再度片岡園芸店


はな者「写真ねえ。ポエットちゃんと初めて出会ったときにもうちの店で撮ったっけねえ。
   私も入っていいかしら…ってどうしたのよあなた達」

リリカ「(´・ω・`)」
幽香「(´・ω・`)」
こいし「あー…色々ありまして…^^;」

静葉「…原因はこれの様ね。
  見事なアリス=マーガトロイドの痴態と関心するけど何処もおかしくはないわ
ウェルダン「痴態って…そりゃあ貸衣装なんだからその場のノリで」
こいし「これが名前の当人の本当の持ち物だったシロモノで、尚且つ写真の当人がそれを大枚叩いて買ったと言ったら?
ウェルダン「………どういう関係なんだそいつらは?('A`)」
静葉「世の中には理解し難いことや出来ないことがいくらでもあるということよ」

ポエット「ほ、ほら皆さん、そろそろ気を取り直して…。
    折角の記念撮影なんですから」
みとり「え…」
幽香「ちょ…私も一緒に入れっていうの?」
はな者「ほらほら遠慮しない。
   袖振り合うも何かの縁、っていうじゃない?」
リリカ「…そうですね。
   ほら、みとりさんも」
みとり「う…うー…解ったわよ…」


-少女撮影中-


写真屋「はい皆さんお疲れさまー。
   一時間ほどで人数分焼き上がるし、そうしたらここへ持ってくるから」
リリカ「は、はい…ところで、御代は…」
はな者「あー、それは私が出すわ。
   この店に来た記念として、そのくらいのサービスくらいはあってもいいでしょう」
リリカ「え、でも…」
静葉「他人の好意を無碍にするのもあまり善い事ではないわ。
  …偶には、素直に受け取っておきなさい」
リリカ「…うん…。
   ありがとうございます、はなさん」



-東方幻想詩譜- 譜の七



コガネゲームコーナー


幽香「ここはゲームコーナーね…。
  まぁゲームコーナーというよりは、賭博場ね」
静葉「おっといきなりミもフタもない意見が出た予感」
幽香「今度はあなたまでついてきたのね…まあいいけど。
  それに、他に喩え様がないと思うわ。
  ゲームに類するものと言えば、スロットですもの」

リリカ「スロット…って何?」
ポエット「うーん…なんか大人の人たちがお金を賭けてやるゲームの機械だって聞いたことはあるんですけど…。
    ごめんなさい、私もよく知らないです」
静葉「まぁ、知らなくていいようなものの代表選手かしらね。
  普通の過疎ゲーセンで1000円を音ゲーで消費しようとすればそれこそ2時間くらい遊べることもあるけど、パチ屋で1000円とかモノの5分で吹っ飛ぶからね」
幽香「…見て来たように言うけど、あなた外の世界を知ってない?」
静葉「紅葉は外の世界にもあるということよ。
  あと、守矢の御柱が幻想郷に来る直前最後くらい一儲けしようとして盛大にスッて来たとか嘆いてたからね」
幽香「ああ納得……あの風祝は馬鹿だから気にはしてないんでしょうねー」

静葉「話は脱線したけど、要は、専用のコインをお金で買って、それを機械に入れてレバーを引くと絵柄の描いてあるリールが回転する。
  それをボタンでタイミングを押して、絵柄を揃えて“役”を完成させれば元に入れたコインの枚数かける役の倍率に対応した枚数のコインが払いだされる…というわけ」

こいし「うー…確かに当たりにくいわねー。
   小当たりしたところで1000円じゃスッちゃうのもあっという間だわー><」
リリカ「あんたまたしてもかあああああああああああああああああああ!!!><
静葉「…というかここで遊ぶにはコインケース必要でしょ?
  一体何処から盗んできたのよあんたは」
こいし「えー?さっき地下通路で拾ったんだよー。
   誰かが捨てたらしくて、中空っぽだったもんー」



実際はゲームコーナーの入り口付近にいる男性が「こんなクソゲーもうやってらんねーから地下道に捨ててやったぜwwwwww」とか言っているので、その言葉通り地下通路にアイテムとして落ちています。
このコインケースはGBA以前の環境と違って50000枚までコインを入れておけます。

コインは50枚1000円のレートで、お金への換金は不可(500枚購入も可)。
溜まったコインの枚数に応じた商品と交換できるのですが、景品はポケモン以外プラチナと同じです。
ポケモンはアーボ(ソウルシルバーではサンド)、ケーシィ、ミニリュウのいずれかと交換が可能。ミニリュウとケーシィはそれぞれカイリュー、フーディンというゲーム内でもトップクラスの強さを持つポケモンに進化するポケモンなので是非とも入手したいところですが、ミニリュウは後々手に入る上ポケウォーカーでも(確率は低いですが)殿堂入り前に行ける「きれいな湖」コースで発見できるし、ケーシィも周辺の道路によく出現するので捕獲には困らないでしょう。

むしろ身代わり、剣の舞、10万ボルトといった技マシン、広角レンズなどの装備アイテムのほうが景品としては魅力的。
しかしどれも交換に必要な枚数が半端ではない(技24などは10000枚必要)ので、少しずつお金をコインに変えて溜めるなどでひとつは手に入れたいものです。おススメは技14(冷凍ビーム)。



ポエット「あれ?
    でも向こうになんか見覚えのある筐体が…DDRかな、誰かやってるみたい…」
リリカ「え、ゲーム内にそんなモノ
幽香「ゲーム画面で見えるモノが総てじゃないということで何もおかしくはないわ。
  …っていうか、あいつは」


♪ ∧,_∧  ♪
   ( ´・ω・) ))   SUNKiSS DROP はじーけーとーぶーむねのーこどーはー
 (( ( つ ヽ、   ♪ なっつのーまぶーしーいーひざしーのーせーいだけじゃなーいー
   〉 とノ )))   
  (__ノ^(_)  
         
   ∧_,∧ ♪  
  (( (・ω・` )    SUNKiSS DROP しゃくねつのしたはーじまったーこいー
♪  / ⊂ ) )) ♪ いーまーきらめきーながーらーあふれーだすー
  ((( ヽつ 〈     
   (_)^ヽ__) 


フールコンボォ!!
オーイエー!?アーハー!?


静葉「…何よあのありえない動き…。
  っていうかあのふとましいのが何処をどう鍛えたらDP激サンキスフルコンAAとか出せるのかしら。
  AAは出したことあるけどフルコンは流石に無理だわ」
幽香「あなた何時の間にそこまでやったのよ…まぁ私もSP激でなら鳥A出したことあるけど。
  というか冬でもないのにどっから湧いて出て来たのかしらアレ」
リリカ「ほんとだねー。
   もう何処がどう凄いのか解らないし次行きましょうよー

?「( ̄□ ̄;)え!?何なのあんたたちその淡白な反応!?
 ここって軽くスルーしなきゃならない場面!?」


♪BGM 「クリスタライズシルバー」(東方妖々夢)♪

静葉「…で?何の用かしら黒幕?
幽香「しょうもない用事でぶん殴られに出てきたなら私がやってやるからさっさとそこに正座なさい
?「……何なのさっきからこの扱い……。
 冬じゃなきゃ私は出てきちゃならないという決まりでもあるの!?
 あなた達侮辱罪で天狗ポリスに捕まるわよ!!><」
静葉「やかましいわ。
  あんたが出てくるだけで私の時期が速攻終わりかねないから迷惑だって言っているサル」
幽香「ついでに折角咲いているコスモス達にも迷惑だから後三カ月くらいすっこんでなさい」
?「( ̄□ ̄;)テラヒドス
 うう…でもそう言えばチルノも散々な言われようだった気がするわ。
 でも私はくじけない!一級冬妖怪はくじけない!!><」

ポエット「あのー…」
こいし「あー、良い子は見なくていいんだよー^^
   アレは本ッ当に悪い妖怪さんなんだからねー^^」
?「あんたもちょっといい加減にしろー!!( ̄□ ̄;)」


リリカ「…というか本当に何の用ですかレティさん。
   まさかわざわざこんなみょんな所に出現してただDDRやりに来ただけとかほざくなら思いっきりグーでぶん殴りますよ?
レティ「ちょ…あんた暫く見ないうちに性格変わったんじゃないの!?
   というか姉妹でそういうこと言い出しそうなのはむしろルナサのような気がするけど…」
静葉「一応場違いだという自覚はあったのね」
幽香「というかするなら私にもさせなさい。
  丁度いいタイミングだしあんた達諸共ぶん殴ってやるから
リリカ「( ̄□ ̄;)ちょ!っていうかまだそのタイミングはかってたんですか!?」
こいし「(い…いい加減忘れてくんないかな…ウェルダン殴られ損なのは解るけどさー^^;)」

レティ「そりゃあ、この時期は色々しんどいのは確かだけど…何の因果かあの煩い閻魔に引きずられてきて私にも意味が解らないのよ。
   あなたは少しふとまし過ぎる、それだけで17ヤマダポイントで有罪だしこのままじゃ地獄に落ちるから、善行を積む代わりにあんた達と一緒にこの世界回って来いとか言って」
リリカ「( ̄□ ̄;)っていうかヤマダポイントって何よ!?
静葉「(リストらしきものを見ている)ああ、そう言えば10ポイントまで警告でそれ以上が有罪とか言ってたっけ。
  昔は5ポイント超過だったらしいけど今地獄もパンク寸前だから基準緩和したとか言ってたかもね」
リリカ「…あ、あったんだそんなの…」
レティ「でもそのくせ何か待遇はいいのよね。
   一応、あんた達にあったらこれを渡して使ってもらえとか言って、こんなモノをくれたわ。
   なんでも、技マシンとかいうものらしいけど…」

リリカは技マシン14と技マシン29を受け取った!

静葉「14と29…冷凍ビームにサイコキネシス!?
  氷、エスパー系トップクラスの威力を持つ強力な技じゃないの…!
  …レティ、今のあなたは一体何にされてるの?」
レティ「さあ…図鑑でも見てみれば解るんじゃないかしら?」
リリカ「あ、確かに捕獲数1種類増えてる…えーっと」


No.154 ムチュール くちづけポケモン
いつも くちづけ するかのように
ゆったりとした リズムで
くびを ぜんごに ゆらしている



リリカ「…うーん…初めて見るポケモンだけど」
静葉「氷・エスパータイプを持つルージュラの種ポケモンね。
  成程、確かにこれに冷凍ビームとサイキネ持たせれば立派な即戦力になるわ」
こいし「(あれ…これってSS版の解説じゃん。
    他のポケモンはHG版解説なのになんでなのぜ…?)」

レティ「…というわけよ。
   この技マシンを誰に使うかは受け取ったあなたの自由。
   どのみち暇だし、付き合わせてもらうわ」
こいし「うっわ、何か強引に加入アッピルしてきたけどどうすんのリリカ?」
リリカ「うーん、氷もエスパーも強力なタイプなのは知ってるし…。
   レティ=ホワイトロックと言えば幻想郷きってのSGGKと呼ばれた妖怪だしね」


ポエット「…えと…結局この方は…」
静葉「レティ=ホワイトロック、解りやすく言うと雪女よ。
  冬になると何処からともなく出現し、冬そのものを強めるという力の持ち主。
  どこぞの氷精のように冷気を操るとかそういう直接的な力ではなく、“冬”という概念そのものに作用するのが彼女の能力よ。
  …私の紅葉は晩秋の象徴…実際は、私の存在と彼女の能力は密接な関係にあるわ」
レティ「彼女の妹…穣子の野郎とは相性最悪だけどねー。
   いるだけで冷害が起きるから(・A・)カエレ!!とか刃先のよく磨かれた鋤をぶん回して追っ払いに来るもの」
ポエット「(え…静葉さんが神様なら、妹さんも多分神様だよね…?
     一体どんだけデンジャーなんだろ幻想郷の神様って…)」



ゲーム内ではこの時点では登場しないムチュール、最速でも氷の抜け道でルージュラを捕獲して「人型」系統のポケモン(ケーシィ、ワンリキーなど)のオスと育て屋に預けてタマゴを得ることが入手条件となりますが…ポケウォーカーのコース「暗闇洞窟」で時々出現します(要5000歩以上)。
ポケウォーカーで登場したポケモンは本来そのレベルでは覚えない技を覚えていたりする(ムチュールはレベル14でしたが、レベル33で習得する筈の雪なだれを既に習得済みでした)うえ、個体能力もそれほど悪くないので強く育ちます。

これをプラチナに送って冷凍ビームとサイコキネシスを覚えさせ、時折のしかかりをかますふとましいルージュラの構想が出来た時点で、河装備でおなじみのSGGK・レティさんを最後のメンバーとして加えることに。ちなみに持ち物は母親が貯金で購入してきやがったシルクのスカーフ。
あれ…結局何か今回も女性比率がバカ高い…?

努力値は特攻メイン、あとは攻撃と素早さに均等に振ります。
ルージュラは防御もHPも紙なのでメイン盾は無理なのが寂しい…(実は攻撃もゲンガー、トゲキッス並みに低いんだけど^^;)。
あとHGの図鑑解説だとムチュールはかなりのキス魔になってしまうので自重したんだぜ(何



ラジオ塔

「…ここがラジオ塔か…って、げえっ!?( ̄□ ̄;)

幽香「…何かこっちに反応してきた>>下っ端
  丁度いいわ、さっきから殴ろう殴ろうとタイミングを計っていた私の黄金の鉄の塊の右の疼きも限界なのよね…!
R団下っ端「ちょ…おま…!
     お、おいあんたらこの女の連れだろう!なんとかしt」


[システムウィンドウ:パーティメンバーがいません]


R団下っ端「ですよねー\(^0^)/」
幽香「歯ぁ食い縛れええええ!
  そんな大人、修正してやるううううううううううううううううう!!m9( ゚д゚ )


幽香は気合パンチの構え!
R団下っ端はアワレにも吹っ飛ばされた!!


ポエット「(物陰から見ている)はわわわわ…(;´Д`)」
レティ「(物陰から見ている)うっわー、流石にアレは止めらんないわー^^;
静葉「(物陰から見ている)ですよねー。
  まぁアレだわ、彼女の逆鱗に一度でも触れたらその時点でアウトだということを肝に銘じておくべきよね」

リリカ「…ね、ねえこいし…今更だけど無意識を操って私達から幽香さんの意識を逸らせることってできないかな…?」
こいし「やろうとした瞬間にマッハパンチが飛んでくると予想しましたが何か^^;
リリカ「ですよねー\(^0^)/」


幽香「…さて、何かつまらないモノを殴り飛ばしてしまった気がするけど…ここはラジオ塔ね。
  このポケギアには何故かラジオ機能まであるし、専用のラジオカードを挿すことでラジオが聴けるようにあるわ」
リリカ「うーん…そう言えば、私のにはまだついてないみたい…」
幽香「そう言えば今キャンペーンやってたっけ。
  クイズに答えると無料で最新のラジオカードがもらえた筈よ」
レティ「あら、それはお得じゃない。
   この世界のラーメン情報も知りたいからここはさっさと取っていただきたいものね
静葉「…あんたちょっと自重なさい…つーかそんなしょうもない理由で外の世界へ出張しまくってるのか…」


??「…うーん…ちょっとねーさん、もうちょっと簡単な問題にまからんのー?」
受付嬢「いくら…さんの頼みとはいえ、規則は規則ですから^^;」

幽香「あら、どうやらあの子は外れたみたいね。
  …そうだわ、ここで首尾よくラジオカード取れたらあなた達への制裁はチャラにしてあげてもいいわよ、リリカ?」
リリカ「( ̄□ ̄;)マジゲスカ!?や、やるます!」
こいし「(よっしゃー!
    どんな問題が出るか知らんけどいざとなったら私の能力で…!)」


リリカ「すいません参加させてほしいんですが!!」
受付嬢「あらあら…今日の受け付けは終了にしようと思ってたけど…。
   まだ今週はひとりも合格者も出てないし、特別サービスよお嬢ちゃん^^」
リリカ「よっしゃー!!
   それじゃあさっそくおながいします!!><」


Q1
東方Project第六弾以降第十三弾までに登場したキャラで唯一、公式テキスト内で種族が代わっているキャラがひとり存在するが、それは誰か

Q2
デスティニーガンダムの装備のひとつである大型ビームサーベル・アロンダイト
その由来となったのは「アーサー王物語」であるが、持ち主は誰か

Q3
パスタ料理で、その名が「漁師」を意味する魚介類とトマトソースにロングパスタを絡めたものはどれか
ペペロンチーノ カルボナーラ ボンゴレ ペスカトーレ

Q4
脇田潤(Wac)、舟木智介(TOMOSUKE)、片岡嗣実(ブタパンチ)、右寺修(Des-ROW)
ACポップンミュージックにおいて、手がけた曲のうち最もノート数の多い譜面を持つのは誰か(AC17稼働現在)

Q5
マジック・ザ・ギャザリングで多数の禁止カードを生んだ、軽量アーティファクトを多数展開して「トレイリアのアカデミー」「精神力」のコンボで莫大なマナを生みだし、「天才のひらめき」でドローアウトさせるという有名な瞬殺コンボデッキの名前を答えよ


(余興としてどうぞ。答えは一番下)


リリカ「( ̄□ ̄;)っていうか全くポケモンに関係ねえええええええええええええええええええええええええ!!!」


静葉「(問題用紙を見る)何時もながらの狐の罠と関心するけど何処もおかしくはないわね」
幽香「またこのパターンかしら。
  何時もながら飽きないわねえ(くすくす)」
レティ「…あなたひょっとして内容知ってたわね…リリカも可哀想に」


受付嬢「制限時間あと30秒ですよー^^」

リリカ「(う…うー…こんなの解るわけないじゃんかー…しかもなんか外の世界に関する問題もあるしー…。
    汚いな流石夢幻館の主きたない!どうあっても私達をズタズタにしやがる気だよー!><)」
こいし「(…よ、よし繋がった…リリカ、安心して。
    意外なことにポエットが全部答え知ってるみたいだから、そのイメージを読み取って送るから!)」
ポエット「(意外とか失礼な!!><
     というかニュアンス的に私も絶対含まれてますって対象に!
     多分これで正解ですから、早く書いちゃってください!)」


-少女採点中-


受付嬢「あらあら…今週は余興ということで用意した特A級難易度の問題だったのに、こんなの全部解ける人がいたのねー。
   文句なしに合格。このラジオカードはあなたのモノよ、ゆっくりラジオを聞いて楽しんでいってね!!!」
リリカ「やったー!!(ポエットとこいしのお陰だよー、ありがとう!)」
こいし「これでラジオの封印は解けられた!(私たち助かったわー!流石だよポエット!!)」
ポエット「よよ、よかったですねー!(…ごめんなさいウェルダンさん…私達はまだ裏世界でひっそり終わりたくないです><)」

幽香「(ちっ)あらあら、まさかあんな問題が解けちゃうなんて…。
  命拾いしたわね、あんた達」

レティ「(小声で)…本当のこというべきかしら?」
静葉「(小声で)この世界のラーメンを堪能したいなら黙っていることね」


??「おお!?あんたあの問題全部解けたねんか!?
  あんな問題解けるのはうちだけやと思とったけど…Q3はボンゴレやとばっかり
リリカ「え…ええまぁ、なんとか…^^;(こいしとポエットのお陰なんだけどね)」
アカネ「うーん…うちより物知りな子は尊敬するなぁ〜…。
   うちはアカネいうねん、嬢ちゃん、あんた名前は?コガネ訛りないってことは、どっかべつの場所から来たんやろ?」
リリカ「あ…はい、リリカっていいます。ワカバタウンってところから来ました」
アカネ「ふーん。
   …あんた、トレーナーとしてもなかなかの雰囲気があんな…うちのカンはよく当たんねん。
   どや、うちのジムに挑戦してみいへん?
   最近ロクな挑戦者がおらへんで退屈しとったんやー♪」
リリカ「え…」
アカネ「うちのジムはすぐそこや!案内したるからすぐに…」

幽香「あら、少々お待ちになって。
  この子の手持ちは今その場にいるだけじゃないし、それに、あなただって準備はまだでしょう?
  お互い、きちんと準備を整えてから試合に臨むべきじゃなくて?」
アカネ「…!…お、おう、せやな。
   あかんあかん、久々なんで気が逸ってもうた^^;
   だったら、これから一時間後にコガネジムでってことでどや?」
幽香「…異論はないかしら?(ちらっ)」
リリカ「あ…う、うん。私もそれでいい…」
アカネ「決まりやな!ほな、またあとでなー!^^」


アカネは猛ダッシュでラジオ塔を飛び出して行った…


こいし「行っちゃった…」
静葉「まるで嵐のような子ね。
  …まぁ、でも正直助かったわ。
  あなたが助け船を出すとは正直意外だったけど…?」
幽香「私も今日は色々楽しませてもらったからね、一応礼のつもりよ。
  …第一、あの見た目に反してあのアカネという娘、かなりの腕の持ち主よ。
  あのまま引っ張られて行ったら、今のあなた達には成す術がないわ」

慧音「ほう、泣く子をさらに泣かせると恐れられた風見幽香にそういう配慮が出来たとは正直意外だったな」
リリカ「あ、慧音さん」
幽香「…いい度胸ね半人白沢…この私に喧嘩を売っているのかしら?(#^ω^)」
慧音「ほう…今夜が満月と知っているか、花妖怪?(#^ω^)」
リリカ「ちょ…ストップストップ!こんなところで全力の構えすんのはやめて!!
   ここでメルトダウン寸前のゴジラと完全体ビオランテのガチンコバトルとかされても誰も喜ばないから!!><」
こいし「おまwwwwwwそれは巧いwwwwwwwwwwwww」

ポエット「あれ…そういえば慧音さん髪の色が」
静葉「彼女は満月の夜、人間から白沢に変身するのよ。
  最近はひと段落ついたからやってないって言ってたけど、今までずっとその日にだけ歴史編さんしてた時のクセで、変身すると血の気が多くなるらしいわ。
  丁度あの日とも重なるかららしいし…」
レティ「多分、幻想郷で満月のときと限定すれば最強の妖怪は案外彼女かも知れないわね。
   こないだ、うっかり仕事の邪魔をした萃香を返り討ちにしてたみたいだし…」
静葉「うわ、それ初耳よ…鬼を返り討ちとかマジならとんでもねーわ…」
リリカ「そこ!遠巻きに眺めてないでこの魔神と鬼神の戦いをブレイクさせんの手伝ってよー!!><」


慧音「あー、済まん済まん。では本題だ。
  コガネジムの専門はノーマルタイプ。
  リーダーのアカネを筆頭に女性の多いジムだが…」
幽香「…一般的に、女性好みのポケモンというとプリンやピッピといった人形みたいな風体のポケモンが多いかしらね。
  私個人はああいう如何にも“可愛いでしょいぢめないで〜><”をアッピルしてるようなの大嫌いだけど」
リリカ「(あれ…幽香さんが連れてたナゾノクサも、一般的には可愛い系のポケモンじゃあ…?)」

慧音「…だが、奴らは技マシンの対応能力がかなり広く、恐ろしい特性を持っていることがある。
  特にピッピのマジックガード、ラッキーやトゲピーの天の恵みは凶悪だ。
  また、触れただけで高確率でメロメロ状態にする“メロメロボディ”もな。
  同性には効果がないが、異性でメロメロ状態にされると、50%の確率で行動不能になる
リリカ「そうだ…シンオウでも甘く見てたらその所為でえらい目にあったかも。
   ピッピにもオスが居るからねー^^;」
慧音「それだけじゃない。
  アカネの切り札はミルタンクというポケモンだが、こいつには“肝っ玉”という特性がある。
  ノーマル及び格闘タイプの技を“見破る”を使わずともゴーストタイプに当てるというとんでもない特性だ
こいし「( ̄□ ̄;)えーっ!?
   じゃあまた私の出番はないのー!?」
慧音「あるにはあるが…デパートに技マシン52が売ってるだろう。
  それで習得できる気合玉は格闘タイプの大技。
  ノーマルタイプ唯一の弱点である格闘技だから、当たればお前の特攻値でなら一撃必殺だろう。
  何しろ、数少ない格闘特殊で、尚且つ威力は120とかなりのモノだ」
リリカ「…当たれば?
慧音「うむ…シンオウ地方ではルーミアの必殺技として様々な脅威を退けた気合玉だが、実は命中70で非常に大味なんだ。
  広角レンズでカバーしてたみたいだが…正直スモモのルカリオ、シロナのガブリアスなどの強敵を沈めたのもかなりの幸運だったと言わざるを得ない」
レティ「チルノもだけど、ルーミアもある意味ムダな欲がないからかなりのリアルラックの持ち主だしね。
   まぁ、本能に忠実だから野生のカンが働いてるだけかもしれないけど」
こいし「う…うー…私向きじゃないなぁ…」

慧音「なので、無理に弱点を突くよりも、強力な技で一気に落としにかかる正攻法がベストだろう。
  裏返せば地力を試されるジムだと思う。
  アリスは策を積み、相手の回復を封じて突破していたようだが…」
リリカ「…他の人がやったことをなぞるのはあまり好きじゃない。
   私、みんなの力を信じる!」


幽香「…随分いい顔をするようになったわね、あの子。
  しゃあない、カンニングの件は気づいてたけどあの顔に免じて不問にしとくわ」
静葉「性格悪いわねあなたは…まぁ、そのほうがらしいと言えばらしいわ」
幽香「それは褒め言葉として受け取っておこうかしらね。
  でも、現状次のジムで主力たりえるのはあなたと、さっきぶっ飛ばした火焔牛と…あと、河童くらいだけど大丈夫かしら?」
静葉「…手はいくらでもある。
  本当はもっとお金が欲しかったところだけど…今の私でも、何とかしてみせるわ」
レティ「まぁ、レベルの低い私は今回、高みの見物かしらね。
   お手並み拝見と行きましょうか」



-経過-
バッジ:2

ウェルダン(マグマラシ♂) Lv24 装備品:木炭
しずは(マダツボミ♀→ウツドン♀) Lv24 装備:奇跡のタネ
こいし(ゴースト♀→ゲンガー♀) Lv26 装備品:呪いのお札
ポエット(トゲチック♀) Lv11 装備品なし
みとり(コイキング♀→ギャラドス♀) Lv23 装備品なし
レティ(ムチュール♀) Lv12 装備品:シルクのスカーフ




おまけ・問題の答え(と解説)

A1:チルノ
ポエット「というか、これは皆さん知ってたんじゃ…チルノちゃんは幻想郷の妖精なんだし…^^;」
リリカ「すいません正直テンパってたんで忘れてました><
   …そうなのよね、あのH他のだと全部“氷の妖精”なのに、妖々夢だけ“妖怪・雪ん子”で妖怪扱いなのよね」
こいし「妖怪と妖精だと能力的な扱いが雲泥の差だからねー。
   まぁ、紅魔郷では1ボスが妖怪なのに2ボスが」
みとり「その先は狐的にアレだし禁止!><

A2:ランスロット卿
ポエット「まぁ…細かい話になるけど、彼にこの剣を与えたのは“湖の貴婦人”と呼ばれ、ランスロットの育ての親である水の妖精ヴィヴィアンですね。
    私達の世界の伝承では、それだけの強い力と豊かな知識、正しい心を持った妖精も多く登場するのですが…」
リリカ「すいません、幻想郷(こっち)のは馬鹿ばっかで^^;」
こいし「でも二次創作だと大妖精はしっかり者、あのHもうー☆その他のカリスマ分捕って氷帝化することも稀に良くあるけどねー。
   そういえばデスティニーというと、主人公とか素材は良かったのに監督が全部ダメにしたとかよく言われるわよねー^^;」
リリカ「…みとりさん、その辺はジャッジとしてどう?」
みとり「判断に困るな…確かにスパロボZ関連動画タグの“もうこれが原作でいいよ”は大いに納得できるし…」
リリカ「あんたもニコ厨かあああああああああああ!!><

A3:ペスカトーレ
ポエット「本編でアカネさんが間違えていたボンゴレは“アサリ”、カルボナーラは“炭焼き職人風”の意味ですよー。
    ぺペロンチーノはニンニクとオリーブオイルのソースを絡めたパスタ料理ですね。
    ボンゴレも魚介のパスタですが、ペスカトーレ同様トマトソースを使うボンゴレ・ロッソというモノがありますから…^^;」
こいし「でも一般的には白ワインソースのボンゴレ・ビアンコのイメージが強いかなー?
   本来ゲーム内の問題では、答えが“ぼんぐり”なのを“ボンゴレ”だと思い込んでたとかwwそれはねーわwwwww」
リリカ「(あれ…無意識に何かの話題が避けられているような…?)」

A4:脇田潤
ポエット「AC17環境においてニエンテEX(1899)を超えるノートの曲なんて登場してないです…。
    そんなモノ見たくもないです…orz」
リリカ「次点が“わけのわからないもの”でおなじみのともちん、次いで有名な“ヒプロゲージ”って言葉を生んだDes先生ね。
   オイ0は譜面構成が滅茶苦茶なだけでノート数そのものは大したことはないのよね」
こいし「まー弐寺じゃ穴冥みたいにノート数2000とか意味不明なモノがあったりもするけどね…あと黒譜面とか…^^;」

A5:MoMa(モマ)
ポエット「ターボジーニアス、もしくはトレイリアンブルーとも言いますね。
    1ターンキル確率5%以上、先行取ったら勝ちと称された“壊れたデッキ”です。
    ウルザサイクル解禁後1カ月も使用できたため、1997年末の各国選手権はこのデッキとこれに対抗する専門のデッキしかいなかったというオチがありまして…^^;」
こいし「“MoMaの冬”なんて言葉を知ってるプレイヤーも今どれだけいるんだろうねー^^;
   あ、ちなみにこのデッキ名、キーカードの精神力(Mind Over Matter)とアメリカ国立美術館の略称をかけてるらしいねー」
リリカ「というか私には何言ってんだかさっぱりなんですけどね…というかなんでこいしまで知ってんのよ?」
こいし「この頃のカードは幻想入りしてるけど、禁断のデッキだから地底にあるんだよー^^」
みとり「…そこですら、あまりにもゲームとして成り立たんからさとりの命令で禁止されたけどな…納得はするけど」
リリカ「…どうなってんのよ地下世界…」