れさせてブレバとやけどの反動死させるとかそんなんじゃねえだろうな。
   ん? なんだこのメモ…えーとなになに、有利そうな相手にはそのままブレバで突っ込みつつ羽休めで再利用する…さらに余裕があったら気合ためで急所狙う? 何がしてえんだこれ、それだったら日本晴れなんかしてねえでがむしゃらでも入れとけよ」
早苗「ま…まあまあ。メガ枠も最近取り合い激しいし、メガシンカしなくても火力が出せるという選択肢としては一考の余地あり、でいいのでは。穣子さんも結局メブキジカの運用諦めたみたいですし」
かごめ「まあそれならそれでいいんだけど…ってことはあの馬鹿特性葉緑素か。夢特性天恵だって対応する技皆無だし、機会があったら草食に変えさせるかねえ…メガホもあるから草技読みで繰り出す事も可能だろうし」



先ずは7月5日分の最初の対戦ですぞwww

我の手持ちですなwww
ヤマメ(デンチュラ@気合のタスキ)/いく(シビルドン@突撃チョッキ)/みのりこ(メブキジカ@気合の鉢巻)
控えですぞwwww:エレキブル、ゴルダック、カイロス
相手の手持ちですぞwwww
あかね(コジョンド@強化アイテムかタスキっぽい気はする)/ニア(ランクルス@絶ボンの実)/ヘルメス(ゴローニャ@チイラの実)
控えですぞwwww:ブロスター、ゴウカザル、あと多分バッフロンだった筈


♪BGM 「人形裁判」(東方萃夢想)♪

ヤマメ「いやー久々の出番だなあ。
   というか、これ見せ合いから随分電気タイプかたまってるけど大丈夫なんかね」
穣子「えー問題ないじゃん。
  あんた地面当倍、竜宮の使いは浮遊でしょ。私だって馬鹿じゃないからそのくらいはきっちり解ってるわよ、それ考えて決めたんだから」
ヤマメ「ああ? お前さんが決めたのかこれ?
   なんか不安要素しか感じねえんだけど…ああそうだよな、かごめその他なら少なくともこんなトチ狂った選出しねえわな、考えりゃわかることだった
穣子「んだとこら!!ヽ( °Д °)ノ

パルスィ「それを感じていながら黙ってそのまま来るあの能天気さ…妬ましいわ…!」
キバガミ「そ、それは妬むようなところなのか…?^^;
    …かごめ殿や諏訪子殿の話では、どうやら相当の手練が相手側に参陣した、とのことだ。不安がないと言えば、嘘になる。
    聞く所では、徒手でもかごめ殿と、互角以上に立ち回れるほどの実力を持つとか
パルスィ「……冗談、かごめなんて私から見ても、妬む気すら起きなくなるほどの本物のバケモノよ。
    それと互角に戦えるような奴なんて、紫か幽々子くらいしかいない筈。そんなバケモノがこれ以上この世にいたらたまらないわ」
キバガミ「拙者も当人を知らぬ故、明言はできぬがな。
    それが嘘であれ真であれ、これから明らかになるのではないかな…樹海では、そのような悠長なことも言っておれぬが」
パルスィ「あんたもだんだん悪い意味で能天気に染まってきてるわね…妬ましいわ」
キバガミ「(…慣れたつもりではあるが相変わらず妬むポイントだけは解らんなあ^^;;)」


かごめ「さーて…あーちゃんどう出るかな。
   烈のタコが猿だから馬車辺りじゃないと釣り合わんのじゃないか」
諏訪子「それはただのお前の願望じゃねえか。
   …そういえばあいつら、随分新環境でも対戦回数はこなしてるんだけど、メガバシャーモ使ってるの見たことねえな。
   まさかとは思うが、初回特典取り逃したんかな」
かごめ「わからんぞ、テトラがそれを知らされてなかった可能性は大いにある。
   なにしろバックについてるのはあの腐れ天主、テトラとユルールを半狂乱にさせることに命かけてるフシあるからなあいつ。
   …もっとも特性加速が絡まなくてもアレ攻撃力高いから、珠とかもってられるとその時点でかなり厳しくはあるが」
諏訪子「というか炎闘前提で話してるけど、他のパターンってねえもんかな?
   メガバシャーモをノーカンとして炎タイプでメガシンカできる奴が他にもいるってことをだな」
かごめ「ルカリオがブレイズキック遺伝出来たはずだが」
諏訪子「だーかーらーそっちの方面からいったん離れろ!!><
   というか格闘ポケモン以外の候補はお前にないのか
かごめ「ない!!(きっぱり
諏訪子「威張るなどアホ!!><
   とりあえず相手さんの情報はいってきたみたいだけど…おいコジョンドいるぞ、かごめ
かごめ「んん?
   コジョンドってとあのブーックに振りまわされてるアレの姉貴だろ。あーちゃんまさか間にあってないのかな」

「かご姉にしちゃ随分悠長じゃないか。
まあ、わしらみたいなのがいきなり全力で馬鹿やったら面白みもなんもあるまい。
かご姉達が本気でかかって来んのなら、わしも炎拳抜きでやらにゃハンデの意味があるまい?


パルスィ「なんですって…!(ビキッ」
ヤマメ「…随分でけえ口叩くじゃねえか、おチビ。
   いくら私達が明るく楽しい地底妖怪のおねーさんだからって、沸点そのものは低いんだぜ?(イラァ」
茜「……聞いては居ったが、思った以上に沸点は低いようじゃな。
 そんなことではとてもじゃないが相手としては面白くあるまい、どうじゃ、わしの生まれ故郷の酒だが飲んでおくか?(にやにや」
かごめ「…おーいいきなり真正面から喧嘩売ってんなよ…っていうかお前らも全力で買うなよ^^;」
パルスィ「どきなさいよかごめ!
    対戦なんて悠長なこと言ってられないわ、こいつは手ずから八つ裂きにしてやらなきゃ気が済まないわ!!ヽ( °Д °)ノ」
ヤマメ「おーうこのヤマメさんの怒りもとうに有頂天だぜ?(#^ω^)」
かごめ「いいから落ちつかんかおのれらは。
   とりあえず穣子は大人しくしてるっていうかさせたがお前らまでそんな体たらくでどうするよ」
ヤマメ「…………あれ、そういえばあいつh」

ベンチの片隅では穣子がスケキヨ状態になっているようだ…

かごめ「理解したか?(手にぼこぼこにへこんでいる金属バット
蜘蛛&橋姫「………調子こいてすいまえsんでした(スタイリッシュ土下座」
茜「かご姉らしいというか、面白い御し方をしておるのう^^
 じゃあ、お手並み拝見と行こうか。テトラ、わしが先手で行かせてもらうが、よいかな?」
テトラ「へっ!?
   えーとえーとえーと」
ニア「……全員に有利に立ち回れるし……いいと思います」
テトラ「( ̄□ ̄;)えちょ勝手に決め…ってユルールさんとか文さんとかじゃなくて意外な子が言ったー!!??(ガビーン!!


♪BGM 「紅焔」/PON♪


茜「それじゃあ、ちともんでやろうかの」
ヤマメ「動きに自身があるみてえだなチビ…だったらこいつの中でも身動き取れるかやってみろ!」

土蜘蛛はねばねばネットの構え!
周囲に蜘蛛の巣が展開される…

テトラ「…?
   なんでしょうあの技」
文。「成程、カロスのポケモンに確認された新しい技ですな。
  あの地方では糸を吐くの効果が段違いに向上していますが、この技は設置系の技で、飛行や浮遊を持たないポケモンは場に出た時に足をからめ捕られ、スピードを落とされてしまいます。
  サポートとしてはかなり強力な技ですね、あの技から入ってくるあたり、後続を考えているというよりも目の前の相手見てませんね」
テトラ「…そういえば、デンチュラ結構足速い…って今気付いたけどデンチュラ!?( ̄□ ̄;)
文。「まー問題ないんじゃないですかね、「これ」が外れなければですが」

茜「なーる程厄介じゃな。
 それに、外れなければ良いのなら、当てちまえばいい。それだけの話じゃろ!!」

茜はおもむろに地面を殴り付けた!

ヤマメ「おいおい何処を狙って…………!!??( ̄□ ̄;)」

茜の放った地面がストーンエッジとなってヤマメに襲いかかった!
致命的な致命傷!!
しかし気合のタスキで持ちこたえていr

ヤマメ「ぐぬぬ…な、何が起きたんだ一体!?
   タスキがなかったら」
茜「無駄じゃ、これで終いにしとくぞ…そおい!!m9( ゚д゚ )

茜はついげきのフェイントの構え!
土蜘蛛はひっそり土に返ったようだ…

パルスィ「な…!?」
衣玖「サポート重視とはいえヤマメさんを軽く退けましたか。
  成程…口先だけではないようですね。私が行きましょう」

茜「ほう…竜神の使いか、現物を見るのは初めてじゃな。
 思考の切り替えも早い、なるほどかご姉とつるんでるだけあって厄介な連中じゃの」
衣玖「褒め言葉と受け取っておきましょう。
  そして…夜の帳が下りたこのステージこそ私が最も輝ける場所!

衣玖さんの指が天を衝く!


「雷符「玄雲海の雷霆」…!
サタデーナイトフィーバー!!!ヽ( °Д °)ノ


衣玖さんはかみなりの構え!
しかし茜は膝の一撃でそれをかき消している…!!


衣玖「…なん…ですって…!?」
茜「おーいた…なんちゅう威力の雷じゃ。やはり炎を使わんと限度あるな。
 …済まんの、どうやらこれでは少し持ちそうにない。代わってもらえんかの?」
テトラ「…へ!?
   あ、はは、はい! えーとえーと」
衣玖「これは空気を読んでる場合ではないですね…あなたは危険すぎる!
  ここで止めを刺しておく!!」

衣玖さんはついげきのかみなりの構え!
しかし後続で出てきたニアちゃんに受け止められているようだ…

ニア「私が、代わります…おばあちゃんは下がってて…!」
茜「おお、助かったわい。
 あとは頼むぞ、お嬢ちゃん」
ニア「…はい…!」


諏訪子「…思った以上に面倒な奴だというのは理解できたぞ。
   どうすんだ、これ?」
かごめ「どうしようかねえ(しろめ」






早苗「実際には飛び膝蹴りを耐えて返しのかみなりで茜さんは退けたんだけど、このあとはほぼニアちゃんの独壇場でしたね。
  穣子さんがそれでも捨て身からウッドホーンで何とかしてくれたんだけど」
つぐみ「実際不意打ち持っててチイラで攻撃力も上がってるヘルメスさんとのじゃんけんだもんねえ」
かごめ「あの馬鹿マジで択ゲーには弱いからな。
   どうせ当倍以上ではいるだろう技は命中不安の岩技しかねえんだから、不意打ち枯らせるまで剣舞しとけばいいものを。
   …しかし正直コジョンドは本当に意外だったんだが、加速アチャモもらわなかったのかなあの連中」
早苗「それ、いたらいたでどうするんですか?」
かごめ「さあのう…毎ターン加速されて上から飛び膝フレドラ地震もしくはエッジ辺りで一掃される未来しか見えないねえ。
   剣舞積まれたらアウトという勢いで(しろめ」
早苗「( ̄□ ̄;)どう転んでも絶望しかないですよそれ!!」




7月5日分の次の対戦ですぞwww

我の手持ちですなwww
さなねぇ(厨ポケフローゼル@火炎玉)/たいが(ズルズキン@ラムの実)
出番がなくて役割持ててない裏ですぞwww:ピクシー
控えですぞwwww:ドレディア、スワンナ、チラチーノ
相手の手持ちですぞwwww
せきばんき(キリキザン@鉢巻のような気はする)/キコロ(モンジャラ@進化の輝石)/Cジョリー(サメハダー@こいつもタスキではないようだが)
控えですぞwwww:ヘルガー、ニャオニクス、クレッフィ


さな姉「茜ちゃんなかなかやるわねえ…まあ、素手同士の殴り合いでもかごめちゃんに勝てる子なかなかいないからね。
   接近戦でなおかつ冷静に駆け引き出来る子なんてあの子たちくらいのもんでしょ
葉菜「サナさん簡単に言うけどそれって普通妖怪(わたしたち)の範疇でも異常だからね?(しろめ
  空気読んでるのかどうなのか、あの子はさっさと観客席に移ってるみたいだし」
さな姉「まあ、相手として未知数のものが多くて、見物が許される状況だったら私でもそうするわ。
   …もっとも、今回はそれが敵さんばかりじゃないってことでもあるんだけど

「俺の出番、というわけですか」

さな姉「ええそうよ大牙君。
   茜ちゃんが認めたということは、大体私達連中にとっては注目の的よ?
   出だしのサポートくらいはしてあげるから、存分に暴れてきなさいな」
大牙「師匠は仰られた…修行の新たな段階を踏むに、師と弟子が等しく同じ立場で拳を交えるこの舞台こそ相応しいと。
  行きましょう!」

鈴花「お兄ちゃん気合入ってるなー」
風雅「大牙先輩なら問題ないだろう…この場では相性の問題もあるだろうが、そもそもあの人は烈よりもずっと強い。
  俺も、色々学ばせてもらおう」
鈴花「風さんかたーい><
  もっと気楽に応援してあげるくらいでいいんだよー」


テトラ「うわ…またすっごい面倒くさそうな人が」
ユルール「滅多にでてこないせいもあるけど、それに加えてあの人自体が相当のクセ者だからねえ。
    以前はなにしたんだっけ、フローゼルもいまひとつ何ができるポケモンなのかわかりにくいんだけど」
文。「(スマホで動画なう)簡単に言えば厨ポケですよ。
  これもさる実況主のネタばかりかと思いきや、実際運用してみればよくわかる。
  単純な高速アタッカーとしてのみならず、意外と多芸で器用なポケモンですよ。
  スターミーとエルフーンのいいところ取りしたようなポケモンと言えば解りやすいかも知れませんな」
テトラ「そうなんですか?
   でも何処かのヒキョウでアワレな遊牧民みたいに悪戯心なんて狂った特性持ってないみたいですが」
ユルール「おいこらそれ誰の事だ(#^ω^)」
文。「確かにすり替えや挑発くらいなら、それを絶対先制で叩きこめるエルフーンの方に一日の長がありますな。
  ただ、115族のスピードとそれらの補助技、そしてある程度ある攻撃力を兼ね備えたポケモンというとそうはいない。
  今ではゲッコウガなんてのもいますが、アレは変幻自在を考えると最早別領域ですからな。
  それに火力的にはメガネや鉢巻と非常に相性がいいし…鴉から買いそこなった情報からの仮説を信じるなら、もっと厄介なものをすり替えられる可能性もある。蛮奇さんをあのまま立たせておくのもいい予感はしませんな」
ユルール「どの道妙なアイテムを押しつけられるのは仕方ないけど、相性有利の子に交代した方がいい、ってことよね」
文。「然り。完全に目論見を潰せるかと言えば怪しい場面ではありますが」


かごめ「交代か。
   おいこらそこの天狗、向こうの天狗にさな姉の情報売ったか?」
文「何を藪から棒に」
かごめ「お前最近ヒマさえあればふみ坊相手にクダ巻いてるらしいじゃねえか。
   大体にしてお前わりと口軽いから
文「なんてこと言うのよ人聞きの悪い!!><
 …いや…そりゃあまあ…色々見返りもあるし…危うく口滑らせかけたけど特性まではばらしてないわよ」
かごめ「いやほら、別にそんならそんでいいんだけどさその上でのやりようはあるんだし。
   …大体この局面なら誰にあれ押し付けたって問題ねえじゃん?
諏訪子「確かにな、モンジャラの何が面倒かって言われたら、輝石だ」
かごめ「相手が大牙の型を知ってるかどうかもアレだよな。
   あたしもついさっき聞いたんだが自過剰竜舞だとモンジャラ相手を起点ってのも不安は残るんだが…」
凍子「あーそれなんだけどさー、かごめさん耳貸して」
かごめ「んあー?
   ちゃんと返せよ?」

交代で入った切り株の子にさな姉はすり替えの構え!
ヒキョウにもトレード手順を踏まずに持ち物がすりかえられたのさ!!!(クワッ

切り株の子は火炎玉でやけどを負った!

切株「きゃああああああああああああああああああああああっつうううううううううううううううううううううう!!??( ̄□ ̄;)」

テトラ「アイエエエエエ!!??火炎玉!!??火炎玉ナンデ!!??( ̄□ ̄;)
文。「…やはり夢特性水のベールからの火炎玉すり替えだったか!
  これは選出レベルでミスったかもわからん…くそっ、こんなことなら(アイツ)もっとしこたま飲ますんだった…!
ユルール「思ったより非合法な手段で情報集めしてやがったこの天狗!!( ̄□ ̄;)
    で、でも吹雪なんてそうそう当たったりしないし、ここ居座ってもいいんじゃ」
文。「正解は正解、しかし攻撃をするよりかは!」

切り株の子はギガドレインの構え!
しかし交代で出てきた大牙にはさほどでもないようだ…

キコロはすかさず痺れ粉の構え!


〜対戦から少し前〜

「おーい大牙ぁ、ちょーっといいかい?」

大牙「君は…蒼井さんだったか。
  悪いが、俺はこれから対戦だ。それに向けて、師匠を敵に回した上で恥じぬ武を示すべく少しでも」
凍子「まあまあ、ちっとばかりあたいに秘策があってね。
  集中したいとこ悪いけど、ちょっとだけ時間をくんないかな?」
大牙「策など不要だろう。
  師は目の前で、圧倒的な武を示して自分の役目を果たしているんだ。
  あの日…風雅君も俺の前で成すべきことをやってのけている…俺もそうできなければ、格好がつかないじゃないか」
凍子「だーかーらーさぁ、そのためさね。
  今のあんたの技構成だと、致命的な点が一つあるんだ。
  うちの情報集めの要である天狗ってさ、わりと色々なところで情報流しまくることに定評があってさ…多分、あんたが状態異常を仕掛けられたら機能停止すること知ってる。そうなったら、ものっそい無様な負けっぷりを披露することになるだろね
大牙「…!
  俺に、どうしろという」
凍子「…そういうところは素直でいいやね。あんたみたいなタイプ、意外とそういう事言われると全力で突っぱねてくる奴多いけどさ。
  あんた、口先には自信あるかい?


しかし大牙は持っていたラムの実で麻痺を回復した!

文。「なっ…ラムの実!?」
大牙「狡い戦術だ…この程度でこの俺を止めたと思っているのか。
  君の様な非力な精霊であれば、確かにこのようなやり方をしなければろくにこの場には立てまい。
  頼みの綱の輝石はすでになく、こうして足を止めることに賭けるのが手いっぱい。
  森に帰りたまえ。俺は弱い者いじめをするためにここへ来たのではない、君では相手にならないぞ
切株「うぐ…ぼぼ僕をばかにするなー!!><
  もー怒ったぞー火傷がなんだーこのままお前を森の養分にしてやるんだからー!!!

大牙は挑発の構え!
キコロはアワレにも補助技を使えなくなった!

テトラ「( ̄□ ̄;)きゃあああああああなんか色々拙い方向にー!!
   キコロちゃーん落ちついテー落ちついテー!!」
文。「やられたっ…!
  (あや)は確かに嘘は言ってなかった…この場で入れ知恵をした奴がいたのかっ、余計な事を!!

大牙「そう…発想の転換だな。
  気を高めることは、別に場所を選ばずともできる。
  …悪く思うな、今の君では俺は倒せない…!」
切株「なにおー!!><」

キコロのギガドレインはさほどの威力ではないようだ…

大牙は竜の舞の構え!
大牙の素早さと攻撃力がひゅんひゅんアッポしていく…!

茜「ほう…大牙の奴にこんなクレバーさがあったとは…いや」
氷海「恐らくですが、誰か入れ知恵をした方がいるみたいですね。
  積み技と補助技を入れてしまえば、恐らく残る攻撃技は一致技の2種類で、範囲が狭くなってしまう。
  けれど…脱皮による異常耐性を持たない黒沢先輩では、麻痺ややけどをもらえばほぼ役目を果たせない状態になってしまうから」
茜「なんじゃ、対戦相手の話なのにお前も知っておるのか?」
氷海「ええ、丁度居合わせてましたから。
  アレを提示した子なら…蒼井先輩なら、その弱点も熟知してる筈。
  …彼女、親しみやすいというか、気さくですからね…むしろ鈴花が同じ事を言っても、黒沢先輩の性格的に耳を貸すかどうか分からないでしょうけど」
茜「わりと頑固じゃからなーあ奴は。
 しかし、ここまでくれば勝負はあったの」





かごめ「あとはもう3積みからスタートした自信過剰劇場と。
   HAでビルドレするズキンも以前は居たんだが、先制技はないから武神ほどの縛り性能がないのがアレでな」
つぐみ「ビルドレブシンは害悪だって諏訪子さん言ってたよねー」
かごめ「遺伝技絡んでるのがアレだが、今本当にビルドレブシン作るの楽になったからな。
   もっとも現在アローがいる時点で居座りは相当難しくなってるんだが」
早苗「積むにしても殴りメインがいい、って言って大牙さんその気にさせたの凍子さんなんですけどねー^^;」
かごめ「文のアホが情報リークしまくるの有名だからな。
   まあ実際、ズキンに限らず積みポケはどうしても状態異常、特にS補う奴は麻痺が致命的になる。実際は痺れ粉食らってないし、モンジャラなんて大概S無振りだからS振ってるズキンなら余裕で上取れるわな。
   そして何より、ズキンの売りはその物理特殊両面の耐久の高さ。H振るだけでも大概のものは一発以上耐える。ましてメインがドレインパンチとなれば回復しながら戦えるわけだ」
つぐみ「今回はそれが本当にうまくいったってことだね。
   正直、抑えがリップというのも色々心許ないところはあったんだけど^^;」


早苗「とりあえず今回はここまでですね。
  今回は色々あった分、話作り重視になるようです」
かごめ「それって単純に色々な話が途中で止まってどうにもならないのを誤魔化してるだけじゃ
早苗「そそそんなことありませんよ!?(棒読み」
つぐみ「そして次回へ続くー><」