雑多な短編集置き場です。
各勢力ごとに可能な限りの時系列順で掲載してあります。


◎長湖部関連

水際の小覇王

乱世を勝ち抜く「牙」を失い、袁術の元で脾肉の嘆をかこっていた孫策。
その手に秘めたモノが、彼女の運命を切り開こうとする。


子瑜姉さんと「ロバミミ」

ある朝、諸葛瑾が目を覚まして鏡を見ると、見慣れた「ロバミミ」が消えてしまったからさぁ大変。
特徴的なクセ毛「ロバミミ」の誕生秘話に迫るかもしれないお話。


長湖の夏休み

夏祭り直前の長湖だが、少女たちは普段と変わらない日常を過ごしていた。
夏の長湖に集う少女たちの日常のひとコマ。


彼女の記念日

忘れられた思い出の眠る長湖の軽音楽部室。「長湖部体験入部」の裏舞台で、少女たちはその想い出に触れる。
「学三応援室」開設に記念して書き下ろした未上梓作品(2021.2.17改稿)。


長湖新春戦争

新年一発目イベント「長湖部体験入部」も無事終わり、その夜に打ち上げを行った長湖幹部の面々。
その席で過度のアルコールが入ってしまったことで起こった数々の悲喜劇を描いたSS。


真冬の夜の夢

孫権たちが酒を飲んで暴れていた頃。
廬江の中等部寮では陸凱ら来期の新入生による仁義なき戦いが始まろうとしていた。


何処までも甘い一日

女子高であるにもかかわらず、何故か毎年狂気の坩堝と化す蒼天学園のバレンタインデー。
長湖部でも無論その例に漏れることはなく…。


同期の桜は散らない

大晦日の夜、学園生活の終わりを控えた虞翻の元に一本の電話。それは意外な人物からの二年参りの誘いだった。
課外活動を、決して表に出ない位置から支え続けてきた少女達が、歳末の夜に思いを馳せる。


東興冬の陣

孫権引退の混乱に乗じて、蒼天会の大攻勢が長湖部を襲う。
多勢に無勢の不利な状況で、丁奉のとった「奇策」とは…?


意思の担い手たち

「二宮の変」により、多くの名臣が去っていった長湖部を襲う蒼天会。
孫権に妹を、族姉を傷つけられながらも陸凱は、なお長湖部を護るために戦おうとする。その想いの底にあるものとは…?


巣立つ若鳥を謳う詩

夾石棟での一件から、打倒王昶に更なる闘志を燃やす朱績。
彼女は王昶について知るために調べる最中、彼女と同じ武術を使う人物が長湖部に居ることを知る。
その人物から、長湖の知られざる"伝説"を聞かされた朱績がとった行動とは…。



◎蒼天会関係

輪舞終焉

その覇道の始まりから、曹操と共にあったはずの荀ケ。
その心が通じ合っていながらも、周囲に引き離されてしまった想いの行く末は。


白地図を描く者

幾度も幾度も、諸葛亮の「北伐」の脅威にさらされ続けた雍州校区の要衝・天水棟。
この重要拠点にあって、雍涼両校区に睨みを利かせる趙儼の元に、あるとき一人の少女がやってきた。
諸葛亮亡き後も北進の野望を捨てぬ帰宅部連合の脅威を、最前線で抑え続けた名将達の出逢いの物語。


◎袁氏生徒会関係

邯鄲の幻影(まぼろし)

袁家の再興を信じ、戦い続けていた審配。曹操は彼女の才を惜しみ、配下になるよう説得しようとするが…。
袁家凋落の最中、その忠烈によって名をあげた烈士の最期を学三風にアレンジしたSS。


あいかた

その家柄のみに頼らず、時流を掴んで北部四校区の覇者となった袁紹の元で、重責を与えられたふたりの少女。
最初は反目していたはずのふたりだったが…。