ワカバタウン 主人公の家
小町「…開いてるよ、勝手にどうぞ」
「随分不用心じゃないか。
ここは無縁塚じゃねえんだし、戸締りくらいはしといたらどうだい」
小町「…なんだ、あんたかい。
生憎、こないだの研究所の一件からお巡りさんの巡回も増えたんでね…空き巣も鳴りをひそめてるのさ。
……それより、あんたがわざわざここにやって来たってことは」
「…ああ、あんたの上司とはきっちり話をつけて来た。
思った以上に話の解る人で助かったよ。
……あとは、めぼしい場所に乗りこんで二人を探し出すだけさ」
小町「…簡単に言うね…。
あんたが行こうとしているのは、あたい達でも尻込みするような、歴史的な大悪党の巣窟だ。
まして…それ故に冥府でも最も厳しい警備体制の敷かれている場所なんだよ」
「承知の上だ。
そもそもあたしには…今回の件、調べれば調べるほど納得がいかないことだらけさ。
あのふたりに対する判決も、その根拠も…何から何までな…!」
「プリズムリバー伯の没落は、あたしの一族にも責任のあること。
まして、謂れのない理由で非業の死を遂げながら…伯爵本人にも課せられなかったような重い罪が、あのふたりに課せられるのが変だ。
…言いがかりとこじつけによる冤罪なのは解りきっているが、その理由も不明瞭」
「道理が通らないなら、あたしの流儀で好きにやらせてもらうから」
小町「……ギンガのボスが、あんたを恐れた理由が少し解る気がするね。
でも…あたいも気持ちは一緒だよ」
小町「リリカに送るべきモノは大体届け終えた。
…それに、三途の川を渡るなら渡しが必要になる…違うかい?」
「……四季映姫を裏切ることになるかも知れないよ?
場合によっては…そのときの判事と裁判長をあたしは叩き斬ってでも押し通るんだから」
小町「どうせあたいは、落ちこぼれの死神さ。
今更取り繕ってみたところで変わらない…四季様には怒られ慣れてるからね。
…それに」
小町「…あたいも聞いてみたいんだよ。
本当の“三姉妹”が奏でる、最高の交響曲をね」
-東方幻想詩譜- 譜の十二
再び38番道路
?「待ちたまえそこ行く少女よ!!君はトレーナーだなそうだろう!!」
リリカ「…まただよ(呆)
一体何だって今日はこんなに知らない人にPOPされるのかしら」
こいし「きっと主人公補正だからじゃないのかなぁ。アリスもそうだったみたいだし」
みとり「そこ!メタな話は禁止だ!!(くわっ)」
ポエット「…というか早く話を聞いてあげた方が…^^;」
バオバ「突然済まなかったな少女よ。
わしの名はバオバ、かつてカントーはセキチクシティでサファリゾーンの園長を務めていた者じゃ」
リリカ「サファリゾーン?」
ポエット「あ、聞いたことありますー。
ポケモンの過去作品で、時間制限と使えるボールの制限があるけど、それが許す限りポケモンを取り放題できる施設があるって」
バオバ「おおう!それを知っているお前さんは間違いなく長寿タイプ!
…じゃが…時代の流れなのか客足は遠のき、わしの後継者が別の施設に建て替えてしもうた…」
静葉「…確かに、ゾーンによって生息するポケモンに大きな違いはなかったみたいだからね」
バオバ「その通り。
なのでわしは、その欠点を克服する新たなサファリの構想を練り上げた!
…そこでだ…トレーナーよ、君の名はなんという?」
リリカ「え…リリカ…リリカ=プリズムリバーですけど」
バオバ「リリカ、良かったら君に、完成したサファリのモニターになって欲しいのだ!
現在、この先にあるアサギから海を越え、タンバシティの郊外に新たなサファリが建設中なのだ。
君は優れたトレーナーだと私のカンが言っている…それを見込んで頼みたいんだが(チラッ)」
リリカ「そうやって露骨に誰にも同じような事を言って被験者を増やそうとしている…いやらしい」
バオバ「(ぎくっ!)そそ、そんなことはにいぞ!
これでもう199人のトレーナーに断られたんでなんとか200人目で終わらせようとはこれっぽっちも」
ウェルダン「なおのこと悪いじゃねーかよ!!^^;」
こいし「えー、別にいいじゃん?
どうせこっちに来たってことは、おっつけタンバシティってトコにだっていくんだろうし」
ポエット「私も見てみたいですー」
リリカ「うーん…まぁ、断る理由もなさそうだしいいのかなぁ」
バオバ「おお、それでは引き受けてくれるか!ありがとう恩に着る!
完成は間近だが、除幕式までこぎつけたらすぐに連絡するぞおおお!!」
実際は牧場に入る前に発生するイベントなんですが…まあいいか(ぉ
38番道路に入るとすぐ、近くにいた老紳士・バオバが「サファリ作るし来ない?」と誘ってきます。
サファリゾーンはかごめ者の話でもわずかに触れていますが、赤緑及びそのリメイク版であるファイアレッド・リーフグリーン環境でカントーのセキチクシティにあるポケモン取り放題施設です。
そこでしか捕獲できないポケモン(しかもやたら出現率、捕獲係数が低い)がいて図鑑完成のガンになる施設であり、ストーリー的には出現ポケモンの顔触れが変わらないので飽きるという欠点もあるのですが、バオバ老は後者の欠点を克服した新たなサファリを作ると意気込んでいるようです。
勿論、ここで申し出を受けないと話が進まないので、素直に応じておきます。
アサギシティ
こいし「ううううううううううううみいいいいいいいいいいいいいいい!!><(テンション暴走中)」
リリカ「もー…恥ずかしいからちょっと落ち着いてよこいしっ!」
ポエット「い…一体何がこいしさんをそこまで突き動かしてるんでしょう…^^;」
みとり「そ、そもそも幻想郷には海がない…。
ましてあいつも私も地底暮らしが長かったからっ…!(うずうず)」
ウェルダン「オメェもかこの河童^^;
まぁ、海に馴染のない子供がはしゃぎたがる理由も解らんくはないが」
こいし「そのとーりだよみとりちゃん!!!
さあここは無意識の衝動に突き動かされるままにレッツこの水着を着て泳ぐのよ!!!><」
みとり「( ̄□ ̄;)ひゅい!?
だだ、だから嫌なんだそういう素振りを少しでも見せると貴様が…!
ちょ、ちょっと静葉さんたすk」
静葉「…偶には私もバカンスを満喫したい気持ちだって…あるっ…!(キリッ)」
みとり「( ̄□ ̄;)ええええええええええええもう着替え終えてるううううううううううう!?」
リリカ「まったくもう…。
だったら、みんなは其処で遊んでて…私少し、街の中回ってくるから」
ウェルダン「ふむ、なら俺様も行こうか。
見ての通り俺様は水が得意ではにい」
レティ「…解ったわ、連中は私が見張ってましょう(パラソルの下でティータイム中)」
ウェルダン「あんた何時の間に…てか落ち着き過ぎにも程があるだろう…」
牧場のあった38番道路、そこから折れて39番道路を超えると、海沿いの街アサギシティです。
アサギにはジムの他、カントーへ向かう航路がある港、灯台等がありますが…。
40番水道
リリカ「あれ、何だろうあのゲート」
ウェルダン「ゲートがあるということは、その先には道があるということになるようだが」
ヤマメ「そうそう、でもこの先のゲートはまだ工事中の新施設なんだ。
なんでも、シンオウ地方にもあったバトルフロンティアって言うそれはそれものすっごいのが」
リリカ「なーんだ廃人施設か。
じゃあ私には関係ないね、戻ろうかウェルダン」
ウェルダン「廃人って何なのかは気になるが…まぁ関係ねえならいいか」
ヤマメ「お前らまた私を無視するんかああああああああああああああああ!!!ヽ(# °Д °)ノ 」
リリカ「…というか何でまたこんなところに?
36番道路にいたんじゃなかったんですか?」
ヤマメ「あんた全っ然私の話聞いてなかっただろ…。
私は日替わりで各地に出現するって言っただろうが…。
あまり露骨にディスりよるなら見かける度に劇症コレラ撒いて嫁に行けないような恥ずかしい目に…」
リリカ「( ̄□ ̄;)そ、それは倫理的になんか拙いのでごめんなさい謝ります!」
ウェルダン「(っていうかそんなこと気にしてる暇もないくらい脱水症状で寿命がマッハになると思うのだがなぁ)」
※うんちく コレラ
コレラ菌によっておもに経口感染することで発病する感染症。日本の法律では三類感染症に分類される。
感染すると菌の八割は胃液によって死滅するものの、残り二割が小腸までたどり着いて爆発的に増殖、毒素を生産して周辺細胞を破壊しその電解質を流失させることで、米のとぎ汁のような色の激しい下痢、嘔吐を引き起こす。殆どは軽傷で、数回の下痢で自然回復することもあるそうだが、ときに劇症化して一日数十回にもわたって繰り返される激しい下痢と嘔吐により脱水症状が起こり、適切な治療を施さないとショック死する(というか、コレラの死因はほぼそれで、急激な脱水症状のために若者ですら老人のような姿になってしまうとか)。あまり知られていないが、発症すると発熱はしないどころか体温が下がる。
基本的に人間にしか発病せず、コレラ菌に汚染された水が決定的な感染源になるため、流行地での生水への接触、あるいは水を使うなま物は避けて吉。
劇症化コレラの治療法としては、失われた水分の代わりとして電解質を含んだ水を点滴などで補給し、時間を置くことで菌毒素の抵抗力を自然に獲得するのを待つのが有効。同時に抗生剤の投与も行われるらしいが、抗生剤投与はあまり意味がないという説も。
日本で幕末に大流行した一九世紀から始め、現在までに七度の世界的大流行があったといわれる(というか七度目は現在も継続中らしい)。
リリカ「そ、それはさておき…。
ここにヤマメさんがいるってことは、なんか役に立つアイテムをくれるんでしょ?(わくわく)」
ヤマメ「( ̄□ ̄;)そういうことばかりしっかり聞いてるんじゃないか!!
…ま、まあいいか…それが私の役割なんだし」
リリカは鋭いくちばしを受け取った!
ヤマメ「これは飛行タイプの技に強化補正をかけるアイテムだね。
飛行タイプ技が強くなるから、虫や草相手にはうってつけのアイテムだけど…この世界だと蜘蛛も虫に含まれるんだったっけ?
鋏角亜門と六脚亜門は別モノだってのに失礼な話だねぇ」
ウェルダン「そこまで細かい話をされてもゲームの対象年齢を考えるとなぁ」
みとり「メタな話は禁止だと言っている!!><」
ヤマメ「あれ、今何か」
リリカ「き、気のせい気のせい^^;
あー、でもこれは丁度良かったかもしれないなぁ。
はりきりがあると言っても、燕返しの威力は其処まで高くないし」
ウェルダン「だがオニドリルの多発地帯でもあればそこで量産できるという説m」
ヤマメ「(ギロリ)」
ウェルダン「何でもないです許してくだしあ;;(ジャンピング土下座)」
ヤマメ「ま、だからこの先に言っても今は特に何もないさ。
ゲートの先端でヘンな親父が陣取ってて、出来たばかりのフロンティアに一番乗りするとか言って喚いてる程度でね。
…もっとも、さっきリリカが言ったみたいにフロンティアは廃人ユーザー御用達の施設。
普通に旅を楽しむ分なら来る必要もない場所だと思うよー」
ウェルダン「…ま、そうだろうな。
少なくとも今は、そういう場所に用はなさそうな気もするぜ」
リリカ「……うん。
それじゃあまたね、ヤマメさん」
ヤマメ「…ほんの一週間くらいしか経ってないと思うけど…なんか変わったねえ、あの子。
まあいいか、とりあえず次の場所いこーっと」
40番水道の砂浜には、月曜日に曜日兄弟の長姉であるツキコが登場し、鋭いくちばしをくれます。
また、すぐそばには「廃人施設」と名高いフロンティアが建設中。殿堂入りすると完成し、入れるようになりますが…フロンティアに関してはかごめ者の番外編で触れますのでここではパス。
どうでもいい余談ですが同じ節足動物でも昆虫類は六脚亜門(旧分類では大顎亜門)、蜘蛛類は鋏角亜門に属し門レベルで違う種類の生物です。
まぁどっちにせよ鳥に捕食されたり火で焼かれたらアウトっぽい感じですが(←
アサギジム前
シルバー「!…お前は」
ウェルダン「まただよ(笑)」
リリカ「シルバー…あんたもジム戦を?」
シルバー「ふん…そもそも俺はジム戦になど興味はない。
…まして…病気のポケモンを看病するとかぬかして、ジムを開け放って灯台に籠っている腑抜け相手など尚更…!」
ウェルダン「お前本当に頭悪ぃな。
真に最強のトレーナーはポケモンに対する思いやりが必須。
お前如きがここのジムに挑戦すれば3秒で骨になるからやめるべきそうするべき」
シルバー「ほざけ。
ポケモンに情など不要…弱ければ切り捨てていかなければ、諸共に噛み殺されるだけだ。
…俺は…そういう場所で今まで生きて来たんだ…!」
リリカ「シルバー…?」
シルバー「…今は興が乗らん…見逃しておいてやる…」
シルバーはその場を立ち去って行った…
ウェルダン「へっ、相変わらずイケ好かねえガキだぜ!
…どうしたリリカ?」
リリカ「あ…ううん、なんでもない。
みんなの所へ戻って…それから灯台にいってみよう。
ここのリーダー話を聞いてみないと」
ウェルダン「?…お、おう」
リリカ「(…今…あいつ一瞬、とても辛そうな目をしてた…。
以前ガンテツさんが、あいつの目が私と良く似てるって言ってた。
…もしかして…今のあいつは、私がなるかも知れなかったもう一つの姿なの…?)」
ジム前にはライバルがいますが、話しかけてもバトルは発生せず、ジムリーダーが灯台のポケモンを看病していることを教えて立ち去っていきます。
ちなみに「腑抜け」発言もゲーム内で実際にしています。
ポケスペでは冷徹で口数の少ない印象のあったシルバー(ライバル)ですが、ゲーム中ではやや辛辣さの方が目立ってややもすればただの「生意気なガキ」にしか見えないところがなんとも(←w
結局、ジム内にリーダーがいないのでジム戦はできません。
ということで、まずはアサギの灯台に居るジムリーダーを探しに行くところから始めます。
灯台の中にはトレーナーも幾人かいますが、攻略上最も有用なトレーナーであるジェントルマンのカーネル、船乗りのゲンキがいるのがこの場所です。
のちに、再戦可能になるトレーナーの中でもカーネルはポケモンをヨルノズク一体しか持っていない癖にかなりの大金を所持しており(初期戦闘で3000円くらい、最終的には1万円以上もらえる)、ゲンキは再戦する度に高額のドーピングアイテムのひとつタウリンを譲ってくれます。
火曜の昼カーネル狩りに興じたトレーナーもきっと多いことでしょうが、そんな彼は一体どれだけの資産を持っているのだろうか…^^;
なお、正面のエレベーターはジムリーダーのいる最上階に通じていますが、最初に来た時点では当然ながら目的地には辿り着けません。
ちゃんと道中のトレーナーどもを蹴散らして地道に登っていきましょう。
ウェルダン「ったく…なんだこの灯台一体!
最上階に来るためにわざわざ窓からいったん飛び降りなきゃなんねえとかどういう了見だ!」
リリカ「うう…飛べないってこんなに不便でおっかないんだね…(ガタガタ)」
?「…え…?
あなた達は誰…どうしてここに…?」
ウェルダン「おう嬢ちゃん、俺様たちはここの灯台でポケモンを看病してるっつー、この街のジムリーダーさんに挑戦を受けたくて来たんだ。
あんた、リーダーさんが何処へ行ったか知らねえかい?」
リリカ「ちょっとあんた、それ私のセリフでしょ!!><
ここぞというときにしゃしゃり出て露骨に私のセリフを奪って行く!妬ましい!!」
こいし「(…うっわー…どっかの橋姫混ざってるよこりゃあ^^;)」
?「…ジムの挑戦者…?
……ごめんなさい、今はお受けすることができないんです」
ウェルダン「いや別に俺たちはあんたとh」
リリカ「(#^ω^)…みとりさん…一寸能力でその牛喋るの禁止してくれるかな…って何処へ!?」
みとり「(物陰に以下略)」
こいし「…まただよ(苦笑)」
静葉「何時もながらの河童っぷりと関心するけど(ry
…成程、見かけで人は判断できないという例ね。
ひょっとしなくてもあなたがこの街のジムリーダーね」
リリカ「【えっ!?】」
ミカン「…はい…アサギジムのリーダー、ミカンと申します。
実は…この灯台で明かりを灯してくれるこのアカリちゃんが、また病気にかかってしまって…」
ミカンの傍で一体のデンリュウが力なくうなだれている…
ポエット「…!…酷い熱…一体どうしてこんなことに」
ミカン「解りません…。
アサギは港町で、外国からの船の往来も多い場所。
…だから…外国のポケモンの病気が、ふとしたことで入ってくることがあるんです。
お医者様に見せてもはっきりとしたことが解らなくて…此間、あるトレーナーさんが薬を持ってくれくれて、一時は良くなったんですが…」
リリカ「でも、それだったらどうして…?」
ミカン「…この子は…例外はあったんだけど、基本的に私以外の人間には慣れていないんです。
だから、元気になるまで私が側にいて看病してあげないと…それまで、申し訳ないのですがジムは私の一存で活動休止になっているんです」
レティ「…困ったわね…それじゃあ、ここでのジム戦はお預け、ってことになるわね。
どうするのリリカ?」
リリカはぼんやりとミカンとデンリュウを眺めている…
レティ「…リリカ?聞いてる?」
リリカ「(はっ!)…あ、うんごめんちょっと…。
そうだね、だったら先にタンバシティへ行くしかないみたいだね。
そこにもジムはあるって話だし」
ミカン「…!
あなた方はタンバシティへ?
で、でしたらひとつ頼みごとがあるんですが…!」
ウェルダン「頼まれごとを受けるのではない受けてしまうのがナイト。
存分に申しつけて良いぞ」
リリカ「もういい加減黙れこの牛!つーか私のセリフとるなぁ!><
…まぁ確かに受けるんだけどさ…」
ミカン「引き受けてくださるんですか!?」
ミカン「…この先40番水道、41番水道を渦巻島を越えて渡った先がタンバシティ。
そこに、私がポケモン用の強い解熱剤の処方を依頼した漢方の専門店があるんです。
そこへ行って、薬を受け取って来て欲しいんです。
私がいければ手っ取り早いんですが…ここを離れるわけにもいかないし、最近は波の変化が激しくて迂闊に船も出せないあるさまで…」
リリカ「( ̄□ ̄;)ちょ!そんな危険な場所とか聞いてないんだけど!?」
ミカン「あ…あくまで船での話で…ポケモンの波乗りなら問題ないし、片道でも半日はかからない筈です。
…ただ…道中には遠泳中のトレーナーも多くて」
レティ「道中での戦闘は避けられない、ということね。
丁度いいわ、私もそろそろレベルアップしたいんですが(チラッ)」
リリカ「…仕方ないわね」
再び40番道路海岸
リリカ「…あ、そうだ波乗りだったらニョロモを」
こいし「あ、その必要はないよ。ねーみとりちゃん?^^」
みとり「うぐ…うう、仕方ない…そういう約束だったんだからな…」
リリカ「…どういうこと?」
レティ「あー…やめとけって言ったんだけど、河童の奴こいしの口車に乗って、ポエットと三人でしりとりしながらビーチバレーやってたんだけど…」
静葉「よくよく考えたら今のあの無意識、心を読む力を取り戻してるのよね。
言葉遊びで心読めるとかチートにも程があると思ったけど…。
結局、言葉選びに混乱していたみとりにこいしが集中砲火したというオチよ」
リリカ「そ…それってほとんど目的そのために仕掛けたようなものじゃ」
みとり「うう…屈辱だ…orz」
こいし「ナイススク水だよみとりちゃん…!(ぐっ)
というわけで、暫くの間水上移動は彼女の担当ということで決まりましたー!^^」
リリカ「…それはいいんだけどさー…。
というかむしろあんたはどうなのよこいし?
他人にばっかり押し付けようとしてるけど、考えてみたらこないだもあんたスク水自分で着てn」
こいし「何か文句があるのかなー?(にやにや)」
リリカ「( ̄□ ̄;)ええええええええええええええええ何時の間にいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
ポエット「あー…そう言えばさっき、どうせすぐ必要になるだろうし着がえないとか言って、その上から服を…^^;」
静葉「結局私達がついでに買ってきた水着もポエットに押し付けてたし…まさかサイズぴったりだったとは思わなかったけど」
こいし「競泳水着というアプローチも捨てがたいけどやはり少女の魅力を最大限に引き出す水着はこのスクール水着であることは確定的に明らかだね♪
オーソドックスな紺も当然としてもこの唯一ぬにの白スクを着用することでそれはさらに加速するということで何処もおかしくはにい!」
リリカ「(…うわ…なんだろこの得体の知れない敗北感は…)」
そういうわけで40〜41番水道を越えてタンバシティへ目指す事となります。
40番、41番水道の境目には渦巻島があり、水路が複雑に入り組んでいてスムーズな通行が非常に困難。
エンカウント率も高く、大量のメノクラゲやドククラゲを始末しながら進むことになります。
メノクラゲ、その進化形態であるドククラゲともに特防が高いので、弱点と言ってもこの時点で使用できる電気技やエスパー技もタイプ一致ですら耐えやがることもあり(流石に同レベル以上ならサイキネ一発だけど)、毒タイプがあるためにダメージが等倍の算定になる草でも結構しんどいです。
地面?この時点で地面技使えるポケモンは大体素早さで越されますが何か?w
ついでにトレーナーも数がやたら多く、繰り出すポケモンのレベルも28前後とかなり高いです。
距離が長く、相当な激戦区になることは必須なので、予めヒメリの実や回復アイテムを大量に用意して乗りこむと無難です。
今のメンバー(というかみとりん)に余計な波乗りを覚えさせて技スペースを逼迫させたくはなかったのですが、この区間での戦力ダウンは相当に痛く、現状では使う余地がない体当たりを忘れさせて波乗りに変更。
技忘れ&思いだしが可能なフスベタウンにたどりつくまではこの枠は完全なデッドスペースになるのは仕方ないことですが…この間に龍舞とか覚えないことを祈るのみ…^^;(<だとしたらどんだけレベル上げる気かと
-経過-
バッジ:4
ウェルダン(マグマラシ♂) Lv28 装備:木炭
しずは(ウツドン♀) Lv29→Lv30 装備:奇跡のタネ
こいし(ゲンガー♀) Lv30→Lv31 装備:呪いのお札
ポエット(トゲキッス♀) Lv27→Lv29 装備:お守り小判
みとり(ギャラドス♀) Lv28→Lv31 装備:貝殻の鈴
レティ(ムチュール♀) Lv28→Lv29 装備:シルクのスカーフ