ウバメの森
静葉「…居心地のいい森ね」
リリカ「そりゃあ…あなたはそうかもしれないけどさー。
そう言えば、ここって先にはどうやって進むの?
木が道をふさいでいて先には行けないみたいだけど…」
ぐぁー!ぐぁー!!
「( ̄□ ̄;)うわあ!
ま、待ってくれー!逃げるなー!!」
リリカ「…何アレ」
静葉「…カモネギってポケモンだわ。
あの背中の茎のようなもので、細い木を切り倒して巣の材料にするという器用なポケモンよ」
こいし「カモネギ…カモにネギ…お鍋…(じゅるり)」
こいしはふらふらとそのあとを追いかけていく…
リリカ「( ̄□ ̄;)ちょ…こいし!何処行くのよ!?」
ウェルダン「名前から食いモノを連想して無意識に反応しやがったか…おい姐さん、アレ止めねーとヤバくね?」
静葉「思ったら迷わず実行するべきだわ、特にアレ相手の時は」
炭焼きの弟子「っていうかお願いだからその師匠のカモネギ達を捕まえてくれええええ!!><」
ウバメの森に入ると、炭焼き職人の弟子が「師匠のカモネギに逃げられてしまったので捕まえて欲しい」とアワレにもすがってきます。
カモネギは2匹おり、道中にある木の破片を踏むと反応してその方向に振り向きます。
カモネギの後ろから近づいてAボタンを押さないと逃げられてしまうので注意しましょう。2匹目は厄介な位置にいますが、わざと逃げさせて都合のいい場所へ誘導させるのもひとつの手です(カモネギは基本的に向いている方向へ走り去ります)。
-東方幻想詩譜- 譜の六
こいし「…うふふふ〜、無意識を操るこの私から逃げられると思ったか〜…^^」
こいしに追い詰められてカモネギ達は怯えている!
カモネギ達は逃げられない!
こいし「…さて…この世の−−総ての食材に感謝をこめて…いたd」
リリカ「食うなっ!!」
リリカの真空飛びヒザ蹴りがこいしの後頭部にスマッシュヒット!
こいし「あいたっ!!><」
リリカ「あんたは何処の美食屋四天王だ!
というかモノ食うキャラはどっかの食いしん亡霊で沢山よ!自重なさい!!」
こいし「う〜…妖怪差別反対〜!><」
カモネギ達は逃げようとした!
ウェルダン「おっと、そうはいかないぜ!みとり!」
みとり「…うん!
お前たちが逃げるのを禁止する…禁域“ノー・エントリー”!」
みとりの結界でカモネギ達は先に進めず右往左往している!
静葉「行くわよ、ポエット!」
ポエット「らじゃーりょうかい!><」
静葉とポエットはカモネギ(×2)を捕まえた!
弟子「…いやー、助かったよ…。
僕はまだ弟子入りしたばかり、しかもジムバッジもないからレベルの高い師匠のカモネギ達はなかなか言うこと聞いてくれないんだよー…」
静葉「よくもまぁそんな弟子にカモネギ使わせて薪集めさせようとしたもんね本当に…。
まあいいわ。とりあえず、この先に行きたいんだけど」
弟子「解った。じゃあこのカモネギで…」
師匠「くぉらあああああああああああああこの馬鹿弟子がああああああああああああ!
仕事に不慣れなのは兎も角としても人様に迷惑をかけるとは何事だー!!m9( ゚д゚ )」
弟子「( ̄□ ̄;)ぎゃあああああすんませんししょー!!」
リリカ「ま、まあそのあたりで…。
名人だって、最初から名人だったわけじゃないですし…^^;」
師匠「ほう、お嬢ちゃんなかなか味なことを言うわい…これは一本取られたのう。
よし、うちの弟子を助けてもらった礼だ、こいつを持っていってくれ!」
リリカは秘伝マシン01を手に入れた!
師匠「それは居合斬りの技。
お前さんはヒワダのジムバッジを持ってるようじゃな。
その技をポケモンに覚えさせれば、邪魔な樹を切り倒して先に行けるようになるぞ!」
リリカ「っても、居合切りってあまり強い技じゃないよね確か」
ウェルダン「(攻略メモを読んでる)だなぁ。
攻撃50はそこそこだが、追加効果もなしで命中95ってのがな。
秘伝技で忘れることも現状では不可能っぽいし、主力級に覚えさせたくない技だな」
リリカ「…何時の間にそんなメモ用意したんだか^^;
じゃあアレだ、ボックスにいるポケモンに覚えさせて…」
静葉「…その必要はないわ。
この姿だと暫くロクな技も覚えないし、私が使う」
リリカ「いいの?
っていうか、確かにウツドンは覚えられるけど…静葉さん剣術の類なんてつk」
静葉「使えるわよ」
リリカ「え!?」
静葉「…何年くらい前だったかしらね。
白玉楼の老翁が入滅するまでの僅かな間、彼は私の元で暮らしていたわ。
この刀…楼観剣の影打を宿料として」
静葉の手の中にひと振りの刀が現れる…
静葉「…本来然るべき神社に納めるべきこの名刀を、社を持たぬ私に受け取ってくれと言ってね。
剣は、彼から教わったわ。
さしずめ、魂魄妖夢は私の姉弟子になるのかしらね」
静葉は居合斬りの構え!
静葉は目にも止まらぬ早業で目の前の樹を切り倒した!
静葉「…天剣“秋霜三尺”…久々に使ったわ。
思ったより鈍ってなくて安心した」
ポエット「す、すごーい…」
こいし「ど、どう考えてもあの半霊よりスゴ技に見えるんだけど…」
師匠「む…ぅっ、何という太刀筋…これほどの達人の技を目の当たりにできるとは…!
…これは良いモノを見せてもらった!
気にいったぞ、うちの炭焼き釜で焼いた特別品の木炭だ!受けとってくれい!」
カモネギを捕獲するとそこに炭焼きの師匠がやって来て、秘伝マシンをくれます。
そのあと、炭焼き職人の家に行くと、弟子が木炭をくれます。
木炭はリメイク前だとヒワダのフレンドリショップで購入可能(9800円、ドーピングアイテムと同額)でしたが、残念ながら今回のゲーム内ではここでもらえるものと、アルフの遺跡隠し部屋にあるものしかないようで…。
居合切りは暫く進化の予定もなく、かつロクな攻撃技もないので静葉様に覚えて頂いています。
みょん云々の話は勿論脳内設定ですのであしからず。
さらにどうでもいい余談ですが「秋霜三尺(秋水三尺、あるいは単に秋水とも)」は名剣の意味。秋の水(霜)のように澄んだ刃のイメージだそうです。
ヒワダの森は基本的に一本道ですが、横道にそれると頭突きをポケモンに教えてくれる人(回数制限なし)もいます。
今回は覚えさせてないですが、フィールド上の木に頭突きをするとポケモンが落ちてくることがあります。
旧金銀からあった要素ですが、相変わらずヘラクロスやエイパムと言った連中はこの方法でしか手に入らないらしく、また場所によって落ちてくるポケモンはほぼ固定になっているようです。
?「この森…色々と厄いわ…」
リリカ「…うっ…あいつは…」
ウェルダン「ん〜?知ってる奴なのか今回は?」
リリカ「今回はって何よ今回はって!!><
…あいつは確か、厄の神」
静葉「ええ、見間違いようのない顔だわ。
あなた一体こんなところで何をしているのかしら、雛?」
♪BGM 「厄神様の通り道 〜 Dark Road」(東方風神録)♪
雛「あらあら…あなた達ずいぶん遅かったのね。
例の“彼女”にここで待つように言われてたけど、あまりにもこの森が厄かったからとりあえず厄を集めていたの」
雛はくるくる回っている…
ウェルダン「…というか、回ってるな」
ポエット「回ってますね…静葉さん、この方は?」
静葉「…この子は鍵山雛。
流し雛から付喪神となり、やがて厄を集める八百万の神の一員となった神格よ。
流し雛の頃に回りながら流されていった所為なのか、常に回ってないと落ち着かないらしいわ」
ポエット「つ、常に!?
それって三半規管とかそういうのが色々」
こいし「神様とか妖怪とかにそんな真っ当なモノが備わってると思えないけどね〜^^(つられて回っている)」
ウェルダン「オメーも回ってんじゃねーよ…正直鬱陶しいわ…」
リリカ「…って、待ってた?私達を?」
雛「言うなれば私や、キキョウシティの舞妓もどきはチェックポイントみたいなものね。
ゲーム的にはここに二人目の舞妓が居る予定なんだけど、前回の失敗から面倒くさければそのままでいいと言われているわ」
こいし「ああ、アレは失敗というカウントになるのね。
まぁ付け焼刃で京訛りやられても正直違和感があるだけだし^^」
みとり「そういうメタ会話というのは基本的に禁止してよろしいか?(キリッ)」
ポエット「ま…まぁまぁ^^;」
雛「この時点で、物語の前半部分はほぼ終了。
半人白沢から聞いてるかも知れないけど、今現在あの賑やかな人形使いが旅した後の状態の世界とのズレが少しずつ消え始めている。
…この先、あなたが解決した事件も総てあの人形使いが解決したことにされてしまうだろうけど…」
リリカ「…そんなの、別にいいよ。
私の目的は、きっともっと別のところにあるから」
雛「…そう…形はどうあれ、そのことをちゃんと理解しているなら問題はないわ。
これは私からの贈り物。
といっても、あるひとからあなたに渡すように頼まれていたものもあるから…」
呪いのお札とお守り小判を受け取った!
雛「その札は、私の厄の力を封じてある。
霊的で厄い技の威力を上げてくれると思うわ。
その小判は預かりもの。私の厄の力すら跳ね退ける強力な結界に守られてるから、安心して」
こいし「うっわー、この札マジで厄いスメルがぷんぷんするんですけどー!?><」
静葉「…今のあなたはゴーストなんだから問題はないと思うわね。
というか自作なのこれ?」
雛「元は拾いモノよ。
大分力が抜けてたみたいだし、折角だから私の厄い力を封印し直しただけよ。
元に込められていた力の質は同じものだったようだし」
静葉「なら問題ないわね」
リリカ「(…えー…それでいいのかよー…?)」
雛「…ところで、出口解る?
長いことここで回ってたら、何処から入ったのか解らなくなって…」
リリカ「( ̄□ ̄;)アホかー!!」
静葉「まったくこの子は…とりあえずその辺の樹に聞いてみるわ。
…どうやらゲートはこっちみたいね」
ウェルダン「森の樹にルートを聞くとか流石紅葉の象徴は格が違った。
秋神の力凄いですね」
静葉「それほどでもない(キリッ)」
実際には舞妓さんが道に迷っ(たフリをし)ています。
道を教えてくれないかというので「はい」を選択すると、「自分も迷ってるじゃないか」とミもフタもないツッコミを入れてきますが(自分から聞いてきて何という言い草と関心するが以下略)、先頭のポケモンが出口の方向を指示してくれます。
この時の先頭は静葉さんでした。
お守り小判&呪いのお札はPtから送りました。
ええまぁ、あるモノを「購入」するのにどうしてもおカネが欲しいので…サーセンwwww
コガネ側ゲートの受け付けのお姉さんに話しかけると、技マシン12(挑発)が貰えます。
今回は誰にも覚えさせていませんが、相手が攻撃技しか使えなくなるのは一見デメリットにも見え、その実相手の積み技など厄介な行動を封じてくれるので便利な技です。
対戦でも厄介な身代わりその他防御技封じとして絶大な威力を発揮します。
フルアタや消防・適当外人の技構成には無意味とか言うのは禁止する(←
34番道路
幽香「あら、こんなところで会うなんて奇遇ね」
♪BGM 「眠れる恐怖 〜 Sleeping Terror(セルフリメイク版)」♪
リリカ「あれ、幽香さんじゃないですか。
あなたこそ、どうしてここに?」
幽香「…ちょっとした成り行きでね」
おじいさん「おお、お客さんかい?」
幽香「あ、うん。
私の知り合いのトレーナーよ」
おじいさん「ほう、それだったら立ち話もなんじゃろうし、上がってもらってくれい。
今、お茶でも用意しよう」
リリカ「あ、おかまいなく…」
幽香「あなたが遠慮なんていう柄じゃないでしょうに。
折角招かれているのだから、とりあえず来なさい」
リリカ「( ̄□ ̄;)ええッ拒否権ナシなの!?」
みとり「…アレって…まさか風見幽香か?
地上世界最凶と名高い花の妖怪…」
こいし「うーん…私もアレがおっかないから地上に行っても無意識にアレの住んでるところは避けてたんだけど…^^;
ウワサでは天人をサンドバッグ代わりに飼っていたり、暇さえあれば妖怪の集まるところに出現して何の脈絡もなくいきなり弾幕ぶち込んだり…さらには泣く子も黙る幻想郷閻魔にも真っ向から喧嘩を売ったとかいうし…」
ポエット「( ̄□ ̄;)そそ、そんなに恐ろしい方なのですか!?
ちょっと強引そうに見えるけど、とてもそんな風には…(がくがく)」
ウェルダン「…言葉とは裏腹に本能ではよく解ってるんじゃねーかお前…」
-少女会話中-
リリカ「へえ…じゃあその黒ずくめの人たちを幽香さんが…」
おじいさん「ああ、ここのポケモンを無理やり連れて行こうとしたのを、見事なポケモン捌きで追い払ってくれたんじゃ。
あのロケット団とか言うしょうもない連中は、三年前にも悪事の限りを尽くして解散に追い込まれたというに…また最近ちらほらと見かけるようになったんじゃ」
おばあさん「この育て屋にはわしら年寄り夫婦しかおらなんでな、その時助けてもらってから用心棒代わりに幽香さんに住み込んでもらっておるんじゃよ。
ポケモン…とりわけ草ポケモンの面倒をよく見てくれるので、出来ればわしらの後を継いで欲しいくらいじゃが」
幽香「…柄じゃないわ、そういうの。
とりあえずあの馬鹿な連中が来なくなるまでということで、手伝いをしてるのよ。
どのみち、この世界では他に行くあてもなかったからね」
静葉「まぁ…下手な用心棒を高い金を払って雇うより、ずっと頼りになるからね彼女は。
確かに半分は趣味であの連中をぶちのめしたいだけなんだろうけど、多分、ロケット団の連中は最初草ポケモンに手を出したんじゃないかしらね」
ポエット「どういうことです?」
静葉「…彼女は、花や植物が大好きなのよ。
だから、それに害するモノを絶対に許さない。
それに妖怪特有の義理堅さもあるし、概ね、そのときに傷ついた自分の手持ちを老夫婦に助けてもらった…ってところじゃないかしら」
幽香「(むっ)つまんないこと言わないでよ……その通りだけど」
リリカ「その通りなんですか^^;」
幽香「あなた達は次のジムに挑戦するつもりよね。
この先のコガネシティにはジムもあるし、それ以外にも見所は多くあるようだわ。
…私は人混みとか嫌いだからあまり行きたくないけど…たまにはいいわ、暇だからついて行ってあげる」
リリカ「え、別に嫌ならそんn」
おじいさん「コガネはこの地方で最も大きな街じゃからなあ。
そういう街には楽しいことも多いが、危険なことも多いから幽香さんが一緒なら安心じゃな」
リリカ「…あ、拒否権は存在しないんですね…orz」
幽香「あまり話に関わらないポジションなんだしたまにはいいじゃない。
というか何よその嫌そうな顔…あまり巫山戯た態度を取るといじめるわよ?(#^ω^)」
リリカ「いいいいいえとんでもございませんよろしくおねがいします!!><」
34番道路を通ると幼馴染が居て、そこに住む老夫婦が彼(彼女)の祖父母であることが解ります。
要はシリーズでは御馴染となったポケモン育て屋であるのですが、以降はここにポケモンを2体まで預けられるようになり、預けた種類やオスメスの組み合わせによってタマゴが見つかったりします。
タマゴふ化によってしか発見できない種類、その手段でしか覚えられない技とかもある(トゲピーの神通力など)もあり、上級者向け要素としてはポケモンの強さに関わる個体値複数項目遺伝などで対戦用の強力なポケモンを育てるのにも重要な施設です。ストーリーには直接絡みませんが、余力があったら使ってみましょう。
ここで育て屋夫婦と、幼馴染をポケギアに登録できます。
ちなみに幼馴染はここで別れてすぐ、コガネの地下通路の入り口(34番道路側、35番道路側関係なく最初入ったときに1回だけ)登場します。
どうやら地下通路の美容師に用があったようで…たまにポケモンが拾ってくることがあるアクセサリー(Ptなどではコンテストで使うアイテムですが、ここでは何に使うのやら…)を入れるアクセサリー入れをくれます。
コガネシティ
ポエット「大きな街ですねー」
こいし「大きな街だねー。
一度外の世界に行ったことがあるけど、そこで見た街と同じくらいいろんなものがあるねー」
リリカ「( ̄□ ̄;)何時の間にどーやって行った!?」
みとり「…う…人間がいっぱい…(たじろいでいる)」
幽香「…私も人の多いところは苦手だけど…この反応はもしかして河童かしら、この子?
混血の赤河童なんて、そもそも一族に軟禁されてしまうから、ウワサがあっても姿を見ることすら出来ない筈」
静葉「知らないの?
何カ月か前に起きた事件…というか事故で、谷の河童から分かれて生まれた赤河童の話。
これでも少しは進展はあったはずなんだけど」
幽香「成程、この子がね。
現物を拝むのは初めてだわ。地底になんて行かないし」
ウェルダン「まー確かに人間嫌いにはこのシチュは堪えるわなぁ」
ポエット「みとりさん…大丈夫ですか?」
みとり「あ…ああ…なんとか…」
こいし「服も髪も赤いのに顔色は青いとはこれいかに^^」
リリカ「誰が巧いことを言えと…というかなんてこと言いやがる。
みとりさん、無理しなくていいよ。駄目そうならこっち(モンスターボール)に入ってても」
みとり「だ、大丈夫…それに、少しずつ慣れていかないと…!」
幽香「おーおー、無理してるわねー」
静葉「まぁ、当人も努力しようとしてるわけだし、その意思を尊重してやらないとね。
…ところであなた、この街には詳しいのかしら?」
幽香「あなたもなんだかんだで気にかけてるんじゃない。
…知ってる顔…といっても、幻想郷住人じゃないけどそれがやってる花屋があったかしらね。
一息つくならそこへ行きましょうか」
フラワーショップこがね
…ではなく、その上から「片岡園芸店」と大書してある…
?「いらっしゃーい…ってあら、幽香さんじゃない。
人嫌いと言ってながら随分大勢引き連れて来たのね」
幽香「まあね。
あなたも相変わらず暇そうな顔をしているわ」
ポエット「って葉菜さんじゃないですか!?」
はな者「ポエットちゃん?どうしてあなたが?
かごめ者のアホが送ったのウェルダンさんだけだって聞いてたけど…」
ウェルダン「アホってあんた…ポエットは聞く限り勝手に紛れ込んだだけっぽいしなぁ」
幽香「…あら、あなた達知り合いだったのね」
ポエット「ええ、まぁ」
リリカ「(小声で)…私としちゃさ、あの泣く子をさらに泣かせるUSC・風見幽香とタメ口を利けるって時点で只者じゃない気配がしてるんだけど」
こいし「(小声で)奇遇だね、私もだよ。
ひょっとしてこの顔でこのはな者って人も相当にヤバいんじゃ…」
ウェルダン「こいつ…片岡葉菜は花屋だからな、同じ花好きってことで意気投合したんじゃねーか?
…それにこう見えて彼女は身体強化及び回復魔法のエキスパートだし、“返し技のデパート”の異名を取る御殿手と合気の達人だ」
こいし「(小声で)つまり聖白蓮と渋川剛気先生の合いの子みたいなもんね。
まーそのくらいのキャパないとあのドSには対抗できなさそうだけど」
リリカ「(小声で)っていうかウェルダン、あんた達の世界の住人もどーなってんのよ一体…てか御殿手って渋すぎるでしょいろんな意味で…」
幽香「…まぁあの連中はあとで一発ずつぶん殴るとしておいて」
リリカ&こいし「( ̄□ ̄;)」
ウェルダン「( ̄□ ̄;)俺も!?俺なんか気に障ること言ったのかよ!?」
幽香「(完全無視)
葉菜、ここで何人か休ませてもらっていていいかしら?
この子達に街を案内してあげたいけど、流石にその顔面蒼白の河童を連れて歩くのもなんだし」
みとり「うっ…」
はな者「いいよ別に。
どっかの暇こき真祖様の気まぐれでここで出張営業することになったはいいけど、結構暇だし話し相手欲しかったのよねー。
…使いに出したちなつ者も何処で道草食ってやがんのか帰ってくる気配皆無だしね」
静葉「じゃあ、私も休ませてもらおうかしら」
ウェルダン「じゃあ俺もここd…ぶべらっ!!」
幽香はマッハパンチの構え!
ウェルダンは花屋の奥座敷までぶっ飛ばされた!
はな者「あら、相変わらず切れのいいパンチだこと」
幽香「来ないなら先にぶん殴っておかないとねー♪
さ、行くわよあんた達。とりあえずどのタイミングで一発かますか考えておかないと(うきうき)」
ポエット「(も…問答無用なんだ…(((((((´Д`))))))))ガクガクブルブル)」
リリカ&こいし「人生オワタ\(^0^)/」
カントーのタマムシシティ、ホウエンのミナモシティ、シンオウのトバリシティにあたるジョウト最大の街であるコガネシティ。
ポケモン世界の地方最大の街の特徴であるデパートとゲームコーナーの他、後々手に入る木の実育成に必要な肥料を売っている花屋、ポケモンのニックネームを変更する姓名判断師の家、さらにはカントー・ジョウトのポケモン転送システムの管理者及び開発者であるマサキの実家・ソネザキ家などもこの街にあります。
マサキの家はハナダやセキチクにもあるのでは?という人もいるかも知れませんが、セキチクのはマサキのお爺さんの家、ハナダのは彼の仕事場とかそんなポジションだったはず。
地下道には旧作にもあった日替わりで出現する美容師兄弟、薬屋、星の欠片などを安く売ってくれる掘り出し物屋などが日替わりで出現しますが…。
リリカ「ふぉとすたじお…ってナニそれ?」
ポエット「写真屋さんですねー。
腕のいいカメラマンの人がいて、お金を払って記念写真とかとってくれたりもしてくれるんですよー」
こいし「しゃ、写真!?
って確か天狗が持っていた、弾幕を消したりどんな強力な妖怪の魂を持ち去ってしまうという伝説のッ…!!」
ポエット「( ̄□ ̄;)そそ、そーだったんですかー!?
わわ、私そうとは知らずかつて何枚も…はわわわ…」
幽香「…何馬鹿なこと言ってんのよあんた達は…。
写真って特殊なシートに光でその景色を焼き付けて、また別のシートに絵として映し出したものでしょ?
まぁ陽気な幽霊が勝手に紛れ込んできたりもすることも稀によくあるらしいけど」
写真屋店主「おいおい店の前で信用にかかわる会話するのは勘弁してくれよー^^;」
写真屋「この街は大きいし、グローバルタワーとかリニアとかラジオ塔とかの見所も多いから、他の地方の観光客も多くってね。
ここでポケモン連れメインの記念写真を撮るカメラ屋をやってるんだ。
どうだいお嬢さん達、ジョウト訛りもないとこみると旅のトレーナーと見受けるけど、一枚記念にどうだい?
何処まで行くか知らないけど、旅の思い出になると思うよ?」
リリカ「旅の思い出…か」
ポエット「いいじゃないですかー、撮ってもらいましょうよ!
…あ、でもみとりさんたちが」
写真屋「おや、別の友達もいるのかい?」
幽香「ええ、人混みの苦手な子が居てね。
知り合いの店で休んでいるのよ。
新しく出来た花屋なんだけど…」
写真屋「おお、あのいい雰囲気の花屋かー。
いいよ、希望とあらばそこまで出張していくけど」
こいし「どうする?」
リリカ「…うん、折角だし撮ってもらおうよ。
みんなで一緒の方が、きっとみんなにとっても思い出になると思うんだ」
写真屋「よし、決まりだ。
どうだろう、うちのオプションとして好きな衣装を着て撮ることもできるんだけど…。
今なら極秘ルートで入手した、三年前に解散したR団下っ端の服とかもあるよ?」
リリカ&こいし&幽香「そんな制服は【お断りします】」
写真屋「あ…あ、そう…というか随分前に来た女の子と同じような反応だねえ…^^;
その子はまた別の衣装で喜んで写真撮った挙句、気前のいいことに言い値でその衣装…っていうか水着を買って行ってくれたんだけど」
リリカ「女の子?
…まさか、青いドレスに真っ赤なヘアバンドを付けて、人形みたいなのを連れてませんでした?」
写真屋「うん、フランス人形みたいな雰囲気の、金髪の子だよ。
この子だけど、知り合いだったかい?」
リリカ&幽香「( ̄□ ̄;)!!!!!!!!!!1111111111」
こいし「何処からどう見ても霧雨魔理沙の愛人です本当にありがとうございました^^;
店主さん、この水着は一体何処で?」
写真屋「いや、その持ち主の子が路銀の足しにしたいからと売ってきたんだよ。
どうせこの後通りかかる奴がもっと高く買ってくれるだろうから、って。
本当にその通りになったからもう呆れるしかなかったよ^^;」
幽香「…堕ちるところまで堕ち切ったわね…アリス…orz」
リリカ「…もうやだあいつら本当に…ていうかこういう所ばかり中途半端に元に戻っていかなくたってorz」
R団下っ端の服を着て撮れるというのは事実です。
以降もここや、コガネジムのレギュラーバッジ取得後以降に日によって様々なところに出現するこの店のカメラマン・ゲンゾーに出会うと、タダで写真を取ってくれます。
撮ったスナップはパソコンでも見ることが出来、36枚まで保存が可能です。
後々ある条件を満たせば、各ジムリーダーとのツーショットも撮れるようになるので、コレクションアイテムとしてどうぞ。
-経過-
バッジ:2
ウェルダン(マグマラシ♂) Lv23→Lv24 装備品:木炭
しずは(マダツボミ♀→ウツドン♀) Lv22→Lv24 装備:奇跡のタネ
こいし(ゴースト♀→ゲンガー♀) Lv25→Lv26 装備品:呪いのお札
ポエット(トゲチック♀) Lv11 装備品なし
みとり(コイキング♀→ギャラドス♀) Lv21→Lv23 装備品なし