あの戦いから一年半後。

ポップンの環境も色々変わる。
『13カーニバル』はとうに稼働を終えて『14フィーバー』に移り、それすらも追えて『15アドベンチャー』の曲解禁イベントが開始され始めた頃。

人のクチに戸は立てられぬ。
今や全国的にも屈指のランカー達が、根城とする『バーボンハウス』を舞台に伝説的な一戦を行ったという話が近隣に広がり始めた頃…そこにまた新たなる住人が増えようとしていた。



<ξ゚听)ξがポップンでランカーを目指すようです エピローグ>



(# ^ω^)「なんだおあのDQNども!もう我慢の限界だお!!11」
('A`)「まー落ち着けブーン」

商店街を歩く二人の少年。
そのうちの一人…ブーンは何か余程嫌な事があったのか、周囲の目も省みずに悪態を吐き散らしていた。

(# ^ω^)「これが落ち着いていられるかおドクオ!
     一体何回回すつもりなんだおあいつら!
     しかも店員も一緒になってむしろブーン達を追い出す側に回りやがって!!!111」
('A`)「確かにアレはヒデェよな。
  店員と常連の馴れ合いもあそこまで行ったら痛いなんてもんじゃねーよ常考」

この二人…ブーンとドクオはそれまで、駅前のゲーセンに通い詰めていたポプのプレイヤーであった。
駅前のゲーセンにはポプが二台あるのだが、現在そのいずれも常連達による回しプレイで順番も何もない状態になってしまっていた。


理由はただひとつ、曲解禁イベントのせいだ。

先にも述べたが、近隣の繁華街には音ゲーのトップランカーが数多く集まっている。
彼らがいた駅前のゲーセンにも『界王』クラスのランカーが3、4人居り、その取り巻き数人が常連の主体を成している。

毎年店舗対抗の時期になると「最上級者以外お断り」が、その店の不文律となる。
特に先年の『14』はひどかった。
高速で「フィーバーロボ」を解禁するゲーセンはそう多くもなかったが、彼らのいたゲーセンではそのために他のプレイヤーが門前払いされる始末。

運営もこれで良くないとでも思ったが、『15』からは個人対抗イベントとなっていたが…それ故にランカーたちは競ってイベントの最速踏破に躍起になっていて、状況は先年よりひどくなってすらいた。
彼らはただ「全国で最初にその栄誉を得る」ことが目的であり、それを見届けるギャラリーでしかなく、それとは関係のないプレイをする者等「邪魔者」でしかないのだ。

彼らもまたそういうDQNの被害者である。


('A`)「しかしよぉこれからどーすんだブーン?
  あの調子じゃ解禁イベントが終わるまで全然遊べねーぞ」
( ^ω^)「う…それは困るお…折角の夏休みだしひと夏で対戦千試合達成の野望が…」
('A`)「ちょwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwそれはねぇwwwwwwwwwwwww」

まーとんでもないことを考えてるヤツは何処の世界にでもいるもので。
ドクオは「資金源大丈夫かよお前」という当たり前の突っ込みはもうする気にもならない。

とはいえ遊び場がなければ困るのは彼も同じである。
思案の末…彼はあることを思い出した。

('A`)「…ん、待てよブーン。
  そういえば隣のクラスの香具師に聞いたんだが…今回の学年トップになったクーは知ってるよな?」
( ^ω^)「当然だお!クオ高新一年生美少女ランキング一位の才媛だお!
    知らぬ者が今のクオ高にいるかってんだお!!」

余談だがクオリティ学園の高等部ではほぼ恒例的、かつ非公式で、それぞれの学年における美少女ランキングというものがこっそり作成されている。
何時誰が調べて、いったい何処から広まっていくのか不明であったが、高校の校内ネットワークで男子のみがアクセスできるエリアに公式ページがあり、故に一学年五百人にも及ぶマンモス学校であるクオ高の半数を占める男子ほぼ総てがその情報を把握している『常識』だった。

('A`)「じゃあ、そのクーがポップンのランカーだって話は知っているか?」
( ^ω^)「お?」

小首をかしげるブーン。
件の美少女ランキングでは住所は当然、誰が調べるのかスリーサイズや趣味嗜好まで完璧に網羅されている。
しかもトップランクになるとその情報はまめに更新される。

ブーンは学校が休みの日以外、それこそ毎日のようにランキングの公式ページを覗いていた。
それゆえ、ランキングトップについての詳細な噂まで完全に把握しているという自負があった。

( ^ω^)「んなわきゃーねーお。
    そんな話聞いたことねーし、第一今までゲーセンで見たことねーお」
('A`)「だろうな。
  俺もおかしいと思って少し調べてみたんだが」

そういいつつ懐から、某伝説的ギャルゲーの主人公の悪友よろしく手帳を取り出すドクオ。

('A`)「隣のクラスは何気に美少女揃いなんだよなー。
  委員長のクーもさることながら、ツンとしぃというランキングのスリートップが揃い踏みしてるとかなー。
  まるで理想郷だぜあのクラスはよぉ」
( ^ω^)「もったいぶってないでとっとと教えるお」
('A`)「まぁまぁ焦りなさんなって。
  あ、これだ。
  そのスリートップがな、そろいもそろって住宅街の一角にあるゲーセンに入り浸ってるという噂があるんだ」
( ゚ω゚)「マ ジ ゲ ス カ ?」
('A`)「ただそのゲーセンがなー…ちょっといわくつきでな。
  店長がめっちゃ厳しい人らしくて、過去にDQN数人がまとめて出禁になった挙句お礼参りに来た連中を返り討ちにして警察に突き出したとか…。
  店長自身がどうもその近隣の顔役らしくて、常連に喧嘩売ったバカランカー徹底的かつ社会的に潰して、をこの街から家族ごと夜逃げさせたなんて話もあるぜ。
  営業時間もみじけーし、常連もクッソマナーいいらしくてボランティアにも参加してくれっから、全く近所から苦情も出てねーとかも聞くけどな」

ブーンはしばらく考えていたようだが。

( ^ω^)「それってもしや、今のブーンたちにとっては新天地になりうる場所なのでは?」
('A`)「まぁ少なくとも今の駅前よりは」
( ^ω^)「うはwwwwwwみwなwぎwっwてwきwたwwwwwwwドクオ、そこへ案内するおっおっ!」
('A`)「ちょ…お前大丈夫か?
  興奮するとボタンぶっ壊しかねぇし」
( ^ω^)「心配無用だお!
    今のブーンにとってはポプを楽しむことが第一だお!」

興奮を抑えきれないブーンを苦笑しつつもなだめながら、ドクオは件の場所へ進路を取り始めた。


彼らが程なくしてたどり着いたのは住宅地の一角。
彼らが通うクオリティ学園高等部に程近い位置にある小さなゲームセンター…

そう、『バーボンハウス』だ。


( ^ω^)「やっと着いたかお!我が新天地ktkr!」
('A`)「ちょwwおまwwwwはしゃぎすぎ自重wwwwっうぇwww」

wktkを抑えきれないブーンはドクオの制止よりも早く、その店内に飛び込む。

('A`)「しょーがねーやっちゃなー」

苦笑しながらそのあとを追って店内に入るドクオ。

( ゚ω゚)「…」
('A`)「お?どーしたブーン?」

暴走状態で飛び込んだブーンが、まるでゼンマイの切れた玩具の様に停止していた。
ドクオもその視線の先をたどる。


ポップンの筐体が三台。
この時点でも、ポッパーである彼らにとって衝撃的なことであったろうが、
それでもブーンがこんな呆気に取られている理由としては多少弱かったのかも知れない。

ドクオがそのことを悟るのにそう時間はかからなかった。
二人の視線の先にあったものは…。


(*゚ー゚)「〜♪」


鮮やかな手並みでメルトEX後半部分の階段譜面を捌くしぃの姿。


グゥゥゥッド!

(*゚ー゚)「やったぁ、トケターEX97kktkr♪」
(;><)「ちょwwwwそれ超チャレじゃないしwwwwwっうぇwwwww」

おおはしゃぎするしぃと爆笑状態でツッコむビロード。


あの後…当人を除く全員の度肝を抜いたのは、しぃの異常ともいえる成長スピードだった。

思えば彼女はツンがショボンとビロードの指導を受けていた時、その傍らにはいつも彼女の姿があった。
剣術とかで言うところの『見取り稽古』というのだろうか…しぃはツンへ向けられたアドバイスを、ちゃっかり自分も実践していたのだ。

抜け目がないといえば抜け目がない。
そんな彼女も既に37どころか…レベル41クラスの高難易度にもクリアマークをつけ始めていた。


ξ ゚听)ξ「あたし前々から思ってたけど…この中で実はしぃがいちばんの食わせ者なんじゃないかしら」
川 ^ -^)「…」

ツンの最もな一言に苦笑を隠せないクー。


しかし…成長度合いで言うなら彼女たちのほうがずっと大概だった。

あの一戦を境に、ツンはまるで別人のように高難易度帯のクリアマークをつけ始めた。
店舗対抗イベントが終了する頃には、1クレジットごとに1曲を撃破するといった塩梅で、年の瀬にはもう未クリアはHELLコースの4曲中1曲…即ち、後年も『クソ発狂』の代名詞的な譜面であるプログレッシヴバロックEX…通称「バーロー」を残すだけになった。

しかしそれすらも、年末年始の筋トレと「目覚まし代わりに聞いていた」という異様な聞き込みという空恐ろしい手段で撃破。
結果的に店舗内でバロかわいい攻略一番乗りを果たしてしまい、『バーボンハウス』常連の中でも名実ともに最強のポッパーとして認められる存在となった。


そしてクー。

ツンへの対抗心を正しい方向へフルで燃やし、こちらも譜面研究と実践の繰り返しで、徐々にツンとのスコア差を詰めてきていた。
流石にIRの低難易度でツンが叩き出した『イカレた』スコアには敵わないものの、総合力ではトップに食い込む技量を見せつけ…そして今では、クーに遅れること10日でバロ攻略を達成、そしてレベル41帯でも半分以上フルコンというバケモノぶりを発揮していた。

いまや二人はスコアラーとクリアラーの違いはあれど、その総合的な実力はほぼ互角に近くなっていた。


そしてショボン。

あの伝説の一戦で完全に傷の癒えた彼は、直ぐにトップランカーとしての正体を現したとかそんな感じで…彼がIRトップ10に名前を見せたことで、2ちゃんでも彼の再来をあるいは喜び、あるいは怨嗟と呪詛を吐き散らすという祭り状態となる。

それ以上に…N譜面のみとはいえ彼をしのぎ、それだけなら全国トップの栄冠を手にしたツンの出現は、音ゲー板を震撼させる出来事となり…同時に、彼ら4人が居座る『バーボンハウス』のことも知られ始めた。


そう、4人。

あの戦いの立会人となったビロードも、周りに触発されるかのようにめきめき実力をつけ、曲次第ではツンをしのぐスコア力、ショボンやクーとも互角に立ち回れるクリア力を持つに至った。
三人には一歩及ばないが、それでも誤差レベルの差で…彼もまた三人に遅れること半月でバロを攻略、名実ともにトップランカーの仲間入りを果たしていた。



ξ ゚ー゚)ξ「さてっと、次はあたし達よね。
     今日で負け越しの分は清算してやるんだから!」
川 ゚ー゚)「…だが断らない…が、新しいプレイヤー登場のようだ。
    私達はかなりプレイしてるし」

そういってブーンたちのほうを振り向くクー。

('A`)「あ…その…おお俺ら今北ばっかりだし…」
( ^ω^)「う、う、うんお。ブーン達は次でいいお」
ξ ゚ー゚)ξ「…そう?
     そうだ、だったらあたし達と対戦しない?
     どっちか片一方とだけになるけど」
( ゚ω゚)(゚A゚)「…mjd!!??」

思ってもみない一言に顔を見合わせる二人。

今までクラスの女子ともマトモにクチを聞いてもらったことのなかった二人にとって、まさか学年男子勢のアイドル的存在とも言える少女の一人にこう声をかけられるという事態、夢のようなシチュエーションであった。

その席はたった一つ。
顔を見合わせるブーンとドクオは一瞬で戦闘モードに切り替わった。

( ゚ω゚)「じゃんけんで決めるお!」
(゚A゚)「異存はないッッ!!」


五分後。


( ^ω^)「うはwwwwww夢が広がりんぐにんぐwwwwwwww」

壮絶な死闘(じゃんけん)の末に勝ち取った、『両手に花』状態で浮かれはしゃぐブーン。

川 ゚ー゚)「ふふ…そうだ、君は何処までプレイできる?…ええと」
( ^ω^)「…は!
    あ、その、内藤ホライゾンだお。皆はブーンって呼ぶお。
    最高41ぐらいまでしか出来ないけど、一応対戦では神天スパだお!」
ξ ゚ー゚)ξ「あら、あたしたちメインで神部屋なのよ。
     けど神部屋まで到達できるくらいなら…ハンデは特に要らなさそうね」
(;^ω^)「…お、お手柔らかに頼むお」


その後ろで…。

('A`)「………欝だ詩嚢」
( ><)「あはははw まぁ次もありますから。
     そういえば君たちは始めて見るけど、この辺の人?」
('A`)「あ、ええ。
  俺はドクオ、クオ学高等部の一年です。
  今両手に花のピザ野郎もですけど」
(*゚ー゚)「あれ?じゃあ別のクラス?
   あたしたちA組なんだけど」
('A`)「アッハイとっ隣のクラスのB組…」

唐突に会話に割り込んできたしぃにどぎまぎを隠せずどもってしまうドクオ。

(*゚ー゚)「道理で。
   うちの学校も人数半端じゃないし、同じ学年でも知らない人多いしなー。
   じゃあ改めて自己紹介。
   あたしはしぃ、あそこにいるクーとツンのクラスメート」
( ><)「僕はビロード、クオ大の一回生です。
     一応『わかんないB』のCNでプレイしてます」
('A`)「えっ『わかんないB』…ってええっ!?
  あんたが『バーボンハウス四天王』の『わかんない』さんッスかああ!!?」
(;><)「うわーなんか本当にその呼び方定着してるんですね…しぃちゃんマジでどんなカキコしたんですか部屋スレに…」
(*゚ー゚)「えーありのままじじつをかきこんだだけだよー?」

目をそらしながら微妙に棒読みでしれっと返すしぃ。

そう…全てはしぃの仕業だった。
そして事実、ツン、クー、ショボン、ビロードの四人は紛れもないトップランカーであり、実際に近隣で彼らより『強い』プレイヤーは他にいなかった。
昔からの常連とも、新しい常連とも交流をするようになっても、変わることなく。


(; ^ω^)「うおお!マジかお!あの装備でこの選曲はエグいお!!11wwww」
ξ;^凵O)ξ「ちょwwwどーしてそこでサイガガとか持って来るかなwwww
      というかその強制LOW(ロースピ)撃つ気満々だろこの人非人!wwwww」
川* ゚ー゚)「ふっ…勝てば官軍という言葉を知らんかね。
    というかHSLSのNでクルパ叩きだしだお前が言うなww」

ブーイングを飛ばす二人に涼しい顔のクー。
何時の間にかブーンもすっかり二人の仲に馴染んでしまっている。


ビロードやしぃ、他の常連もそれを生暖かく見守る。
そこには確かに、ポップンミュージックというゲームが生み出した、温かい絆のようなモノがあった。


('A`)「いいなぁ、こういうの」

ドクオも目の前で笑いあう三人を見て素直にそう思った。


彼とブーンも幼馴染だった。
彼らは成績も飛びぬけたところもなく、気ままに付き合える良好な関係にあった。

しぃ達から、かつてツンとクーがいがみ合う関係にあったことを聞かされ…ポップンというゲームを通じて仲直りできたことを聞いた彼は…もし自分たちがツンとクーと同じ立場であったら、果たしてそういう関係に立ち戻ることが出来るのかどうか…怖さと寂しさを感じた。

( ><)「でも、僕らは今こうして知り合えたんです。
     ここからまた…新しい仲間が増えていくのであれば…とってもとってもうれしいことだなって、僕は思いますよ」

ブーンの言った「新天地」という言葉。
ドクオもまた…ブーンが最初にそういったのとは違う意味かも知れないが…同じ言葉が脳裏を過ぎっていた。

('A`)「…そうっスね!」

彼はやましい意味でなく、この中に混ざれればいいなと思った。
長い間巧くやってこれた幼馴染の少年とともに。


そこへ真っ青な顔をしたブーンが戻ってくる。


(; ^ω^)「ど、ど、ドクオ!wwわかっちゃいたけどあの二人マジ半端ねーお!www
      ガガクEXフィバクリ97kとか振り向きN100kとかマジモンの界王だお!!11wwwwwww
      つかバラスピもリッチも全っ然効かNeeeeeeeeeeeee!!wwwwwwww」
( ><)「あははははwwww
     でもそういいながら君だって、LOW撃たれて40レベルを越せるなら大したもんです」
('A`)「あー…あれブーンの奴死に物狂いで粘着した曲のひとつですからねー…つかこれは情報の訂正ありか…ふむふむ」
(*゚ー゚)「あれー?そのメモ帳は何かなー?」
Σ(;'A`)「え、あ、いやそれはアッー!」


カウンターの内側から、和気藹々としたその光景を見やる店長と店員。

( ´w`)「今日も賑やかでいいことだな、うん」
[ー。ー]「ああ、また面白い連中が増えそうだな」
( ´・ω・`)「つか風営法がなきゃ俺も参加できるんだけどなー…」

店内からコインを回収してきたショボンがガッカリしたように呟く。

彼はフィーバーが稼動して間もなくから、ここでアルバイトを始めていた。
何気にスタッフの少ないこの店で、パソコンの知識に明るいショボンは欠かせぬ戦力になりつつあった。

[ー。ー]「まーその辺は多少目ぇつぶってやるさ。
    一応オメーも大事なランカー様だ、融通ぐらいきかせてやんよwwww」
( ´・ω・`)「ちょwwwそういうカワイさんだって8ン時にIRトップ10入ってたでしょ実はwwww
     つーかマジで悪ィ先輩だなあんたはwwwwww」
( ´w`)「そこそこ、法律違反を示唆しないで。
      まぁ今日はこれでショボン君あがりだから、順番は守ってね」


今日もまた『バーボンハウス』には笑い声が溢れている。


(´<_` )「やはり駅前のDQNランカーとここのランカーたちは器の大きさが違うのは確定的に明らかだな弟者。
      我々もこの空間を無くさないようマナーを守って売り上げに貢献しなければならないな」
( ´_ゝ`)「流石だな兄者」

古くから通い詰めていた者も。


彡ノ_ ゚ -゚ノゝ「…なんか面白そうなのよね」
ノ,M ゚ ‐゚ノゝ「私達もやってみよう?
      ランカーって怖そうだけど…あのひとたちいい人そうだし、教えてもらおうよ」

これまでは見るだけだった者も。

(#´・ω・`)「くそー俺もやるぞー!」
( ><)「ちょwwww順番順番wwww流石兄弟と他の人次入るからwwww」


そこには確かな絆が存在している。
『ポップンミュージック』という、ひとつのゲームが作り出した絆が。


( ^ω^)「決めたお!
    ブーンの今年の夏の目標は、ここにいる全員を追い越してやることだお!
    『バーボンハウス四天王の五人目』に、ブーンはなるんだおっおっ!!!111」


そしてこれから作られようとする人と人のつながりが。


ξ ゚ー゚)ξ「上等じゃないっ!
     そういうのあたし嫌いじゃないわよ、かかってらっしゃいブーン!」


その中心で、
いまやランカーにまで成長した少女は今日も陽光のような笑顔で笑っていた。




(ξ゚听)ξがポップンでランカーを目指すようです 完)




余談。

ξ# ゚ -゚)ξ「…こんなランキングがあるとは初耳だったわね。
     つかスリーサイズとかそんなことまでよくもまぁ」
(;'A`)「あは…あははははは…これはそのランキング情報にですね…ええ」
(#゚ー゚)「ふーん…あたし学年三位なんだー。
    基準何よ一体?」
(;'A`)「さ、さぁ…むしろ俺が知りたいですハイ」
川 ^ -^)「…ま、まぁ彼は悪くないし…多分」
ξ# ゚ -゚)ξ(#゚ー゚)「あんたは黙ってろ、学年ナンバーワン」
川;^ -^)「…り、了承」
(;'A`)(…お、俺今日厄日か?)

(; ^ω^)「うーん…あの状況、うらやましいのかうらやましくないのか」
( ><)「こういうの意外に女の子の方が敏感だったりしますからねー」
( ´・ω・`)「くわばらくわばら。
     さて、じゃあ我々も一戦始めますかね」



(今度こそ本当に終わる;w)