「リリカっ!」
ポケモンセンターへ戻ると、静葉さんが真っ先に飛んできてくれた。
私は、叱られるのだと思った。
自分が作り出していたその存在と違い、彼女は神である以前に、何のつながりもない赤の他人。
私が吐いた言葉で、一体どんな印象を受けただろうか…それを想像することはあまりにも容易く…私は次の彼女がとる行動を想像して、恐怖に身を竦めた。
だが。
「…しずは…さん?」
彼女は私の体を抱きしめ、泣いていた。
-秋の神様も…どうしたらいいのかって取り乱して…
自分があなたのことを理解したつもりになって、かえって傷つけてしまったのではないか、って-
早苗の言葉が脳裏に蘇る。
気づくと、自分も泣いていた。
何故か解らぬまま…誰に向けた言葉とも解らぬまま…心の中で何度も「ごめんなさい」と叫び続けている自分がいた。
-東方幻想詩譜- 譜の十一
翌日、エンジュシティポケモンセンター
レティ「さて…これからどうしたもんかしら」
ウェルダン「(マップを広げている)…ふーむ、次のジム戦は東にあるチョウジタウンか、西のアサギシティ、そこから海を渡ってタンバシティということになるな。
チョウジへ向かうならスリバチ山を通る必要があるが…山の洞窟を避けようが避けまいが、どのみち波乗りの技と、それを使うポケモンが必要になる」
こいし「波乗りならすぐ何とかなると思うよー?
…ここに取り出だしたりますは…じゃじゃーん!!><ノ」
こいしは秘伝マシン03を取りだした!!
ウェルダン&レティ「…まただよ(苦笑)」
こいし「( ̄□ ̄;)ちょ!そこなんでどこぞの魔理沙を見るような目で私を見るのさ!?
これは正当に貰ったものだって!
昨日リリカと一緒に戻って来て、帰り際に守矢の巫女から貰ったんだもん!」
レティ「守矢の…?
ああ、そう言えばどっかで見た奴が一緒についてきたと思ってたけど」
ポエット「え?
あのお姉さん巫女さんだったんですか?…道理で」
レティ「道理でって…どういう根拠よ?」
ポエット「えと…何て言ったらいいんだろう…。
私達の知ってる言葉で言えば神に仕える者…修道女(シスター)の職についている人と同じようなふいんき(ryがあったから…。
もしかしたらあの人もそういうご職業っていうか…」
レティ「(ああ…アレの本性知らない純粋なコから見たら、アレでも一応そういう存在に見えるのか^^;)
とすると、あとはこの技を使えるポケモンを…」
こいし「それはもう問題ないでしょー?
みとりちゃんいるんだしー^^^」
みとり「【えっ!?】
ま、待て私を乗り物代わりとかどう考えても…」
こいし「そのあたりは全く問題ナッシング!
取り出だしたりますはこの伝説の旧スクール水着、これを着ればどんな荒波もなんのそのという逸品なのです!
というわけでこれを着て波乗りをすればおk!><」
みとり「いやどう考えたってこの大人数を乗せて運べとかうわやめろスカートから手を離せええええ!!><」
こいし「さーちょっと大人しくしててねーすぐ終わるk…きゃん!!><」
静葉「(何時の間にかくくりつけたこいしの首輪のロープを引っ張っている)
…そこまでよこの無意識」
リリカ「まったく…朝っぱらから何してるのよ(#^ω^)」
ポエット「あ、静葉さんにリリカさん」
静葉「それに波乗りは特殊攻撃技。
確かに威力は高いというか、対人戦でも普通に運用できるハイスペック技でもあるわ。
でも、お世辞にも特攻が優れていると言えないギャラドスに巧く扱える技じゃないわよ」
こいし「うう〜…何で何時も何時も静葉さんの気配が読めないんだろう…><
というかよく考えてみればこの首輪だって何時の間にか付けられてたし〜…何なのこれ!?」
静葉「スキマからの借り物よ。
北欧神話で、フェンリル狼を地の底に繋ぎ止めていた伝説の手綱であるグレイプニルのレプリカだって聞いたわ。
斉天大聖の金冠と一緒で、普段は隠れているけど付けた者の意思で瞬時に現れるという優れモノよ(にやり)」
ウェルダン「( ̄□ ̄;)それなんて西遊記だよ!
っていうかこの場合、その役目はリリカじゃにいのか!?」
リリカ「うーん…私じゃ流石にこいしの行動を完全把握できないから、静葉さんにお願いしてたの^^;
妖怪の私だと今のこいしに行動を把握されちゃうし」
ウェルダン「成程な(…なんだかんだいってもカミサマ、ってことか)」
リリカ「あと波乗りなら、この子がいるから」
レティ「…なにこのオタマジャクシみたいなの」
リリカ「昨日、早苗さんが帰り際に秘伝マシンと一緒に譲ってくれた、既に波乗りを覚えさせてあるニョロモなの。
なんでも、守矢の加護を受けているとか何とか」
こいし「…そんなちっこいのにだって私達全員は乗せられないじゃん。
だったらみとりちゃんにこのスクm(ごきっ)」
静葉「(手綱を引く)あんたはそれがやりたいだけでしょうが。
まぁ、あの祟り神のやることだし、ただのニョロモでないことは確定的に明らかよね」
リリカ「ん…だから、この子の力を見ついでに、今日はレティさん達の最終調整に行こうかなって。
折角だから今まで行った場所で、巡りきれなかった場所とかもあるし…。
…ダメ、かな?」
レティ「…まぁ…いいんじゃないかしらね?
あなたがそう決めたなら、基本的に当てのない私に異論をはさむ余地はないわ」
静葉「そういうことね。
これから先のことは、ゆっくり決めるのもいいわ」
ウェルダン「じゃあ用のない俺らは一旦ワカバにでも帰ってた方がいいかもな。
いざとなったら通信でも呼べるわけだし」
リリカ「うん。みんなのレベル上げもしたいし、その都度呼びに行くから。
じゃあ行ってくるね!」
ウェルダン「…変わったな、あいつ。
この一晩の間に、一体何があったんだかね」
静葉「…そうね…でも、もうじき私達の存在は必要なくなるのかもしれない。
私は…ただあの子を見守るだけの役割でしかないから」
ウェルダン「あんたはそれでいいのか?」
静葉「…え…!」
ウェルダン「俺様達の立場がどうあれ、今のあいつは少なくとも俺様達の存在を必要としている。
…俺様は…あいつのために出来る限りのことをしてやるつもりだ」
ウェルダン「人間も妖怪も精霊も…神も関係ねえ。
俺様がそうしたいからそうするだけだ」
ウェルダンはその場を立ち去って行った…
静葉「(…私は…)」
静葉「(私は…本当はあの子を…どうしてあげたいんだろう…?)」
閑話休題。
前回でも触れた歌舞練場の話から。
ジム戦の前後時期不問で、エンジュの中央あたりに位置する歌舞練場に入ると、早速と言いますかヒキョウでアワレな黒服のR団下っ端が悪さをしています。
話しかけて「はい」を選ぶと戦闘となりますが、手持ちはヤドンの井戸にいた連中と大差がないレベルのドガース1体のみ。身の程知らずというか何というか…こんなので調子に乗られても乾いた笑いしか出てこない事実(←
で、この下っ端を追い払うと舞妓さんとの会話イベントが入り、一番手前にいた観客が秘伝マシン03を譲ってくれます。
この舞妓さんもウバメの森やキキョウシティにいた舞妓さんとは別人の様子。
リメイク前では舞妓さん5連戦に挑戦し、その戦闘後に秘伝マシンがもらえるという展開でしたが…とすると舞妓さんはあと2り出てくる可能性があるわけで。
エンジュジムのバッジがあればフィールド上でも波乗りで水上移動が可能になります。
水上では多くの水道でメノクラゲ、一部水上ではコダックが出現し、これまでマダツボミの塔に夜出現するゴースから以外では稼ぎにくかった特攻努力値が稼ぎやすくなります。
なのでまずは、ポケウォーカーで捕獲したニョロモに波乗りを覚えさせ、水上にコダックが出現するウバメの森で努力値稼ぎに。
リリカ「…はいいんだけどさ」
こいし「おや、何か問題でもありますかリリカさん?^^」
リリカ「いやいや、良く考えてみればニョロモってかなり小さいよね。
いくらなんでもこの上に乗るって無理なくない?」
こいし「まーそこはほら、この子に掴まって泳げば済む話じゃない?(にやにや)
というわけでこの水着を」
リリカ「黙れ越後屋!><
あんたそれを私に着せたいだけだろが!
私もっと可愛らしいデザインの水着がいいのっ!!」
こいし「…似合うと思うんだけどなー、コレ(チラッ」
リリカ「やかましい!!><」
レティ「ったく…実はこんなこともあるだろうと思って、静葉と一緒にコガネ百貨店で見繕っておいたわ。
こういうのならいいんじゃないの?」
リリカ「本当?
ありがとうレティさん!着替えてくるね!」
こいし「…(ちっ)
じゃあこの水着はポエットに…って着替えるの早っ!!( ̄□ ̄;)」
ポエット「あ、あっすいません!!
水場へ行くと言われたんで以前使っていた水着をきょうきょ用意してきたので着て来たんです…^^;;」
こいし「むー…じゃあレティさん」
レティ「…あんたらのサイズが私に着れると思うのか常識的に考えて…」
10分後
リリカ「…ふーん…結構いいデザインだね、これ。
貰ってもいいの?」
レティ「勿論、そのために買ってきたんだから」
こいし「(どう見ても競泳水着です本当に以下略^^^^^^^^^^^
しかもジュニアサイズ乙、っと^^^^^^^^^^^^^^^^)」
ポエット「(…な、なんでこんなに嬉しそうなんだろうこいしさん…)」
メンバー中努力値振りが完了していないのはレティさんとポエ。
ぶっちゅけ特攻努力値が圧倒的に足りてません。
ゴースは夜限定なので経験値稼ぎも兼ねてコダック、あるいは時々出現するゴルダックを狙います。
ゴース相手にそこそこ稼いでいたレティさんは数戦で終了、全くと言っていいほど稼いでなかったポエットは数十匹単位のアヒル相手に奮闘すること3時間…。
ポエット「…これで、ラストおおおおおおおおっ!」
こいし「どうみても神通力じゃなくてATフィールドです本当に(ry」
ポエットは神通力の構え!
相手のゴルダックをズタズタにした!
レティ「これで全員の努力値稼ぎ終了ね。
でも、私もポエットも進化はしないみたいだけど」
リリカ「(攻略本を見ている)えーっと…レティさん今レベル28だから、進化まであと2レベル必要だね。
ポエットは特殊な進化みたいで、光の石って言うアイテムが必要なんだけど…」
こいし「昨日ネットで調べたんだけど、リーグ制覇しないと手に入らないアイテムみたいだねー」
リリカ「(…何時の間にやったよそんな事…)」
ポエット「光の石…?
そう言えば昨日、夢で不思議な帽子をかぶった女の子が出てきて、朝見たら枕元に…って、ええっ!?」
その石を取りだした瞬間ポエットの体が光に包まれる!
ポエットは新しいポケモンに進化した!
リリカ「…やだ…なにこれ…」
こいし「…じゃあ、さっき取りだしたのが光の石なんだねー^^;」
レティ「むしろそれを誰から貰ったのかが気になるわね。
ポエット、不思議な帽子をかぶってると言ったわねそいつ。どんな帽子だったか説明はできる?」
ポエット「えっと…(地面に絵を描き始める)
確かこんな感じで、ここに目玉みたいな飾りが」
リリカ「こ、この帽子って確か」
レティ「山のカエルの仕業ということで何処もおかしくないわね。
どうせすぐ近くにいるんでしょ…いえ、ニョロモの振りして何の遊びのつもりかしら、洩矢諏訪子?」
ニョロモ?「……ぷっ……あはははっ!もうばれちゃったかぁー。
けどカエル呼ばわりすんな、祟るぞ(#^ω^)」
ポエット「( ̄□ ̄;)うわあ喋った!」
レティ「落ち着きなさいよ…っていうかそんなことで驚いてたら私達はどーなるの。
これを早苗から渡されたという時点で薄々感づいてはいたけどね。
というか、あなたまで今回の件に絡んでたなんて初耳よ」
諏訪子(ニョロモ)「だってヒマなんだもーん♪
それに、元々は私もくっついていく予定があったらしいし」
リリカ「そうなの?」
諏訪子「うん。
…そこの黒幕がしゃしゃり出て来なきゃね…」
レティ「しゃしゃり出て来たんじゃない出てきてしまうのが黒幕(キリッ)」
諏訪子「威張ることかい。
まぁたまたま入ったこのニョロモじゃ個体能力が低いから、せいぜい移動要員にしか役立てないがね。
そっちのトゲキッスはともかく」
リリカ「あ、そういえば図鑑に認識されてないみたいだけど…どうなってるの?」
諏訪子「あんたのそれ、全国版じゃないね。
まぁそのうち何かのフラグが立てば、データが見れるようになるんじゃないかね」
諏訪子「何にせよ、これでそっちの子もバトルできるようにはなったみたいだし、これも渡しておきましょうかね」
リリカは技マシン40を受け取った!
リリカ「この技は?」
諏訪子「それは燕返しの技マシンだよ。
はりきりの特性を活かせる唯一ぬにの飛行タイプ必中物理攻撃だね」
リリカ「燕返しって…ポエットは見た感じ剣術とか使えそうなイメージには…」
ポエット「使えますよ?」
リリカ「【えっ?】」
こいし「【えっ?】」
ポエット「だから使えますって^^;
狐設定によれば私の武器は槍だそうですけど…長刀としても使えるから大丈夫でしょう^^」
レティ「…何時もながらの中二病的発想と関心するけど何処もおかしくないわね」
はりきりの特性は攻撃の値が五割増し扱いになるものの、物理技の命中率が20%ダウンするデメリットもあります。
トゲピーがトゲキッスに進化しても攻撃種族値は50しかありませんが、はりきりでは実質101となりなかなかのパワーを発揮します。
攻撃が外れやすくなるデメリットは必中技でカバーできますが、トゲキッスが覚えられる物理必中は燕返しのみ。騙し討ちとか覚えればよかったんだけどイメージと合わないからなんでしょうか。
この時点ではレティとポエット、実は努力値の振りが攻撃102、特攻252、素早さ158とまったく一緒だということも付け加えておきます。
のちにポエットは素早さの分を全て攻撃に、レティは攻撃の分を素早さに振り直しているのですが…それはまた別の話。
努力値振りが終了したので、メンバーのレベル上げも兼ねてもう少し巡ってみます。
ヨシノシティの小島にいる人は、水タイプの威力を2割増しにしてくれる神秘の雫を譲ってくれるので、面倒くさくても戻って回収したいところ。
34番道路の波乗りで行ける砂浜には、何処かで聞いたような名前の三女を含むエリート三姉妹が居て、最初に次女と三女のダブル、つづけて長女と連戦になりますが全員に勝つと長女からパワフルハーブがもらえます。
使い捨てですが、ゴッドバードや空を飛ぶなどの2ターンかかる技を1ターンで出すという効果があるアイテムです。
繋がりの洞窟でも地下階からアルフの遺跡に入れるようになりますが…。
繋がりの洞窟 B1F
エリートトレーナー「知ってる?
この洞窟、金曜になると洞窟の奥から不思議な歌声が聞こえてくるの」
リリカ「歌声、ですか?」
エリートトレーナー「ええ。
今では数は少なくなったけど、ラプラスっていうポケモンが姿を見せるのよ
その子が歌ってるんだ、って言われてるけど、確かめた人はいないそうよ」
ポエット「ラプラスって聞いたことありますねー。
とっても頭が良くて、人懐っこいポケモンだと聞きましたが」
こいし「でも海のポケモンだよねー」
諏訪子「なんだ知らんのか、こういう地底湖は地下水脈で海とつながっていることも稀に良くある(キリッ)
アイルランドのネス湖がそうだと言われていたね。オガナガン湖は内陸だからわかんないけど」
レティ「ネス湖のネッシーは兎も角、オガナガン湖のオゴポゴとかマニアックねぇ…ここはせめてモケーレムベンベを出すべきじゃないの?」
諏訪子「池田湖とか屈斜路湖とか言っても私は一向に構わないけど?」
リリカ「……何なのこのマニアックな会話」
※うんちく モケーレムベンベ(モケレムベンベ)
中央アフリカのコンゴ共和国にあるテレ湖を中心をしたカメルーン、ガボンにまたがる広大な熱帯雨林地帯で目撃されるUMAのひとつ。
その名は現地語であるリンガラ語で「河の流れをせき止める者」などの意味がある(しかし解釈が難しく、現地では説明不能のバケモノにこの呼び名を広く当てるらしい)。
専門家によれば潜んでいると言われるテレ湖は水深が浅く、全長10m前後ともいわれるこのUMAが身をひそめるのは極めて難しいと言われるが、このUMAが目撃される中央アフリカの広大な密林地帯は未踏の秘境とも呼べる場所が全体の八割を占めると言われ、その内部は数多の水路と多くの湖が網の目のように走っていると言われる。有名なエボラ出血熱や黄熱病をはじめとした危険な病原体も潜んでいる地域なので、今後も踏査は遅々として進まないことだろう。
ちなみに伝承では木の実を食べる草食性だと言われ、緋想天では文が「肉食の凶暴な怪物」と言っていたがこれはミスリードか、もしくは広義で「モケーレムベンベ」と総称された怪物の別の種を指していると思われる(悪乗りしたレミリアに対する揶揄なのかも知れないが)。
さらに余談だが、日本でも池田湖(鹿児島県)、屈斜路湖(北海道)などでネッシーに似たUMAの目撃例があり、ブームになったことがある。
諏訪子「まぁ何にしても、今日は月曜日だから出てはこないみたいね」
ポエット「う〜ん、残念です^^;」
リリカ「…思ったんだけど、こういう曜日のイベントって何が基準になってるのかよく解らないよね。
プラチナだとフワンテの出現くらいしかなかったけど」
こいし「ひょっとしたらサタデーナイトフィーバーだったりして^^」
レティ「金曜なら“サタデー”じゃないと思うんだけどねぇ」
リリカ「まぁいいか。回るだけ回ったし、そろそろ先に行こっか」
リリカ達は洞窟を後にした…
衣玖「(ラプラスの上に乗っている)…どうやら私だとばれてしまったようですな」
ラプラス「(そらねーわ^^^^^^^^^^)」
衣玖「仕方がありませんね…ここは空気を呼んで、のちの出番まで待つとしましょうか。
…あ、すいませんこのままフスベまで行ってもらえます?」
ラプラス「(そうやって露骨に通りすがりのポケモンをタクシー代わりにする…いやらしい)」
衣玖「まぁそう言わないでください。袖振り合うも何かの縁、と申しますし」
ちなみにラプラスは後にちゃんと捕獲しておきました。
昔から変わらず水・氷タイプの要塞型ポケモンとしてストーリー上でも活躍しますので、連れていて損はないです。
今回は使いませんでしたが。
38番道路 モーモー牧場
こいし「♪〜(歌唱中:「Give me your pain」/Haya-p&Maru)」
リリカ「…何歌ってるのかしら」
ポエット「(え…確かこの曲のキャラってブt)」
静葉「…ポエット、それを口に出したらダメよ。思う分ならタダだけど」
牧場の旦那さん「…おめさん達、トレーナーかい…?
急ぎの用でないなら、ちょっと助けてくれねえかな?」
リリカ「は、はあ別にいいですけど…」
ポエット「どうかなさったんですか?」
旦那「オラ達のミルタンクが元気なくて、またミルク出してくれなくなっちまっただ…。
こないだ、青い服着た女の子が助けてくんたけんど…」
リリカ「青い服…まさか、金髪で人形を連れた?」
旦那「知ってるだか!?」
リリカ「は、はあ多分知り合いだと思います…^^;」
ウェルダン「(…なんか嫌な予感がひしひしするんだが…気の所為か?)
んで、その娘がどうしたんだい?」
旦那「…オラ達、その子らにお礼したけんど…その子の連れていたゴースが、またやたら食べること食べること…。
その分を取り返そうと、うちのミルタンクに大分無理させちまっただ。
オラ達のせいだって解ってるけど…お願いだ、何とかしてくれお嬢ちゃん><」
レティ「………西行寺幽々子か」
静葉「奇遇ね、それ以外に私も原因が思い浮かばないわ。
ストッパーって言っても、妖夢は押しが弱いからね…」
ウェルダン「…気になっていたんだが…その幽々子サンとやらはそんなにヤバい奴なのか?」
レティ「ヤバいなんてレベルじゃないわね。
どこぞの人気キャラに擬えて“ピンクの悪魔”と呼ばれることもある、千年以上存在する亡霊のクセして食欲魔神というとんでもない奴よ」
静葉「そもそもの能力が“死を操る能力”ってだけでもアレなのに、その上食えるものとあれば調理済みもナマもなく片っ端から食いつくすわ。
自分の奢りで高級料理店に連れて行きたくない奴の筆頭候補ね」
ポエット「(あれ…亡霊って食事する意味、あるのかな…?)」
牧場の飼育舎
姉妹の姉「またモーモー元気なくなっちゃったよー><」
姉妹の妹「モーモー元気にしてあげてよお姉ちゃん><」
ミルタンクは元気がなさそうだ
リリカ「…旦那さんから詳しく聞いたら、あんたとこの馬鹿鴉も一枚かんでるらしいじゃない…?(ジト目)」
こいし「そ…そうやって露骨にこちらにも責任を追及してくる…いやらしい…><」
静葉「あと天人(笑)とかりちゅまもだわ。まともなの本当に妖夢しかいないみたいねあの集団」
リリカ「そんなことより、どうすればいいのかなこの子?
ミルタンクと言えば、アカネさんの手持ちにいた気がするけど」
ウェルダン「餅は餅屋、使用者ならそのポケモンのことが解るって理論で何処もおかしくはねぇな。
だがこいつ、単に腹減ってるだけみてえだぞ」
リリカ「解るの!?」
ウェルダン「一応、俺様の本来の姿はバッファローだ。
同じ偶蹄目ということで何処もおかしくはにい」
ウェルダンはおもむろに、木の実袋からオレンの実を7個取りだしてミルタンクに食べさせた!
ミルタンクは元気を取り戻した!
ミルタンク「ンモー!!」
ウェルダン「すっかり元気を取り戻したみてえだな!
…何、9個でいい?欲張るなこの野郎」
姉「わーい!モーモー元気になったー!」
妹「お姉ちゃん達ありがとう!」
リリカ「あ、うん…どういたしまして…」
みとり「(飼育舎の入り口付近で隠れている)よ…良かったな本当に…うん」
ポエット「あ、居ないと思ったらあんなところに」
こいし「相変わらずだねー別に取って食いやしないよ^^^^^」
リリカ「(普通逆じゃないのかなそれ…人間に河童が食われたとか聞いたことないので抜けますね^^;)」
牧場のミルタンクを元気にするためには、オレンの実が7つ必要になります。一応効果は累積しますので、足りない場合は手に入る都度与えても構いません。
アルフの遺跡で(恐らくは一番最初に入れる)石室に落ちているものの他、ランダムでコガネ百貨店の日替わりくじ等でもらえるので、手に入れたらプランターで増やすと良いでしょう。
ミルタンクが元気になると、近くにいた姉妹からはモンスターボールをデコレーションするシールとシール入れが、牧場の奥さんからは技マシン86(自然の恵み)が貰えます。
以降はここで、HPを100回復できるモーモーミルクが買えるようになります。いいキズぐすりより200円も安く(500円)、まとめ買いもできるので、お金に余裕があったらストックしておくとよいでしょう。
こいし「貧弱幼児体型対策に牛乳がいいという都市伝説がありましてですな(チラッ)」
リリカ「…黙ってろっつーかこっちみんな(#^ω^)」
ポエット「でもパワー効くとこが稀によく間違えると有馬美咲さんが歌ってたような」
みとり「そのネタも大概だな…禁止したもんかどうか迷うぞ」
※うんちく 有馬美咲
ポップンAC14から、村井聖夜と組んで歌唱を担当している女性シンガー。
「るるるSYSTEM」と「PERSEC(persec)」というふたつの名義で、キチンと演技分けしているあたりくまきよを踏襲しているとしか思えない。
同人歌手活動もしており、「おてんば恋娘」アレンジのひとつである「ときめき☆冷凍パック」を歌っているのも彼女である。
経過
-経過-
バッジ:4
ウェルダン(マグマラシ♂) Lv26→Lv28 装備:木炭
しずは(ウツドン♀) Lv27→Lv29 装備:奇跡のタネ
こいし(ゲンガー♀) Lv26→Lv30 装備:呪いのお札
ポエット(トゲチック♀→トゲキッス♀) Lv11→Lv27 装備:お守り小判
みとり(ギャラドス♀) Lv26→Lv28 装備:貝殻の鈴
レティ(ムチュール♀) Lv27→Lv28 装備:シルクのスカーフ