自身の背丈よりも太さのある、節くれ立った悍ましい色と形の触手が空間を走る。
石畳を抉り、巨大な柱を砕き、迷宮を揺らす破壊力の猛攻をかいくぐり、少女達は果敢に責め立てる。
呪いを孕む稲光が間隙に走り、魔の吹雪が拭く手を阻み、忌まわしき業火に身を焼かれようと…氷の刃は強靱な触手を切り裂き、闇の刃が根元から切り落とし、祝福された鉄槌の一撃が禍々しき王の急所を捕らえる。
無限にも続くかと思われた、異形の魔と戦乙女達の戦い。
世界の命運を賭けたその凄惨な戦いにも、終わりが近づいていた。
異形なる魔も、人ならざる少女達も満身創痍、双方に余力はあまり残っていない。
しかし、少女たちは自分の力を信じ…それ以上に、共に闘う仲間を信じて死力を振り絞る…!
「契約により、我に従え…眠りへ誘う者、冬の女王…!
来たれ…常しえの極光ッ!永遠の氷河ッ!
大地閉ざす凍土と氷雪、総ての生あるものに等しき滅びを!」
渾身の気力を込めて、人の限界を超え悠久の時を生きる魔道士となったアンナが、残り僅かな魔力をすべて攻撃魔法に転化する。
呪文詠唱とともに、凄まじい氷点下の旋風が、周囲の水分を瞬時に凍結させて死の吹雪を発生させる。
「極光の氷獄ッ!」
刃の嵐となったその氷嵐が、名状しがたき異形の魔の肉体に深々と凍傷を刻み込む。
だが…魔力を使い果たしたアンナも…同じく魔力を使い果たしたポエットも、がっくりとその場に倒れ伏す。
真祖は…それでも倒れない。
最早、『彼』のその意識すら消え去り、『魔』そのものとなった真祖は、その本能下に刻まれた『使命』を果たすべく…それを阻む小さく忌々しき者達を葬り去らんと、全身から悍ましい色の体液を撒き散らしながら、その傷口をより深く裂かせながら、猶も残った触手を振り回し、大気を焦し、燃え上がらせる。
差し違えてでも、『魔』はこの小さき者共を葬り去らんと、耳障りな咆吼を放つ。。
咆吼と燻る極光の嵐にまぎれ、氷精の少女が飛ぶ。
その姿を、片膝を突きながら見やるリリカ。
彼女はゆっくりと目を閉じる。
(今こそ…)
チルノに同期して、ルーミアもそのあとに追従する。
彼女の特殊な力である、そのリボンが魔法の武器と化した「舞影」の最終形態…彼女の「堕天使」としての力を解放する「舞影空亡」を維持できる最後のチャンスを…古くからの「友」である妖精の少女の為に使い切ることに決めていた。
(今こそ…チルノの描く「幻想」を…「真実」に!)
「騒霊」を名乗りながら、「騒霊」ではないその夢魔の貴種は、最後の魔力でその秘められた力を解放する。
「空想具現化」…「幻想」を「真実」に変える、神の如き力。
かつて…孤独を紛らわす依代として「仮初の姉」を作り…そこへ、本当に生き別れになった姉たちの魂を呼び寄せた、その力を…この旅を通じて真に心を通わせた、その少女の為にリリカは使った。
「受け取って、チルノ。
わたしの…さいごの…ちからを…!」
チルノは一瞬、その声の方向へ振り向く。
倒れ伏す少女の姿に、チルノは哀しみで顔をゆがめる…が、その飛翔を止めることはない。
彼女も理解していたのだ。
(リリカ…ありがとう。
あたいが…あたいとルーミアで、このかなしい戦いの幕を引く!)
チルノの魔力が、握りしめた氷牙のレイピアと…彼女自身の氷の翼を変容させる。
「永久に鎖せ、凍土よ!
ふゆのあらし、とわにこおれるだいちへかえれ!!
『
猛然と真祖へ迫るチルノの羽が、十重二十重に氷の羽を纏い、巨大な氷の翼を形成する。
握りしめた氷の刃は、極光も吹雪も飲み込み、更に巨大な刃を形成していく。
「これで終わりだ、父にして母なる座!
いっけえええええええええええええええええええええええええ!!」
神々しい冷気の魔力を纏い、氷の翼をはためかせ、チルノは氷れる天の一撃を繰り出した!
闇の力を放つ黒い天使が、反対方向から交差するように一撃を繰り出す。
それはまさに…闇と氷を纏う、比翼の鳥がごとく。
その一撃を受け、異形は断末魔の咆哮を上げる…!
「…見事、だ」
とどめの一撃を、深々とそれに突き立てるチルノの耳に、その声は不意に聞こえた。
気づけば、隣には同時に飛んだはずの少女の姿はない。
ルーミアもまた、最後の一撃を放つとともに、力を使い果たし…地上に倒れ伏していた。
チルノは、その無事を確かめるより…悲しそうな、それでいて満足そうなその声に、すぐ真上にあった「彼」の顔を見やる。
焦点の合わない瞳で、中空へ視線をさまよわせながら…それは言葉を続ける。
「お前達のおかげで、「僕」は、「僕」のまま…逝くことができる。
お前たちの「友」のまま。
そして」
異形を構成していた肉塊が、形容しがたい音を立てつつ崩れ落ち…光の粒子となって霧散する。
「これで…「友」の滅びを避ける道が開いた」
彼は、かつてその真実を告げた。
「白亜の供物」がなんであるのか。
彼の言う「アノ方」と、世界樹の出自を。
その存在の意味を正対称とする両者は、いずれも暗い星海の果てから、この地に降り立った者であること。
「白亜の供物」とは…その時ともに降り注いだ高純度の星の魔力(マナ)…そして、彼女たちに託されたそれこそ、最後のひとかけらであったことを。
己もまた…その癒しの雫となって、今まさに消えようとしていることを。
それを受け、意識を取り戻して気高き真祖の最期を看取るリリカ達の目から、知らず涙がこぼれおちる。
蒼く深く暗い海へと消える、その悲しき真祖は、最後の言葉を放つ。
「もし…再び蘇ることあらば…異界に残したあの子のように…!
流した血の重みを…心の重みを知る君たちの…本当の「友」として…」
そして…『彼』の命は星の海へと還ってゆく。
『魔』の定めた宿命の軛から解き放たれた、ひとつの無垢なる魂として。
狐尾奮戦記16話 「開かれた道」
葉菜「これにて真祖ルートは終了となりますねえ」
つぐみ「なりますねえ、は良いけどさ葉菜さん、マジでなんで真祖ルートから入るなんて馬鹿なことやったんですかしつこいようだけど」
葉菜「しつこいようだけど隠されてはいたけど最初から真祖ルートに行っちゃダメってのもないからねえ」
つぐみ「そりゃーそうですけど。
そういえば真祖のスペックここで解説はするんですっけ?」
葉菜「そーね。
というわけで真祖こと父にして母なる座はこんな感じの能力になるわ」
真祖ルート最終ボス 父にして母なる座
HP18900 耐性・弱点ともに特になし
ダークプレス(腕) 近接拡散壊攻撃
ソーンカッター(腕) 近接突攻撃
バインラッシュ(腕) 全体に低命中率の3〜6回ランダム近接斬攻撃
デスライトニング(頭) 全体遠隔雷属性攻撃、混乱か石化か眠りかスタンのいずれかを付与
スパインブレイズ(頭) 全体遠隔炎属性攻撃、腕か脚か頭のいずれかの封じを付与
フローズンアイ(頭) 全体遠隔氷属性攻撃、3ターン物理属性を含む攻撃の威力ダウンを付与
リベレイト(依存部位なし) 弱体を解除してその数に応じた量のHPを回復する
アキュミュレイト(依存部位なし) 次に行う攻撃のダメージを2倍にする
つぐみ「ラスボスではよくある全属性弱点とかそういうのないんですね」
葉菜「でもっていつも通り剣虎が通るし介錯も通るわよ」
つぐみ「そんなだからミーサンに剣虎ゲーとか言われるんですよこれ」
葉菜「まあ通るってだけで確実に決まるとかはないからその辺は。
一応頭と腕を封じれば何もしてこなくなるわね。ただし弱体だけはちょっと注意が必要かしら、解除してHP回復してくる」
つぐみ「HP回復するだけって随分有情な気がしますね。
大体こういう場合バフとかとセットですけど」
葉菜「…ちょっとその辺り毒されすぎじゃない?
リベレイトはHPが75%程度まで減ると使い始めるから、初手で大ダメージを与えてもこれでおじゃんにされることもあるわね。デバフ埋めてると10000程度回復されるらしいわ」
つぐみ「あっすいません十分えげつないです(しろめ」
葉菜「あとHPが半分を切るとアキュミュレイトを使い始めるんだけど、高確率で攻撃とアキュミュレイトを繰り返して、時々攻撃を繰り返す感じらしいわ。
攻撃のあとにアキュミュレイトを使う確率はおおよそ八割とのことよ」
つぐみ「確定行動でないのがまた面倒な…」
葉菜「確定じゃないというなら行動パターンもあるようなないような感じみたいね。
確実性はないしそもそもHPが減ってくると完全ランダムらしいからここでは特に触れないわ」
つぐみ「結局何してくるんだかわからんが一番厄介ではあるんですけども。
属性にも色々付与あるのが面倒ですね」
葉菜「あと混乱がわりと通るとも言うわね。
モンスター図鑑とかの情報だと特に弱点でもないみたいだし、とりあえず完全耐性はないとだけ思っとけば良いと思うわ。
それではラスボス「父にして母なる座」攻略時の装備・スキルはこんな感じよ」
リリカ プリンセス/ファランクス
王家の血統3
ロイヤルベール5
王者の凱歌5
キングスマーチ1
リインフォース5
王たる証5
攻撃の号令5
防御の号令5
リセットウェポン1
予防の号令2
覇気の号令5
庇護の号令3
リニューライフ1
クイックオーダー★(5)
盾マスタリー1
槍マスタリー4
ガードヒール2
ブリッツリッター1
リバイブ3
HPブースト5
つぐみ「とうとう最後の最後までリリカさんロイベ手放しやがりませんでしたね」
葉菜「いやもうほんとそれは…」
大妖精「ついでに直前で休養したにもかかわらず何故かラインガードも切ったらしいですよ(真顔」
葉菜「( ̄□ ̄;)グワーッコーディナンデ!!」
大妖精「なんだじゃないですよ元々ここで解説してたの私じゃないですか。
それが内容のリメイクで何時の間にかはずされてるとかケジメ案件ですよねいいえ今私が決めました(キリッ」
つぐみ「それに関しては本当にスマンかったと以下略」
大妖精「まあそこは些細なことだしツグミサン相手に逆らっても利益ないんで今回はサービスです(キリッ
マジでここでロイベのツリーとさして使いもしなかった覇気の号令とか全部切って三色ガードに入れる選択肢もなかったのかよとは正直思ってました(真顔
実際ブリッツリッターってなんなんですか振る意味あんですか」
葉菜「( ̄□ ̄;)思ったんだったらさっさと言いなさいよ!!」
つぐみ「大さんの怒りが有頂天になってますがまあブリッツリッターに関しては私にもわりと刺さるんで何卒(口から砂」
大妖精「あとアレですよねそのクロースドアーマー。
実は真祖相手でも決して無駄装備ではないんですけど、ソーンリッパーとかいう特大ダメージに高命中を兼ね備えた単体攻撃飛んでくるんで、この手の装備するんだったらスラッシュドメイルのほうが正解なんですよ。
実際ここ以降は、クラス専用装備意外は重鎧って強力なのがないし」
リリカ「いやマジで解ってたんだったら最初から言ってよ(しめやかに吐血」
大妖精「リリカさんも知ってると思うけど、それをどうやって数値しか見てないチルノちゃんに説明します?
この防御力で防御号令込みでもポエットさん300近いダメージくってたですけども?(血涙」
リリカ「アッハイゴメンナサイ(しろめ」
つぐみ「(パーセンテージ的には30%の被ダメカットだから200程度は喰らうと思うんだけどねえ)」
ポエット モンク/ウォーリアー
錬気の法★(10)
血返しの法2
ヒーリング4
ラインヒール5
パーティヒール1
リフレッシュ9
バインドリカバリ7
リザレクト2
鎚マスタリー★(10)
アベンジャー3
アームブレイカー5
ナインスマッシュ2
狂戦士の誓い1
チャージ1
ウルフハウル3
HPブースト1
TPブースト1
大妖精「ツッコまれる前に言っておきますこれに関してはどうしようもありません正直スマンかった(血涙」
葉菜「これに関しては考えるな、感じろ(キリッ)」
つぐみ「( ̄□ ̄;)最後までこれで通したってマジで何考えてんですかあんたら!!!
それにそのヤグルシなんなんですかマジで!!しっかり殴る気満々でしょこれ!!!」
大妖精「うんまあ…実際回復してないときはやることもないからいいかと思ったんですけど…ええまあナインスマッシュはやっちゃいけないですよねそうですよね(しろめ
実際フローズンブローは超便利だからそれでいいじゃん説はあったんですけど、チルノちゃんが…」
つぐみ「なんだかんだであんたもチルノに甘すぎるんじゃないかしら(半ギレ
まあ確かに鎚は軽減されづらい、値段の割に火力出る、モンクも回復に追われてないなら手空きになるから悪くはないよ悪くは…鎚の命中補正と行動補正が終わってるのを除けばだけど」
リリカ「いやそれ鎚とか武器に命中補正あるんじゃなくて単純にAGIが命中補正に絡んでるだけだし…そういう意味でもイヌを鎚ウォリにしてたりしたらもっと悲惨なことになると思うけど
つぐみ「うんまあそう思ってしてねーし(キリッ
ところでナルメルの条件ってかなり簡単だと思ったけど」
リリカ「んまー後々触れると思うけどチルノが嬉々として八つ裂きしに行ってた」
つぐみ「チルノなら仕方ない(真顔」
チルノ パイレーツ/ファーマー
トリックスター★(10)
突剣マスタリー★(10)
銃マスタリー★(10)
我流の剣術★(10)
幸運の女神3
リミットブースト2
インザダーク1
ハンギング1
ミリオンスラスト1
イーグルアイ3
収穫マスター1
解体マスター4
探知マスター3
キャンプマスター3
帰宅マスター★(1)
アメニモマケズ2
HPブースト1
TPブースト1
つぐみ「一見無駄かと思ったらしっかりミリオンスラストには振ったのね(フンス」
大妖精「いやまあここまでしたなら…あれっなんか何時の間にか立場が逆転してる…」
葉菜「そこはもう諦めろ(キリッ
実際SPは常時余り気味だからねこの子」
つぐみ「本当にこまでやったなら何故以下略」
大妖精「ま、まあ真祖ルートなら属性特になくても困りませんですしおすし(震え声」
葉菜「このまま弱り目に祟り目から五分の魂とかブレイブハート取りに行っても良いんじゃないかって気もするけどね。
ミリオンスラストも何処までっていうのもあるし」
つぐみ「インザダークで盲目撒けるならわりと行けそうな気もしますけど、子守歌は」
大妖精「意外にLUCはたいしたことないから使いどころあるのかどうか…そもそも殴りますよね、我流の剣術で?」
つぐみ「まー確かに…だったら尚更数行前にループするだけなんだけど特に道中」
大妖精「アッハイゴメンナサイ(しろめ」
ルーミア シノビ/ショーグン
煙りの末★(10)
潜伏★(10)
軽業1
首切5
忍法含針3
忍法水鏡3
忍法撒菱5
忍法陽炎3
忍法招鳥1
忍法分身★(1)
忍法猿飛3
忍法霧隠3
遁走の術1
刀マスタリー5
食いしばり3
血染めの朱槍3
禍時2
精神統一3
一騎当千2
瑞香「ようやくニンジャとしてマトモになりましたねでもあたしの方が上ですね!!!(ドヤァ」
大妖精「( ̄□ ̄;)アイエッニンジャ!?」
葉菜「あーまあその子はほっといて良いわよ下手に触れるとややこしいし」
つぐみ「そしてヤグルシで解ってましたけど八葉七福買ったんですね。
実際ウガリード攻略してたんだったら倶利伽羅龍じゃダメだったんです?」
葉菜「んまーレヴィアタンのレアドロ率高くないし…いやハンマー打てば良いんだけどさ。
あと鍛冶スロットに関してはあまり深く考えてないってのはあったかな」
つぐみ「実際このタイミングでカマキリの1キル結構無理ゲーだけど、そこはまあ水溶液なんでしょうけど」
葉菜「あと特別触れられなかったけどこの辺は割引券も使ったしね。
ここまでやったんだったらキリンにも水溶液使いたかったところね、実際この時点でも割引券使わなくてもそれだけの資金は調達できるんだし」
つぐみ「一騎当千もこのレベルだと火力もそんな出ないけど、その代わり普段使い出来るし他のスキルいるもんですかね?」
葉菜「うーんどうだろ…禍時ナゾに2振ってるけど必要だったのかどうか分かりにくいところだわ。
でもやっぱり分身は便利だったわね、単純に手数増える」
大妖精「ルーミアさんが増殖して一斉に一騎当千するだけで十分説はあったかもですねえ(しろめ」
つぐみ「そりゃー下方修正されて当然だわこのクソスキル(真顔」
アンナ ゾディアック/バリスタ
エーテルマスター★(10)
氷マスタリー5
炎マスタリー1
雷マスタリー1
炎の星術1
氷の星術2
雷の星術1
氷の連星術1
特異点定理★(5)
リターンエーテル★(5)
エーテル圧縮★(5)
ダークエーテル★(5)
弩マスタリー5
正射必中★(5)
エクステンド2
アンブッシュ1
ファイアバラージ1
サンダーバラージ1
TPブースト★(10)
つぐみ「結局最後の最後までサブバリスタ手放しやがりませんでしたねこっちも」
葉菜「うーんまあ…一応特異点やエーテル圧縮でそこそこ属性バラージの火力出たしね…。
実際ルーミアというか一騎当千のおかげでそんなに目立った弱点にはならなかったかしら」
つぐみ「比較が論外(真顔
裏返すとそのぐらいしかツッコミどころはないんですけどね。
三色連星術にしたって結局属性マスタリ振ってナンボみたいな威力だし」
葉菜「案外これはこれで問題なく運用できてたって事なんじゃないかしら。
実際H×2で撃ちもらしたやつを拾ってリターンエーテルでちゃっかり回収してるし、エクステンド取ってからは何時の間にかひっそり落ちてるケースはなくなった気もするし」
大妖精「以前に触れたかも知れないけど、せめて氷だけでも先見術を取りに行く選択肢無かったんですかね?」
葉菜「どうなんだろ…クロスだと前提が軽かったせいもあったんで、三色の先見術全部取ったみたいだけど。
というかそもそもVの先見術は微妙に効果違うしね」
大妖精「そうだったんだ…」
葉菜「実際アンナちゃんは圧縮リミットが本体みたいなもんだし」
リリカ「否定できねーなー^^;」
葉菜「実際の戦闘に関してだけど、まあ基本的には一騎当千と我流の剣術でガリガリ削っていく感じね。
1弱体だけだとトリガーしづらいのか、一応常にイーグルアイはぶち込んでたけどリベレイトは使われなかったと思うわ」
つぐみ「えっチルノが弱体付与とかそんなこざかしいことしてたんですか」
リリカ「( ̄□ ̄;)言い草!!
いやまあ確かにそうだけど」
大妖精「( ̄□ ̄;)リリカさんもちょっとはフォローしましょうよ!!
まあでも、今回のチルノちゃっていうと」
葉菜「ここできっちり決めてくるのがチルノクオリティ」
大妖精「マジでやってくれやがりましたからね流石はチルノちゃんですね!!!><」
リリカ「実際は1hageしたんだけど、圧縮零度で削ったあとにハンギングぶち込んだらこの有様よね。
大体同じ頃に岩石封じを回避しまくるとか結構色々やってやがったしこいつ」
つぐみ「ポケモンと同じクオリティを世界樹でも発揮してくるってマジでなんなのかしら(真顔」
葉菜「ちなみにだけどポエットもついげきの腕封じ決めたもんだから3、4ターンぐらい完全にサンドバッグだったわね」
つぐみ「ええ…リベレイトしかやることないですよね逆に大丈夫なんです?」
葉菜「弱体さえ入れてないならリベレイト使わないみたいで」
つぐみ「ウソでしょ…(CV高野麻里香
まあDQVのバラモスもたまに眠るらしいから、そりゃラスボスがサンドバッグになることだってあるか…」
リリカ「また極端な例を…」
大妖精「確定で眠りが入る裏ボスもいましたけどね、ドラクエ」
リリカ「エスタークさんをディスるのはやめてさしあげろ(キリッ
実際、氷の効果がクソめんどくさかったからフリーズガードは取りに行っても良かったとは思ってますね、はい」
葉菜「他は確率付与だけど、氷のデバフは確定だしね。
雷は結構危険だけど、全員が石化しない限りは常時展開されてる介護陣形でわりとどうにかなるし」
つぐみ「実際常時使ってるけど、マジでおかしいですよねアレ。
あまりに便利すぎて封じ解除できないのは忘れそうになるけど」
リリカ「うんまあ、確かに。
まあそんな感じで、最初はなんか捌ききれなくてhageたけど再戦したらあっさり倒して終わったわ。
ちなみにHがトドメ刺したのは本当よ、この日9/9だからマジでなんか確変起きたとしか言えなかったわね」
つぐみ「おかーさんの台詞じゃないけど未知数のHは方程式にぶち込んだらダメだって話ですよね(しろめ」
葉菜「というわけでこっちは次回から二週目、深都ルートに入るわ。
つぐみちゃん達も海都ルートだから次は深都になると思うけど」
つぐみ「うーん、進行の具合で私達は一週目で三竜も倒しちゃってますからねえ。
一応、99引退ボーナスつけて二週目の子達で攻略する感じではありますが」
百合花「うんうん、そこで二週目はボクたちの出番になると言うことだね。
いやーこういうログに登場する自体がもう何年ぶりかっていきおいなんだけど(しろめ」
葉菜「あーそういえばゆりちゃんめっちゃ昔のポケモンログに出てるんだったっけ」
つぐみ「世界樹で前科のある私が言うのもなんだけど、登場していきなり天下のゆうかりんさんにナメタ口を利いた強心臓っぷりはそうそうまねできるモノじゃないし、まーゆりちゃんリーダーならなんとかしてくれるでしょ色々」
百合花「んまーあの先生とか特に何もしないしね(プヒー」
葉菜「一応このあとは私は登場しないっぽい感じだし、一応ここで私は外れるわ。
次回はまあ…のっけからアレなんだけど、ムイシキによるムイシキのためのムイシキ劇場」
つぐみ「いや〜そんな核地雷案件があるならここで退場して頂く選択肢があるとでも?(にっこり
その後も幕間で登場するんだったら居てもらいますので」
葉菜「アッハイ(しろめ」
百合花「というわけでボクたちの詳しい紹介も次に回すよ。
そいじゃ><ノシ」
…
…
♪BGM 「東方緋想天」(東方緋想天)♪
「終わったんだね…でも」
総てが済んだその空間に取り残され、リリカはつぶやく。
しかし…彼女は知っていた。
フカビトの真祖である「彼」が逝ったことで、樹海の底に眠る彼らの神…「邪神」は再び外へ出る手段を失ったに過ぎない。
その存在がある限り、「彼」の如き悲しき者が、再び現れてしまうのか…。
「その心配はないさ」
不意に、その聞き慣れた声が響く。
声の先にいる勝気な瞳の、黒髪の少女は…彼女らをこの世界に送り込んだ張本人。
見慣れた、少し悪戯っぽい表情の笑顔で、彼女は言葉を続ける。
「『それ』は…そのうち世界樹自身がどうにかしちまうだろう。
世界樹だって無慈悲な神じゃない。
本当は…自分が狂わせてしまったあの王のことを…誰よりもそうさせてしまったのを悔んでいた」
少女が手をかざすと、そこにはもう一つの見慣れた光景…海都の景色が遠くに見える白亜の森の外郭。
「これからどうするか…世界樹がどうにかする前に
でも…」
「解ってる。その前にけじめをつけに行くよ。
ザイフリートさんにグートルーネさん…オランピアやクジュラさん、フローディアさん…それ以外にも私達と出会ったすべての人たちに、会いに行かなきゃね…!」
満足そうに頷くその少女を残し、リリカ達は遠く見えるアーモロードの街をめがけて走って行く。
その帰還を、これまで出会った多くの人たちに報告するために。
これは…その世界の外から、星の海をいくつも越えた先からやってきた少女たちがたどった、不思議な物語。
その真の結末が何処にあるのか…それは誰も知らぬこと。
その話は次回からお楽しみください!!つづく!!><
リリカ「( ̄□ ̄;)えちょこれどう考えたってフィナーレって流れじゃない!?
なんなのマジでなんなのこれ!?」
かごめ「あたしはまあポケモン系のしごとあるのであと任せるわ(スキマダイブ」
リリカ「( ̄□ ̄;)ちょっとー!!!
ていうか終わりでしょこれ!?終わりなんでしょおいこらそこのこいし!!!」
続くったら続くよっ!!!><