<前回のあらすじ>
ヤマネコ相手にいい気になっていた一流星詠み(笑)は見事に鼻っ柱を叩き折られて一流トレーナーになった程度のリリカがなんかリーダーシップ発揮し出した。そんな感じ。
リリカ「さて…アンナさんを適度にヘコましたところでちょっとパーティの見直ししよっか。
ルーミアはスキルがあるから後列からでも火力変わらないし、そもそもポエットのほうがルーミアよりHP高いから、ポエットも前列に出てもらっていい?」
ポエット「それはかまいませんけど…バーミセリさんいわく「拳マスタリー上げても威力は雀の涙ほどの足しにならない」ってことでしたし、攻撃力的には期待できないと思いますよ?」
リリカ「別に素手で殴り合えなんて言わないって。
商会に行くよ」
狐尾奮戦記その2
「謎の青年とあからさまにアヤしい少女とカバ」
ネイピア「おお、お前たちかえ。
あのような大口を叩いたからとっくにヤマネコにでも食われたかと思っていたが」
リリカ「あー…すいません言った奴はちゃんとヘコまして来ましたんで…^^;
とりあえずコレ(山猫の黒爪)売りますんで、マカーナ一本頂いていいです?」
ネイピア「(ほう…レベルは平均3といったところか…ならば苦戦するはするだろうが狩れてもおかしくはないの。
見たところこ奴らの本当のリーダーはこの娘のようじゃの…)
それだけじゃ足りんし、お主は装備できんぞ…まぁ、どうせ解ってるとは思うがな」
システムウインドウ【アイテムを売ったお金を手持ちに足してマカーナを一本購入しました】
ルーミア「棍棒なのかー」
チルノ「こんなの誰が持つの?」
リリカ「決まってんじゃない、装備できるのポエットしかいないんだったら、ポエットが持つに決まってんでしょうが…って値段安い(90エン)割に攻撃力+26っておかしいだろこの武器!!( ̄□ ̄;)
…あの時無理やりに買わせとけばよかった」
店主「往々にしてそういう後悔はあとにならんとせんもんじゃ。
じゃがの、この樹海では大概そういうものは死ぬ間際と相場が来まっとる…その意味で言えばお主らは運が良い。
この先珍しい品物も手に入るやも知れんが、それもうちで引き取らせてもらえば新たな品物が用意できるやもしれんのう」
リリカ「そうなんですか?」
店主「おお。
お前たち冒険者が魔物を倒して手に入れてきた素材は、新しい武器やアイテム…つまり、この紹介の商品の材料となる。
お前たちが商会に珍品を売りつけて自分だけ儲けた顔をしても、そこからできたアイテムや武器を売ることで我の儲けにもなる。
まぁ言うなれば、我とお前ら冒険者どもは切っても切れぬ腐れ縁のような関係じゃ。
そういうことで、どんどん新しい素材を入手してアイテムや武器を買い、ゼニを落としてゆくがよいぞ^^」
リリカ「は…はぁ^^;」
…
ポエット「え〜い!!><」
ポエットの攻撃!
かみつき魚に30のダメージ!
かみつき魚をズタズタにした!!
アンナ「( ゚д゚ )ポカーン」
ルーミア「( ゚д゚ )ポカーン」
チルノ「( ゚д゚ )ポカーン」
リリカ「ポケモンの時にも似たようなことは何度も思ったけど…大体期待の斜め上行くよねこういうの^^;
つーかこれなんて撲殺天使?」
ポエット「( ̄□ ̄;)えっ」
…
…
諏訪子「ドーモ、フロッグガールです」
瑞香「ドーモ、フロッグガール=サン。
キツネニンジャです」
諏訪子「なんかキツネニンジャって本編に居なかったっけ…?」
つぐみ「それ多分キツネ=ウエスギ卿じゃないかなあ」
諏訪子「…んで思わず古事記にも書いてあるとおりとりあえずアイサツをしてしまったわけだが」
瑞香「あっはい、あたし葛葉瑞香っていいます。
いちおうおじいちゃ…村長の命令で社会に溶け込んで修行するように言われたので、つぐみお姉ちゃんの家でお世話になりながら修行中のニュービーニンジャです!!><ノシ」
つぐみ「というわけでうちのメインニンジャみずかちゃんです。
狐設定では私より四歳ぐらい年下ってことになってるキツネ系のニンジャだけど、まあリマスターでも使えるグラが少ないからそこは」
諏訪子「こうやって新キャラ紹介してくのね。
実際お前ら、もうちょっと後で登場するもう一人を除けばあとはいつものイッヌとSQ4以来の透子か。
…それにしてもなんだその対魔忍みたいなコスチューム」
瑞香「えっ都会に潜むニンジャの正装ってこういうのだってアニメでいってた…」
つぐみ「あーうんそれはとりあえず置いときましょう諏訪子さん(キリッ
それ以上なんやかんやするとこの子泣いちゃうから触れないであげてくださいうちのイッヌみたいなモンなんで!!><」
諏訪子「アッハイ(しろめ
まあ兎に角、鎚はメインで扱うウォリだとAGIのせいで結構外すが、モンクはそれなりにAGIあるし何より値段の割に攻撃力が高い。
しかも壊属性は全編通して軽減されづらいから、安定したダメージソースになる。
実際この時点で最高火力はポエットの通常攻撃だからな…」
つぐみ「マジでバ火力だね」
瑞香「あたし知ってます!!撲殺天使ってやつですね!!><」
諏訪子(この子の知識マジでどっから来てるんだ…?)
…
…
〜第一階層B2F 昼2時(←ここ重要)〜
ポエット「まぁいろいろありましたが…やっと次の階ですね」
リリカ「一時はどうなるかと思ったけどね。
さて、ポケモン的に言えば大体このくらいの進行で何らかのイベントが起こると思うんだけど」
ポエット「そんなもんですかねー」
アンナ「(ううっ…なんか既にリリカとポエットの二人に主導権を握られてます…。
ここはひとつ強力なモンスター相手に大活躍しないとリーダーとしての面目がっ…!
…むむっ、アレは)」
アンナの視線の先に凄まじい威圧感を放った何かが見えるっ…!
アンナ「(うっわ〜…アレどう見ても「FOE」って奴じゃね…?
でもアレだ、スイーツ(笑)の時と違って低レベル体じゃないからなんとかなるかも知れないわね!!)
よっしゃ敵影発見、のりこめー!!><」
?「待て待て待てっ!!
お前は何処の世界のHだっつーかゾディアック1りであんなんどうする気だっつーの!!^^;;」
呼び止められて振り向くと、そこには鋭い目つきの青年冒険者が一人。
只ならぬ雰囲気を持つその青年からは、明らかに余裕のようなものすらうかがえる…。
君はその青年に話しかけてもいいし(ry
アンナ「ナレーション黙りやがれです!!><
というか何者ですかあなたは!折角私がこのチームのリーダーとしての威厳を見せつけようとですねー!」
青年「リーダー?君が?(ふっ)
先ほどからそれとなく様子を窺わせてもらったが…私の見たところ、あそこのショートカットの娘のほうがリーダーのように見えるがな」
アンナ「( ̄□ ̄;)なんだとー!!
ハイ・ラガードで数多の死線を潜り抜け(させられ)てきたこの私の一流性を見抜けないその目は節穴ですねそうですね!!」
青年「(無視)というわけで君たちは何者だ?新米の冒険者か?」
アンナ「無視するなああああああああああああああああああああああああ!!!ヽ(# °Д °)ノ 」
リリカ「え…ええ、つい先日この世界に来たばかりの掛け値なしの新米です」
クジュラ「ほうなかなか謙虚だな情報をおごってやろう(キリッ)
俺の名はクジュラ、海都元老院の命で、君らのような新米冒険者にアドバイスをするようにとの命を受けている者だ。
先ほど、お前たちの仲間である一流星詠み(笑)が無謀にも喧嘩を売ろうとした奴…アレを我々の業界ではField On Enemy…略して「FOE」と呼ぶ。
何も知らない新米の多くは、今の自称リーダー(笑)のように俺の忠告を無視して無謀にもアレに挑みかかり、あるいは運悪くアレに追い詰められそのエジキとなり…ここで倒れる。
この階にいる連中は一定周期で決まったルートを徘徊するだけだが、ここから下の階層には冒険者たちを追ってくるタイプのもの、中には戦闘中マップの近くにいたりすると乱入してくるような厄介な奴もいる。
敵の動きをよく見て、行動をよく読んで己の行動を決めることだ」
そこまで話すとクジュラは去って行った…
リリカ「確かにアレは半端ない何かを放ってるね…ご丁寧にかごめさんあたりの境界操作でもされてるのかお約束的に私達の能力も使えないみたいだし、倒せるレベルになるまで手を出さないのが無難ね。
……っつーかアンナさん本当いい加減にしてくださいよ」
アンナ「(縛られてる)だってだってだって私がリーダーなんだからいいところ見せたいんだも〜ん!!><
あんなスイーツ(笑)と違うってことを存分にアッピルして格の違いを見せつけてやるんだからうわーん!><」
リリカ「(うっわ〜…かごめさんやるりさんから聞いてはいたけど思った以上に厄介な人だなぁ^^;
でもアレだな、こういう対抗心があるんだったら話は早いかも)
だったらさー、あんなのに突っ込んで無駄死にしたらどう考えたって同類だよ?
ほら、見事なカウンターで返した。
あまり調子に乗り過ぎると完全に同類になっちゃうけどそれでもいいの?」
アンナ「うぐぅ…そんなのやだ…><」
リリカ「だったら安全にアレをよけて進むことを考えましょう。
そうやって私達を安全に先導してくれれば…げふっ!?( ̄□ ̄;)」
突然ビッグビルが現れてリリカに大食らい攻撃!
リリカは裏世界でひっそりと幕を閉じた…
ポエット「( ̄□ ̄;)きゃああああああああああああああああああああリリカさあああああああああああああああああん!?」
チルノ「( ̄□ ̄;)うおこの鳥どっから出てきた!?
このあたいたちの不意を突いてくるとはお前絶対忍者だろきたないな流石忍者きたない!!」
ルーミア「( ̄□ ̄;)つーかなんかそれ私もディスられてるみたいだからやめてよチルノー!!」
…
…
つぐみ「この頃のビッグビルってそんな低層に居たの…?ってマジで思ったわね」
諏訪子「流石に全体攻撃まで使っちゃ来ねえけど、大食らいの破壊力が頭おかしい。
普通にレベル5程度のファラすら一撃でHP最大から持ってくイカレ威力だ。
リリカがこの時点でサマーツィードと麦わら帽って装備だったから一撃で100ダメぐらい食ってたな」
瑞香「こいつきらいです!!
結構速いしなかなか陽炎の術狙ってくれないし!!><」
諏訪子「んまあ陽炎のタゲ取り能力もそこまで万能じゃないし…。
ちなみにコイツはほぼB2Fで昼しか出てこねえから、こいつを安定して狩れるようになるまでは2F攻略は夜間推奨だ。
こいつの素材単体でも軽鎧作れるが、コイツの素材を大量に狩れるようになれば、もう一つ4Fの魔物から採れる素材で一層最強軽鎧を作れるようになるから、いずれはコイツを狩りまくらなきゃ鳴らないが」
つぐみ「コイツのダルさって他にもあるよね諏訪子さん?」
諏訪子「うん、まあこの図体で一度に最高3体出る」
…
…
ビッグビルA「おにゃのこ達やっほ^^^」
ビッグビルB「御代わりが必要と聞いて^^^^」
ビッグビルC「やってきました^^^^^」
リリカ「( ̄□ ̄;)出たな余分三兄弟!!
…じゃなくて、なんなのこいつら逃げても逃げても出てくるんですけどー!?」
ルーミア「もうTPがないから身代わり張れないよ〜!><」
ポエット「ここはいったん前の階に戻って体勢を立て直しましょう!」
アンナ「…うう…結局私何も出来てない('A`)」
…
…
諏訪子「実はコイツ突弱点だから、バリスタやパイレーツのような強力な突攻撃出来るやついるとわりとこちらからも有効打打てるんだけどな。
ついでにジャイアントキル振ってあるとレベル40近くまで初撃に乗る」
つぐみ「バリスタのHP少ないのもあるけど、ビッグビル大先生のHPがそもそも225もあるからね」
諏訪子「ちなみに夜は夜で限定の巨大ムカデって奴もいる。
全体に封じばらまいてくる地味に面倒な奴で、斬撃破すると条件ドロップ落とす。
この条件ドロップもクエストで要求されるからいくつか持っておくと良いな」
瑞香「あとカタいエビさんもいましたね。
氷で倒すとレアものを出すって酒場のおじさんが言ってたのに全然出ないんです(´ - ` )」
諏訪子「あーなんだつぐみ、トーマの野郎から情報買ったのか」
つぐみ「まーね。
実際ガイドブックいくえ不明だし、採集部隊のおかげで資金もあったし。
でもミーサンの氷バラージでまとめて始末しても3匹居て1個落とせば上々ぐらいで」
諏訪子「まあいつものSQだな。
そして今更だがFOEは此処から登場してくる。
ここに居るのは貪欲なる毒蜥蜴」
つぐみ「クロスにも垂水に居たけど、レムリア垂水自体が序盤最後ぐらいだからそこそこ強かったよね。
でも…」
瑞香「あのムカつく鳥より簡単でしたよね!
あたしの陽炎が大活躍でした!!^^」
諏訪子「アイツ行動ルーチン的にHP低い奴を優先して狙うらしくて、基本1しか振ってない陽炎のHPは1だしめっちゃ吸うんだよな。
実際ビッグビルよりあいつを先に狩れるまである」
つぐみ「FOEより通常ザコのほうがヤバイ定期」
諏訪子「3Fまでの階段近くになると出てくるタイタンアルムとかな。
あいつ、実はお化けドリアンとの連携で『腐乱の吐息』とかいう腐敗付与する全体無属性全体攻撃しかけて来やがる」
つぐみ「こんな序盤から連携してくる敵が居るんだ…それよりいまだによくわからないんだけど、腐敗とかいう状態異常あるみたいなんだけどなんなのこれ?」
諏訪子「基本は毒なんだが、ターン終了の時に一定確率で他のPTメンバーにも伝染していく状態異常だ。
伝染する確率もそこまで高くない、仕様が面倒とみえて結局3限定の状態異常となっているな。
放っておくといつの間にかPT全体がポジってる事もあるが…まあ、そもそも付与する攻撃自体が結構痛いし、これが致命になりそうな頃には事前対応出来るようなスキルも増えていくからそんな印象に残らなかったせいもあるな
瑞香「あとすわこさんっ、このフロアってすっごくヌメヌメしてる床があって動きにくいですよね。
結局トカゲは道すがら蹴散らしていった方がカンタンだと思うんです?」
諏訪子「…お前結構血の気多くないか…?
まあ、面倒だし特にフロア最後辺り、避けるより狩った方が早いしな…一応ぬかるみは、ファーマーの『アメニモマケズ』とかでも通常通り歩けるようになるから、その辺も巧く使っていきたいところだな」
…
…
少女「初めましてこんにちは!海都から来た冒険者のみなさんですよね?ようこそ樹海へ!\(^0^)/
あのおっかないトカゲを巧くやり過ごすあなたたちはきっと長寿タイプの冒険者ですね!
この先にテントの張れる空き地があるからゆっくりしていってね!!!」
ルーミア「………なんだろうこの子」
リリカ「あの笑顔がなんか逆に怪しいよねー。
一見人畜無害そうに見える奴が黒幕だった的お約束も世の中にはあふれかえってるけど、ここまであからさまに怪しいのも初めてだわ」
少女「( ̄□ ̄;)うっわ何か酷い言われようだ!!
そんな怪しい者じゃないですよ〜!」
あたしはオランピア、海都の冒険者を助けるために活動しているのです」
ニッコリと微笑み、そう告げる少女は手にさげたバックパックを一つ君たちに差し出してくる。
オランピア「これ、野営に使うラー油です。
樹海を探索する為の必需品ですよかったら受け取って…って違うだろー!!( ̄□ ̄;)」
リリカ&チルノ&ルーミア「(審議中)」
オランピア「( ̄□ ̄;)うわあなんか余計に警戒心丸出しッ!?
(失敗した〜…「あの方」からあまり警戒心持たれるなって忠告されたはずなのにッ…!
つーかこのネタ考えたのも「あの方」だし、ギャグセンス皆無にもほどがあるだろ!!)
お願いだからそんなに疑いの眼差しで見ないでください…この先に野営地があるのは本当なんですって!これ差し上げますから信じてください〜!><」
オランピアからテントを受け取った!
オランピア「この先は長いし、熟練の冒険者たちも野営地での休息を欠かしませんよ。
あたしもこの先の野営地にいますんで、皆さんも気が向いたらどうぞ^^;」
それだけ告げるとオランピアはそそくさとその場を立ち去って行った…
リリカ「…怪しいわね」
ルーミア「怪しいねぇ」
チルノ「なんだかよくわからないけどあたいも怪しいってことにしておくよ!」
ポエット「いやそこはちょっと考えようよチルノちゃん…。
確かに、邪気のようなものも感じませんし…信用してもいい気はします。
…信頼まで出来るかはわかりませんけど」
アンナ(うっわ結局ボロクソじゃないの…なんか他人に思えないなあの子…)
…
…
つぐみ「うわーオランピアって最初からこんなキャラだっけ??」
諏訪子「ちげーよ、このログのオランピアが基本おかしいだけだ。
コイツの初登場はフロア道なりに進み、最初に居るトカゲをかわすか倒すかした先に居る、丁度B1Fへの階段近くになる野営ポイントのところだ。
3名物の『野営ポイント』の使い方と、そこでだけ使えるテントを最初だけくれる。
ラー油は押しつけてこないから安心してくれ」
つぐみ「あの子のラー油推しって何か元ネタあるの?」
諏訪子「当時はまだ2chがあったわけだが、その2chのゲーム板にある世界樹スレで、アンドロの動力源がラー油とか言う妙なミームが発生して定着したらしいんだよな。
ちなみに狐野郎の脳内CVはミンサガのマリーン(≒西原久美子)らしいぞ」
つぐみ「ええ(こんわく」
瑞香「野宿するとテント一個消費してHPとTPが結構回復して3時間経過するんですよね。
あたしたのしくてすきなんだけど、つぐみお姉ちゃんあまり野宿したがらないんですよー」
諏訪子「いやコイツ後ろの穴()ぶっ壊れてるから野宿はなあ…」
つぐみ「そういうことはいわんでよろしい(´゚д゚`)」
諏訪子「あと此処には…お前ムロツミ知ってたっけ?」
つぐみ「知ってるよ、ユルールさんとかフェデと一緒に居るカナエさん達のギルドって言うか…二人組?
確かアガタ君って言う、リリカさんいわく汚い忍者がいるとか」
諏訪子「…リリカの場合は同族嫌悪の気がするが…実際、アガタは性格が結構はしこいからな。
マップ上側のぬかるみ往復してるトカゲがいるゾーンを越えた辺りに来ると、カナエに遭遇し『アガタを見かけたらアーマンの宿に来るよう伝えて欲しい』と言ってくる。
実際アイツはB3Fに居るんだが…」
…
…
カナエ「あの子ったら本当にそそっかしくて…どんどん先に行っちゃうもんだから困ってるんですよ」
リリカ「あー、いるよねそういう奴(チラッ)」
アンナ「( ̄□ ̄;)ちょっと!どーして私の方を見るの!?」
〜樹海第一階層B3F〜
リリカ「というわけで地下三階までようやく着いたわけだけど」
ルーミア「河なのかー」
ポエット「上の階層が湿地帯だからでしょうか…でもその割には各階層の地盤ってしっかりしてるのか底が抜けたりしないんですね^^;」
リリカ「そこはツッコんじゃいけないところだと思うんだけど。
とりあえずこの先へ行くにはこの扉の向こうへ行かなければいけないみたい…って、なんかいるよ!!( ̄□ ̄;)」
君たちが迷宮の広場を横断しようとすると、不意に強烈な威圧感を放つ存在が現れたっ…!
どうやらあの魔物は縄張り意識が非常に強いらしく、君たちが自分の領域を侵したと思っているらしい。
君たちが無事にこの部屋を出たいと思うなら、あの魔物に自ら近づこうなどとは思わないのが賢明…なぜなら、離れているにも関わらず刺すような殺気が背中にまとわりついているのが何よりの証拠っ…!
相手の動きやこちらとの距離を見てカカッととんずらするのも一級冒険者と関心するがどこもおかしくない。
アンナ「( ̄□ ̄;)ちょ!なんかナレーションが段々アレな感じになってきてる!?」
ルーミア「何時もの狐クオリティだね」
魔物は鼻息を荒くしてこちらへ近づいてくるっ…!
チルノ「おー!?何だお前やんのかー!?
お前なんかこのあたいの攻撃の前ではアワレにもズタズタになるだけのハヤ…えっと、ハヤニ…ええいとにかく文句あるならかかってこいー!!><」
リリカ&アンナ「( ̄□ ̄;)そこ挑発するなああああああああああああああああああああ!!!」
怒れる暴君が襲いかかってきた!!
ポエット「( ̄□ ̄;)ひゃあああああああああああああ!!?」
リリカ「マズい、ここは逃げ」
背後には閉じた扉があって逃げることができない!
怒れる暴君は押しつぶしの構え!
前列全員に100前後のダメージ!!
前列の3りはカバの腹の下でひっそりと幕を閉じた…
ルーミア&アンナ「\(^0^)/」
…
かごめ「…ったく…何をやっとるか何を」(←踏破済みマップ保存中)
チルノ「調子こいてすいまえんでした;;」
ポエット「というかB2Fのトカゲもですけど、何でこんな場違いな魔物がこんな低階層にいるんですか…?」
かごめ者「まぁその辺がある意味醍醐味のゲームなんだろうな。
もっとも、難易度的にはこれよりも大分ぬるくなるとはいえ、そもそもFF8のアルケオダイノスとか、ポケモンならディグダの穴のダグトリオとかもいるし…世界樹は単純にその度合いが突飛なだけなんだろうな」
アンナ「まぁその…「だけ」の部分で十分死ねるんですがね…今みたく('A`)」
<美結メモ> ディグダの穴のダグトリオ
あっやっぱりここでの出番こんなんなんですか私…まあいいですけど。
ポケモン赤緑(とリニューアル版のファイアレッド・リーフグリーン)における有名な序盤の罠ですね。
『ディグダの穴』は名前通りディグダばかり出現する、トキワシティ付近とクチバシティ付近をショートカットできるダンジョンというか地下通路なんですけど、出現するディグダのレベルは15〜22と、やや幅はあるもののおおよそ初来訪時では適正ぐらいのレベルです。クチバジムが電気のジムなので、Sが高く先制で地面技を当てられるディグダを捕獲できると非常に楽ですし、最初は多少先制されてしまうけど、フシギダネかゼニガメを選んだ場合は絶好のレベル上げポイントにもなるんですけど…ごく稀に、ここにディグダの進化形ダグトリオが出現するんですよ。
しかもここのダグトリオは事もあろうにレベル29もしくは31。ダグトリオはS125だけでなくA100もある上、順当に育ててPTの平均は18〜20程度…基本一撃でぶっ飛ばされるし、Sがめちゃくちゃ早いので基本逃げられないです。それどころか赤緑ではSの差でクリティカル率が決まるという凶悪仕様、FRLGだと単純に火力が高いのとアリじごくなんて特性があるので…もう、言わなくても解りますよね?ポケモン界屈指かつ最悪の全滅ポイントのひとつです。
ただしダグトリオの出現率は大体4%程度、巧くこの時点で捕獲できればこいつだけでクチバジムを攻略できるので、あえて捕獲を狙ってもいいかもです。まあダグトリオは耐久性能が終わってるからそれ以降はお蔵入りになってしまいますけど…。
かごめ「まー、ここまで全滅もせずに来たなら上出来か。
まめにセーブはしてあったのは誉めてやる、しんどいと思うがそこからやり直しだな」
アンナ「というかかごめさんこのリーダー私ですよね?私なんですよね!?」
かごめ「(無視)というわけでリリカ、なんか必要なもんはあるか?
その装備を見る限り資金繰りはうまく行ってないように見えるが」
アンナ「( ̄□ ̄;)ちょっとおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
リリカ「うーん…確かに敵がどう考えても強いし、数回の戦闘ですぐに宿屋へ駆け込まなきゃならないからね。
しかもレベルが高くなると宿泊代も戦闘不能治療費も高くなっちゃう(レベル×5エン)し」
チルノ「あたいのすばらしい攻撃もこんななまくらじゃ発揮できないよ〜><」
ルーミア「それよりもむしろ防御がうまくいかないよ…何時までも初期装備+麦わら帽子じゃ耐えられないし」
ポエット「致命的なのはアイテムドロップも確実ではないことですよ。
コモンスキルの伐採である程度はなんとかなるけど、1回だけじゃたかが知れてますし」
かごめ「うーん…聞きかじりの知識だけじゃ流石に無謀だったかな。
解った、稼ぎ要員とりあえずふたりだけ打診はしておいたから、すぐに連れてくるわ」
アンナ「うう…私って結局こういう役目だったんですね…><」
かごめ「テメエは最近なまじ強力なポケモンになって調子こき過ぎだったからな。
ちっとリリカと樹海のFOEどもにヘコまされるだけヘコまされて性根を叩き直してもらって来い」
アンナ「うぐぅ><」
リリカ「( ̄□ ̄;)ってその表現だとこっそり私あいつらと同類視されてません!?」
かごめ「こまけえことはいいんだよ!!(AAry」
…
…
諏訪子「マジでよくここまで初期装備のままやってきたと思うよ。
ビッグビルやオオヤマネコは言うに及ばず、他の攻撃も決して軽くはない。
結局早々に採集部隊の投入に相成ったわけだ」
瑞香「それよりそのシノビの風上にも置けないヤツってどこに居るんです?」
諏訪子「辛辣だなあ。
…まあ、道なりに行ってカバ3匹目の居る区画の直前に居て『ここのカバかわせないから回避方法タダで教えて後からついて行くしよろ〜^^』とかナメタ口利きやがるけど、ここは謙虚にガキでも解るようなクッソ簡単なルートでカバをかわして突破だ。
そしてあのクソガキは『へーすごいすごいねーえっカナエが呼んでるしゃあねーなー^^』みたいなこと言ってさっさと居なくなりやがる」
アガタ「( ̄□ ̄;)いやいやいや待ってくれ確かに利用するだけして何もしなかったのは謝るけどオレそこまで言われる謂れある!!?」
諏訪子「(無視)…というわけで私も今回の職務に戻るし、かごめも復活しねーから後は任せるわ」
つぐみ「ええ(困惑」