前置き抜きでいきなり第二試合ですなwwww
我の手持ちですなwww
ちゆり(ニョロボン@オボンの実)/むげつ(ブラッキー@黒いメガネ)/ゆうかりんさん(メガバナさん)
控えですぞwwww:マフォクシーさんならここにいる、シャンデラ、カエンジシ教授
相手の手持ちですぞwwww
歪みねぇオクタン(カポーン)/どう見てもあの世界観の中では浮き過ぎている死神(グライオン@毒玉)/ゾロアスター教の大邪竜(サザンドラ)
控えですぞwwww:メレシー、回線落としに定評のある色欲さん、ニアを襲う系エルレイド
諏訪子「オメエこのラウンドまともに取り上げる気ないだろ実は」
てゐ「というかあそこでなんで幽香を使い潰した、どう見てもタコ型銭湯ロボに「どうぞ好きに暴れてください」みたいな状況作りやがって」
かごめ「おい止めろ馬鹿、そこでそんな事をバラシたらあたしの寿命がゆうかりんさんにズタズタにされる系の事態が(がしい」
かごめ「(;;^ω^)」
幽香「(#^ω^)…ちょっと表、でましょうか」
かごめ「( ゚д゚ )アッー」
…
♪BGM 「おいでよ!妖精の森」/gdgd妖精s(三森すずこ・水原薫・明坂聡美)♪
諏訪子「というわけでかごめがゆうかりんさんに料理(物理)されているけど構わず解説に移ろうか(キリッ」
てゐ「おまえ…それでいいのか(しろめ」
諏訪子「いいんだよこんな表記してる時点でまともに解説する気ねえだろあの馬鹿。
サザンのNNはアジ・ダハーカ。それなんぞって奴はまあ、上のアレに書いてある通りだな」
てゐ「ゾロアスターの最高神アフラ・マツダっての、実は大手自動車メーカーのマツダの元ネタなんだよな、社名の」
諏訪子「わりとどうでもいい話だな。
余談だがアジ・ダハーカも三つ首竜。メガテニストなら悪龍で三つ首と聞いて真っ先にそれを思いついた輩も多いだろうな。
あと多分多数ネタと思われるサザンのNNは氷結界の竜トリシューラ辺りか」
てゐ「世界喰らいぐらいぶっ飛んでるならまだしも、トリシューラ程度の追加効果で全面禁止とかコンマイもふざけてるというか」
諏訪子「まあ、フォーマットの違いもあるんだろうけどなその辺。
繰り出せるユニット数にも限りがあるし、そういう環境だとユニットのCIP効果(さとりメモ:TCGで、場に出した時同時に誘発する特殊効果のことです。Come Into the Playの略ですね。M;tGでは「187効果」ともいいますが、説明すると長いのでここでは割愛します)でも無条件除去が強力すぎるんだろ」
てゐ「そういうもんかいねえ」
諏訪子「まあ話の脱線は私にも原因あることだからとりあえず。
まー今回はgdgdの極みというか、明らかによろしくないのはグライオンに対して幽香突っ張らせたことだろ」
てゐ「というかタコに対して悠長に雨乞いする意味あったの?
エナボは確かに読めないとは思うが」
諏訪子「先ずそれが一番意味解らんな。
素直に殴っておきゃよかった、斑っ気で回避だの防御だのへんなの上げられる前にとっとと殴って削れるだけ削ればよかったんだ。
そもそも、こっちで雨の恩恵受けられる奴は降らせた当人以外いない」
てゐ「それもひっでえな。
そしてグライオンも飛行技切ってたのか普通に殴り合いしてたわけだが」
諏訪子「実際パワーウィップを身代わり連打でやり過ごされただけでも十分厳しいんだがな。
つか積んでも当倍とはいえウィップ一発で持ってけないんだから、グライオンの防御はやはりイカレてるな」
てゐ「向こうも物理型ばっかだったみたいだけどね。
ただ、サザンはやはりサザンなので流星だけはどうしようもなかった」
諏訪子「普通のメガバナだったら耐えるからな一応。
大体にしてここで幽香を使い潰す理由はなかった。夢月も耐えられたかどうか怪しいが…オクタン相手になら幽香でも先手取れるんだし。
結局、悪龍を始末出来ても、どう見ても余力十分のカポーンをどうにかできるだけの余力はもうなかったな。勝てるわきゃねえよなこれ」
てゐ「というかカポーンの技構成が出るたびに変わってるから対策とれねえのが悩みどころだよな。
ただ、水技か草技は大体持ってるから、初手の対面から幽香を放り投げていけばもっと違った結末はあった気はするよね」
諏訪子「だな、カポーン側からすれば有効打があるとすれば大文字か氷技だろうが、幽香後投げを読んで文字打てるかどうかは怪しいところだし、そもそも引っ込んだといういうことは文字の外しを恐れたか、元々入れてなかったかの二つに一つだろ。
メガバナの特性は厚い脂肪だが、通常のバナなら炎も氷も通るからな。見せ合いに幽香がいるなら読まれてもおかしくない場面だし」
てゐ「だけど銭湯ロボなんだし文字入れるかね、ネタ的に?」
諏訪子「ボイラー使ってんだから炎技は入れられるんじゃねえの?
まあ兎に角、最大の焦点は幽香を出すタイミングと、あいつを居座らせる意味があったのかどうかだろうな。
もっとも、死神がギロチン持ってた場合、決定力がさほどではない夢月に対してギロチンの試行回数を稼がれるとそれはそれであまりよろしくないというところだがな」
てゐ「幽香に対して打てなかった理由はあるのかな、剣舞積まれたから受けきれないと思ったかね?」
諏訪子「あるかも知れんね。
というか、そもそもギロチンなんて入ってなかったのかも知れんね。それが解ってたなら夢月でイカサマして突破する余地もあったかも知れんが」
…
…
カポーン「銭湯終了!!
風邪ヒクナヨ!!!( ゚д゚ )彡」
夢月「(五衛門風呂でスケキヨ状態になっている)」
幻月「( ̄□ ̄;)むげつううううううううううううううううううううううううううううううしっかりしてええええええええええええええええええええ!!!」
魅魔「いやあんた…早く引き上げてやんなよ」
幽香「…かごめの奴何処へ行ったのかしら…一発殴ってやらなきゃ気が済まないわ…!(#^ω^)」
葉菜「まあまあ落ちつきなさいよゆうかりんさん。
最近ちょっとあの子がなんかするとgdgdになるかなんの面白みもなく終わるかどっちかだもんね。
…たまには私がなんかしようかしら、トレーナー側で」
幽香「は?
何寝ぼけたこと言ってんのよ、あなたトレーナー指示なんてできるの?」
葉菜「まあ裏では色々ありましてねメタ話すると。
ええーっと、とりあえずーりぐるんとわかさぎちゃん、ちょっち一緒に来て頂戴♪」
リグル「えっ私達ですか!?
でも…私ルーミアとかみすちーたちみたいにうまくやれるかどうか…」
魚「そーですよー私戦うのとかほんとは怖いんですよぅー><」
葉菜「大丈夫大丈夫、死にゃしないから」
リグル「そ、その一言で片づけられてもなあ…」
葉菜「…それに、私だって知らないわけじゃないからね。
りぐるん、実は色々と隠れて特訓してるでしょ?
………かごめちゃんにはまだ話してないけど、あなたも…“最大解放”ができるってこと、私知ってるから」
リグル「…!!
どうして、それを」
幽香「どういう…こと?」
葉菜「幽香さん、あんただって実は結構、みんなから愛されてるってことよ。
あたしがそれを証明して見せてあげるわ」
今宵最後の大一番ですぞwwww
我の手持ちですなwww
わかさぎひめ(ジュゴン@解けない系氷)/レティ(毎度おなじみ壁張りマンムー)/EXリグル(??)
控えですぞwwww:メブキ系鹿、地底の電気蜘蛛、最近メガする意味が薄れている系ルーミアさん
相手の手持ちですぞwwww
うた(オンバーン@こだわりメガネ)/フェデリーニ(メレシー@ゴツメ)/トア(エルレイド@珠)
控えですぞwwww:ムウマージ、ジュカイン、唯一王
魚「ふええ…やっぱ怖いよぅ><」
テトラ「なんだか随分怖がりっぽい方が…って、人魚さんでしょうか?」
ユルール「あっ本当だ人魚だ」
マタン「人魚って言うと普通海って感じするけど…服装がなんかすっごく幻想郷、って感じだけどどうなのその辺?
幻想郷って確か湖とか川はあるけど、海はないよね?」
文。「ああ、霧の湖に住んでる淡水性人魚らしいですな。
存在が確認されたのがごく最近なので、小生も詳しいことはよくわかりませんが…どうもかなり昔、紅魔館が湖の畔にできる前から湖に住んでたらしいという話を聞きましたな。
見た目通り相当憶病で、常に湖底にいたらしいとのことで何百年も人目に触れられなかったようです」
テトラ「じゃあなんだって、今更こんなところに?」
蛮奇「あいつ、輝針城の異変で凶暴化した時、こともあろうに影狼の馬鹿と一緒になって紅魔館に喧嘩売りやがったんだ。
小人の姫がエトリアってところの迷宮で力を失った時に我に返ったらしいんだけど、その時、図書館を水浸しにされたことで完全にブチ切れたあの館の魔女に捕まって、まあなんか色々されかけたとかなんとか…」
文。「結局かごめ殿が間に入って仲裁して、河童を総動員させて乾燥器で図書館をどうにかしたから実験動物(モルモット)にされずにはすんだものの、半ば見世物扱いで紅魔館に飼われてるそうですな。もっとも、湖に放し飼いとか当主が言ってるので現状変わってない気もするんですけどね。
まー性格が性格だけに、本来はこういう場には出てこない系統の妖怪であることは確かです」
テトラ「な、なんだかそれだけ聞いてると他人に思えないなあ(しろめ」
文。「ですが…見せ合いの対面としてはよくないことは確かですな。
ポケモンはジュゴンのようです。耐久性能も御世辞に高い部類ではないですが…一撃耐えられたらこちらに抗する術はないと考えてもらってよいかと」
ユルール「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよ!><
メガネかけたドラゴンの流星群はつよいってどっかの有名な実況者言ってたし!!」
テトラ「いや、それ、大丈夫に聞こえな…」
ユルール「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよ!!!(クワッ」
テトラ「うわあ(しろめ」
うたの歌声で空から流星群が襲いかかるー!!(ナレーション:堀内賢雄
魚「( ̄□ ̄;)きゃああああああああああああああなんかきたーもうだめだーおしまいだー!!!」
??「…ケッ、見てられねえなあの魚野郎。
しょうがねえ、面倒くせえけどシカトとかしたら後が怖ぇし…反転しな、逆符“イビルインザミラー”!!」
魚「( ̄□ ̄;)!!??
………小癪だわ、人間の分際でこの私を傷つけようなど」
テトラ「えっ!?」
♪BGM 「秘境のマーメイド」(東方輝針城)♪
わかさぎ「ふざけたことをしてくれやがったわね小娘!
この代償は高くつくわよ…波間に揉まれて八つ裂きになれ、水符“ルナティックブルースラップ”!!」
わかさぎ姫ははんげきの氷柱針の構え!
致命的な致命傷!
うたは氷の針で地上にたたき落とされてしまった…
かごめ「…てめえこんなところに居やがったな…!
まあいい、仕事は果たしたようだしもう十分だ。戻させろ」
??「げっ…わ、わかったよしゃあねえな…」
わかさぎ「さあ、次に水死体になりたい奴は………あるぇ!?(;^ω^)
きゃあああああああああさっきの女の子がなんかすごいことにー!! あああのえっと」
トア「なんだか知らないけど君の衣装ももっといいのに作り変えてあげるよ!!ヽ( °Д °)ノ
おらああああああああまずはそのちょっとお洒落だけどまだまだイケてない着物から八つ裂きだアアアアアアアアア!!!」
魚「きゃああああああああああああああああああ!!??><」
トアは影打ちの構え!
アワレにもわかさぎさんは服を八つ裂きに(ry
葉菜「あーもうこの場でそんな放送事故起こされたらかなわないって!!><
レティさんお願い鉄壁の防御でなんとか!!!」
レティ「しょうがないわねーまったくもー」
マタン「…今あの人魚、性格変わってなかった?」
蛮奇「みたいだね。
なんでって言われても、私知らないよ」
幽々子「(…一瞬だけど、あいつの気配を感じたわね。
かごめちゃんがうまく捕まえたはずなんだけど…完全には無理だったのかしらね。
現状でも、同程度の力を持った存在なら「性格をひっくり返す」程度の余力はある、か)」
トア「おのれええええええええ折角の僕の新しい服のモデルをー!!><」
レティ「いやあなたねえ…というかこの子本当にあのニアと双子の姉弟なのかしら(呆
…それより」
葉菜「起点とするなら十分ね。
…リグル、もうとっとと覚悟決めちゃった方がいいわよ。
幽香さんなら、きっと…あなたの力を認めてくれるわ。だから」
リグル「…はい!」
♪BGM 「蠢々秋月 〜Mooned Insect」(東方永夜抄)♪
テトラ「あ、危なかったレティさんのおかげで何とか放送事故にならずに…って、確かあの子」
文。「…だいぶ久しぶりに見る顔ですな。
アリス殿についてはイルミーゼ、こちらでもアメモースと、サポートのイメージがなかった彼女がカイロス…どう見てもアタッカーにしかなりえないポケモンとは」
テトラ「え…ちょっと待ってください文さん、カイロスって、確か…!」
「そう。
私が…ずっと隠し続けていた本当の力。
私はもう…幽香さんや葉菜さんに守られ続けてるなんて嫌…だから、戦う!!
さざめき謳え、“螢華静翔”!!」
葉菜の奇跡の種(改)とリグルのカイロスナイトが反応して光を放つ!
リグルはメガカイロスにメガシンカした!!
幽香「あれ…は!」
レティ「双剣…というか、大小ひとセットの刀の魔装、なのかしらね。
葉菜の言葉が正しければ」
リグル「…私の魔装の名前は“螢火姫”。
光を操る力を持った小太刀の魔装…そして!」
リグルはさらに恩返しの構え!
刃が届いていない筈にも関わらずトアはゆっくりとその場でひっそり幕を閉じた…
テトラ「( ̄□ ̄;)!!??」
文。「なにが…おきた…?
あんな遠くで刃を振ったのに…何故…!?」
リグル「……これでも十分、チカラをセーブしたつもりです。
最大解放したときの能力は“光を斬り割く程度の能力”。
それは“空間そのものを斬る”ことと同じ意味。本気で振るえば…今ここに展開している結界そのものが意味を成さなくなる…!」
文。「馬鹿な!
そんなふざけた能力を揮える力があなたにあるとでもいうのか!?」
幽々子「見たままを信じるならその通りでしょうね。
本当に…慧音の所にいた連中は揃いも揃ってロクでもない力を持ってしまったわね。
チルノの事象凍結然り、ルーミアの堕天使化然り…ミスティアの聖獣化然り」
テトラ「聖獣化…?」
幽々子「四神の一つ、朱雀への形態昇華がミスティアの魔装最大解放らしいわ。
紫が実質的に支配していた「従来通りの幻想郷」だったら、どれもあの子達のような小妖怪や妖精が持ってはいけない禁忌のチカラよ。
あんなものを解放されたら…私でも勝てるかどうか」
「空間を裂くチカラ、か。
すごいな、私に止められるのかな、あれ。
ねえ…私、あの子と戦ってみてもいいかな!?」
文。「…やめた方がいい。
恐らく、後ろに控えてるのはレティ=ホワイトロック。あなたとの相性は最悪の冬妖怪です。
正直、現時点でもあなたを戦わせるのは時期尚早」
姉さん「いいじゃないか、やらせてやんなよ。
いい加減出し渋っててもしゃあないだろ…こいつの「親父さん」はあたしが説得した。行ってきな、フェデ」
文。「何を勝手な!
正直こんなところで捨て石に使っていいような」
テトラ「…あの、文さん。
私も…そんなにこだわらなくていいと思う。
文さんが、負けたくないっていう気持ちも解るし…私だって、負けたらわけが解らないなりに悔しいから。
でも…それでも、何もさせなくて、させてもらえなくて…それで勝手に負けを決められたら、きっと、その方がもっと悔しいと思うから…!」
文。「っ…!
…なら…もう勝手にすればいい…あたしは抜けさせてもらう…!!」
飛び去っていく文を引き留めようとするテトラを幽々子はそっと制する…。
幽々子「いいのよ。
あの子は最近ちょっと、目先の勝ち負けに拘り過ぎてる。
…落ちついてくれば、きっとまたけろっとして帰ってくるわ」
テトラ「でも…少し言い過ぎた、かも」
幽々子「大丈夫よ。
さ…フェデちゃんを手持ちとして使う気になったんでしょ? 今のうちに、あの子の戦い方というのも、少しは考えるいい機会だと思うわ。
あなたも用意はいいわね?」
フェデ「はい! ちょっと何とかならない気もしますけど、頑張りましょう!」
…
…
諏訪子「しかしなんだかんだでバカルテットは揃いも揃ってみょうちくりんな力を持ってることにされちまったな。
現状、メガシンカ可能な奴が3り、残りの一人は運ゲの帝王とは」
てゐ「実はこの時点でもミスティアに関しては、メガシンカなしでも運用できる状態にはなってるとかなんとか聞くが」
諏訪子「は?
それ初耳なんだがどういうことだ?」
かごめ「いやだってkskアチャモまた厳選したからに決まってんじゃん(迫真」
諏訪子「( ̄□ ̄;)うわびっくりした!!
っていうか何の前触れもなく戻ってくんなっていうか幽香はどうしたんだ?
……ああいやなんかまた「殴りつかれたらしいから埋めてきた」とか言うんだろどうせお前のことだし」
かごめ「うんにゃ、ちょっと神湖に錘つけて沈めてきた」
諏訪子「………お前後で何があっても私知らんぞ。
しかし、なかなか出せずにいた連中がやっとこ一同に会したとかそんな感じだな。
実はだいぶ前にもEXリグルはいた気がするんだけどまあ忘れとこうか」
てゐ「あの人魚もね。
何気に第五世代から研究だけはしてた物理ジュゴンですっけ」
かごめ「意外とネタよりはちょっと強いかなっていう。
まあ、鈍いがないぶん氷柱針しかトドとの差別点ないんだけどなこいつ」
諏訪子「トドはトドで氷柱落としあるし地震や岩技もあって範囲は広いんだけどな。
第五世代厳選なら一応ジュゴンでもドリルライナーはあるんだけど」
かごめ「電気に対して居座れる性能ないっていうか、まあ、火力ない方のオンバーンのメガネ流星だったとはいえ8割くらい持ってかれた時点でお察しというな。
なお実際はメガシンカした瞬間に逃げられて黒幕がメレシーを始末した後に叩き斬ってやった」
諏訪子「さすがに4倍だとメレシーの火力でもメガカイロス死にかねんから仕方ないな。
だが、悠長に壁張ってなんているもんだからステロ打たれて再登場した時に影打ち耐えるかどうか微妙なラインだったよな」
かごめ「いや…交代読めたとしてもメレシーを落とすの難しくね?」
てゐ「一応防御特化してる奴でも陽気メガカイロスの地震で中乱2」
諏訪子「お前妙に計算速いな…まあ、オンバーンが居なくなった以上一応一貫するし交換を許さない地震の選択もアリと言えばアリだったんだな」
かごめ「というわけで今回対戦パートはここまででヤンス(´ω`)
後は茶番だけでヤンス(´ω`)」
諏訪子「茶番といったら現在進行中の長編茶番着地点また見えてねえぞ、毎度のパターンだが」
てゐ「ああ…リリカの話はとりあえず保留のままか」
かごめ「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい」
そのときかごめの腕に万力めいた力が加わって無理矢理こじ開けられる!
そして振り向いた先にブッダも実際裸足で逃げ出しそうな笑顔のゆうかりんさんが!コワイ!!
幽香「だったらよく聞き取れるように追加で風穴開けてあげましょうか…?(#^ω^)(ビキビキビキ」
かごめ「アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!???(;^ω^)」
諏訪子「あーほら…言わんこっちゃない(しろめ」
てゐ「というわけで今回はここまで、DEATH!!(クワッ」
…
…
「くそっ…あたしらしくもない…!」
飛び出してきて気づけば、文(ふみ)は普段歩き慣れたであろう人間の里にいた。
そのまましばらくあてどもなく歩いていた彼女であるが…やがて何か思うところあったのか、軒先の提灯に火をともし始めた居酒屋へとふらり、暖簾をくぐる。
そこに…彼女は思っても見ない人影を見た。
人間の里にも妖怪が当たり前のように行きかうようになり、里の居酒屋で人間と妖怪が一緒になって酔っぱらっている光景もさほど珍しいものではなかったが…。
「よう、珍しい顔だな」
「……あなたほどではない」
背後の気配を感じたのか、その小柄な影は人懐っこそうな笑顔で振り向く。
小柄な体に、不似合いな位その存在を主張する二本角。
鬼の四天王が筆頭、現在貴種第五位にランクされる大妖怪、伊吹萃香その人だった。
♪BGM 「プラターヌ博士のテーマ」♪
萃香は、アリスが居なくなった同じ頃、まるで煙のように幻想郷から姿を消し…その行方も杳として知れなかった。
同じ四天王の勇儀などは「どうせあいつのことだから、気ままに幻想界か魔界でもうろつきまわっているだろう」と気にした風もなくで、他の者に聞いても大体そんな感じであった。
すでにアリスが居なくなってから一年近く経つこの時期に、同じくらい姿を見せなかった彼女が何故。
文の困惑を余所に、萃香は「こんなところにぼーっと突っ立ってるぐらいだからどうせヒマだろ? だったら少しくらい付き合ってよ」と、僅かに酩酊した顔でぐいぐいと手を引く。
他の天狗や河童なら困惑して、言葉を濁してはなんとか逃げる算段を打つところだろう。しかし文は、素直にその席の横に行儀よく腰かける。
「まあ一杯…っと、勇儀とかじゃねえんだし、あんまり無理強いするなってたしなめられてんだよな。
里で悶着起こすとけーねが黙ってねえしな」
言いかけて、萃香は苦笑いしながら差し出そうとしたぐい飲みを引っこめようとする。
しかし、文は無言で首を振り、手を差し出すと…萃香は少しきょとんとした表情を見せるが、すぐににぱっと笑ってぐい飲みを渡し、そこへなみなみと徳利の中身を注ぎ入れる。
しばらく、無言で二人は杯を交わす。
萃香もその理由は詮索せず、こちらは上機嫌そうに杯を重ねるが…文は、最初の二、三杯から向こう、続いてはいない。
先に沈黙を破ったのは、文の方だった。
「何も…聞かないんですか?」
「…別に。
喋りたくなきゃ、黙ってればいいさ。
あたしは、久しぶりに知った顔と一緒に飲めるだけでもそこそこ楽しめるからさ」
まだ、なみなみと酒の注がれている手の中のぐい飲みに、僅かに酩酊している自分の顔が映る。
「最近、あんまり満足してねえって顔だな。
あたしじゃ、話し相手としては不服かい?」
文は、まるで自分の心の中を見透かされたような一言に、まるで心臓が握りつぶされたかのような衝撃を覚える。
萃香は、その胸中を知ってか知らずか…笑いながら続ける。
「あんたの今の顔は、あたしが地底で勇儀と飲んでる時、端ッこで恨めしそうに見てる橋姫とまったく一緒だ。
あたしみたいに必要に応じて見ず知らずの連中にも絡めるようじゃねえと、一人で飲み屋に来たって面白くもなんともねえぞ。
…大体にして、あたしらは別に知らん仲でもない。そうじゃねえか?」
文の自嘲的な笑みが、酒の中に映り込む。
彼女はそれを一息に飲み干した。
「あたしにも…そういう事が出来るならどんなに楽か。
口実にしか過ぎなかったんだ…あいつと一緒にいるのが、本当はこんなに楽しい事だったなんて。
情報交換とか、そんなのはどうでもよかった。あたし、ただ」
「昔の鵺じゃあるめえし、素直にそう言っちまえばいいじゃないか」
「でも…あたしには、そのくらいしかしゃべることがなかった。
あいつは、そんなあたしにずっと合わせてくれたんだ…あたしは…卑怯者だ…!」
ぽたぽたと零れ落ちる雫が、酒に波紋を広げる。
しょうがねえな、と言わんばかりに萃香は頬を掻くが、彼女は話題を変えようと努めて明るい口調で問う。
「そう言えばよ、今ポケモンの方面ってどうなってんだ?
何しろアリスが居なくなったもんでよ、基本あたしにはそれを知る術がねえ。さっき勇儀にも会ってきたんだが、あいつが言ってる話もちんぷんかんぷんでな。
お前、今幽々子とかと一緒になってええと、ユルールとか言ったっけ、あっちの子達のところで悪さしてるそうじゃねえか」
「今はテトラだな。
ユルールの奴は、初期にえらい悪さをしまくって、かごめから相当睨まれているそうだぞ」
聞き覚えのある声に、ぎょっとして振り返る萃香の背後に、慧音が立っていた。
「随分久しいじゃないか。
お前らしい人影を見たから、入ろうかどうか迷ったんだがな…寺子屋も閉めてきたことだし、まだいれば少しくらい様子を見に来てもいいかと思ってきたのだが…よもや大昔のクセで、また天狗にからんでは無理難題を言っているのではないだろうな」
「いや先生、誤解だってば。
…文の野郎も色々あるみたいでな」
解ってるよ、と、狼狽する萃香にふっと笑いかけ、彼女は文を挟んで相席に座る。
「しかし、お前も戦うことが吝かでないのなら、かごめのところにでも行けばよかろう」
「冗談。
あいつや紫を筆頭に、組むより殴り合いしたいヤツの方があっちには多いんだ。
…テトラの側はどうも厳しいみたいでさ。しょうがねえから、アリスが顔を見せるまでは気ままに方々をほっつき歩いてた方が気が楽ってもんだ。
あんただってどうせそうなんだろ?」
「一時、組んではいたんだがな。
…幽々子は妖夢が窓口になってくれたようだが、私は難しかろう」
「そかー」
肩をすくめる萃香。
だが、と慧音は文の方へ視線を移して続ける。
「私は…今の妖夢やおまえとなら、戦ってみたい気がする」
「えっ…」
思っても見ない一言が飛んで来て、それまでぼんやりと、ふたりの会話に入っていけずにいた文が顔をあげる。
「お前は、私の知っている頃よりずっと強くなっている。
…文(あや)が言っていたよ。
うかうかしていれば、お前に幻想郷最速の座を明け渡さなきゃならないかもしれない、とな」
「でも、あたしは」
「天狗族の奥義たる「幻想風靡」…お前が強引に文から奪い取った時には使えなかったその技を、今では自らの力で習得し、少しずつものにしつつある。
それは、お前が…文(ふみ)という一人の天狗として、確固たる自分自身を持ちつつあるということだ。
…あれからもう、三年も経つ。三日会わざれば剋目せねばならぬのが、三年だ」
慧音は、何処か嬉しそうに眼を細める。
そうだな、と、同意するように萃香も笑う。
「あたしも、暫く勇儀んトコに厄介になろうと思ってるよ。
観客として、あんた達が戦うのを眺めて過ごすのも一興だと思うしな…飲み相手が欲しいなら、誘ってよ。解らんながら、あんたが知ってる事でも話してくれれば有難いな」
文は…まだ少し苦笑交じりではあったが…この日初めて素直に笑った。
「だったら…うちに来てくれればいいよ。
最近、天魔様から、山に住んでいいって言われたんだ…あたしも、自分の家がもらえたんだ」
「ほう、あの石頭がなあ。
そいつは目出てえや、山なら地底も近いしお言葉に甘えさせてらうかねえ」
「お前さん申し出受けるはいいが、くれぐれも他の天狗や河童どもに迷惑かけるなよ」
窘める慧音に「解ってるよ」と少し不機嫌そうに酒を飲み干す萃香。
文は、久しく感じなかった酒の旨みが舌の上に戻ってきた気がしていた。
(おわっとけ;←投げやり)