こいし「そうそう、ひとつ忘れてたことがあったよー。
こっちの世界に来るときに、地底から友達(?)を一人連れてきてたんだった」
静葉「は?
まだそんな物騒なヤツが野放しになってるの?
そういうことは早く言って頂戴…余計な手間になるから」
ウェルダン「…物騒って、お前ら…^^;」
リリカ「…そう言えば、白玉楼の半人庭師から聞いたことがあったわ。
地底の妖怪は元々地上に住んでたけど、能力が危険過ぎて地下世界に封じられたって。
そして、地下に移り住んだ鬼達が、余計なトラブルの種にならないよう、お互いの住む場所を行き来しないよう取り決めたって…」
ポエット「えと…こいしさんもそうなんですよね…?
見た目、とてもそんな風には見えないですけど…」
ウェルダン「お前はあれが最初に何言ったか知らんからそういうことが言えるんだよ。
参考までに、一体地下には他にどんな連中が居るんだ?」
リリカ「…私も詳しく知らないけど…。
例えばありとあらゆる伝染病を操る土蜘蛛とか、しっとマスクレディも裸足で逃げ出すような嫉妬心の根源とか…最近になって、核融合の力を得て頭がヒットした超絶馬鹿鳥頭の地獄鴉が誕生したとも聞いたよ」
ウェルダン「……そんなカオスな連中こんなところに送りこむかよ普通……もう嫌だこいつら………onz」
ポエット「ま、まあ落ち着いてください…話さえ通じれば、なんとk」
こいし「その子ねー、元々人間には有効的な河童なんだけど、混血でどっちの種族からも虐められて何もかもを憎悪してるから、ちょーっと気難しいところもあるんだけどねー…^^;
下手に逆鱗に触れたら、能力で“存在そのものを禁止”されるかも知れないから気をつけてねー^^;;」
ポエット「…よくこんな人たち統制できましたね…かごめさん…onz」
静葉「…まぁ、その辺は慣れよね」
ウェルダン「その一言で片づけられても正直困るんだがな…常識的に考えて…」
-東方幻想詩譜- 譜の四
?「あら…そのトゲピー…?
もしかしたらそれは、私達がポケモンじいさんへ預けたタマゴから生まれたモノですか?」
ウェルダン「何だ急に話しかけて来た>>舞妓
おれ達は芸者遊びをしている暇などにい。
炎装備のロックな精霊王とその一行はカカッと次のジムを攻略する系の仕事があるので」
リリカ「ちょっと!急に立ち直ったと思ったら勝手に受け答えしてるんじゃないわよ!!><
つーか何か腹立つしいい加減ブロ語使うのやめろこの火焔牛!!!」
静葉「…別にいいじゃないのそのくらいは…」
舞妓さん「(キリッ)失礼なマグマラシだなこの一級舞妓である私をただの芸者扱いとはその浅はかさは愚かしい。
お前初対面の人間にいきなりそっち方面の扱いをされるとかマジでむかつくんでやめてもらえませんかねえ…?
あもりふざけたことをいうと私のシャワーズの波乗りでひっそりとジョウトの海のもずくになる羽目になる」
リリカ「( ̄□ ̄;)あんたもブロンティストなのかよ!!」
ポエット「まぁまぁ皆さん落ち着いてください…^^;
というか、あなたはもしかしてるr」
舞妓さん「(ぎくっ!)い、いやいや違いますえ〜^^;
わちきは一介の通りすがりの舞妓であって断じて赤いレインコートを着たりカイリューでリーグ制覇したりとかした美少女とま〜ったく何の関係もあらしまへん…」
リリカ「(…うっわ〜…自分で自分のこと“美少女”とか言いやがったよ…しかも京訛りヘタクソ過ぎだし…)
…で、その舞妓さんが一体何の用ですか?」
舞妓さん「い、いえ、そのタマゴがどうなったか少し気になって…。
そうどすか〜、じいさんに預けたタマゴがウツギはんのところへ、そしてあんさんの元へ…。
…その子のこと、あんじょうよろしゅう頼みましたえ…」
謎の舞妓さんは立ち去って行った…。
リリカ「…何だったんだろ、あれ。
……どうしたのこいし、にやにやして?」
こいし「(にやにや)ん〜?べ〜つ〜に〜?」
リリカ「…変なの。
さ、それじゃあ先に行こう」
静葉「(今気付いたけど…良く見ればこの子、少し第三の目が開きかかってるわ。
そう言えば、あの地底異変からこの子の姿を山でよく見かけることが多くなったけど…。
…ひょっとしたら、何かのきっかけで無自覚のうちに心を開きかけてるのかしら…?)」
タマゴを受け取ると何処からともなく舞妓さんがやって来て、一方的に何か喋っていなくなります。
どうやらトゲピーのタマゴをじいさんに押し付けた張本人は彼女のようです。
その正体が解るのはまだずっと先の話。
キキョウジムを突破し、タマゴを貰ったら、36番道路へ…と言いたいところですが、丁度エンジュ・コガネ方面に向かう三叉路のど真ん中に、なんだかよくわけのわからないものが鎮座ましましておりどうあっても進めません。
別方面へのゲートにはアルフの遺跡に入れますが、ちょっとした仕掛けを解いて行ける小部屋以外、現在では行くべき意味もありません。小部屋に入るためには穴抜けのひもが必要で、後々のイベントで必要になるオレンの実も拾えるので回収しておきたいところ。
今回、木の実はぼんぐりが主で、基本的には入手の機会も限られており、増やす事も出来ますがもう少し進んでからその手段を手に入れることが出来ます。
というわけで、35番道路から繋がりの洞窟を抜けてヒワダタウンを目指します。
道中、岩砕きで行ける細い通路の先には、与ダメージの1/8だけHPが回復できる「貝殻の鈴」が落ちています。食べ残しに比べるとかなり使い勝手は悪いものの、努力値稼ぎなど長時間戦い続けたい時に便利なアイテムです。
また、キキョウジム攻略、タマゴの回収両方を済ますと35番道路のキキョウ側に居るおじさんが、草タイプの技の威力を一割増する装備品「奇跡のタネ」をくれます。
ちなみに岩砕きは…。
ポエット「そぉい!!><」
ポエットの岩山両斬波により岩は粉々に砕け散った!
リリカ「はりきるあまり秘伝技を覚えてイメージに合わないことをしやがる見習い天使が居た!!煤i ̄□ ̄;)」
静葉「…あなた達のところにも十分ぶっ飛んだ子が居るみたいだと思うけど…?」
ウェルダン「(しまったぁ…アレもいろんな意味でこっちの連中と同系統っぽいことをすっかり忘れてたぜ…)」
ということで暫くはポエットに岩を砕いてもらうことに。
かごめさんもアレですが俺の中ではこいつもこんな感じです(´・ω・`)(←
繋がりの洞窟手前にはポケモンセンターがあり、ここの釣り人がボロの釣竿を譲ってくれます。
また、ヒワダに居るポール作り名人(要するにガンテツ)のことを教えてくれるトレーナーがおり、ぼんぐりケースを持っていると最初に話しかけたときだけルアーボールが2個貰えます。
リリカ「釣竿にルアーボールがセット、ということは…」
静葉「…釣りをしろってことでいいのかしらね。
そう言えば、そこの無意識覚が云うには来たのは河童ということだし、となれば水系の何かになってる可能性が大きいわ」
リリカ「え?でも河童って、まだホウエン地方から帰って来てないっぽいけど…?」
静葉「河童だって一人二人じゃないと思うわよ。
というか、赤い河童だって言ってたからあの谷河童とは別人ということで間違いなさそうだけど…」
リリカ「確かにそうだけど…でも、この釣竿じゃコイキングしか釣れないような…まぁいいや。
とりあえずここの桟橋から…あれ?竿は?」
こいし「(ボロの釣竿で既に格闘中)
おおおお!これは大きいぞーこれはきっと水ポケモンのKINGに違いないぞー!!><」
リリカ「( ̄□ ̄;)ってあんた何時の間にアイテム持ち出したああああああああああああああ!!?」
静葉「…だから言ったじゃない、常に意識してないとこの子はこういうことを仕出かすって」
ウェルダン「いやいや、聞いた覚えねーって^^;
…成程な、これじゃあこいつが何やっても誰も気づかねーわけだ」
ポエット「あ、何か浮いてきますよ!?」
ポケモンを つりあげた!
こいし「………あ」
釣り上げたコイキング(?)は恨みがましそうな目でこいしを見ている!
コイキングの姿は赤い服を着た赤い髪の少女の姿に変化する…
?(コイキング)「………あ、じゃないだろ貴様………。
あまり巫山戯たことをほざくと貴様の寿命から禁止してやろうか!」
♪BGM 「葉は華を惟ひ、華は葉を惟ふ」(東方地霊殿PHネタ)♪
ポエット「…お知り合いですか、こいしさん?」
こいし「あー…あははは…こ、こんなところにいたんだねーみとりちゃん…^^;;」
静葉「…出てきたわね…地底の赤河童」
リリカ「えちょ…何それ?
そんなのが居るなんて私初耳なんだけど…?」
ウェルダン「…何かそんなのばっかりだな…リリカよぉ、おめぇ本当は友達居ねえだろ?」
リリカ「ちち、違うわよ失礼な!!><
そもそも山とか地底とか行ったことないから、そんなところにいる連中のことなんかよく知らないんだもん!!」
静葉「知らなくて当然なのよ。
本来、平地に住む妖怪と妖怪の山に住む妖怪、さらにその両者も地底の妖怪とは縁がない筈よ。
…まして、その河童は特別製だからね」
リリカ「どういうこと?
河童ってあれでしょ、人間に出会うと自分の発明した道具でアワレにも姿を消して逃走する程度の」
みとり「…あんなヤツと一緒にするな…!
私は人間も、河童も大嫌いだ…変わり者という理由だけで爪弾きにし、妖怪だからと理由もなく打ち払おうとするあいつらが…!」
ポエット「えーと…話が見えてきません^^;」
こいし「えーっとねー…。
この子は確か…谷の河童の恐怖心が、人間の暗黒面を増幅する魔晶石の力で実体化して、命を持った新しい妖怪だってお姉ちゃんが言ってたかなー。
本来河童は髪も瞳も蒼だけど、人間の血が入った河童は紅くなるって」
ウェルダン「…何故そんな重い内容をそんなあっけらかんと言い放てるんだオメェは…」
みとり「…でも、私はあいつが…変わることが出来たにとりのことが羨ましかった。
あいつが…この世界を旅して、自分の中にあった光と闇を受け入れることが出来たことが。
私は、自分から変われるチャンスを求めて、そこのこいしと一緒にこの世界に送られて来たんだ。
…お願いだ…私を…お前達と一緒に連れて行ってくれないだろうか…?」
こいし「うっわwデレるの早っwwwwww」
ウェルダン「テメェはもう黙ってろこの無意識覚!
…どうするよ、リリカ?
コイキングと言えばこの世界に詳しくない俺でも知ってるくらい有名な、ヘナチョコの代名詞みてぇなポケモンだが…」
リリカ「…そんなの、関係ないよ。
このひとの気持ち、今の私にはよく解る…だから、拒む理由なんてない。
…どれだけのことが私達に出来るか解らない…それでも良ければ一緒に行こう、みとりさん」
みとり「……ありがとう」
コイキングの河城みとりが仲間になった!
静葉「…どうやらあの子達、彼女…というかコイキングの本当のことを知らないのかしらね」
ポエット「え?どう言うことですか?」
静葉「その時が来れば解るわ。
私に言わせれば適所適材過ぎて気味が悪いくらい…万が一のことは、考えておかないといけないわね…」
ポエット「はぁ」
当初は山に住んでるケロちゃんの方を加える予定でしたが(リメイク前では31番道路、夜のみ低確率でニョロモが出現するのでそれを捕獲して諏訪子様を連れていく予定だった)…今回は最速でもボロの釣竿入手して31番道路の低確率を狙わなければならないということから断念。
時間はかかりますが、「だったら時間はかかるがギャラドスでみとりんだ!」という風に方針変更。丁度性格もなんとなくイメージ的に合いそうなさみしがり(攻撃成長率高、防御成長率低)で個性逃げ足速いという好条件のコイキングが捕獲できたので、Pt送りにして攻撃敏捷にフルでドーピングした後、ポケウォーカー経由での育成を開始。
あと河城みとりに関しては興味があったらググるべし。
少しだけ触れると、オリキャラネタと言えば秋(枝)姉妹が有名だけど、こっちはホンマモンのオリキャラです。
なお設定については「東方河装備」が元になっています。赤河童可愛いよ赤河童。
パーティにみとりを加えたら、繋がりの洞窟を抜けてヒワダタウンへ。
繋がりの洞窟の地下階は波乗りがないと十全に探索できないので、とりあえず先を急ぎます。
何故か洞窟を抜けた先とヒワダの間の区画には常に雨が降っています。
トレーナーもいるので、ヒノアラシメインならトレーナー戦の時うっかり出さないようにしましょう。
水ポケモン使いはいませんが、山男が居るのでかなり不利な戦いを強いられます。
ヒワダタウン
おじさん「…お、お前たちええ加減にせえよ…!
お前らのようなゴロツキがでかい顔をしていられるほど…」
胡散臭い男「うるせえよジジイ!
この俺達の邪魔をするならすっこんでやがれ!」
おじさんは男に突き飛ばされた!
リリカ「…!
ウェルダン、お願い!」
ウェルダン「オーケー!」
ウェルダンは電光石火の構え!
ウェルダンは突き飛ばされたおじさんを受け止めた!
おじさん「う…このポケモンは…」
ウェルダン「危なかったなおっさん!
しかし、何なんだあいつら…黒ずくめの趣味の悪いロゴ入った服なんか着やがって」
リリカ「大丈夫ですか?
…一体、何があったんです?」
おじさん「おお…このマグマラシはお嬢ちゃんのかい…?
おおきにな、助かったわ…。
…あの連中、ロケット団ゆうて、大勢でつるんでロクでもない悪さを仕出かしてるしょうもない連中なんや」
リリカ「…ロケット団?
それって、確か解散させられた小悪党の集団じゃ」
おじさん「ああ、確かにあいつらは三年前、ある少年の手によってボスが倒され、解散させられたんや。
せやけど、どっから湧いて出てきよったんか、当時の幹部がまた団員を集めて下らんことを始めてるねん…。
この街にはヤドンというポケモンがぎょうさんおったんやが、あいつらが姿を見せ始めてから尻尾を切られたヤドンが増え、そのうちヤドン達そのものもいなくなってしもたんや…。
きっと、あいつらに尻尾を切られ、それを嫌がってみんな逃げてもうたんや…!」
リリカ「…ちょっと…待って。
ロケット団の残党って、また解散させられたとかいってなかったっけ…?
確か、あの人形使いの所為で」
慧音「それは丁度通りすがった私から説明しようか」
静葉「…あら、ジム戦を終えたら何時の間にかいなくなってたと思ったら…」
慧音「私も色々調べ回りながら旅をしている身なのでな。
で、ロケット団の件…というか、今この時点の話をするとだな。
どうやら、この世界そのものがひとつのパラレルワールドになっているようだ」
リリカ「どういうことなんですか?」
慧音「今、アリスや魔理沙達のいる世界と、この世界の存在の軸が微妙にずれているらしい。
お前が旅を進めることで、徐々にではあるが彼女たちのいる世界と統合していくようだと…八雲の式から聞いた。
恐らく、この旅を仕組んだ黒幕と、八雲紫の共謀によるものらしいな」
こいし「ということは、解決されている筈のイベントをもう一度私達でやらなきゃならないってこと?」
慧音「そういうことになるな。
裏返せば、お前たちが旅を進めてくれなければ、私も妹紅に会えないということになる。
…八雲藍の話が正しければ、あの子は戯れにホウオウの精神を乗っ取ったばかりに、アリスに捕獲されてあのスキマバb…いや、幻想郷のリアルケッキングにこき使われてるらしいからな…!(ギリギリ)」
静葉「言い直したところで大概じゃないのその言い草…気持ちは解るけどさ」
リリカ「っていうか、ホウオウって…」
静葉「この世界の伝説のポケモンのひとつよ。
まぁ、彼女くらいの力があればそのくらいの器が必要になるでしょうね。
…もっとも、それに匹敵するくらいの力を持った連中が普通のポケモンだったりするわけだけど…(ちらっ)」
こいし(←EXボスだけどゴースト)
みとり(←幻のPHボスなのにコイキング)
慧音「まぁそういうことで、私としてもさっさと進行させて欲しいからな。
可能な限り攻略に役立つ情報を集めて回っているわけだ」
ウェルダン「ご苦労なこったな…多分に私的な感情が絡んでるみてえだが」
?「…もう我慢の限界じゃ!
このわしが直々に奴らをぶっ飛ばして、追い払ってやるわ!」
リリカ「ひゃああ!><
い、一体今度は何!?」
おじさん「おお、ガンテツさん!
し、しかし街の者たちは逃げ腰…まさか、あんた一人で行こうっちゅうんか!?」
ガンテツ「当然や!
あいつらの狙いは珍味として高く売りさばけるヤドンの尻尾!
この街のヤドンが集まるヤドンの井戸を占領してるのもそのために決まってるわ!」
ガンテツはそのまま大股にヤドンの井戸へと向かって行った…
リリカ「ちょ…ちょっと!」
おじさん「ああ…ガンテツさんは頼りになる人やけど、一度こうと決めたらガンとして聞かへんしなぁ…」
慧音「ふむ、流石に放ってはおけまい。
ロケット団は有象無象の集まりだが、数だけはやたらいるからな」
リリカ「……そうやって露骨に主人公へ助太刀を促す…いやらしい」
街の入り口、ヤドンの井戸の入り口で黒ずくめのボンクラもといロケット団下っ端がおじさんともめています。
そのあと、井戸のところに陣取って「俺はうっかり人が落っこちないように見張ってるんだよ?」などと巫山戯たアッピルをして通してくれません。
しかも何の嫌がらせかジムの前にもいて入るのを邪魔してきます。
現実にいたら本当に諏訪参りで買ってきたかなすわの何かを感じる木刀のハイスラでボコりたいわこいつら…(←
というわけで、まずはこの街に住むボール作りの名人・ガンテツさんの家へ。
ガンテツさんに話しかけると挨拶もそこそこに、井戸を占拠するボンクラ共をボコりに飛び出して行ってしまいます。
追って行くと井戸に入れるようになっているので、井戸へ。
ヤドンの井戸
リリカ「あれ…思ったより明るいのね」
こいし「地底だってそれほど大きな光はないけど、ヒカリゴケのお陰でそんなに不自由はしないんだよー^^」
みとり「…今それは関係ないだろう。
火の燻ぶるにおいがする…中で明かりを灯しているのかも知れないな」
ガンテツ「あたた…その通りや。
この地下も、トレーナーが修行に使うこともあるさかいな…つつ…」
みとり「!(反射的に物陰に隠れる)」
ポエット「だ、大丈夫ですか!?
い、一体何があったんです!?」
ガンテツ「おお…わ、わしとしたことが、足を滑らせてもうて…腰を打ってしまって動けなんだ…何と情けないことよ…!」
リリカ「まったく…解りました、ここは私達が何とかしてきますから、そこで休んでてください」
ガンテツ「そ、そうか…嬢ちゃん度胸があるなぁ…。
済まんが、頼むで…いたた…><」
というわけで下っ端を怒鳴り飛ばし、いさんで井戸にのりこめー^^した筈のガンテツさんはダウンしています。
年寄りの冷や水って言葉は禁句なんだろうか(←
奥に行くとロケット団のボンクラ共が3人ほど陣取っていますが、いずれもコラッタやズバットなど、レベル10以下のものを繰り出してきます。
コラッタの電光石火、ズバットの超音波が地味にウザいくらいで、サクサク片づけて行けます。
リリカ「…っ!
これって…!」
目の前にはしっぽを切られたヤドン達がぐったりしている…
ウェルダン「…そう言えば、繋がりの洞窟の前に珍品だとかぬかして尻尾を売ってきた馬鹿が居たな。
その調達元がここかい…!」
ポエット「ひ…酷い!どうしてそんなことを…!」
?「知れたこと。
私達の計画を進める上で莫大な資金が必要なのです。
ヤドンの尻尾は高額で売れます…それにいずれまた生えてくるし、動きも緩慢で捕獲も容易い。
金の卵を生む雌鶏というモノが童話にありますが、まさにそれです」
静葉「…出たわね…!
その自然の恩恵に仇で返す、神をも恐れぬ不届き者。
神罰を犯した者として、八つ裂きにして晒してやるから名乗りなさい…!」
ランス「ほう、ウツドンごときがでかい口を。
私の名はランス、ロケット団幹部で最も冷酷と呼ばれた男。
私達の計画を邪魔するとあらば、女子供相手だろうが容赦はしない!
行きなさいズバット、ドガース!」
静葉「…ここは私に任せてもらっていいかしら?」
リリカ「え!?
で、でも相手は毒タイプだからあなたの技はあまり…」
静葉「問題にならないわ。
レベル差というモノの恐ろしさを骨の髄まで味あわせてあげる…!」
幹部・ランス戦です。
しかし幹部というには手持ちがズバットLv8、ドガースLv12の2体だけとか正直舐めてるのかと。
「ロケット団で最も冷酷(キリッ)…だっておーーーーー!!!111(バンバン)」って感じです本当に(ry
ランス「愚かな!そんなツル装備の貧弱草ポケモンごときに私のポケモンg」
静葉「…屍を晒しなさい…愚物!
神縄“バインド・オブ・グレイプニル”!!」
静葉はまきつくの構え!
一瞬のうちに相手のズバットとドガースに強靭な蔦が絡みついて締め上げる!
ランス「な…なん…だと…!?」
静葉「…“冷酷”という言葉の意味をよく理解してないのかしらね…所詮子供のお遊び程度だわ。
あなた達如きにいいように使われているこの子たちを殺めるまではしないけど…あなた自身に対してなら話は別よ…!」
ランス「ぐっ…まさか、本気で私達を止めに来たとでも…!?
おのれっ、この私に盾突いたこと後悔するなよ!」
ロケット団員はアワレにも逃げ出した!
こいし「ロケット団で一番冷酷な男(笑)」
ウェルダン「それは俺も思ったwwww
とんだ見かけ倒しだな、アイツ」
静葉「…幹部にも序列があるのでしょうね。
資金稼ぎの前線指揮に当たるなんて、余程のモノ好きか下っ端のまとめ役くらいのモノよ」
リリカ「うーん、正直私も思ったけどもうなんて言ったらいいのか…^^;
それより、あいつらは追っ払えたけど…この子達、大丈夫なのかな」
ガンテツ「問題あらへん!
ヤドンの尻尾は栄養分の塊、あいつらみたいに無暗やたらに切り取る馬鹿どもさえおらへんかったら、じき元通りになるわい!」
ポエット「もう大丈夫なんですか?」
ガンテツ「おうよ!
わしとしたことが不覚やったが…嬢ちゃんやるのう!気にいったぞ!
ひとまず礼のひとつも言いたいことやし、わしの家について来るとええ!」
ガンテツの家
孫娘「もー!じいちゃんまた無茶をしてー!!
もういい年なんだから少しくらい自重せなあかんてー!!><」
ガンテツ「おお、すまんすまん。
じゃがこの嬢ちゃん…リリカ達のお陰でヤドン達ももうあんな馬鹿どもに痛めつけられることもなくなったわい!」
リリカ「(うーん…でも今回は私、何もしてないような気がする…^^;)」
ガンテツ「さて、と。
わしはお前さんのことが気にいった!何かわしに出来ることがあれば…と言いたいところじゃが。
お前さんは見た目も何もポケモンを扱っておるから、トレーナーっちゅうことで間違いなさそうやな。
いったい、何処の街の出や?」
リリカ「え、ええ…ワカバタウンから来ました」
ガンテツ「ほう、研究家のウツギ博士が居る街か。
それがこないなところまで来るとは、彼の仕事の手伝いでもしとるんか?」
リリカ「うーん…そう言っていいのか、どうなのか…確かに、最初のポケモンは博士から貰ったんですけど。
私は故あって、各地のジムをトレーナーとして巡っているんです」
ガンテツ「成程なぁ。
せやったら、また何かの機会でポケモンを捕まえにゃならんこともあるやろ。
わしは、ぼんぐりから店では売っていない特別な効果を持ったボールを作ることを生業としてるんや。
本来は工賃を取るところやげど、お前さんは特別じゃ!ただで作ってやるわい!」
リリカ「本当ですか!?」
ガンテツ「職人に二言はない!任せておけい!」
孫娘「もー、じいちゃんってば…。
けど、ヤドンとかじいちゃんとか助けてくれて、ありがとね。
これ、うちの電話番号だし、ボールの出来具合とか聞きたくなったら電話してやー^^」
ガンテツの家の電話番号をポケギアに登録した!
リリカ「これは助かるなー。
何しろトレーナー戦でもあまり資金稼げないし、ただでボールを作ってもらえるとか」
静葉「けど、ボールはとてもクセが強いものが多いわよ。
条件が合致すれば絶大な効果を発揮するけど…そうでなければ、モンスターボールと大差ないから」
ポエット「でも、折角の御好意ですし…」
こいし「なによりただでもらえるってことが重要だと思うんだよねー?」
静葉「…まぁ確かにね」
イベント終了時、ガンテツさんからはスピードボールが1つただでもらえます。
以後は各種ぼんぐりを持っていくことで、その種類に対応したボールを作ってくれます。
ぼんぐりがボールになるまでは(DS本体の時計で)1日かかりますが、リメイク前は1日1個だったところ、複数個をセットで依頼できるようになっています。
ところが、攻略上有用なボールは手持ちレベルの半分以下のポケモンを捕獲しやすくなるレベルボール(あかぼんぐり)くらい、あとはルアーボール(あおぼんぐり)が釣り限定という点で割り切れば何とか運用できる程度で、残りは全部「モンスターボールがタダで手に入る」程度の認識でいいような気がします。
中でもムーンボール(きぼんぐり。月の石で進化するポケモン…と言っても条件範囲が鬼のように狭い)、ラブラブボール(ももぼんぐり。同種かつ異性のポケモン同士が戦闘に参加していないと意味がないので、効果の存在意義そのものが不明)とか何のために存在するのか…昔はスピードボール(しろぼんぐり)が伝説の逃げ回る三匹に有効とかそんなデマもあった(ライコウは確かに素早さ高めだけど後の二体は…)んですがねぇ。
ヤドンの井戸からロケット団を追い払えばジムの前に陣取っていたヒキョウ者もいなくなるので、いよいよ二つ目のバッジを求めてのりこめー^^しましょう。
-経過-
バッジ:1
ウェルダン(マグマラシ♂) Lv16→Lv20 装備品なし
しずは(マダツボミ♀→ウツドン♀) Lv17→Lv22 装備:奇跡のタネ
こいし(ゴース♀→ゴースト♀) Lv20→Lv25 装備品なし
ポエット(トゲチック♀) Lv11 装備品なし
みとり(コイキング♀) Lv10→Lv19 装備品なし