〜海都元老院〜


姫「そうですか…彼がそのようなことを。
 ならば、皆さまに今まで隠していたことを…お話しないといけませんね」

姫「今から私が海都や深都の存在理由…かつて起こった真実の歴史をお話します。
 …その内容を聞いたうえで改めて皆さまが何を正しいと思うのか考え直してみて下さい」

君たちは一瞬顔を見合わせ、その意思を確かめ合う。
そして頷くと、グートルーネは「ありがとうございます」と呟き…アーモロードに起こった大異変の真実を語りだした。


姫「大異変の前…海都には世界樹という名の守護神がありました。
 海都の中心部にあったその樹の正体はただの樹ではなく…意識を持ち、高い知性を有した生物だったのです

姫「その世界樹は、知識を提供する代わり、自身の敵対する生物たちと戦うことを私たち人間に要求してきました。
 その敵が魔と呼ぶ化け物とその眷属たるフカビトです。
 魔は、世界樹の敵というだけでなく…人間にとっても脅威となると知り海都の王は戦いを決意しました」

姫「それが百年前の伝説の王…ザイフリート

姫「…彼は海都の中心部を、世界樹と共に海の底に沈め…己も深海にて魔と戦い続ける運命を選びました。
 世界樹の告げた通り、海底で魔が暴れ危険が発生した際…それを抑える為、王は海都の一部と共に海に消えた。
 …これが大異変の内容です」

姫「…しかし、この手段が本当に正しかったのでしょうか?
 私は…それに疑問を持ち、今様々な手を打とうとしています。
 そのために奪われた多くの命があることも知っています…私もまた、すべてが成就した暁には…裁かれるべき者なのかも知れません」

語り終え、憔悴しきったた彼女は、「あとはフローディアに聞いてください」と言い残し、衛兵に守られながら退出した。








つぐみ「ストーリー上、ザイフリートの名前が判明するのはここだね。
   このあと、深王…ザイフリートと会話すると「フカビトは人間の恐怖とかそういうものをパゥアー変えるから頭数がいても役立たずなのは確定的に明らかだからとっとと侵入者(クジュラ)を追い返すべきそうするべき」みたいなことを言って取り合ってくれないの。
   そこでもう一度元老院のフローディアさん…まあ、長に話しかけることでようやくフラグ成立。
   B11Fで通せん坊してるクジュラさんに話しかけ、深都のザイフリートさんか海都のフローディアさんのどちらかに話しかけて、対応したクエストを受領することでルートが決定するよ」
透子「なるほどなあ。
  でもあれだろ、ボスは一緒なんだろ?」
つぐみ「だね。
   第三階層ボス・ゲートキーパーに関わるクエストだけど、海都側は「いいからそのウドの大木をズタズタにしろ」、深都は「その黄金の鉄の塊を守ってやってくれませんかねぇ(チラッ)」という内容だよ。
   まあ後者も、結局なんだかんだゲートキーパーと戦わされるわけだけど」
透子「でも、リリカさんたちはちょいと事情が違うと」
つぐみ「そのルートの決定は次の階層でね。
   リリカさんは…まあこれ最後で触れるけど、現時点では海都ルートに入ったよ」



狐尾奮戦記その10 「対決!灼熱洞の巨兵」



〜瞬く恒星亭〜

ポエット「リリカさーん、宿の息子さんから頼まれてた例の薬、今調合終わったって…」

ポエットが部屋に戻ってくると、そこには神妙な顔をした仲間たちがいる。
ポエットはその只ならぬ気配を感じ、同じようにして仲間たちの座るテーブルに腰掛ける。

リリカ「…こないだ、私が言った話はみんな覚えてるよね。
   これからの重要な選択肢は…すべて私に一任してほしいと。
   …でも…事情が変わったわ。みんなの意見を聞いてから決めたい
ポエット「え!?
    それって、いったい」

リリカ「実はポエットが緋衣草を取りに行っていた間、葉菜さんから手紙が届いたの。
   あと三人、資金稼ぎの補助要員として投入し、なおかつこの先私たちが取るべき行動に対する思い違いがあったという、かごめさんからの連絡があったって」

ポエット「思い違い…ですか」
アンナ「つまり、ここで総意を求めるということは…」
リリカ「そう、今現在の時点では…海都と深都、いずれに従っても大局に問題はないの
   …だから…みんなの意見を聞いてから、深都と海都…どちらのミッションを受けるべきか決めたいと思う。
   多分、まだ見出さなきゃいけない真実も多い。
   ………私は、まだあの姫様も、深王もどちらも………何かもっと重大なことを隠しているような気がする。
   だから…私一人じゃ決める自信がないの…!」
ポエット「…そうですか」
アンナ「私としては…正直どちらでもいいことだわ。
   本音言うとどっちの味方にもつきたくはない、というところなんだけどね」
ルーミア「…私も正直、どちらもなんかいやだ。
    でも…」

ルーミアはチルノに視線を送る。

チルノ「あたい…アレから考えてたんだ。
   あたいは頭が良くないから、何回も何回も考え直した…今まで出会ったひとのこと、そのひとたちと話したり、一緒に戦ってみたりしたことも…」

チルノ「あの紅い服の男の人…あとで考えたらすごく悲しそうな顔してた。
   あの人はきっと…カナエねーちゃんみたいになった人たちにもいっぱい会って…あたい達と同じように…ううん、あたいたちよりもずっといっぱい、助けてやれなかったことを後悔してるんじゃないかって。
   そして、その原因を作ったのはオランピア…あたいはあいつを許せなかった」

チルノ「でも…オランピアもただ、あの深王とか言うヤツの命令でああしてただけなんだと思う。
   ポエットはあいつを、アリスの人形たちみたいなやつだって言ってたよね?
   …こんなことを言ったら笑われるかもしれないけど…あいつ、魚の巣からあたい達が戻ってきたとき、少し嬉しそうな顔をしたのを見たんだ

チルノ「人形には感情なんかないって、昔のアリスや他の妖怪たちはみんなそう言うかも知れない。
   あたいは妖精だから…頭の悪い妖精だから、きっと馬鹿にされて笑われて…それで終わりだ」

チルノ「でもさ…リリカもみんなも…知ってるだろ?
   アリスが幽香を殺そうとしたとき…一緒にルナも殺そうとしてしまったとき…命令された蓬莱人形が泣いていたこと…!!

チルノ「オランピアもきっと同じなんだ。
   あいつだって…本当は誰も殺したくなんかなかったんだ。
   だから……魚達にそれをやらせようとして、自分はそこまで確かめに行かなかったと思うんだ

チルノ「巧く言えないけど…きっと、深王のいいなりになってたら、この先オランピアもずっと、あいつの命令を聞かなきゃならなくなる。
   本当はそう思ってないのに、自分の気持ちを殺して…これからもずっと…!
   …だからあたいは、深王の命令なんか聞きたくない。
   でももしみんなが…リリカが…深王の命令に従うんだったら……あたいは、もう…みんなと一緒には戦えない…!

瞳の端に涙を溜め、それでも気丈にも涙を堪えてチルノはそう宣言する。
リリカは席を立つと、ゆっくりとその後ろまで来て…その小さい背中をそっと抱き締めた。

氷精の、氷のように冷たいその体温の中に、確かなぬくもりがあることを錯覚した思いだった。


「…やっぱりさ、この中で一番偉いのは、やっぱりあんただよ、チルノ。
あんたにしか見えてない世界ってさ、きっと私達が見えている世界よりずっと広くて、大きいのかもしれないね」

リリカはチルノの頬に零れ落ちた一筋の涙を拭う。

誰もあんたを馬鹿になんてさせない…!
そんなことをする奴がいたら…私が絶対に許さないから…!
「私も、チルノちゃんの見たままを信じるよ。
姫様が何かを隠していたとしても…いずれその真実は明らかになると思う。
クジュラさんほどの方が命をかけて従ってる、それだけの理由だって…!」
「…私だってロコちゃんや、シャルロットみたいな友達がいる…あの子たちもきっと、オランピアの悲しみを感じ取って、同じことを言ったかも知れないしね」
「…それに、今は私達の選択に自由が許されるなら…私もチルノと同じ道を選ぶ!」
「みんな…」

リリカは力強く頷く。

「私の…私達の心は決まった。
薬を受け取ったら、すぐ海都へ戻る。
海都の命に従い…ゲートキーパーを討つ!!








つぐみ「ここで緋衣草の話出てるけど、「壜の中の手紙2」っていう続き物クエストだよ。
   これも最後はかなりの地雷クエストにつながっていくんだけど」
透子「予想は出来るけど今は触れない方が良さそうだねえ」
つぐみ「そういうことでオナシャス。
   緋衣草は三色ミストの素材で、第三階層採取レア素材だよ。
   あと宿の釣り好きのマセガキの最初のクエストで、アイテム預かりが1個100エンから半額に値下がりする」
透子「マセガキっておまw」
明夜「蝶亭のママさんもそう呼んでましたので(キリッ」
透子「そういう問題かよそれ?」
つぐみ「あとこの時以降チルノの武器には氷属性をとりあえず付与することにしてるよ。
   理由は察して(キリッ」

つぐみ「B11Fは通行不能の溶岩地帯を石版に乗って移動する仕掛けが登場するよ。
   世界樹でもこれまでは伝統的にあった仕掛け…なんだけど、W以降はクロスまで登場しなかったのよねえ」
透子「移動するとわけわからんくなるからじゃねえかな、地図が」
つぐみ「趣旨は解る^^;
   あと何カ所かB10Fに戻る階段があって、ショートカットになってるね。
   フロアが兎に角広くて、順路もつづら折りになってるからこまめに開けてくといいね」
明夜「溶岩上に爆炎龍が10匹も屯しているフロアもあるので、呼びこんで滅殺祭りする時がなかなか面倒なんですよね(プヒー」
透子「物騒なこと言うんじゃねえよ(真顔」
つぐみ「B12Fも同じ仕掛けだけど、一定距離を移動して決まった場所で動かなくなる珍しい行動パターンのFOE嗅ぎ回る毒竜がいるよ。
   しかも停止位置はショートカット出来る石板の手前くらいという嫌がらせっぷり」




透子「ああ、こいつ」
つぐみ「B2Fにいたトカゲの強化版で、全体的に毒付与斬攻撃仕掛けてくる、どう考えても強いようにしか聞こえないヤツだね。
   ちなみに毒ダメージは80前後らしいよ」
明夜「普通に相手したらまあ毒祭りでえらいことになるんですけど」




つぐみ「ここまで上げる必要ないぐらい超弱いですこいつ(キリッ」
明夜「なんか盲目入りやすいらしいけどそんなの必要なかったですね!!」
透子「赤FOEだよな〜こいつ〜?^^;」
つぐみ「いや、もう、そのね。
   
ここまでに登場してる赤FOE、揃いも揃って絶対どの階層にいる他のFOEよりザコでしょどう考えても!!!><」
透子「というか突弱点って時点でGKと特異点定理全振りした操が殴ってるだけで勝手に骨になるというなあ。
  あたいとつぐみ二人がかりで予防貼ってれば毒も怖くねえし、そもそも毒前提らしくてコイツの攻撃力そのものは低いし」
明夜「ただの経験値の塊と解ってれば狩らない理由がありません(キリッ」
つぐみ「あとコイツの素材から作れる突剣なんだけどさあ」




つぐみ「トルトゥーガ島の大航海クエストボス幽霊船の確率レア素材からさあ…第五階層レベルの突剣作れるんだよね…その素材単体で
透子「あー…あたい持たされてましたねそれ^^;」
つぐみ「プリは突剣装備可能、突剣は行動速度補正高いし、この武器自体単純に火力高い装備補正が強いで作らないでおく理由ないのよね。
   まあ値段も15600エンとかなりキツいけど、第三階層採集でそこまで苦にはならない額だよ。
   幽霊船はケトスと同程度の強さ、氷弱点でこちらの炎防御下げてからの範囲炎がキツいけど、第三層入った直後でも十分討伐できるからね」
明夜「ちなみに確率ドロップの素材はおおよそ30%ぐらいの確率で取れるそうですよ。
  3000エンで売れるのでかなりおいしいですね^q^」




つぐみ「で、いよいよ第三階層ボス…なんだけど、じつは安定して討伐するなら必須のスキルがある。
   巨人の島の大航海クエスト初回クリアでもらえる「イージスの護り」だよ
透子「おー、今回のゴーレムは大航海に居るんだな」
つぐみ「そだよ。
   これは一番下のシグナル三姉妹のクエストが一番簡単…なんだけど、このゴーレムにはSSQ2やクロスのゴーレムと一緒で、属性攻撃に対して無属性の極大ダメージで反撃するリフレクションがある。
   そしてこの三姉妹マジでHだから、
ゴーレムがリフレクションを構えてるターンだろうがお構いなしに圧縮三色をぶっ放しやがる
透子「ちょwwwwww」
瑞香「ですが味方がHだと解っていればこちらは蘇生と援護に徹すれば良いと言うことでなにもおかしな事は無いのです!!!
  あたしってば天才ですね!!!」
つぐみ「…んまー実際その通りなんだけど。
   トリプルハンマー、リジェネと言ったいつものいやらしい行動に、世界樹ゴーレム名物食いしばりもきっちりやってくるんだけど」
透子「だけど?」
つぐみ「即死が通る上に即死させると食いしばりしない
透子「ええ(困惑」
明夜「毒ダメージや呪い反射ダメージで死亡したとき、赤ゲージに突入したときの介錯でも食いしばり発動しないみたいですねえ」
透子「てかゴーレムに毒や呪いが通る時点でアレだよなあ…無機質だろこいつ…」
つぐみ「条件ドロップは盲目状態撃破。
   最強の本の素材になるけど、素材の関係でクリア後にならないと作れないから気にしないでいいかな。
   通常素材で作れる重鎧がかなり優秀で、これで第四階層まで踏破可能なぐらいの性能だよ」








〜樹海第三階層B12F〜

君たちが灼熱の迷宮を掻い潜り、辿り着いた場所に…見慣れた一人の人影が立っている。
否、皮肉めいた笑みを浮かべる青年の紅い戦衣も、その下に着込んでいた無骨な胴当ても無残に痛み…足元には血溜まりが出来た状態で壁に体を預けていた…。


「やっと来たか…遅いぞ」

「クジュラさん!?」
「酷い怪我…どうしてこんなことに…!?」

慌てて駆け寄ろうとする少女たちを制し、青年は笑みを崩さず言葉を続ける。

「…その扉の先…そこに、深層へと繋がる道があり…そこを化け物のような巨兵ゲートキーパーが守っている。
少し様子を見る為に潜入したが…俺としたことが油断したようだ…。
…いや……これも多くの冒険者を見殺しにしてきた……報いかも知れんな
「そんなことない…!
兄ちゃんはずっと、みんなのことを考えてきたんだろ?
あたい達、ちゃんとわかってるんだ…だって、自分の部下を命令より大切にして」

-俺の権限で一個小隊にとどめさせたさ
とはいえ…多少それも誤算だったのではないかと思い始めてるよ
この水林の凶暴な魚どもが敵では衛兵隊の連中だけでは荷が重い…-

-これからまた、傷ついた衛兵たちを見舞ってくる-


「だから…そんなことを言っちゃダメなんだ。
あたい達があんたをそんな目に遭わせた奴を、絶対にズタズタにしてきてやる…!

クジュラはその真剣な瞳を驚いたように見つめ返す。
そして…ふっと笑うと、刀を支えにその場に座り込んだ。


「…確かお前は…チルノと言ったな。
お前に限った話じゃないが…お前たちフォックステイルのメンバーは、なりは幼い少女に見え…その実、今までの冒険者たちになかった何かを持っているな。
…俺も数多の冒険者を見てきたが…お前たちのような連中は初めてだ」
「え…あたい、あんたに名前教えたっけ…?」
「…この地に入る冒険者…ギルドの構成員の名前を覚えるくらいは朝飯前だ。
そして…実際に会って話をすれば、概ね忘れぬ…道半ばにして斃れた者も、探索を諦めて海都から去った者も…それに、お前たちのような連中は、忘れたくても忘れられそうにない

クジュラは、真剣な表情で告げる。

「…あの巨兵…両腕を構えてから、すべてを砕く恐ろしい威力の光を放ってきやがった…直撃は避けたが…このザマだ。
あとはお前たちに託すしかない…すまないが…頼む。
俺を気にせず、さあいけ、「狐尾」の戦乙女たちよ!

少女たちはその叱咤に押されるように、顔を見合わせて頷く。

そして、扉の先…君たちが部屋に入ると、そこには体を鋼鉄で覆った巨兵の姿。
あれこそが何度もその名を聞いた恐るべき巨兵「ゲートキーパー」。
さあ…姫の願い、想いを託した同胞と…引いては君たちの信じる正義の為、立ちはだかる巨兵を打ち倒したまえ!



♪BGM 「霊知の太陽信仰 〜 Nuclear Fusion」♪


ゲートキーパーは双覇の構え!!

リリカ「(両腕を構えた…これがクジュラさんの言ってた!?)」
ルーミア「予備動作みたいだね、アレ。
    今のうちにダメージを与えられるだけ与えてしまおう!」

リリカの号令で後押しされた少女たちの猛攻にもひるまず、構えた両手に凄まじいエネルギーが収束してゆく…!

リリカ「…今だッ!
   ポエット、チルノ!教えた通りに陣形を組んで!!
ポエット「解りましたっ!」
チルノ「よっしゃ任せろー!!><」

ゲートキーパーは天地双覇掌の構え!
凄まじい破壊のエネルギーが5りを襲う…が、「イージスの護り」の発動によりその攻撃は5りに届く前に霧散した!

アンナ「いかに強大な攻撃といえど…当たらなければどうということもないっ!!><ノシ
   さあ、次はこっちから攻撃ですよー!遅延術式解放…紅蓮の滅閃!!」

リミット技「業火」発動!
エーテル圧縮によって高められ特異点定理による破壊力ばつ牛ンにもほどがある最高最大の一撃!!
しかし…業火に装甲を焼かれながらも、ゲートキーパーはなおその強大な姿を保っている…!

アンナ「…流石に一発じゃ無理だと思っていましたが…!」
ルーミア「!
    みんな見て!」

ゲートキーパーは頭と胴体に分離した!
胴体と頭がそれぞれ独立した機構となって攻撃してきた!


リリカ「( ̄□ ̄;)ちょ!!そんなのアリか!?
ポエット「し、しかもなんか頭の方さっきの業火あまり効いてないみたいですよ…ひょっとしたら頭のほう、魔法攻撃に耐性あるんじゃ…
チルノ「こんなチートメカ作るとか深都の連中絶対忍者だろきたないなさすg(ry!!!!!><」










透子「意外にこうやって分裂してくるボス、世界樹にはいないよな」
つぐみ「強いて言えばXのゴーレムがこの系列といってもいいのかな。
   まあ別物といえば別物だね。スペックはこんな感じだよ」


第三階層ボス
ゲートキーパー(合体)
HP10000(※) 全属性弱点/即死・石化無効
双覇の構え(依存なし) 天地双覇掌予備動作。この行動が何らかの理由で失敗した場合、双覇掌の威力が減少する。
天地双覇掌(依存なし) 全体に遠隔壊属性大ダメージ。STR依存。
分離(依存なし) ゲートキーパー(頭)とゲートキーパー(体)に分離する。
ゲートキーパー(頭)
HP5000(※) 炎・氷・雷に強耐性/即死・石化・腕封じ・脚封じ無効
ヒートレイ/エレキフラッシュ(頭) 単体に遠隔炎(雷)攻撃
ブリザードブレス(頭) 一列に遠隔氷攻撃
ゲートキーパー(体)
HP5000(※) 炎・氷・雷に強耐性/即死・石化・頭封じ無効
アイアンクロー/パンチング(腕) 単体に近接壊(突)攻撃
ラインスライス(腕) 一列に近接斬攻撃
頭・体共通
集中(依存なし) ゲートキーパー(合体)になる
臨界点突破(依存なし) 頭・体のどちらかが撃破され、残ったほうが使用。1ターン「エネルギーが暴走する!」のアナウンスで無防備状態となり、次のターンに無属性のSTR依存遠隔大ダメージ

※戦闘開始時は合体状態。
分離時は分離ターンの合体状態の現在HPを半分にした値、
集中時の合体形態HPは、集中時点での頭・体のHPを合算した値になる。
分離・集中時にゲートキーパーの異常・封じの累積耐性がリセットされる。


つぐみ「基本的にはループ行動になってて、戦闘開始時からは基本的にこのループを繰り返すよ」

双覇の構え
天地双覇掌
分離
頭・体のランダム行動×3
集中
双覇の構え(以下繰り返し)

つぐみ「最初の双覇掌から次の双覇掌まで7ターン。
   双覇掌は壊属性だから壊撃の護りでも防げるけど、護りに加えて防御しても大体80〜100前後もらっちゃうわ。
   だからイージスで確実にはじきたいんだけど」
透子「確か一度喰らったよな、あたい達。
  意外と耐えられた感じがしたけど、2発は難しいよねアレ」
つぐみ「マジでよくみーちゃんとみずかちゃん生き残ったよね(真顔
操「いや、マジで
瑞香「あ…あたしのブリッジ回避が効きませんでおろろろろろ><」
透子「( ̄□ ̄;)いや思い出して吐くなー!!」
つぐみ「分離すると普通に手数が増える、しかもどっちも地味に弱点だけがなくなるという嫌がらせっぷり。
   これに関しては攻略wikiでおなじみの剣虎撃破報告がないみたいなんで、多分即死と石化通らないんじゃないかな…」
透子「運には頼れない、と」
つぐみ「リリカさんたちも38ぐらいで撃破してるけど、実は私達も35までは上げてるわ。
   実際三層ボスとしては過去でいうとスキュレー程ではないにしても、かなり強い部類ね。
   あと頭か体どっちかだけにすると大ダメージの自爆してくるけど、リメイク前だと自爆させるとドロップアイテムが消されるというクソ仕様があったんだよねえ。
   リマスターだと自爆させても素材はドロップするからいい時代になったモンだよ」
透子「なあつぐみ…これ、まさか部位ごとにドロップ素材が違うなんてことは
つぐみ「
条件ドロップに至るまで全て違うよ」
透子「うげえやっぱり><」
つぐみ「合体は腕封じ、頭は頭封じ、体は脚封じ状態で撃破。
   今作の封じは縺れ糸がないから全てダメージの追加効果がある。
   合体・分離で累積耐性リセットされるからといっても、特に分離状態は水溶液撒いて諸共に始末した方が手っ取り早いかもねえ」








チルノ「カタキは取ったよ…クジュラ兄ちゃん…!(ぐっ)

クジュラ「oi みうs おい…俺はまだ死んでないぞ^^;」
アンナ「…そして私は尊い犠牲になったんですねわかります('A`)」
ポエット「いや…あなたも戦闘終了時にちゃんと生きてたでしょうが^^;;」











つぐみ「ということで第三階層はここまで、次はー」
諏訪子「やあお待たせ、ケロちゃん先輩だよ(キリッ」
つぐみ「あれっいつの間に帰ってきてたんですかケロちゃん様」
諏訪子「まあこまけーことは気にすんな、たまには出ておかないと忘れられそうだからとかきょうきょ帰還したとかそんな理由じゃないからな(キリッ」
つぐみ「あーはいはい(呆」




リリカ プリンセス/ファランクス
王家の血統2
ロイヤルベール5
王者の凱歌5
キングスマーチ1
リインフォース2
王たる証5
攻撃の号令5
防御の号令5
予防の号令1
リセットウェポン1
リニューライフ1
クイックオーダー1
盾マスタリー1
槍マスタリー4
ラインガード2
ブリッツリッター1
リバイブ1
HPブースト1




つぐみ ファランクス/プリンセス
カーディアン2
盾マスタリー★(10)
槍マスタリー4
ラインガート1
ファイアガード1
フリーズガード1
ショックガード1
ディバイドガード1
ブリッツリッター1
リバイブ★(5)
リィンフォース3
王たる証5
防御の号令3
予防の号令1
リニューライフ1
クイックオーダー1
TPブースト1

諏訪子「先ずお前ら並べるとわかりやすいだろ、お前とリリカだ。
   まーリリカの野郎頑なにロイベとマーチ離さんな、挙句ブリッツとか余計なの振ってやがる」
つぐみ「およ、わたしはツッコみなしですか」
諏訪子「お前どうせ暇になったら殴りに行くつもりなんだろうが。
   実際、手はかなり空くだろうからな」
つぐみ「みずかちゃんがいると挑発張る余地がないからねえ。
   次周回からは三色ガードとブリッツだけ振ってとーこさんとそもそも入れ替わるつもりだけど」
諏訪子「んまああとはラインガードを繰り返すだけの簡単なお仕事だろうしなあ。
   そしてまだこの時点でアームズの強さを全く理解してない…というか、結局クリアするまで本当に振らず終わったからな。今じゃ考えられんよ。
   だがな」








〜温泉でえらい目に会った直後…〜

リリカ「うう…酷い目に会った。
   なんで私こういう役回りなんだろう…気に食わないことにあのスイーツ(笑)と顔グラもサブも一緒だけどスキル取得状況とカラーは別のはz」
アンナ「【えっ!?】
   何を言ってるの…あなた実はカラーもアレと一緒よ。
   確か先日…」

マタン「何、ボクと同じ顔グラにカラーでしかもサブまで一緒だって?
   ほほう流石に違いの分かる子はアンナとは格が違うね!
   さあ、プリンセスとしてもファランクスとしても先輩なボクを存分に見習うべきそうするべき!(えっへん)」


アンナ「…とかほざいてやがったとか…。
   アレ、聞くところではなんでもパッシブの介錯を二度も立て続けにパリィしたどころか、鳥の大喰らいも華麗にパリィしやがったとか…ひょっとしてあなた、アレに運気根こそぎ全部吸われてるんじゃ…^^;」
リリカ「……い……」


リリカ「いやああああああああああああああ!!!
   そんなのいやあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!ヽ( ≧Д≦)ノ








リリカ「これでも一応振り直しはしてるんですけど(血涙」
諏訪子「まあその後は色々考えてはいるみてーだから、初心者故の過ちとしとこか(目を逸らす」
つぐみ「なんかこのあとミミズ狩りしてスロットを脚封じと頭封じで埋めたらしいけど、プリのLUCって
リリカ「(盛大に吐血)」
諏訪子「
もうやめろリリカのライフはとっくにマイナスだあああああああああああ!!!!><





ポエット モンク/ウォーリアー
錬気の法5
血返しの法2
ヒーリング4
ラインヒール5
パーティヒール1
リフレッシュ6
バインドリカバリ5
リザレクト2
鎚マスタリー★(10)
アームブレイカー2
HPブースト1
TPブースト1




透子 プリンセス/モンク
王家の血統★(10)
リィンフォース3
王たる証5
攻撃の号令5
防御の号令5
ファイアアームズ1
フリーズアームズ1
ショックアームズ1
予防の号令1
リニューライフ1
クイックオーダー1
血返しの法1
ヒーリング2
リフレッシュ2
バインドリカバリ2
リザレクト1

諏訪子「まあ次も似た者同士だから並べとこか(キリッ」
つぐみ「そだね(日常顔」
透子「( ̄□ ̄;)いやいやいやあたい流石にサブの武器スキルとかいきなりマスターするとか馬鹿なことしてねーし!!!」
つぐみ「数値上では物理最高火力なのには変わらないんだよねえ(真顔」
諏訪子「ああ、そうそうポエットというとあとこれか」




つぐみ「第二階層でもそうだったし実はこの時のマタンさんポジションはポエット説
ポエット「
甚だ遺憾でございます(憤怒

諏訪子「あとこの芋も温泉と同じで一日一回発生するな。
   まーここまで通うのめんどくせえし、普通にサエーナホテル利用したほうがはえーというな」
透子「身も蓋もねえなあ^^;」





チルノ パイレーツ/ファーマー
トリックスター★(10)
突剣マスタリー8
銃マスタリー8
我流の剣術6
インザダーク1
ハンギング1
イーグルアイ1
収穫マスター1
探知マスター3
帰宅マスター★(1)
アメニモマケズ2
HPブースト1
TPブースト1




明夜 ウォリアー/バリスタ
常在戦場7
剣マスタリー★(10)
アベンジャー3
ラッシュ5
ブレイドレイヴ1
狂戦士の誓い1
チャージ★(5)
ウルフハウル3
正射必中★(5)
エクステンド1
TPブースト1

諏訪子「ここに来てようやく歪みねぇ感じになってきたHとわりとブレの少ないHだな」
つぐみ「確かに良い意味でも悪い意味でもつぶし利かないんだよねえ、めーやちゃん」
諏訪子「実際ここまで来るともう振るべきスキルもそんな無くなってくると思うんだけど」
つぐみ「ブレイドレイヴ振って、その後TPブーストって感じかな。
   全体攻撃って言ってもそんな全体に打ちたくなるタイミングもなくて」
透子「操が全体攻撃持ってるからねえ。
  この作品複合属性がえらい強いし」
諏訪子「世界樹の唯一有情な点、敵から複合属性がほぼほぼ飛んでこねえのもあるからな。
   こっちからは仕掛け放題だし」
つぐみ「でもこれ通常攻撃するだけなら別にトリック★スター振る必要むぐっ><」
諏訪子「もういいお前ちょっと黙ってろつぐみ(キリッ
   なおコイツの突剣は毒竜の素材で作ったヤツで、頭封じと氷が入れてある。
   この頭封じがまあ色々あとでチルノクオリティを発揮するんだが…まあ今はいいだろ




アンナ ゾディアック/バリスタ
エーテルマスター5
氷マスタリー5
炎マスタリー1
雷マスタリー1
炎の星術1
氷の星術1
雷の星術1
氷の連星術1
特異点定理★(5)
エーテル圧縮★(5)
ダークエーテル★(5)
リターンエーテル1
弩マスタリー5
正射必中2
ファイアバラージ1
サンダーバラージ1
アンブッシュ1
TPブースト2




操 バリスタ/ゾディアック
ジャイアントキル★(10)
弩マスタリー★(10)
正射必中3
エクステンド1
ヘビーショット1
ファイアバラージ1
アイスバラージ1
サンダーバラージ1
照明弾1
特異点定理★(5)
エーテル圧縮2
ダークエーテル★(5)
TPブースト1

諏訪子「こちらも綺麗に対称的なアンナと操だ。
   散々触れているがコイツはアームズ付与して普通に殴った方が遥かに強い
透子「足遅いから先手取られやすい…んだけど大体HP高いつぐみか明夜狙われるし安定して通せるんだよね。
  この子の生存率が生命線になってるところあるね、というか操に攻撃通る状況になったらhageる
諏訪子「逆にこの子を軸にして戦略立てやすいと言うのもあるだろうな。
   対してアンナは…」
透子「マジで師匠何がしたいんだ…?
諏訪子「あいつ設定的に氷タイプだからそれ重視なんだろうな」
透子「チルノとかぶるんだよなあ、今更だけど」
諏訪子「言うまでも無く三色マスタリーは三色リミットにも乗るから」
透子「知ってる、というかつぐみはリターンエーテル振ったら三色マスタリーに振るとか言ってたし」
諏訪子「ぶっちゃけあまり存在意義が無くなりつつ狩る感じではあるな。
   クロスのアンナはそれでもまだだいぶ仕事できてることを考えると、この時点では見る影もねえというか…樹海経験者だよなコイツこの時点で?
アンナ「中の人違うんでノーカンでオナシャス(虫の息
透子「お労しや…師匠(血涙」




ルーミア シノビ/なし
煙りの末6
短剣マスタリー3
潜伏2
首切5
影縫3
飯綱1
忍法含針3
忍法水鏡3
忍法撒菱5
忍法陽炎3
忍法分身★(1)
忍法猿飛2
遁走の術1
TPブースト1




瑞香 シノビ/ファーマー
煙りの末★(10)
短剣マスタリー3
潜伏★(10)
影縫3
飯綱1
忍法含針3
忍法水鏡3
忍法撒菱2
忍法陽炎1
収穫マスター1
探知マスター3
帰宅マスター★(1)
アメニモマケズ1


諏訪子「最後はキツネチャンとルーミアだ。
   ああ…先に言っておくが実はシノビは元から刀を装備できる
   実質最初の刀が作れるようになるのは第三階層からだが」
つぐみ「でも短剣スキル振る意味ないじゃん刀装備!!!><」
諏訪子「あー復活してきたかーまあ確かそーだけどさあ。
   実際ルーミアはサブ未設定だからそこでまた振り直しはするつもりだ、これまでそれとなく話題は伏せていたんだが」




諏訪子「海都ルート初回三層クリアでショーグン、深都ルートならアンドロが解放だ。
   ルーミアのサブはこれになるな」
透子「相性的にはどうなん?」
諏訪子「悪くはない。
   この時は一騎当千が「使用ターン中被ダメージがでかくなる
だけ」という異様なペナルティの軽さで使い放題なんだよなこれ。
   煙りの末でコストカットして打てる、軽業+雲隠で回避しながらリスクを踏み倒せる、ついでに大武辺者でタゲ取って軽業と併用するとTPも回収できるとか言うトチ狂ったダークニンジャが爆誕する」
つぐみ「ついでに含針は普通に使えるから、ちょっと高めの攻撃力で眠りを撒きながら攻撃できるって言う利点もあるよね」
諏訪子「たかだか知れてるけどな。
   ああ、FOEの条件ドロップをこの時点で易々満たせるわけねえという目論見か、一番弱い刀がB14Fの素材で作れるが…まあアイテム名だと長いから史実の別名で呼ぶと祢々斬丸なんだが、クリア前で三番目に強い刀だからこれでクリアまで通しても問題ない」
透子「バケモノ刀じゃん…」
諏訪子「あと、実は首切は一度極めたんだけど、マスターしてもしきらなくてもそれほど発動率は高くない。
   当然っちゃ当然なんだが、これももったいねーことに休養して他のスキルに振り直したらしい。
   恐らくはゲートキーパーともう一体以外には即死通るんだから、もったいねえよなあ」


諏訪子「今回はこんなところかね。
   いよいよ次の階層で、裏側に隠された多くの事情が明らかになっていくぞ」
透子「クロスに比べるとずっと短いように思えるけど気のせいかねえ」
諏訪子「アレはもう
ダメな意味でボリュームがおかしいからな。
   あ、そうそう次からは採集部隊も人数増やしてやるみたいだ。
   これまでは休養者のレベル調整の時に動かしていたが、やっと採集PTは採集PTで専門にして動かすようだな」
つぐみ「誰がなにしたか知ってるだけにもう不安もなにもないんだけど」
諏訪子「今更だんなこと。
   と言うわけで今回はここまで、次回は第四層に突入するぞ」