符の二
♪BGM 日常坐臥(東方緋想天)♪
諏訪子「さて、これでポケモンが新たに捕獲できるようになったわけですが」
早苗「そーなんですか?」
諏訪子「そーなんです。とりあえず近隣の道路にいるポケモンをまとめるとこうなるね」
101番道路:ポチエナ、ジグザグマ、ケムッソ
102番道路:ポチエナ、ジグザグマ、ケムッソ、ハスボー、ラルトス、アメタマ
103番道路:ポチエナ、ジグザグマ、キャモメ
諏訪子「実は最初の段階では、102番道路には通せんぼされて入れないんだけどね。
102番道路には後半戦で頼りになる強力なポケモンもいるんだけど、トレーナー戦もあるから先ずは101、103番道路でレベルを上げながら、手持ちを増やすといいよ」
早苗「具体的には、どの子を捕まえればいいんでしょう?」
諏訪子「おススメはジグザグマだね。
ポケモンにはそれぞれ“特性”という特殊能力があるけど、ジグザグマは“ものひろい”。
バトル終了時、10%の確率でアイテムを拾ってきてくれるんだ。
お金は基本的にトレーナー戦で勝つことでしか手に入らないけど、序盤での賞金額は少ないから、物拾いで手に入れたアイテムを売るといい資金稼ぎになるんだよ」
早苗「…なんか随分現実的な話ですね…ポケモンって確か、小学生向けのゲームなんじゃ」
諏訪子「そのあたりは気にしたら負けよ。
…あ、そうだ。早苗、一旦この世界の家に帰ろう。ちょっと忘れ物があった」
早苗「忘れ物?
パソコンの傷薬は何処のパソコンからでも引き出せるのではありませんかっていうかさっき持ち出したのでは」
諏訪子「まー確かにそーだけど…。
よく見たら、あんた巫女服のままじゃん。ちゃんと冒険らしい恰好に着替えてこなきゃ」
早苗「はぁ」
…少女着替中…
早苗「…あのー…これでよろしいのでしょうか?」
諏訪子「おー…何かあまり違和感ないね。普段もノースリーブみたいなもんだし^^;」
早苗「スパッツなんて穿くの、学校で体育の授業をして以来ですよ。
けど確かに、これから旅をして回るなら動きやすいほうがいいでしょうけど」
諏訪子「それと、これがランニングシューズ…のはずなんだけど、紫の奴本当にデボンを乗っ取ったみたいで特別製もいいところですが^^;」
早苗「デボン?古生代の時代区分にそんなのが有ったような」
諏訪子「違う違う…いや確かにデボン紀ってあるけどさ^^;
デボンコーポレーションっていうこの世界の大会社だよ。
赤緑の舞台であるカントーのシルフカンパニー同様、ポケモンに関するグッズを専売的に作っている会社さ。
この先…神奈子がいるトウカよりも先にあるカナズミシティに本社があるんだ」
早苗「専売的って…公正取引法も心配ですけど、そんな大会社って一週間そこらで乗っ取れるものなのですか?」
諏訪子「ゲームで公正取引法もへったくれもないと思うけど…。
まぁ、あの八雲紫のやるこった。様々な境界を弄くって、ワケ解らないうちに支配したとかありそうだよなぁ…。
考えれば考えるほど、おっそろしい能力持ってるなあいつは本当に^^;;」
諏訪子「ゲーム的には、Bボタンを押しながら移動すると、通常の1.5倍ほどの速度で移動できるようになるよ。
コミックスでは、爪先あたりにボタンが有って、それでターボがかかるって描写だったけど…どうやら紫が用意したこれ、ご丁寧に早苗の魔力に反応して速度調整が可能になってるね」
早苗「でも…飛んでいけばそんなものを使う必要は」
諏訪子「じゃあ、試しに飛んでみ?」
早苗「…?
…あれ…そういえばどうやって飛ぶんだろう…」
諏訪子「というか、さっきルーミアが歩いてたのに気付かなかったかい?
しかも、闇を全く出さずに」
早苗「そういえば…でも、頭が良くないといわれてるあの子でも、自分の能力すら忘れてしまうなんてことは」
諏訪子「忘れてるわけじゃない。使えなくなったことを、本能で察知したんだろ。
どうやらこの世界、一部の連中を除いて能力さえも使えなくなってるっぽいんだ。
私も、こいつに融合して当分元に戻れそうにない」
早苗「そんな…!」
諏訪子「無責任な話だけど…私も紫も、一体何がどうなってるのか詳しいことは一切掴めずじまいなんだ。
だから、あいつがデボンを乗っ取ったのは…情報集めのためでもある。
ゲーム中には登場しないけど、デボンの傘下には大手の報道機関もあるからね。
…旅を続ければ、そのうちひょっこり紫が姿を現すと思う。
あいつから、その都度詳しいことが分かり次第教えてもらえるようになってるから」
早苗「……はい」
諏訪子「それはさておき…手持ちも1体だと心許ない。
さっき説明したとおり、まずはジグザグマ捕まえに行こう。できればレベル2を」
早苗「え?先ほどの道中にレベル4のジグザグマがいましたよね?
同じ捕獲するならレベルの高い方が良いのでは?」
諏訪子「ちっちっ、そう思うのが素人の浅慮さってモンさ。
ポケモンには個体ごとに、数値として表れない“努力値”というのが経験値の別にあるの。
この値は、倒したポケモンの種類によって、それぞれ対応したステータスのものが加算されてね、レベルアップした時にその努力値のステータスが高い項目の伸びが良くなるんだよ。
だから、レベルアップの機会が多くなればなるほど、同じポケモンでもより強く育てられるのさ」
早苗「成程…レベルの低いうちからじっくり育てたほうが良いのですね」
諏訪子「うん。まぁ例外はあるけどね」
トウカシティ
早苗「ここがトウカシティですね…神奈子様はどちらでしょうか?」
諏訪子「あいつなら多分ジムだ。
本来、この街のジムはアイツが配置されるはずだから」
早苗「ジム?」
諏訪子「おっと、説明がまだだったね。
ポケモンは基本的にどの作品も、八つの町にそれぞれ一つずつジムっていうものがあるんだ。
ジムにはそこに所属する数人のトレーナーと、それを束ねるジムリーダーというものがいる。
彼らとの勝負に勝つと、そのジムを制した証であるジムバッジがもらえるんだ」
早苗「つまりそのジムリーダーが、ボスキャラみたいなものなんですか?」
諏訪子「ん…まぁそういう風に考えてもらって構わないよ。
ジムバッジの種類によって、特定の技…秘伝技って言うんだけど、それが戦闘以外で使用できるようになる。
秘伝技はこれまでいけなかったところへ移動したりするのに必要になるから、先に進むためにはどうしてもジム戦を突破しなければならないよ」
早苗「成程…避けては通れぬ道、ですね」
諏訪子「このホウエンには16の街があるから、そのうちの半分にジムがあるってことになる。
進行上、最初に尋ねることになるのがこの街のジムなんだけど…」
早苗「ええ!?それではいきなり神奈子様と戦わなければならないのですか!?」
神奈子「…そうじゃないみたいだね」
早苗「あ、神奈子様」
神奈子「…ん、早苗早速着替えたんだね。よく似合うじゃないか。
最初諏訪子が用意したのを見て、少し軽装過ぎやしないかと思ったが」
早苗「えへへっ…恐縮です^^」
諏訪子「これから結構動き回るんだから、普段のアレだとどうしても支障が出るじゃん」
神奈子「そういう諏訪子、あんたしばらく見ないうちにえらいコミカルな姿になったね」
諏訪子「大きなお世話だ。
それに一緒に旅するなら、ポケモンになったほうが都合いいんだよ」
神奈子「そんなもんかねー…」
神奈子「っと…この本(攻略本)によると…このジムは、本来主人公の父親がいるジムだ。
ここのジムリーダーは、中盤以降に戦うことになるようだな。
道なりに行ける、このジム以外の四つのジムを制覇して初めて、ここのジムの挑戦権を得られるみたいだね」
諏訪子「…あんた何時の間にそんなもの持ってきてたのよ?つーかそれ私のじゃん」
神奈子「あたしもポケモンはよく知らんからな。
ここの登場人物になり切るなら知識は必須だろう?
つまりここでのジム戦は中盤以降になるから、それまでじっくりと勉強させてもらわんとな。
…っと、もうひとつ。出ておいで」
??「あ、はい…どうも」
早苗「あれ…あなたは確か、白玉楼の…。
あなたも巻き込まれていたんですね」
妖夢「はい…そうしたら、同じくこの世界に飛ばされているはずの幽々子様とはぐれてしまったみたいで…。
探しに行こうにも、紫様の話ではここではスペルも剣も使えず…ポケモンと呼ばれる使い魔を扱えないと旅を出来ないそうで。
けれど、私もどうやってそれを得ればよいのか解らず、八坂様にお伺いしていたのですが…」
神奈子「あたしも実は要領を得なくてな。
そしたら丁度、ここでは主人公が少年に、ポケモン捕獲を手伝うイベントが用意されているみたいだから…この子に、ポケモンの捕まえ方と扱い方を、教えてやってくれないか?」
早苗「仰せのままに…それでは妖夢さん、早速参りましょう」
妖夢「は、はい!よろしくお願いします!」
神奈子「(攻略本をめくる)本来なら…ここでうちのジムからポケモンを貸してやることになってるみたいだが…」
諏訪子「まぁとりあえず、今回はうちの手持ちのジグザグマでいいでしょ。
この子は素直だから、扱い易いと思うよ」
妖夢「何から何まで…ありがとうございます」
神奈子(あ、どさくさにまぎれて捕獲数とレベル稼ぎに利用する気だな…^^;)
注
ちなみに、このときの手持ちのジグザグマの性格は本当に「素直」です。
性格はポケモンのレベルアップの際に上昇しやすい数値・上昇しにくい数値に影響します。
「素直」は、突出して伸びやすくなる数値はないですが、バランスよく成長する性格です。
102番道路
♪BGM 以魚駆蠅♪
諏訪子「最初すっ飛ばしたけど、ポケモンの捕まえ方のおさらいいくよ〜^^」
早苗&妖夢「よろしくお願いします!」
あ!
やせいのラルトスが とびだしてきた!
諏訪子「道路の草むらにはいると、一定確率でポケモンとエンカウントするよ。
場所によって登場する種類もまちまちだし、同じ場所でも出現率の低いポケモンもいたりするんだ。
例えば、あのラルトスは103番道路のみに生息し、なおかつ遭遇率が低いポケモンなんだ。
図鑑完成のためには、是非とも捕まえたいポケモンだね」
いけっ!ジグザグマ!
諏訪子「こちらのポケモンは先頭…ポケモンリストの左側にいるポケモンが参加するよ。
手持ちは最大6体まで。特定の状況でなければ、1ターン犠牲にして、任意のポケモンと入れ替えも出来るよ。
今回はジグザグマで戦うよ」
諏訪子「ポケモンを捕まえるには、バッグの“ボール”カテゴリーにあるアイテムを使うよ。
今の私達の手持ちは、モンスターボールが10個ある。
このまま出会い頭に投げつけても、運が良ければ捕獲できるけど…」
早苗「相手のHPを減らしたりすると、捕まえられる確率がアップするんですよね」
諏訪子「その通り。でも、毒や麻痺、眠りといった状態異常にさせることができれば、さらに確率を上げられるんだ。
まぁ残念ながら、そう言う効果を持つ技が使えるポケモンは、まだいないけどね」
妖夢「倒してしまってはいけないのですか?」
諏訪子「うーん…倒すことで仲間にできるフラグが立つゲームもあることはあるけど、ポケモンは倒してしまうとそのポケモンが捕獲できなくなる。
だからぎりぎりまでHPを減らし、倒してしまわないように調整しなければならない。
一番大変なのはここだね」
妖夢「生かさず殺さずですか…難しいですね」
諏訪子「ん…まぁいいかたはアレだけど…そういうことになるかな。
手本を見せようか。ジグザグマ、体当たり!」
ジグザグマの攻撃により、相手のラルトスのHPが丁度赤部分で止まる
諏訪子「このくらいで止められればベストだね。
でも、ゲージが黄色くらいになれば、普通に道路なんかで出会えるポケモンはおっけーだと思うよ。
そうしたら、“どうぐ”からモンスターボールを選択!」
やった! ラルトスを つかまえたぞ!
諏訪子「以上。何か質問はあるかな?」
妖夢「あ、はい。
捕まえたばかりのポケモンの体力は、減ったままの状態なんでしょうか?」
諏訪子「いい質問だね。ぶっちゃけ、そのとーりだよ。
体力満タンにするには、回復アイテムを使うか、街にあるポケモンセンターの受け付けで回復してもらう必要があるよ。
手持ちのポケモンが全滅したら、所持金は減らされるわ直前のポケモンセンターに強制送還されるわ大変だから、なるべく回復アイテムも多めに持ち歩きたいね。
ただし、手持ちが6体以上の時に捕えて自動転送されると、HPとかは自動的に回復してるんだけどね」
妖夢「成程…よく解りました」
諏訪子「とりあえずこのラルトスはあんたの手持ちにするといいよ。
こいつは割と晩成型なのか、捕獲した直後はいっさい攻撃技を使えないんだ」
妖夢「え、そうなんですか?」
諏訪子「とりあえずうちらのポケモンを使って、少しずつ経験値を稼ぐといい。
一度でも戦闘に参加したポケモンにも、参加したポケモンの数で割った分の経験値がもらえるから、新しく捕まえたポケモンを育てたいときにはそうするといいよ」
妖夢「何から何まで…本当にありがとうございます!」
諏訪子「いいっていいって、困った時は御互い様だよ(よーしこれでミズゴロウとジグザグマのレベルも一緒に稼いでもらうか…ふひひ)」
こうして諏訪子の策略により、妖夢はポケモンのレベルアップと捕獲にまんまと利用されること1時間
ジグザグマが拾った金の玉を路銀に渡された妖夢は、幽々子の居所の手掛かりを求め去って行った…
諏訪子「さて、御陰で大分稼げたぞ…。
あの子に渡した金の玉1個を抜かしても、いい傷薬に何でも治し、元気のカケラ2つ、不思議なアメ3個、金の玉2個…いやはや、これだけあれば当分資金には困らんね^^」
早苗「すごいですね!これがポケモンの能力なんですか!?」
諏訪子「ついでに言うと金の玉は、それ単体では何の役にも立たないけど…お店で売ると5000円で売れるんだ。
序盤のトレーナーからもらえる賞金なんて、その何十分の一だからねぇ…うふふ」
早苗「で、でも金の玉ふたつ…って…その」
諏訪子「おい、やめろ馬鹿
この話題ははやくも終了ですね
…馬鹿なこと言ってないで、トウカで回復してその金蔓売ったら次の街へ行くよ」
注
ついでに言えば元気のかけらは店で1500円、いい傷薬は700円、何でも治しは600円もする高額商品です。
どれも序盤では手に入らないものばかり。
また、使ったポケモンのレベルを上げる不思議なアメは非売品。
店に売ると2400円にもなるので資金源にしてももちろんOK。
ジグザグマ様々ですね(w
トウカの森
♪BGM 香る樹葉花(東方緋想天)♪
諏訪子「先ずはこの森を抜けて北上して、カナズミシティへ行くよ。
そこでいよいよ最初のジム戦だよ」
早苗「…けど、ジムリーダーがそのジムの長であれば、やはり一般トレーナーとは比べ物にならないでしょう?
私、ここでもう一匹育ててみたいポケモンがいるのですが」
諏訪子「えー?…その私の非常食っぽい奴、育てるのぉ?」
早苗「ちょ…畏れながらあなたは神様なのですからもっとわきまえてください!
言ってることがルーミアとまったく一緒でしたよ!?」
諏訪子「冗談冗談。
でもそいつ…ケムッソに限らず、虫ポケモンは確かに進化…つまりパワーアップは早いけど、それに見合った攻撃力しかないよ?」
早苗「…でも…なんかこの子はとてつもない可能性を秘めてる気がするんです。
妖夢さんが連れて行ったラルトスというポケモンも、最初は攻撃の力は持ってないけど…やがてものすごく強くなる、って諏訪子様も仰ってたじゃないですか?」
諏訪子「まぁラルトスはねー…でもいいか、早苗がそう言うならやってみるといい。
けど、がっかりしても責任はとれないよ?」
早苗「ありがとうございます!」
注
ケムッソは毛虫のような姿の虫ポケモン。
二段階目で、ランダムにカラサリスもしくはマユルドという個体によってそれぞれ別の進化をするポケモンです。
そして、どちらに進化するかによって最終進化形が変わってくるのですが…。
トウカの森 深部
?「や、やめてください!これはご主人さまから預かった大切な荷物なんですよ〜!!><」
???「やかましいぞこのガキ!うちらの総帥(ボス)がそれを必要となさってるんだから大人しく寄越しやがれ!」
?「ふぇぇぇぇん!藍さまぁ〜!!」
早苗「やめなさいっ!」
♪BGM 信仰は儚き人間の為に♪
???「何だてめえ!
俺は大事な仕事の最中なんだ!小娘はすっこんでろ!!」
諏訪子「おーや誰かと思えば…アクア団っていったっけあんたら。
ルビーではイイモンの役回りだけど、そう言えばこっちだとあんた達がゴロツキの役回りだったんだっけ」
アクア団下っ端「??…ポケモンが喋ってやがる??」
?「あ…あなた達は…」
諏訪子「それによく見ればこいつ、あの八雲ん所の式神狐が使役していた式神猫じゃないのさ。
下手にそいつを傷つけて、そいつのご主人様怒らせると、ここのルールとか無関係にあんたミンチにされちゃうよ?
hai!! はやくその子を開放してあやまっテ!!」
下っ端「けっ!ミズゴロウの分際で、この俺様を脅そうってか!
いいか俺たちはな、偉大なる総帥の為に海を広げるという崇高n」
早苗「いかなる美辞麗句で己を正当化しようと、あなたのやっていることは下種にも劣る!
この世界の規則に則り、私があなたを退治します!」
諏訪子(うわー相変わらず空気読めてねーなー…最後まで言わせてやりゃいいのに^^;)
アクア団の下っ端に粘着した!
早苗「行けっ、カラサリス!」
下っ端「なんだ、大見栄切った割にはそんな弱っちいポケモンで俺を退治とは笑わせやがる!
ポチエナ!そいつをズタズタに引き裂いてやれ!」
早苗「…いいえ…この子は今、ここで新たな力を得る!」
下っ端「なん…だと…!」
おめでとう!
カラサリスは アゲハントに しんかした!
早苗「我が奇跡を呼ぶ力よ…この子に新たなる力…八坂が神の風を操る力を!
アゲハント、風起こし!!」
下っ端「ちょ…おま…そんなのありかあああああああああああああああ!!!」
注
ちなみにアゲハントに進化して最初に覚えるのは、レベル10で習得する吸い取るです。
風起こしはレベル13で習得。
橙「ふぇ…ありがとうございます〜…。
そうだ…お礼にこれを…なんでも、ポケモンという生き物を捕まえられる、少しいい性能のボールだって、紫様が言ってました。
その、わたし…急いでいるので、ごめんなさい。これで失礼します!」
スーパーボールをてにいれた!
早苗「諏訪子様…これは?」
諏訪子「スーパーボール…モンスターボールの上位互換アイテムだね。
店で買えるボールにはこの上のランクもいくつかあるけど、汎用性とコストパフォーマンスでは一番いいボールだって言われてるね」
早苗「え、そんなものをタダでもらっていいのですか?」
諏訪子「まぁいいんでねーの?(つーか、もっとマシなのよこせって気もするけど)」
早苗「?…何か仰いました?」
諏訪子「うんにゃ。
さ、次の町はもうすぐさ。行くよ早苗」
早苗「あっ…待ってくださいよー諏訪子様あー!><」
諏訪子(…今まで気にしてなかったけど…ひょっとしたら、ここでアゲハント育てるってのは良い選択肢かも知れないなぁ。
よくよく考えてみると覚える技の質的にもいいし、終盤でも使いではあるかも知れない。
うん、これが解決したら改めて最初からやり直してやってみよっと♪)
(続く)