〜海都アーモロード 冒険者ギルド〜

葉菜「つーわけで、かごめちゃんから追加人員が送られてくるという話だけど…基礎的なところを教えてあげなきゃならないから、ある程度レベルが上がるまであなたたちの誰かに教育係というか…お目付役を頼みたいのよ」
リリカ「はぁ…でも、基本的に今方向性も決まっちゃったし…出来るならレベル差を生むような感じにはしたくないんですけどねぇ」
ポエット「だったらアレですか、5りである程度経験値を稼いだら交代するって感じで見るとか」
ルーミア「…あー、そう言えば私一つ気付いたんだけど…私、刀をメインに持つようになったから影縫も飯綱も使えなくなっちゃってるから、出来るならその分を軽業習得に回したいなーって思うんだけど」
リリカ「えっ…あ、そうかそう言えばどっちも短剣スキルだねぇ。
   そうすると短剣マスタリーも必要無くなるし、振り直した方が得策かなぁ」
アンナ「ルーミアならわりとサバイバビリティ高いし、例の刀もあるから火力もあるだろうしメイン教育係でいいんじゃないかしら。
   私達に追いつくまでとなれば、新しく入る3りもレベル20くらいまでは上げられると思うし」
リリカ「そうだねえ…それじゃあ、任せてもいい?」
ルーミア「了解なのかー^^ノ」

システムウィンドウ【ルーミアを「休養」させました】

リリカ「とりあえず刀マスタリーも一個振っとくといいわね。
   余裕があったら禍時を覚えるか、食いしばりを伸ばすか、潜伏のレベルを上げるか…その辺は任せるよ」
ルーミア「そうするー」

葉菜「話は決まったみたいね?
  一応あたしとコーディも、色々考えるところあって勝手に休養入らせてもらったわ。
  ファーマーのTPとTECで回復持ってても使いにくいのよ
大妖精「とりあえず葉菜さんシノビで、私がバリスタに変更です。
   基本的には高LUCから高レベル飯綱や発煙弾を放つのが目的なんですけど…」
葉菜「イメージ的にコーディだと合わない感じだったから私がなることにしたわ
リリカ「(あんたが前衛でドンパチやりたいだけじゃないのかよ^^;)」



狐尾奮戦記その11
「古明地こいしのドキドキ世界樹日記 始動編」




葉菜「じゃあ改めて…みんな入ってきてー^^」


「やっと封印が解けられたか!おそい!!」


リリカ「( ̄□ ̄;)えっ!?
   この声…まさか」

チルノ「誰だ!」
ルーミア「何奴!」
ポエット「何者だ!」



♪BGM アニメ「ポケットモンスター」のロケット団登場のテーマ♪


「誰だ彼だと訊かれたら、応えてあげるが世の情け。
世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため。
愛と真実の悪を貫くラブリーチャーミーな敵役!!(>▽<)ノシ」



リリカ「( ̄□ ̄;)違うだろー!!!
   つーかチルノとルーミアは解るけどポエットまでノるなー!!」




こいし「まいどー、無意識でーす^^
リリカ「畜生っ…やっぱりあんたかあんたが色々と…!
   つーか何しに来たのよ!あんたが絡むと大概ロクなことにならないのはジョウトの件を考えれば確定的に明らかじゃないっつーか既にむしろ既にあんたロクなことしてないじゃん!さっさと地霊殿に帰れこのスク水フェチ!!><
こいし「うー冷たいなぁ…私とリリカの仲じゃないそんなこと言わないでよいけず〜^^;
   大体その口ぶりだとどう考えてもそれ以外のことまでみーんな私のせいだよね?それはいくらなんでも理不尽だと思うんですわ?お?^^;;;
   それに今までナレーションまでやってあげたんだからもっと感謝したって罰は当たらないんですけど?
リリカ「じゃかあしい!!!><
   つーか今まであのみょんなナレーションしてたのは貴様かあああああ!!!」

アンナ「そう言えば面識はあるけど、私この子よく知らないなぁ。一体どういう子なの?」
ポエット「ええっと…さとりさんはご存知ですよね?
    こいしさんはさとりさんの妹さんなんです。
    過去ちょっと色々あって、第三の目を閉ざしたり開いたりしてるうちに心を読んだり無意識を操る能力を持つようになったとか
リリカ「今の変態崖下思想に染まる前はかなり物騒極まりない奴だったらしいけどね。
   昔みたく「ついうっかり」で大量虐殺始めてみたり、私がジョウトに行くきっかけになった異変の時みたいに幻想郷中を狂気の坩堝に叩き込んだりとかはしなくなったから…そっちの方での危険性はなくなったとは思うけど」
アンナ「( ̄□ ̄;)何ですかその歩く核弾頭的な危険人物!!」
こいし「んーでも、かごめさんから「介錯覚えて良いぞ、むしろ一緒に送り込む奴のいい修行になるから」って言われてるから、まぁその辺りは加減せず行こうかな、とか^^;」
リリカ&ポエット&アンナ「( ̄□ ̄;)おいィィィィィィィィィ!!!

「まぁ、そうならないために私たちがいるんだけどね」
「そうですねー、流石にモンスターじゃなくて味方に全滅させられてもかないませんし…^^;」






レティ「そもそもそこの無意識の行動は、条件を満たすと基本的に不可避らしいからね。
   でもポケモンと違って私のメイン盾のスキルを最大限に生かせると聞いてるからね、その役目はしっかり果たしてみせるわ」
リリカ「レティさん…それに早苗まで!?」
チルノ「来た!SGGKきた!
ルーミア「幻想郷のメイン盾来た!これでかつる!!\(^0^)/
早苗「諏訪子様が何気に御存知でしたので、色々教わってきましたけど…何か相当難易度が高いと聞いてるので巧く行くかどうかちょっと不安ですが^^;」
アンナ「…というかあの神様はどんだけのゲーマーなんですか^^;」








かごめ「それでは始まります
最新シリーズまで何気に連綿と続く安心と信頼のムイシキによるムイシキタイムです(真顔」
諏訪子「おめーしれっと戻ってきてしれっと解説始めようとしてんじゃねえよ」
静葉「つぐみはともかくあとの子達にあのムイシキオンザムイシキは刺激が強すぎるからと言う判断よ、仕方ないね♂」
諏訪子「そしてこっちはこっちで呼ばれもしねーのに湧いてきやがって…まあいい、あのファッキンムイシキが一番やりたい放題しやがったのもここだからな…」
かごめ「そして此処のムイシキはこともあろうにユウカリンサンの堪忍袋を爆発四散どころか分子分解させやがった狂気の介錯スタイルだからな」
静葉「本当はどこぞの差無来意識だったらしいけど、
明らかにコイツクリティカルなタイミングで味方を壊滅させやがったしねえ」
かごめ「Xの三途渡しモードなんかこれに比べたら至極カワイイモンだよ(キリッ」
諏訪子「いやまあ確かに認めるが…こいつ、確かサブシノビだよな?
   まさかこの上に首切とか伸ばしやがったとかはないよなあ…?」
リリカ「
この時はやってなかったのにリメイクは伸ばす気満々なんだけど…勘弁して(血涙」
静葉&かごめ「(顔を覆う)」
諏訪子「その…なんだ…強く生きてくれ(しろめ
   黒幕はまあいつもの黒幕か」
静葉「意外にあいつはぶれないわね、それしかしてねえとも言うけど。
  ちなみにコイツは収穫マスターと何故か野生の嗅覚だけ振って、あとはファランクスだけを伸ばす感じ」
諏訪子「流石に五分の魂は重すぎるしブレイブハートは持たせる意味ねえが…なんで嗅覚まで振ったんだコイツ?
   まあいいや、あとは早苗はサブプリで後列に置いてロイベでも回復できるようにしておいたんだが」
静葉「正直最悪の敵がむしろこいしという」
かごめ「あのムイシキ初期は刀じゃなくてアンテニーダガーの二刀流だったんだよなあ。
   以降もなげえこと片手にはアンテニーダガー握ってやがったし」
諏訪子「刺殺する気満々じゃねーかよあのドアホ…」
かごめ「というわけでこの3りを採集部隊の補助に加えるべく、スキル振り直しのルーミアがリリカ達のレベルに追い付くまで育成に入るわけなんだけど」








Fase1 その角鹿危険につき


〜樹海第一階層B4F〜

こいし「♪〜(少女歌唱中 「ン・パカマーチ」/徳光由香 「夢のクレヨン王国」OP
ルーミア「(う、うっわ〜…なんかイメージ的に違和感ないのにこの背筋を走る怖気はなんだろう^^;)」
早苗「(な、なんでか知らないけどネタ的にsYレなってない系の気配が^^;)」
こいし「あっ、可愛いシカさんだねえ^^
   エサあげるからおいでー」
ルーミア&早苗「【えっ!?】

狂乱の角鹿が粘着してきた!
角鹿のヒキョウな不意打ち!
困惑の叫びでレティとこいしは混乱した!

ルーミア「( ̄□ ̄;)おいィィィィィィィィィ!!!
    これちょっとsYレなってないよ!逃げよう早苗…って」

早苗はこいしのアンテニーダガーにより裏世界で幕を閉じているようだ…

ルーミア「( ̄□ ̄;)おいィィィィィィィィィ!!!」

ルーミアはなんとか逃亡に成功した…。



ルーミア「うう…のっけからこれとかどうなってんの…('A`)」

【システムウインドウ:Sanaeさんにネクタルを使用しました】

レティ「(正気に戻った)…………一体何をやってるのよあなたは…私も言えた義理ないけどさ…」
こいし「てへっ、つい殺っちゃった♪ごめんね♪」
レティ「つーか逆手に持たせてすら武器の追加効果しっかり出やがるのね。
   攻撃力自体は弐の太刀のレベルに対応するみたいだけど…試行回数増やせば即死引く確率も単純に倍よね…なんて厄介な」
こいし「あ、ってことはさー、預り所に預けてある攻撃力のひっくい武器あるじゃん。
   アレとか活用できるんじゃないかなー^^」
ルーミア「そんなことはもう少しレベル上がって安定した戦闘が出来てからにしてもらえますかねえ…!(#^ω^)ビキビキ
こいし「
( ̄□ ̄;)ごめんなさい調子乗り過ぎました!!!
レティ「(うっわ、素でガチギレしてるルーミアなんて初めて見たわ…リリカ達何仕出かしたのかしら)」



Fase2 Koishi, the Genocider


〜樹海第二階層B5F〜

レティ「この階層から一気に敵が強くなるのね…。
   景色を楽しみたいところだけど、そんな余裕もないのかしら」
ルーミア「ここのワニは本当に危険だから!
    絶対に今の状態で手を出したらダメなんだから!!><」
こいし「解った解ったからもうやらないよー^^;」
早苗「………ね、ねえルーミア、ちょっと、あれ…」
ルーミア「えっ?」

顔面蒼白のまま引きつった笑顔の早苗が指差した先には…。




ルーミア「( ̄□ ̄;)いやあああああああああああああああああ何時の間にいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
こいし「わわ、私は知らん!何も知らんぞおおお!!><」
早苗「あ…あの、多分相手の索敵範囲内に入ったからじゃないかと…諏訪子様から聞いた話だと、近づくとモード変わるFOEがいるって聞いたし…^^;」
ルーミア「そういえばこいつそうだった…しばらく戦ってなかったから忘れてたのかー…orz」
レティ「逃げるのも癪だわ、折角だから戦ってみましょう。
   ルーミアの一騎当千と私のガードで一階層のカバも狩れたんだし、レベル14もあるならなんとかなるかも知れないわ」
早苗「ちょちょ、大丈夫なんですかレティさん!?」
レティ「やり方次第よ。指示は私が出すわ」
こいし「流石幻想郷のSGGKは格が違ったすごいなーあこがれちゃうなー^^」
レティ「それほどでもない(キリッ)」


〜少女戦闘中〜


レティ「(よし…もう一息)」
ルーミア「れれ、レティ!相手はそろそろ高威力全体攻撃の乱発モードに切り替わるよ!?どうするの!?」
レティ「落ち着きなさい、ここで必殺陣形から一気に殺りに行くわ!
   ルーミアは業火を使って!そうすれば…」

深海の殺戮者は引き裂きの構え!
ハラペコワニ野郎の超破壊力による牙と爪の歯車的小宇宙!!

こいしは食いしばりで耐えた!

早苗「…っ…!
  なんとか耐えられた…ここからヒーリングで立てなおs」
こいし「(きゅぴーん!)
   よっしゃー!御首頂戴いーっ!!(>▽<)ノシ
早苗「( ̄□ ̄;)えちょ!一体何をすrftgyふじこlp;」

こいしの介錯が発動!
早苗の息の根を止めた!


早苗「…これじゃ…私…PTを守りたくなくなっちゃうよ…(ばたり)」
レティ&ルーミア「( ̄□ ̄;)さなええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!


ルーミアの連携は失敗した!
深海の殺戮者は引き裂きの(ry


……







さとり「何か言い訳はあるかしら、こいし?(#^ω^)ノシ」
こいし「(頭にたんこぶ)うう〜…すみませんでしたぁ〜><
   でも条件満たしたら好きに発動させていいって言ったじゃないか〜うそつき〜!><」
さとり「TPOってものがあるでしょう!空気読め空気!!><」

早苗「こんなにポケモンと世界樹で難易度の差があるとは思いませんでした…><
  確かに、予備知識があれば、対応くらいは出来るけど、根本的な解決にはなりませんよね?><;
レティ「ショックなのは解るけどそのネタは色々危険だからやめた方がいいわ…諏訪子が泣いちゃうわよ?^^;
   まぁ今回は私も悪かったわ…正直レベルが上がって安定して受けられるまで、少なくともこいしのいる環境ではアレに挑むのは無謀だと解ったorz」
ルーミア「つーか私達の初期よりもまだ悪いよ…介錯とかなんなの?ばかなの?しぬの?><」








諏訪子「(しめやかに吐血)」

かごめ「今思い返してもロックオンしてるんじゃねえかってぐらい早苗狙われたよな…
静葉「どっかのモンペカンガルーの親子愛同様、逆手の武器もちゃんと追加効果乗るのがもうね」
かごめ「それでもなんだかんだ介錯は便利なもんで、ルーミアがこの時点で一騎当千持ってたしレベル15になる頃にはワニもナルメルも古代魚三連星も普通に八つ裂きに出来てたわけだが」
静葉「どこぞの遊牧民も書いてたけど、実際はFOEのトドメ刺したりしてる回数もかなりある筈なんだけど」
かごめ「悪目立ちって言葉もあるしまあ…そういうことなんだろ」








Fase3 灼熱の洞窟でアリと


〜第三階層B9F〜

こいし「初クエスト〜♪初クエスト〜♪

早苗「…ほ…本当に大丈夫なんでしょうか…?
  明らかにこの階層の魔物、第二階層のよりもさらにレベルが高い系の気配がするんですが…」
レティ「とりあえずこの階のFOEは狩りつくして復活まで時間があるってリリカも言ってたから…大丈夫じゃないかしらね。
   雑魚はルーミアが逃げられさえすれば問題ないから」
早苗「それにしても変わった依頼ですねぇ。
  一見、そのような木の実があるようにも思えないですけど」
レティ「そんなに旨い木の実なら少しくらい食べてみたいものね(キリッ)
   というか、その木の実なんだけど」
早苗「えーっと…ポモ…ポモモ…ポミ…ポメ………ママさんどもってたから忘れちゃいました^^;」
レティ「ですよねー。
   依頼書は持ってきてあるんだけど、「ポモナの果実」ね。
   まぁ…この一見草木も生えない灼熱の洞窟にそんなもんがあったとすれば、確かに「幻の果実」かもね」

こいし「…あれ、アリだ」

熱波押し寄せる地底を行くこいしは数歩先に一匹のアリを発見する。
特にこちらに気付いた様子もなく、アリは一心不乱に触覚を動かしている…何かを探っているようだ。


早苗「…アリですね…というかあり得ないくらいでかいんですけど^^;」
レティ「行きがけに元老院の図鑑で見せてもらったガードアントやキラーアントとも違うアリみたいね…。
   覚えてる早苗?この依頼にある木の実は、アリも好物にしているらしいって話
早苗「…!
  つまり、あのアリを追えば」
レティ「そういうこと。
   こいし、ルーミア、見失わないようにあいつを尾行(つけ)て。あなた達の能力なら容易いでしょ?」
ルーミア「了解なのかー」
こいし「おっけおっけ、そいじゃ行ってきま〜す^^」

〜10分後〜

アリを追っていったルーミアが戻ってきて、その案内で早苗達もその場所にたどり着いた。
壁に寄り添うように生える一本の木の根元にはアリがいて、周囲を執拗に探っている…


早苗「あの木の上…何かあるんでしょうか?」
レティ「というかルーミア、あなたここをリリカ達と探ってたんでしょ?
   こんな樹なんかあったの?」
ルーミア「うー…あの時結構夢中で探ってたからよく覚えてないよ…でもなんかいいにおいがする場所だなぁって」
早苗「もう少し近づいて…あっ」

早苗は足元の小石を蹴つまづいてしまう…。
その音でアリはこちらに気づいてしまったようだ。


君たちの存在に気付いたアリはこちらに向き直り、アゴを打ち鳴らしながら威嚇してきた!


早苗「( ̄□ ̄;)きゃあああああああやっちゃったああああああああああ!!!」
レティ「もう、早苗のドジ!><
   …こうなったら、あいつを蹴散らさないとあの樹を調べられないわね」
こいし「ふーやれやれだぜ…しゃあない、やりましょうか^^(わくわく)」
ルーミア「( ̄□ ̄;)戦闘になると目を輝かせる無意識妖怪がいた!!」








かごめ「Wのログで名前だけ引用したエスビョルが絡むクエスト「我侭美食家の飽くなき食欲」ですな。
   実はベッコウ蜂の依頼の続編になる。
   これに登場する幻実の収集蟻はB10Fなどに生息するキラーアントに毛が生えた程度の強さしかないので、レベル20くらいしかない3りがいても全く苦戦せずに倒せんだけども」








こいし「よっしゃ私一番乗りー!^^^」

こいしは早速樹の上をするすると登っていく…。
そこには銀色に輝く芳醇な香りを放つ果実g


こいし「総ての…食材に感謝を込め…いただk
レティ「反射的に食おうとするなどアホッ!!(#^ω^)」

レティは流星衝の構え!
破壊力ばつ牛ンの一撃!
こいし(と木の実)は落っこちてきた!!

こいし「いたた…なななにすんだよレティさーん!><」
レティ「なに依頼品を食おうとしてんのよあんたは!
   …で、どうやらこれがアタリみたいだわ」

早苗「すごく…いい香りです…(^q^)ジュルリ」
レティ「…気持ちはわかるけど我慢なさい。
   こういうのに手を出しまくったばっかりに、スイーツ(笑)なんて不名誉な呼ばれ方をされてしまったどこぞの女王を忘れたの?」
早苗「う…それは…うう〜^^;」
こいし「うーん、だったらさっきアリが持ってった奴を強奪するってのはどうだろう?
   樹の上からなんとなく見てたけど、何匹か木の実持ってくのが見えたよ」
レティ「…ほほう、その辺りもうちょっとkwsk
早苗「( ̄□ ̄;)ちょ!あなたも食べたいんじゃないですか!!つーか手段が穏便じゃねえええ!!



こいし&早苗「(木の実を一心不乱に貪り食っている)」
レティ「(かじりかけの木の実を持ちながら)これだけ持っていけば依頼は果たしたことになるでしょう^^;
   …ってルーミア、どうかしたの?」
ルーミア「あ…うん、なんでもない…」

ルーミアは去り際、ふとあることを思い出す。
この付近にあった、奥に続いているような空間があったということを。

木の実を得たアリは一体何処へ行こうとしているのか?
ルーミアはそれを考える。

ルーミア「(ひょっとしたら、アリの巣があるのかも。
    このアリはそんなに強くはなかったけど…もし、このアリたちを従えるような奴がいたら)」








静葉「アリを追いかけてゆくと、収集蟻×3との戦闘の後、追加でポモナの果実を入手できるわね。
  木を上るキャラは左側のキャラで固定されてるみたい」
かごめ「まあこいしならやりかねんわな。
   追加で持って行くと報酬のマドラが2個上乗せされるが…どのみちこの階層のノーマル採取素材がマドラの材料になるから、そこまでするうまみがあるかどうかは疑問だな。
   あ、アリを逃がしても報酬の追加はねえよ」
静葉「これも後々クエストにつながっていくんだけど…これについては触れませんので?」
かごめ「つぐみたちにさせるかねえ、あいつどっかしらでアリ駆除してるし」 








Last Fase 早すぎた挑戦


〜第二階層B8F〜

こいし「というわけで何かボスっぽいのがいますしアレも狩ってみましょうか^^」
ルーミア「( ̄□ ̄;)えっ!?
    どど、どういうことなのかー!?どうしてクジラさんそこにいるのかー!?」

-おお、久しいな。
いや何…我も死に切れなんだというより、我が命を拾ってくれたある方の頼みにより、汝らがここを離れるまで時々相手をしてやることになったのだ。
…もっとも我が力も、本来の力を取り戻しつつある…いや、その上に成長し続ける汝らには敵うまいが…-

早苗「あ…あのー…どう考えても今の私達にはほとんど勝ち目がないような気配が^^;
こいし「なーに言ってんのさー早苗さんは臆病だなぁ^^
   大丈夫大丈夫、私の心を読む力でリリカ達がどう戦ったのかの記憶を読めば楽勝楽勝^^^^
   それに第三階層のクエストだって出来たじゃん!心配ナッシング!!>▽<ノシ」
早苗「( ̄□ ̄;)いやいやクラスとか全然違いますから!!つーか人数も1り足りないし!!大体あのクエストかなり簡単だったし!!
こいし「カイオウだかラオウだか知らんけどこの私達の前にあってはお前なぞ一瞬のうちにhageることは確定的に明らか!!!m9( ゚д゚ )
早苗「( ̄□ ̄;)無意味に大見栄切るなー!!!(ガビーン!!)

-ふふ…威勢の良い娘よ。お手柔らかに頼むぞ…!-

早苗「いやいやいやあなたもやる気出さないd…アッー!!!

ケトスの大いなる調べで全員眠ってしまった!

-そしてついげきのオーシャンレイブ!!!m9( ゚д゚ )-

ケトスはオーシャンレイブのかm



こいし&早苗&レティ「(へんじがないただのしかばねのようだ)」

-ふ…まだまだ我に挑むには早かったようだな。
どうするルーミア、まだ続けるか?-

ルーミア「(食いしばり発動)…ううん、流石に私1りじゃとても勝ち目がないよ…^^;
    それよりクジラさん、クジラさんを助けたのって、ひょっとして」

-…汝の考えたとおりだ。
いずれ汝らと共に闘う日も来るだろう…「彼女」から汝らのこと、色々聞かせてもらった。
そして…今汝らがどういう道をたどっているのかも総て-

ルーミア「そーなのかー。
    …でも、解ってきたことも色々ある。
    同じくらいわからないこともいっぱいあるけど…でも、なんとなく予感があるんだ。
    きっと、この先で私達が見るものは…私達にとって、とても大切なものなのかもしれないって

-そうか。
ならば、ひとつ教えてやろう。
この先一時的にも、我が古き友…深王と剣を交えるのであれば、決して避けて通れぬ障壁があることを-

-それは深都の守護神獣…キリン-

ルーミア「きりん?」

-左様。
キリンは、雷と炎を操る神獣。
己や深王ザイフリートに仇なす者に「神罰」を与える恐るべき者だ。

何の対策もなく挑めば…それこそ神をも超えうる力なくば、打ち倒すもかなわぬ-

ルーミア「そーなのかー」

-攻撃力そのものは私も奴もそれほど変わらぬだろう。
ただし…ヤツの攻撃は特殊な条件を満たすと凄まじい威力を発揮する。
そのことを汝に教えおく故、リリカ達にも伝えてやるといい。
今まで蓄えた力だけでなく、知識もすべて振りしぼり…そして汝らが力を合わせれば、必ず活路は見えてくるだろう…!-

ルーミア「…うん、ありがとう!」








かごめ「実際はHPギリギリのところまでは追い込んだんですよ。
   しかし見事にルーミア&分身ルーミア以外が調べ&オーシャンレイブで壊滅、そのままルーミア単独による業火+一騎当千で討ち取ったと」
諏訪子「調べで全員眠ってオワタたと思ったら本体と分身両方が食いしばったとか逆にミラクルだった」
静葉「あなたもあなたで唐突に復活してくるのね。
  ともかくこのケトス戦でルーミアのレベルもリリカ達に追いついたので、あとは3りを葉菜とコーディに合流させて基本的には採集部隊として運用してるわ」
かごめ「てなわけで次回はいよいよ第四階層探索に入ります」