符の六
カイナシティ・ビーチ
小町「おーし、着いたよー」
早苗「わー…きれいな砂浜ですねー」
諏訪子「私ら何気に内陸の出身だし、幻想郷来る前はほっとんど海なんて見たことないしねぇ」
小町「んなこと言ったら幻想郷の連中は、大部分が海なんざ見たこともないだろうよ。
何しろ幻想郷には海がないんだからな」
諏訪子「そこよそこ。
不思議に思ったんだけど、どうして幻想郷の結界は海の近くにできなかったのかねー?」
映姫「それはまぁ…結界を張った当人に聞けば宜しいのではないですか?
恐らくは、気まぐれでしょうけど」
小町「んじゃまぁ、あたい達はこれで失敬するよ。
一応ここから北上して、煙突山の周辺をぐるっと回るとハジツゲって街があるから、そこから別の道を南下した洞窟からカナシダに戻れるはずさ。
どの道、ジムを巡るならそのルートを辿ることになるよ」
早苗「そうなんですか…解りました。
ここまでありがとうございました」
小町「いいってことさ。もしまたなんか用事があったら、104番道路か…幻想郷に戻った後は無縁塚にでも来てちょうだい。
けど、無縁塚に来るなら自殺だけはやめてくれよ。後始末大変だから」
映姫「…この子は話し相手が来るとすぐにサボる口実にしますから、ほどほどに頼みますよ」
諏訪子「それもそうだな。まぁ、これが無事に済んだら時々遊びに行くよ」
注
ちなみに、ハギ老人はこの街に留まり続けます。
特に放置しておくデメリットもないので、波乗り入手後でも海上に出るポケモンを避けて移動したい場合に利用するとよいでしょう。
早苗「…それでは…河童さんを探さねばなりませんね」
諏訪子「まああいつなら…ひょっとしたらイベントを一切無視して造船ドックに籠ってるかも知れないねぇ」
カイナシティ 造船所
アリス「にとりかと思った!?私だよ!!><」
♪BGM 人形裁判(萃夢想ver)♪
諏訪子「…まーたなんかイメージから最も遠そうな奴がいたもんねぇ('A`)」
アリス「仕方ないじゃない。
にとりの奴、船を造るどころかほぼ出来あがっていた船をいきなり分解しやがったのよ!
御陰で図面から引き直しよ、全く」
早苗「でも、本来人形師の貴女が船の図面を引いてるのは意外ですねー」
アリス「ところがねぇ…これがまた意外に面白いのよ。
ここの造船主任さんが、にとりの馬鹿に船分解されてショックで寝込んじゃったんだけど…その人に教えてもらったら、これがなかなか奥深くてね。
船の建造は家を建てるのに似てる、だってさ。やはり職人の言うことは一味違うわね」
早苗「それで…そのにとりさんはどちらに?
私達、この荷物を彼女に届けるよう、藍さんに頼まれて来たんですけど」
アリス「…アイツに任せておくとそこいら中の機械を分解されて仕事にならなさそうだから、追い出してやったわ。
何処言ったかなんて知らないわよあんな奴」
諏訪子「知らねーって…じゃあ誰が潜水艇作ってんだよ?」
アリス「パチュリーよ。
あの図書館魔女もいい性格してるけど、この世界の技術に興味津々らしくて、一昨日からそっちを担当してもらってるわ。
荷物は彼女に渡してもらえるかしら」
諏訪子「おおこれまた意外な奴が…というか、あいつ喘息持ちでしょ?動き回って大丈夫なの?」
アリス「こっち来て数日間駄目だったみたいで、レミリアたちと別れてシダケって小さな町で療養してたんだけど…これがまた二、三日で部屋でじっとしてられないほど元気になっちゃってねぇ。
勿論本分の方も忘れてないようだし、ドッグにいなきゃ海の博物館で資料室の本を読みあさっているわ。
だからドッグか博物館資料室のどっちかにいると思う」
諏訪子「うーん…シダケというと納得できるけど…モノがあいつだけに想像しにくいなぁ^^;」
諏訪子「時に早苗、造船所に入る前…隣の建物に人だかりができてたのを見て、何か気付かなかったかい?」
早苗「え…?
そう言えば、全員同じ服を着ていたような…あっ!?あの人たちは確か」
諏訪子「…そ。アクア団の連中だよ。
あいつ等はカナシダでの荷物強奪をあきらめ、この街に荷物が届くのを待ち伏せることに方針変更してるんだ。
頭数にモノを言わせて、力づくで…ね」
早苗「で、では…中のパチュリーさんが!」
諏訪子「アイツも頭がいいし、大方この世界のルールも把握してると思う。
数人の有象無象くらいなら返り討ちにできると思うけど、あいつらの幹部クラスはヤバい。
元のゲームではそんなヤバいのと戦わずに済むんだけど…なんか、嫌な予感がする」
早苗「だったら、早くどうにかしないと」
諏訪子「だからって正面切って乗り込んでどーすんのって。
ついておいで早苗。こういうときにはピンポイントで頭を潰すのが兵法の極意だ」
早苗「は、はいっ!」
海の博物館 資料室
♪BGM ラクトガール 〜 少女密室♪
??「…はぁ…はぁ…」
下っ端A「くそ…小娘だと思って手加減してやったら…!」
下っ端B「…しっかし解せねえな。こんな小娘が潜水艇の開発主任だと…?」
???「相手を見た目で判断するなと言ったはずだ」
下っ端A「あ…!すみません、チーフ」
???「油断しているから他の連中のように返り討ちにあうことになる。
どうやら…知識を得ることに躍起になり過ぎたため、体力勝負や臨機応変の戦略に難があるようだな」
??「…あなた…何者?」
シズク「申し遅れた、私の名はシズク。アクア団の幹部を務めさせてもらっている者だ。
手荒な真似をした非礼は詫びよう。
だが、海を広げ、豊かなホウエンの自然を守る我らアクア団の活動の為、少し協力してもらいたいだけなのだ」
??「…冗談じゃないわ…。
ここ数日、ホウエンで起こっている様々な事件…神の力に通じる遺跡や遺構の破壊、重要遺品の強盗事件、そして…その資金を得るための銀行破り…それがすべてあなた達の手によってなされているのを、私は知ってる。
私達が潜水艇の製作を手伝っているのは、あなた達のやっていることを阻止し…私達が元の世界に帰るためよ…!」
シズク「…大事の前の小事…とも言うだろう?
カイナ造船所潜水艇開発主任代行…パチュリー・ノーレッジ女史?」
パチュリー「…虫唾が走るわね、その回りくどいやり方。
レミィならきっと、己の目的の為ならもっと直接的に行動を起こす…良くも悪しくも」
シズク「子供の遊びではないのだよ。
我らに賛同していただけぬとあれば、致し方ない。
これから届くだろう特別起動部品共々…開発中の潜水艇諸共頂戴するまでだ。
…安心したまえ、君がこれまでやってきたことは、我々が責任持って引き継いでやる…我らが野望の為に!」
「おー、なんか似合わん奴がまた似合わんブレザー着て頑張ってるじゃねーの?」
♪BGM 恋色マスタースパーク♪
シズク「何者だ!」
パチュリー(…この声!)
早苗「行きなさい、マッスグマ、アゲハント!」
シズク「…馬鹿な…この館内は完全封鎖したはず。一体何処から」
下っ端C「げぇっ!!
チーフ、あいつです!カナズミでの任務を妨害したのは、あの緑髪の生意気そうな小娘ですよー!!」
早苗「己の行動を顧みぬ小悪党に、小娘呼ばわりされる筋合いはありませんよっ!
マッスグマ、パチュリーさんを守って!」
シズク「…貴様らは下がっていろ。
来い、キバニア!あのマッスグマを噛み殺せ!」
諏訪子「…そうはさせませんよっと!」
シズク「…ポケモンが口を利いた…!?」
下っ端C「あー!あいつマジヤバいっス!
あのしゃべるヌマクローなんかパネェんスよおおおおおおおおおおお!!><」
諏訪子「こいつら相手に不文律もウェッブルールもかんけーねー!!
行くぞー!神具“洩矢の鉄の輪”!!」
ぽふっ(SE)
シズク「…!?」
パチュリー「………え?」
早苗「………す、諏訪子様………^^;」
諏訪子「…………あー。
そう言えば今の私めには神の力ってなかったんでしたっけ。てへっ♪」
パチュリー&早苗&アリス「てへっ♪じゃねええええええええええええええええええええ!!!」
早苗「…というかアリスさん何時の間に」
アリス「嫌な予感がしたから来てみたらこの有様よ。
こいつら、昨日も来てたからね。
この様子なら今日も来ると思ってたけど、こういうときばっかカンの冴える自分自身がいい加減嫌になるわ!」
シズク「煩いことになってきたな…仕方あるまい。
お前たち、あの娘どもを黙らせろ!」
下っ端A「やっと許しが出たか!」
下っ端B「封印が解けられた!」
下っ端C「えー…戦わなきゃなんないんスかー…?
…やだなー、こいつら相手にすんの…」
早苗「…アリスさん、ポケモンのことは」
アリス「問題ないわ。
この世界のルールも把握済み、ポケモンの所持は言うに及ばずよ。
出てきなさい、ジュペッタ!」
諏訪子「…うわーまたなんかすっげーイメージ通りの手持ちが出てきたぞー^^;」
パチュリー「…私もこの機を逃すつもりはない…今一度頼むわよ、メノクラゲ」
諏訪子「こっちは別の意味でまたよく似合いものものを」
パチュリー「…というか貴女も戦いなさいよ。どう見たって今のあんたポケモンじゃない」
諏訪子「へいへい解りましたよーだ」
早苗「守矢の風よ!総ての悪しき者に制裁を!
アゲハント、風起こし!!」
きゅうしょに あたった!
あいての キバニアを たおした!
シズク(…ぬうっ!こ、このパワーは一体!?)
アリス「畳み掛けるのよジュペッタ!シャドーボール!」
パチュリー「…メノクラゲ、バブル光線よ…!」
下っ端A「な…なんなんだこいつらは!?」
下っ端B「た、ただの小娘じゃないのかよ…っていうかこの時点でレベル40近いジュペッタがいるとか反則だろjk…('A`)」
下っ端C「ああ…やっぱこーなんのね…onz」
?「…お前たち…何を遊んでいる…?」
一同「!!」
♪BGM 邪聖の旋律(ロマンシング サ・ガ ミンストレルソングより)♪
アリス(…な…なんなのよあいつ…!?)
パチュリー(…ポケモンが怯えてる…?
あの雰囲気、ただ事ではないわ…!)
早苗(あれ…人間の持つ力じゃない…!
…まるで、まるであれは…!)
シズク「そ…総帥アオギリ様っ…!」
アオギリ「…悲しいぞシズク…貴様の力量を見込んでこの任務をまかせたというに…」
シズク「も、申し訳…ぐおあっ!」
ドガッ!!
早苗「…っ!」
アリス「あいつ…自分の部下を…!」
アオギリ「…君たちの見事な戦いぶりは拝見させてもらったよ…。
何れも年端も行かぬ少女のように見えるが…私の野望を一度頓挫させたのもまた、年端も行かぬ少女だった。
是非とも、我が部下として、我が野望実現のために手を貸していただきたいほどだが…」
諏訪子「…その質問に私達がイエスと答えると思う?」
アオギリ「…その娘も、ポケモンと意思を通じさせることが出来た。
そうしたポケモンを従わせている者が、首を縦に振るなどと思ってはいない。
今回は、大人しく負けを認め…手を引くことにしよう」
諏訪子「そいつは、余裕なのかい?…海神カイオーガの力を宿した者としての」
アオギリ「見事なる者には敵味方問わず敬意を払うのが流儀なだけだ。
だが覚えておけ…この野望をこれ以上邪魔立てするとあらば…何者であろうと排除する…!」
注
アオギリ総帥(ルビーだとここにいるのはマグマ団なのでその場合マツブサ頭領)はここで登場しますが、ポケスペでSSSと呼ばれる幹部の一人であったシズクさんは、ポケスペのオリジナルキャラなのでご注意を。
ちなみにここではアオギリ(マツブサ)と戦闘しないのも原作通りです。
♪BGM 香る樹香花♪
アリス「とんだ災難だったわね」
諏訪子「んまー…本来もイベント上連中にここ襲われることになってんだけどねぇ。
ゲームじゃ見たことない奴もいたし、だんだんおかしなことになってきてるねぇ」
パチュリー「…元凶のあなたが言えた義理じゃないでしょう…。
もっとも、なんだかんだで私も楽しませてもらっている身分だから何とも言えないけど」
アリス「これで楽しいのあんた?
レミリアとも別れ別れになって、愛しの魔理沙とも離れて寂しいののやせ我慢してるんじゃないの?」
パチュリー「…魔理沙がいなくて寂しいのは貴女の方。ツンデレは今流行らないわよ」
アリス「んな…!
わ、わ、私のどど何処が魔理沙が大好きって証拠なのよ!?あんたしばかれたい!?」
パチュリー「…誰もそんなことは言ってない(ニヤニヤ)
そんなにアイツと一緒が良ければ…旅に出れば良かったのに」
諏訪子「え!?
ちょ、ちょっと待って!アイツもここにいるの!?」
早苗「それはいるんじゃないですか?
てっきり、皆巻き込まれたモノとばかり」
諏訪子「いや…幻想郷の空に現れたデカブツ調査の為、博霊霊夢と霧雨魔理沙の二人は紫に頼んで除外してもらったんだ。
萃香の口振りからいえば、霊夢は巻き込まれてないみたいだけど」
パチュリー「鬼の彼女がそう言ったなら、霊夢については少なくとも間違いなさそうだけど」
アリス「…私がここに流されてきた直前、私は魔理沙と一緒に博霊神社に行く途中だったのよ。
私が紫のスキマに吸い込まれそうになった時に…その…助けようとした魔理沙も一緒に…」
パチュリー「…お熱いことね…私は図書館で籠りきりだったのを強制的よ。
一緒にいた小悪魔はもとより、レミィや妹様、咲夜…それにあのぐーたら門番も一緒。
門番と小悪魔は、レミィの能力で得たスロットの稼ぎで買ったシダケの別荘の留守を任せているわ」
諏訪子「見事な運命操作能力と関心するけど何処もおかしくはないね」
早苗「というかここへきて早々無茶苦茶やってますねー^^;」
パチュリー「まぁだから…私はシダケに残ってじき、紫からこの異変の話を聞いたの。
それで、カイオーガの眠る洞窟へ行くための潜水艇を作っている、というわけよ」
アリス「…ついで言うと、あいつは何処に行ったのか知らないわ。
ここにきて翌日、私は旅に出るぜ!って書き置き残して…私と一緒の何処が不満よ…魔理沙の馬鹿」
諏訪子「…あの…」
パチュリー「言わなくてもいいわ。
さっきも言ったけど、私はもとより…他の連中もなんだかんだで結構楽しんでるわよ。
それに、こうして私達がこの世界に来ることになったのもきっと意味はある…紫も、そう言ってたから」
アリス「…確かに…アオギリとか言ったっけ、あの男。
あんなのを野放しにしてたら、ここで野望を達成した後もどんなことをしでかすか解らない。
一度関わった以上は、私たちも協力は惜しまないわ」
パチュリー「…とりあえずはこれで、あとはこの図面通りに特別起動部品を作って完成させるだけだわ。
こっちの方は私達に任せて、貴女達は貴女達の為すべきことを」
アリス「あいつらが引き揚げて行ったときにこんなのも落として行ったわ。
これは…泥棒の技ね。相手がアイテムをもっていたら、それを奪い取る技よ。
長く旅をしていれば、貴重な装備アイテムを持ったポケモンにも出会えるかも知れないし、持っていきなさいよ」
諏訪子「えー?手癖の悪いあんたのダーリン探して渡してやればー?
あいつの蒐集癖を満たすうってつけの技じゃん(ニヤニヤ)」
アリス「ちち違うってばあああああああああああー!!><」
早苗「あの…えーっと…確かお二人とも女性…ですよね?」
諏訪子「あーあいつらが特別なんだから真似すんなよ早苗ー?(ニヤニヤ)」
アリス「むきぃぃー!!!><」
パチュリー「…はいはいお仕事の続きしましょうねー…(ニヤニヤ)」
110番道路
♪BGM 神々が恋した幻想郷♪
早苗「何だかこの草むら…目に見えるくらい電気の火花が…^^;」
諏訪子「あーここね。このあたりはなんか知らんが電気ポケモンがやたら多いんだよ」
早苗「電気…というと、ピカ○ュウみたいなですか?」
諏訪子「いやいやいや伏せる必要ないっしょそこは^^;
ピカチュウもこのバージョンに登場することはするけど…ある特別な場所にしか住んでないんだ。
電気系は何気に弱点も少ないし、ここいらには直接攻撃した相手を麻痺させる“静電気”の特性を持つポケモンもいる。
まだ手持ちに空きは十分あるし、電気系一体捕まえて育てるかい?」
早苗「うーん…あ、諏訪子様、あのポケモンって何ですか?」
諏訪子「んー?ああ、ナゾノクサだね。
あれは草タイプと毒タイプを持つポケモンだよ。
最初はそれほどでもないけど、育ててから石で最終進化させると結構強力なポケモンだね」
早苗「可愛いですね〜…諏訪子様、あの子を手持ちにしちゃダメですか?」
諏訪子「ナゾノクサかー…うーん。
最終的に何に進化させるにもよるけど…まぁいいんじゃないかな?
ただ次の段階に進化したら、相当臭うよ?」
早苗「大丈夫ですよ!
愛情を持って育てたクサイハナは、やたらに臭いニオイを出さないってアニメでも言ってました!」
諏訪子「何でそんなピンポイントなネタばっか知ってるんだよあんた!!^^;」
10分後
諏訪子「っくそ〜…梃子摺らせやがってこいつ…onz」
早苗「お疲れ様です…っていうか、何時だったかヌマクローは草の技にめちゃくちゃ弱いって御自分で仰ってたじゃないですか」
諏訪子「…レベルが低いから行けると思ったんだよー。
つーか自分で説明したというなら倒しちゃいけないということを忘れるとこだった…。
ちゃんと捕まえたからよかったけど」
早苗「ところで…このバイパスみたいなものは何なんでしょう?」
諏訪子「サイクリングロードだね。
この先のキンセツシティで自転車が手に入るから、そうしたら侵入できるよ。
二種類ある自転車のうち、ターボ自転車に乗ってキンセツからカイナ方面に来たときだけ、タイムアタックを記録できるんだ」
早苗「レコードを更新したりすると何かあるんですか?」
諏訪子「何もない。
でも下の道と違ってポケモンは出現しないから、急いで行き来したいときに便利だね」
早苗「それと…もう一つ気になるモノが」
諏訪子「あー…カラクリ屋敷か。
カラクリ仕掛け作るの大好きなおっちゃんが、この先ジムを一つ制覇するごとに次々新しい仕掛けをこさえててね。
これを突破すると、その都度制覇した証替わりのアイテムがもらえるんだ」
早苗「行ってみます?」
諏訪子「…確かに結構いいアイテムもらえるしな。行ってみますか」
(続く)